AXZ編第十二話、前回のあらすじは?
「アークとソルジャーズを相手に敗北してしまったあたしら」
「そんな中、神が隠しておった真実を語りだす」
「アークはゼロワンの世界で消えたはずだけど、神のせいで私たちの世界に転生した存在だった」
「そして私たちに与えられた仮面ライダーの力はアークに対抗するための力だった」
「衝撃の真実に誰一人口を開くことはなかった」
はいOK、それじゃあAXZ編第十二話、どうぞ!
「気を取り直し、改めて敵について確認する」
神から語られた真実の後でも弦十郎は気を取り乱さず会議を続けると、モニターに敵の姿が映し出された。
「敵は統制局長アダム改めアーク、そしてその信者ソルジャーズ、だがさらに注意するべきは・・・」
そこに映し出されたのは、ファウストローブを纏ったサンジェルマン達の姿だった。
「錬金術師のファウストローブ・・・」
「打ち合った瞬間に、イグナイトの力を無理やり引きはがされたような・・・あの衝撃は」
翼の疑問にキャロルが答える。
「おそらく、ラピス・フィロソフィカスの力だ」
「ラピス・・・って宝石の?」
「ラピス・フィロソフィカス・・・俗にいう『賢者の石』と呼ばれる代物よ」
「賢者の石・・・!」
フィーネはそのまま話を続ける。
「錬金思想の到達点ともいわれる結晶体、病を始めとする不浄を正し、焼き尽くす際を持って浄化する特性に、イグナイトモジュールのコアとなっているダインスレイヴの魔力はなすすべもないわ」
「ダインスレイヴは呪われた力・・・まさに天敵だな」
「つまりは、あいつらのファウストローブに対して翼たちのイグナイトは使えないって訳か・・・」
「対策としては俺達仮面ライダーが出れば何とかなると思うが・・・それをアークが許すかどうか・・・」
蓋荼毘静まり返るその場に、弦十郎の声が響いた。
「風鳴機関本部は、現時点を持っての破棄が決定した、各自撤収準備に入ってくれ」
「バルベルデドキュメントが解析できていれば・・・状況打開の手があったのかな・・・?」
藤高が呟いた瞬間、緒川の通信機に通信が入る、緒川がそれを見た瞬間驚いた表情を浮かべ、すぐに弦十郎に耳打ちした。
「司令・・・鎌倉より招致がかかりました」
「絞られるどころじゃすまなさそうだ・・・」
一方でホテルでは、やって来たアダムにティキは猫のように甘えていた。
「ラピスの輝きは、イグナイトの闇を圧倒・・・勝利は約束されていた・・・それを」
「まさかあーたが出しゃばるなんてね、お陰でこんがり焼かれるところだったわよ」
「しかもそのうえ、仕留めそこなうというワケだ」
プレラーティはカエルの眼を通して真達の無事を確認していた。
「皆!せっかくアダムが来てくれたのよ!ギスギスするよりキラキラしようよ!」
ティキの言葉にサンジェルマン達は何も答えなかった。
「みんな~!」
「ありがとうティキ、でもサンジェルマン達の言い分ももっともだ、まさか敵もジェムを使うとは、予想外だったよ」
アダムはティキをなだめながら語りだす。
「知りたかったからね、仮面ライダーの実力を、その為に出張ったんだよ」
そう言ってアダムは帽子をかぶる。
「でもそうだね、任せるとしよう、シンフォギア装者達は、仮面ライダーは僕が受け持とう」
そう言って立ち上がり、ティキと共に部屋から出ようとする。
「統制局長、どちらへ」
「教えてくれたのさ、星の巡りを読んだティキが、ね」
「うん!」
「成功したんだろう、実験は、なら次は本格的に行こうじゃないか、神の力の具現化を」
そう言い残し部屋から出て行った。
「・・・神の力の具現化、か」
そう呟いたサンジェルマンは昨夜のことを思い出す。
アダムに仕えていた信者達の異質な姿、仮面ライダーに変身したアダムの姿。
そしてその時のアダムから発せられた尋常ならざる悪意。
「・・・あれは、いったい?」
そのころ真達は、本部のトレーニングルームにて自主的にトレーニングを行っていた。
「・・・・・・」
だがそんな中、真は昨夜のアークの事を思い出していた。
(俺と同じ転生した存在・・・しかもこの力、仮面ライダーの世界に存在した紛れもない悪そのもの、そしてそんな相手に今の最高の力をもってしてもかなわなかった・・・)
アークとの戦いのことを思い出し、真は拳を握り締めた。
(・・・でも、この仮面ライダーはその世界でアークを倒したんだ、だったら俺がやることは一つだけ・・・その人に追いつき、そしてアークを今度こそ倒す!)
そう決心する真の前に、大量の仮想アルカノイズが出現する。
「・・・待ってろよ、今度こそお前をぶっ飛ばしてやる!」
そう言って真はアルカノイズの群れに突っ込んだ。
神界では、女神は上の神にアークのことを報告し、自身の研究室に入っていた。
「・・・明らかにアークはゼロワンの世界にいた時よりも強くなっている、アークに対抗するためにも、早くこの力を作り上げないと・・・!」
女神の机の上には、『黄色と青色が混ざったキー』と『黄色のユニット』が置かれていた。
さて後書きの時間だ。
「というか今回はやけに文字数が少ないような・・・」
ああ、そこらへん修正した結果こうなったんだ、本来とは違う進み方してるからな。
「そういえば、本来ならエルフナインさんがウェル博士のチップを解析してLINKERを作るはずでしたよね」
「それを真のお陰でLINKERなしで纏えるからな」
そのおかげでこのあたりの話がバッサリ切られることとなったわけだ。
「ふむ、そういう事じゃったか、それに最後辺りで神が何かを制作しておったようじゃが」
「もしかしてあれがゼロワンの・・・?」
そっ、登場はまだ後だけどな。てなわけでそろそろいつもの行きますか。
『質問返信コーナー』
今回の質問はこちら。
『エンデュラさんからの質問』
真紅林檎さんにとって、ウェル博士とアダムは、
キャラクターとして、好きですか?嫌いですか?
どっちか、わかりませんけど、理由と一緒に、教えてほしいです。
俺に対しての質問か、そうだな・・・はっきり言うとアダムは嫌いだけどウェル博士は個人的には嫌いじゃないんだよな。
理由としてはアダムもウェルも自分の目的のために他人を犠牲にしてるところが嫌いなんだけど、ウェルを気に入ってるところは英雄に憧れるところかな。
本編のGX編でもウェルは最後の最後にマリア達を助けてくれたし、本編のマリア達がいるのもウェルのお陰なところがあるからな、そこらへんがあいつの言っていた英雄な感じがして好感が持てるんだよな。
「なんだか、意外な答えだな・・・」
うるせっ、それよりさっさと〆るぞ。
「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」