AXZ編第六話、前回のあらすじは?
「ついに出会ったパヴァリア光明結社幹部、だがすぐに撤退してしまう」
「その後真お姉ちゃんと神様の会話で神様は相手を知っているようでした」
「そのころサンジェルマンは歯車を使ってオートスコアラーティキを目覚めさせる」
「そしてばるべるでから日本に帰還する翼達にアルカノイズ達が襲い掛かってきたぞ」
「ですが、三人の力で見事撃退し資料も守り切りました」
はいOK、それじゃあAXZ編第六話、どうぞ!
「先輩!!」
「翼さん!奏さん!」
「マリア姉さん!」
翼達が襲撃されたと聞き急いでやって来た響達を翼たちが出迎えていた。
「大騒ぎしなくても大丈夫、バルベルデ政府が保有していた資料は、この通りピンシャンしてるわよ」
「そういう事じゃなくて、お前らが無事なのかってことだ!」
「そうですよ、敵に襲われたって聞いて急いできたんですから!でも三人とも無事でよかった・・・」
「帰国早々心配かけてすまない、気遣ってくれてありがとう」
「けど、安心してるばかりじゃいけないわね、皆これを見て」
そう言ってフィーネが画面に映したのは、藤高達が見かけた金色の結晶とその中にいる人形だった。
「これって・・・?」
「私たちがバルベルデ政府の秘密施設に潜入した際に記録した、人形の映像よ」
「まさか、がりぃ達と同じおーとすこあらーか!?」
その映像を見て場の空気が変わる。
「前大戦時、ドイツは化石燃料に代替するエネルギーとして、多くの聖遺物を収集したと、その幾つかが研究目的で当時の同盟国である日本にも持ち込まれたのだが・・・」
弦十郎の言葉に響が気付く。
「私や奏さんが纏うガングニール・・・!」
「それにネフシュタンの鎧や雪音のイチイバルもそうであったと」
「戦後に亡命したドイツ巷間の手により、南米にも多くの聖遺物が渡ったとされています」
「おそらくは、この人形もそうした経緯でバルベルデにたどり着いたものだと推察されます」
緒川はマリアからケースを受け取る。
「全てを明らかにするには、このバルベルデ政府が保留していた機密資料を解析するしかありません」
「翼と奏、マリア君が襲われたことから、パヴァリア光明結社の錬金術師が日本に潜入していることは明らかだ、くれぐれも注意を怠らないでほしい」
弦十郎がそう言う中、クリスの心は此処にあらずの様子なのを真が心配そうに見ていた。
話し合いが終わった後、真はクリスを連れて近くのファミレスに立ち寄った。
「んで、どうしたんだいきなり連れてきて?」
「・・・単刀直入に聞くがクリス、ソーニャのことを考えてただろ」
「っ!?」
真の核心付いた質問にクリスは驚く。
「・・・ったく、よくわかったな」
「あんな明らかな反応をすれば誰だって気が付くさ」
「そうかよ・・・言っとくけど『これはあたしの問題だ、だろ』っ!」
クリスの言葉を遮ると真は水を一口飲んでから口を開く。
「お前の事だからそう言うだろうな、けど前にも言った通り少しは俺たちを頼れよな」
「・・・けど」
「そんなんだからあいつらも心配するんだよ、なっ響」
そう言って真が立ちあがり後ろの席に顔を覗かせると、そこには響と未来、翼と奏がいた。
「うわぁ!真さん気が付いてたんですか!?」
「割と前から、クリスが心配でついてきたんだろ?」
「うん、クリスの様子がおかしかったからつい・・・」
「雪音、継菜が言った通り少しは私達を頼ってくれても構わないんだぞ」
「ああ、後輩の悩みを解決するのも先輩の務めだからな」
「お前ら・・・」
その時、真のライズフォンに連絡が入ってくる。
「っ!はいこちら真!」
『アルカノイズが現れた!位置は第十九区域北西Aポイント、そこから近いはずだ急行してくれ!』
「了解!みんな急いでいくぞ!」
真達が急いで現場にたどり着くと、そこには大量のアルカノイズが立ちふさがっていた。
『アウェイクン!』
真と奏はすぐにキーを起動させドライバーを身に着け、響達はギアペンダントを握り締め聖詠を歌う。
「Balwlsyall Nescell gungnir tron」
「Imyuteus amenohabakiri tron」
「Killter Ichaival tron」
「Rei shen shou jing rei zizzl」
『ジャンプ!』
『バレット!』
『『オーソライズ!』』
『Kamen Rider...Kamen Rider...』
「「変身!」」
『プログライズ!』
『ショットライズ!』
『飛び上がライズ!ライジングホッパー!』
『シューティングウルフ!』
『A jump to the sky turns to a riderkick.』
『The elevation increases as the bullet is fired.』
すぐに真達は戦闘態勢に入り、アルカノイズに立ち向かった。
『使用BGM 激唱インフィニティ』
「いざ飛ばん!」
「Let`s fly」
「空へ」
「いざ行かん!」
「Let`s fly」
「明日へ」
「最上のシンフォニック 声を「ひとつにたばね!」」
真達は各々の武器で次々とアルカノイズを蹴散らしていく。
「胸に夢は」
「Let`s fight」
「あるか?」
「アツイ歌が」
「Let`s fight」
「あるのか?」
「警戒しろ!近くに錬金術師がいるかもしれないぞ!」
真の掛け声で六人は周囲を警戒しながらアルカノイズの数を減らしていく。
「ほとばしる程」
「君の」
「強き熱」
「爆ぜる」
「無限大のソウルが」
「手と手を繋ぐよ」
「激唱インフィニティ」
一方で真達の気が付かない建物の上にフードの信者、そしてその背後にジェムでサンジェルマン達が現れる。
「待っていました」
「首尾は?」
「ちょうど誘い出したところです」
「秘策に終わった、機能特化型を試す時」
サンジェルマンは懐から筒状の物を取り出すと、そこからアルカノイズの結晶を取り出す。
「その力、見せてもらいましょう」
サンジェルマンがその結晶を真達から離れた場所に放り投げると、真達はそれに気が付く。
「あれはアルカノイズか?」
「新手のお出ましみたいだな」
陣が繰り出されると同時に、突然光が発せられ、それに真達が呑み込まれてしまう。
「大型のアルカノイズを確認!」
司令室では真達が光に飲み込まれ光が止んだ時には、その場に六人の姿はおろかアルカノイズの姿もなくなっていた。
「消えただと!?」
「装者達の映像を捕らえられません!」
「ギア搭載の収音機より、かろうじて音声は拾えます!」
「空間を閉じるアルカノイズ・・・だと!?」
その様子を見てキャロルはそう呟いた。
一方真達が辺りを見当たすと、そこはまるで宇宙空間のような場所だった。
「さっきまで街中だったのに!?」
「戸惑うな、おそらく敵の罠だ!」
真がそう言った瞬間、アルカノイズ達が攻めてくる。
「はぁ!」
それに気づいた翼がアルカノイズを切りつけるが、アルカノイズは炭化せず、再生してしまう。
「っ!?馬鹿な!?」
翼に続き響達も攻撃を仕掛けるが、アルカノイズに効く様子はなかった。
「攻撃が!」
「全部通らねえのか!?」
「そんな、どうして!?」
そんな中、真と奏の攻撃だけは辛うじて通じていた。
「俺と奏の攻撃が通るってことは、まさかANTI LINKERか!?」
「いや、俺たちの攻撃も効きづらくなっている!こいつは・・・!」
そんな中、弦十郎から通信が入ってくる。
『六人共、聞こえるか!?』
「っ!弦十郎さん、これは一体どうなっているんだ!?」
『そこはアルカノイズが作り出した亜空間の檻の中と見て間違いない!』
「亜空間の檻、ですか?」
『そこでは、アルカノイズの位相差障壁がフラクタルに変化しインパクトによる調律が阻害されています!』
『おそらくライダーシステムも聖遺物に近い構造をしているから影響を受けているんだと思う』
『ギアやライダーシステムの出力が下がったように思えるのは、その為です!』
「だったら、ドカンとパワーを底上げてぶち抜けば!」
「呪いの剣、抜きどころだ!」
「俺達も強化形態で出力を上げるぞ!」
「おうっ!」
響達はギアに手をかけ、真と奏はホルダーからキーを手に取る。
「イグナイトモジュール」
『抜剣!』
ダインスレイフ
『エブリバディジャンプ!!』
『オーソライズ!』
『プログライズ!』
『Let`s Rise! Le!Le!Let`s Rise! Let`s Rise! Le!Le!Let`s Rise!』
『メタルライズ!』
『Secret material! 飛電メタル!メタルクラスタホッパー!』
『It's High Quality.』
『アサルトバレット!』
『オーバーライズ!』
『Kamen Rider...Kamen Rider...』
『ショットライズ!』
『READY,GO!アサルトウルフ!』
『No chance of surviving.』
響達はその身に呪いの力、イグナイトモジュールを纏わせ、真と奏も進化した姿メタルクラスタホッパーとアサルトウルフに変身する。
『使用BGM 激唱インフィニティ(IGNITED arrangement)』
「RED ZONE ガン降りしてねじ込むコブシ」
強化した力でアルカノイズを攻撃すると今度は効果があり、響と真はアルカノイズを塵に変えていく。
「一片の曇りなく
翼と奏も協力し、翼が『無双三刃』でアルカノイズを切り払い、逃れた敵はAWガントレットの短機関銃で撃ち抜いていく。
「ゼロ距離でも恐れなく踏み込めるのは」
「背中を託して」
「
「君を感じるから」
クリスと未来もサブマシンガンと光線で次々と撃ち抜いていくが、更にアルカノイズがやって来る。
(イグナイトの力でなら、守りをこじ開けられる・・・だが!)
「こいつらに限りはあるのか!?」
「アルカノイズだって無限じゃない!必ず限界があるはずだ!」
そんな時、通信機越しにキャロルが叫ぶ。
『抜剣した以上、カウントオーバーはギアの機能停止!立ち止まるな!』
『今マリア君達が向かっている、それまで持ちこたえるんだ!』
弦十郎達がそう言う中、エルフナインは音声とさっきの情報を頼りに解決策を練っていた。
(必ず何か解決策があるはず!位相差障壁を亜空間の檻に、そして強固な鎧と使いこなす新型アルカノイズ、出現したときに観測したフィールドの形状は半球・・・っ!)
するとエルフナインはあることを思いつく。
『皆さん!そこから空間の中心地点を探れますか!?こちらで観測した空間の形状は半球、であれば制御基幹は中心にある可能性が高いと思われます!』
それを聞いた瞬間、真はプログライズホッパーブレードを取り出す。
『ファイナルライズ!』
ファイナルストラッシュ!
プログライズホッパーブレードをドライバーに認証させ振るうと、辺り一帯に大量のメタルクラスタが飛び交う。
「真さん!いったい何を!?」
「メタルクラスタを拡散させて敵の位置を探る!その間俺の周りを頼む!」
「そうか!メタルクラスタなら空間一帯にばらまける、それで探るのか!」
真の策を聞き、響達は真の周囲を守るように集まった。
「100万回倒れてもへいきへっちゃら」
「起き上がる
皆が真を守る中、真は神経を集中させて敵の位置を探る。
「100万と1を天に歌を翳して」
するとばら撒いたメタルクラスタの一体が何もない空間にぶつかる。
「っ!そこだ!」
真はすぐさまぶつかった所にメタルクラスタを収束させ攻撃を仕掛ける。
「前を向いた先」
「にだけの」
「「答え」を教える」
真の攻撃が直撃すると、その場所に透明化が解けた巨大なアルカノイズが立っていた。
「あいつがこの空間の中心か!」
『それです!それを破壊してください!』
「特大の情熱でブッ込め」
「立花、乗れ!」
「はい!」
翼は自身の剣に響を乗せると、剣の形状を変え巨大なカタパルトのような形に変え、そこにクリスが二本の巨大なミサイルを取り付ける。
TRINITY RESONANCE
「放たれよ!」
「Let`s fly」
「命!」
「限界の」
「Let`s fly」
「果てまで」
「超絶のレゾナンス 此処に「せかいをかえろ!」」
カタパルトに乗せた響を限界まで引き絞る。
「勝機一瞬!この一撃に全てを賭けろ!」
「そこに俺達の一撃も込める!」
真はアタッシュカリバーを取り出しプログライズホッパーブレードと接続し、ドライバーに認証させ、奏はアサルトウルフプログライズキーをガンモードのオーソライズバスターに装填し、未来も両足から鏡の円盤を繰り出しエネルギーを溜める。
「抱きしめたい」
「Let`s fight」
「希望は」
「抱きしめたい」
「Let`s fight」
「光は」
真と奏が構えると、ミサイルが点火し剣ごと響と翼は巨大なアルカノイズに向かって行く。
「ぐっと突き出す」
「腕に」
瞬間響が飛び出しその勢いのままアルカノイズに響のキックが直撃しアルカノイズの体を貫く。
「眠ってる」
「絶対」
「逃げないあきらめない」
「音よ鳴り響け」
響が貫くと同時に翼の剣もアルカノイズの胴体に突き刺さり翼はすぐに剣から飛び降りる。
「激唱インフィニティ」
翼が飛び降りると同時に待機していた真と奏が同時に武器を振るい、未来も極大の光線を放った。
アルティメットストラッシュ
バスターダスト
流星
三人の攻撃も直撃しアルカノイズは爆散する、するとあたりの空間が消え元の街並みに戻った。
アルカノイズの位相差障壁も元に戻りすぐに六人で殲滅した。
「どうやら、上手くいったみたいですね」
「ふぅ・・・」
事態の解決に弦十郎は安堵の息をつく。
エルフナインも安堵の息をつく中、キャロルがエルフナインの肩に手を乗せる。
「キャロル!」
「よくやった、エルフナイン」
「・・・はいっ!」
一方で建物の上でその様子を見ていたサンジェルマン達、フードの信者は今回の報告の為急いで本部へと戻った後だった。
「へぇ、やるわねあの子達、でも目的は果たせたわ」
そこに一人の少女が近づく。
「へぇ~、そんなに呑気でいいの?」
「ティキ、アジトに残るように言ったはずよ」
「だって~アダムに会えるかと思って。でも怒らないで、いいことがわかっちゃったの!」
「何?」
「何と!ここはあたしたちが神様に喧嘩売るのに・・・具合がよさそうな所よ!」
そう言ってティキは夜空を見上げる。
「これ以上にないってくらいにね」
ティキの目に映るのは数多の星、天体を描くホロスコープ、彼女たちの目的は迫りつつあった。
さて後書きの時間だ。
「今回は厄介な敵が現れたな」
「戦うたびにイグナイトにならなくちゃいけないのはちときついだろうな」
「じゃが今回はえるふないんの機転で危機は去ったのう」
「ですけど、敵の作戦も徐々に進行していってるみたいです、早めに手を撃たないと」
「そのためにも、相手の目的を知らないといけませんね」
「だな、それまで何とか耐えるしかないようだな・・・」
話もまとまったところでそろそろいつもの行きますか。
『質問返信コーナー』
今回の質問は前回、前々回の影薄人さんの質問の続き、今回はラストのGX編のメンツが回答だ。
キャロル
「最初から俺はあいつを敵の一人としか認識しなかったな。男だと知った時は少しは驚いたな、だがあいつは俺にとって優しくしてくれる・・・か、母さん、だからな。このことはあいつに言うなよ!」
エルフナイン
「最初に会った時は優しそうな人だなって感じました、男性だと聞いた時は驚き・・・はしましたけど僕に近い感じなのかなって少し考えちゃいました。でも今は僕らにとって大切なお母さんです!」
紫苑
「初めて相対したときはこんなにめんこい女性が仮面らいだぁなのかと思ったのう、じゃがまさか男だったとは予想外じゃ、じゃが性別などどうでも良いのではないか?男だろうが女だろうがあ奴は頼りのなる人物なのは違いないからな」
桃恵
「さ、最初は綺麗な人だなって感じました、実際私よりきれいですし。でも男性だったなんて知りませんでした、でも、お姉ちゃんと同じで本当に頼りになるお人なんですよ」
・・・これでこの質問は終わりだな、長くなりましたが影薄人さん、質問ありがとうございました!
「それではそろそろ〆ましょうか皆さん」
「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」