戦姫転生ゼロフォギア   作:真紅林檎

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AXZ編第九話、前回のあらすじは?
「信者を退けた私たちは無事おばあさんを避難場所へと誘導できました」
「一方で暗号を解読していた旦那は上の立場らしい老人に説教を喰らっていたな」
「そんな中、真が悩んでおると響達の元にあるかのいずが襲撃してきおった」
「イグナイトで対抗しましたけど、そこに現れたサンジェルマン達のファウストローブの前に敗北してしまいました」
「そんな響達の元に駆け付けようとした俺の前に、パヴァリア光明結社の局長、アダムが現れた」
はいOK、それじゃあAXZ編第九話、どうぞ!


正体

「あんたがパヴァリアの局長・・・アダム」

 

「ああ、その通りだ、ゼロワン」

 

真は目の前のアダムに対し最大限警戒している。

 

「・・・まさかリーダー直々に来るとはな、俺ってそんなに有名か?」

 

「有名さ、君は、数々の強敵を倒し世界を救ってきた、まさに英雄だ、だからこそ来たんだ、僕自身がね」

 

「そうかよ・・・それで倒しに来たって訳か」

 

「ああ、君相手では信者は歯が立たなさそうだからね」

 

「そうかよ・・・それじゃあ俺からも一ついいか?」

 

「何かな?」

 

真は静かに懐からプログライズキーを手に取り、アダムに問いかける。

 

「あんたを倒せば全部解決か?」

 

簡単な質問、そんな質問にアダムは怪しく微笑みながら答える。

 

「・・・ああ、その通りだ」

 

「そうか・・・なら手加減なしだ」

 

アウェイクン!

 

真はキーを起動させドライバーを身に着ける。

 

エブリバディジャンプ!!

 

オーソライズ!

 

プログライズ!

 

Let`s Rise! Le!Le!Let`s Rise! Let`s Rise! Le!Le!Let`s Rise!

 

メタルクラスタホッパープログライズキーを装填すると、ドライバーからバッタ状の飛電メタルが大量に飛び出し真の周りを飛び回る。

 

「変身!」

 

メタルライズ!

 

Secret material! 飛電メタル!メタルクラスタホッパー!

 

It's High Quality.

 

ゼロワンメタルクラスタホッパーフォームに変身した真はプログライズホッパーブレードを構えアダムに襲い掛かる。

 

「威勢がいいね、いいだろう、かかって来るといい」

 

武器を構え迫る真に対し、アダムは両手に錬金術の陣を生成し真を迎え撃った。

 

陣によって初撃を防がれた真はすぐさま蹴りを放つが、それを呼んでいたアダムは錬金術で金の壁を生成し真の蹴りを防ぎつつ、空いた手から炎を繰り出すが直前で真はその腕を弾き炎を躱す。

 

「ちっ!」

 

炎を躱した真はすぐさま距離を取りプログライズホッパーブレードを振るって飛電メタルを変形させた短剣をアダムに向けて繰り出す。

 

それに対してアダムは再び金の壁を生成し防ぎ、すぐさま自身の被っている帽子を手に取り真に向けて投げ放つと、帽子は炎を纏い、それを見た真が帽子を回避すると、炎を纏った帽子は真の背後の岩を切り裂いてからアダムの手元に戻る。

 

「っ・・・!どんな材質の帽子だよ?」

 

「オーダーメイドさ、お気に入りなんでね」

 

「そうか・・・よ!」

 

真は再びアダムに迫ると、アダムはすかさず帽子を真に向けて投げ放つ。

 

再び帽子が炎を纏い真に迫る中、真は身に纏う飛電メタルを盾の形に形成し帽子を防ぐ。

 

帽子を防ぎそのままアダムに迫ると、真は飛電メタルを蜘蛛の足状に形を変えアダムに振るった。

 

それに対しアダムは冷静に迫る蜘蛛の足を見極め、全て回避し風の錬金術で真を吹き飛ばす。

 

吹き飛ばされた真は受け身を取ってすぐさまカマキリの鎌を形成しアダムに向けて投げ放つ。

 

いきなりの反撃にアダムはギリギリで躱すが、鎌はアダムの頬を掠め後ろの木に突き刺さる。

 

「くっそ、どんな反応してんだよ・・・!」

 

悔しがる真に対しアダムは掠めた頬に手で触れる。

 

「・・・なるほど」

 

アダムが感心するようなそぶりをする中、真は思考錯誤をする。

 

(此処まで反応が早いとなると攻撃を与えるには完璧に不意を突くしかないな・・・そのための布石は何とか用意した、後はあいつが引っかかってくれるかどうかだな)

 

思案すること数秒、結論を出した真はすぐさま行動に移した。

 

ファイナルライズ!

 

ファイナルストラッシュ!

 

真は速攻でファイナルストラッシュを繰り出すと、アダムはそれに対し炎を繰り出し、互いにぶつかり合い爆発が起きた。

 

爆発による爆煙でアダムの視界が閉ざされる中、アダムは爆煙を吹き飛ばすために陣を構えた瞬間、アダムの背後から飛電メタルの剣がアダムに向かって飛んでくる。

 

「っ!そこか!」

 

アダムはすかさず片手の陣で金の盾を錬成し剣を防ぎ、もう片方の手で飛んできた方に向かって風を繰り出す。

 

だがそこには真の姿はなかった。

 

「なに・・・っ!?」

 

アダムが虚を突かれた瞬間、爆煙の中から真が飛び出しプログライズホッパーブレードでアダムの風を繰り出した方の腕を切り飛ばした。

 

真は爆煙に包み込まれた瞬間、すぐさま身を隠し先ほどアダムに躱された背後の飛電メタルで形成した鎌を剣に変えアダムに向かって射出した。

 

これによってアダムは真は後ろにいると勘違いしいない方向に攻撃して虚を突かれた瞬間、隠れていた真が飛び出しアダムの腕を切り飛ばしたのだ。

 

「なっ・・・!!?」

 

「こいつで・・・チェックメイトだ!!」

 

ファイナルライズ!

 

ファイナルストラッシュ!

 

片腕を吹き飛ばされたアダムに対し真は再びプログライズホッパーブレードを認証させ、再びアダムに向けて振るった。

 

もう片方の腕で防ごうにも間に合わず、刀身はアダムに向かって行く。

 

「・・・ここまでとは」

 

アダムがそう呟くと、刀身はアダムの体を切り裂いた。

 

 

 

 

 

 

「さてと・・・キーの構築は進んでるけど、流石に時間がかかるわね」

 

一方神の世界では、女神が新たなプログライズキーを生成していると、一人の天使がやって来る。

 

「すみません!報告があります!」

 

「どうしたのよ?いま手が離せないんだけど・・・」

 

「前々からの一件ですけど、確証が取れました!」

 

天使の言葉を聞いて、女神は突然手を止める。

 

「本当なの!!?」

 

「はい!調べてみたところ間違いないかと!」

 

「・・・わかったわ、あなたは下がって」

 

「了解しました!」

 

そう言って天使が部屋を出ると、女神は難しい顔をする。

 

「やはり、『この世界』にいたのね・・・!」

 

 

 

 

 

プログライズホッパーブレードを振るった真は、その場から動けずにいた。

 

(・・・作戦は上手くいった、目くらましも、陽動も、その後の一撃も・・・全部うまくいっていた・・・だっていうのに・・・!)

 

「・・・何なんだよ、そいつは!?」

 

真が切り裂いたはずのアダムの体、だがアダムの体には『黒いオーラ』のような物が纏わりついていて、その奥のアダムの体には傷一つついていなかった。

 

それを見た真はすぐさまアダムから距離をとると、ある事に気が付く。

 

切り飛ばしたはずのアダムの腕から血が流れていなかった、その代わりと言うように腕から出ていたのは溢れんばかりの電気だった。

 

「お前・・・『機械』なのか!?」

 

真の問いかけに対し、アダムは冷静に答えた。

 

「ああそうさ、人形だよ、僕は、しかし素晴らしい、君の力は」

 

アダムはそう言いながら自身の切り飛ばされた腕を拾い上げる。

 

「策を練り、罠を仕掛け、そして見事僕の腕を切り飛ばした、見事だよ」

 

そう言いながらアダムは切り飛ばされた腕を上に投げると、先程の黒いオーラが腕を呑み込み、そのまま切り飛ばされた腕に纏わりつくと、そこに新たな腕が生成された。

 

「切り飛ばした腕が・・・元に!?」

 

「悲観することはない、君の実力は予想をはるかに超えていた、そう・・・『あの男』よりもね」

 

「あの男?」

 

真がそう言うと、アダムは天を仰ぐ。

 

「そんな君に敬意を示し、見せようではないか、僕の・・・いや、

 

 

 

 

 

 

 

『私』の真の力を」

 

「っ!!?」

 

突然アダムの声色が、口調が変わった瞬間、真は今までにない寒気を感じ取った。

 

その瞬間、アダムの体から大量の黒いオーラが溢れだし、アダムの体に纏わりつく。

 

そして黒いオーラは一か所に集まりその形を変えた。

 

そしてそれを見た真は驚愕した。

 

真の目に映ったのは、アダムの腰に身に着けられた『黒いドライバー』だった。

 

「そいつは・・・まさか!?」

 

真か叫んだ瞬間、アダムの瞳は赤く輝き、そのままドライバーの上に手を構えその言葉を呟く。

 

「変身」

 

アークライズ!

 

瞬間、ドライバーから黒い結晶が飛び出し、それが液体のようになってアダムの周りに展開される。

 

その液体から様々な生き物の姿が見え、悲鳴のような物も聞こえてくると、液体のような物がアダムの身に纏いその姿を変えた。

 

その姿は全身が黒く、両肩にはチューブのような物が取り付けられていた。

 

そしてその左目は、かつて暴走した真と同じような血のように赤い色に染まっていた。

 

だがその姿は、まさしく『仮面ライダー』だ。

 

オール・ゼロ...

 

その姿を見て、真は絶句していた。

 

そしてその身で感じたのは、今までとは違う何か。

 

フィーネやウェル、キャロルの時とは決定的に違う・・・圧倒的なまでの『悪意』を感じ取っていた。

 

「・・・お前は、誰だ・・・!?」

 

真は何とか一言言うと、その人物は言葉を発した。

 

「改めて名を名乗ろう」

 

その人物は真の方を向き、一礼してから名乗った。

 

「我が名は『アーク』、この世界に転生した、悪意そのものだと知ると言い」

 

今、真の前に悪意が目を覚ます。





さて後書きの時間だが・・・うん、言いたいことはわかるよ。
「そうか、なら速攻で言わせてもらおう・・・」

『とんでもない奴が来やがった!?』
おおっ、何時も口調が穏やかなセレナや桃恵まで荒げるほどとは・・・。
「当たり前だろ!何ゼロワンのラスボスを召喚してるんですか!?」
いやさ、俺はこの小説を書いている途中思ってたんだ、このまま本編通りの敵で視聴者は満足するのだろうか?
そんな時ふとアークの動画を見て『こいつがこの世界にいたらな~』と考えた時、アダムの設定を思い出して『こいつは使える!』と思った瞬間、俺のキーボードを押す指は止まらなかった。
「だからって限度があるだろ!?どうやって倒すんだこんな奴!?」
「というより私達で対処できるんですか!?」
「いやむしろこやつも錬金術を使えるというのか!?」
「だとしたら勝ち目がないんですけど!?」
落ち着けお前ら、そこを何とかするのはお前らの役目だろ。
「とんでもない無茶ぶりを放ってきやがった!?」
さて後書きもここまでにしていつもの行きますか。

『質問返信コーナー』

今回の質問はこちら。

『ただのヲタクさんからの質問』
継菜真が自身の性別を自覚する時とはどんな時ですか?

ただこちらに関しての質問、真が男か女どちらなのかこの作者の低能では分からなかったので特別に真には両方答えていただきます。

「両方かよ!・・・まぁいいけど、えっとまず俺が男だって自覚するときは響達といる時かな、特に訓練を終えて着替える時自分は男だって自覚して外で皆着替えるのを待機してるな、それからは自分が男だってことを忘れないように夜な夜な鏡の前で『お前は男だ』って連呼してる。次は女の方だけど・・・これは俺自身の着替えやふろの時に嫌でも自覚してしまうな、ホントこんな体にした神と作者はいつかぶっ飛ばす」
はい質問ありがとうございました、というか真、鏡の前で連呼するのは控えてくれ、普通に怖いから。
「それでは、そろそろ〆ようかのう」

「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」
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