戦姫転生ゼロフォギア   作:真紅林檎

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AXZ編第二十四話、前回のあらすじは?
「ついに開かれる神いずる門だが、旦那たちの作戦でレイラインの遮断に成功する」
「その間に真お姉ちゃん達がたどり着き一触即発の中、何とサンジェルマンさんが結社を脱退し味方に!」
「そんなサンジェルマンさんと共に真さん達がソルジャーズと戦い、見事勝利を収めましたが、それだけでは終わりませんでした・・・」
「なんとあーくは信者達を利用しその命と天のおりおん座を使い神いずる門を開いてしまう」
「そして神の一撃から切歌が絶唱を使って俺たちを庇い戦闘不能となり、未来から力を託され俺、響、サンジェルマンはアークに戦いを挑む」
はいOK、それじゃあAXZ編第二十四話、どうぞ!


花咲く勇気

本部では、神の力が降臨された後、救護班が現着し切歌と未来の回収を終わらせていた。

 

「救護班、切歌ちゃんと未来ちゃんの回収を完了!」

 

「よかった・・・」

 

「付近住民の避難は!?」

 

「もう間もなくです、急がせています!」

 

そんな中、翼はモニターに映る神の力を見て拳を握り締める。

 

「あんな物が・・・神を関する力だというのか・・・!?」

 

「間に合わないの!?」

 

「そうだ、神殺し!こっちにだって対抗策があったはずだろ!?」

 

「緒川の指示で調査部が動いている・・・だが、新たな情報については」

 

 

 

戦いの場では、本性を表に出したアークに対峙する三人。

 

「神の力は、人類の未来の為にあるべきだ、ただの一人が占有していい物ではない!」

 

「違うな、この力は私のために存在する、人類を滅ぼすために」

 

アークはそう言い放ち黒い炎を放つ。

 

サンジェルマンが迎撃するが勢いは落ちず、直撃する直前で真が飛電メタルの壁で防ぐ。

 

「サンジェルマン、あいつはもうお前の知るアダムじゃない・・・あいつは人類を絶滅させるだけを考えた悪意そのものだ!」

 

「言ってくれるな、異世界の人間!」

 

アークは黒色の氷柱を何発も放ち、三人は回避し反撃するが、全て回避されてしまう。

 

「くっ・・・!」

 

「あいつの力がきつすぎる・・・!」

 

サンジェルマンと真が攻めあぐねている時、アークの放った特大の氷柱を響は拳で打ち砕いた。

 

「でも、私達が力を合わせればきっと何とかなります!」

 

「立花響・・・」

 

「・・・そうだな、たとえ相手がどんな理不尽な存在だったとしても、最後まで諦めず仲間と共に立ち向かう、そうすればどんな理不尽も乗り越えれるはずだ!」

 

「継菜真・・・」

 

サンジェルマンはそう発言する二人の後姿を見て、小さく微笑む。

 

「・・・やはり、お前たちは英雄と呼ばれる器か」

 

「えっ?サンジェルマンさん、今なんて?」

 

「なんでもない・・・立花響、継菜真、お前たちが狙うはティキ、神の力へと至ろうとしてる、人形だ」

 

その言葉を聞いて二人は視線をティキへと向ける。

 

「器を砕けば、神の力は完成しない。この共闘はなれ合いではない、この世界を守るための私のわがままだ・・・」

 

「っ!・・・わがままだったら仕方ありませんね!」

 

『使用BGM:花咲く勇気』

 

そう言って三人は再び横に並ぶ。

 

「みんなのために、サンジェルマンさんの力を貸してください!」

 

「俺たち三人で、人類を救うんだ!」

 

真はメタルクラスタを解除し、未来から受け取った新たなプログライズキー『リフレクトシェンショウジンプログライズキー』のライズスターターを押し込む。

 

パージ!

 

オーソライズ!

 

キーを認証させると、ドライバーから神獣鏡を身に纏った未来に酷似したライダモデルが出現する。

 

「行くぜ未来!」

 

シンフォニックライズ!

 

Kindness that keeps shining without fading!リフレクトシェンショウジン!

 

Rei shen shou jing rei zizzl.

 

未来の纏うシェンショウジンに酷似する新たな姿、『リフレクトシェンショウジンフォーム』に変身した真と響とサンジェルマン、三人が並ぶ中アークは地面に降り立つと同時に真と響が飛び出した。

 

真正面ど真ん中に 諦めずぶつかるんだ

 

響が殴り掛かるがアークは躱し、真が展開した鏡から光線とサンジェルマンの援護射撃すらも黄金の壁で防がれてしまう。

 

全力全開で 限界(突破して)

 

「思い上がるな人間、お前たちの動きは全て予測されている」

 

「そう簡単に予測できると思うな!」

 

互いに握る物 形の違う正義

 

真はプログライズホッパーブレードを取り出し、アークの周囲を大量の飛電メタルで作ったバッタで埋め尽くしその中で光線を反射させようとするが、アークは黒い風で飛電メタルを全て吹き飛ばしてしまい、飛電メタルは周囲の木に叩きつけられる。

 

上空へと上がるアークに響が食らいつき殴りかかろうとするがアークはそれを予測し躱し響に向けて風の刃を放つ。

 

だけど(今はBrave)重ね合うときだ

 

響に迫る風の刃をサンジェルマンが剣で防ぎ、アークが木に足をつけた瞬間、先程木に叩きつけられた飛電メタルが形状を変化させアークの足に絡みつく。

 

支配され(噛み締めた)悔しさに(抗った)

 

足を絡め取られたアークが驚く隙を突き、響は右腕のバンカーを引っ張り上げ、そのままアークを殴りつけるが、アークは黒いオーラで拳を防ぐが、勢いを殺せず後ろへと吹き飛ばされる。

 

その心伝う気がしたんだ(Wow×3)

 

アークが吹き飛ばされた様子を見て真は一つの仮説を立てる。

 

(あいつ・・・もしかして予測の力すら完全に復元できてないのか・・・じゃなかったらあれぐらい避けれるはずだ、だったら手数を増やしていけば勝機はまだある!)

 

極限の(極限の)思い込めた鉄槌

 

司令室では三人の戦いをみんなが見守っていた。

 

「立花・・・継菜・・・!」

 

「くそっ!ただ見ているだけなんて・・・!」

 

「今は信じましょう、彼女たちを・・・!」

 

「神の力は未だ健在、状況は刻一刻と迫っていやがる・・・!」

 

さあ(今)誰かのためなら

 

サンジェルマンが弾丸を放ち錬金術で響の足場を生みだし、響はそれを使ってティキの元へと向かって行く。

 

「だとしても!」と吠え立て!

 

「させはしない、神の力の破壊は」

 

それを予測したアークはすぐさま風を放ち響を叩き落とすが、地面にぶつかる直前で真が響を受け止める。

 

「あれは私だけの物だ、誰一人として触れさせん」

 

その瞬間、ティキの体がより一層輝きだす。

 

「このままじゃ・・・!」

 

響が焦る中、サンジェルマンは冷静にアークに問いただす。

 

「ですが局長、ご自慢の黄金錬成はいかがいたしましたか?」

 

「黄金錬成って・・・!」

 

真はその言葉を聞いて、モニターで録画され視聴したアークの黄金錬成の映像を思い出す。

 

「私達に手心を加える必要もないはずのに、なぜあの馬鹿火力を開帳しないのかしら?」

 

「っ!確かに俺たちを倒すのならあれ一発で事足りるはず・・・!」

 

その言葉を聞いて、アークは舌打ちをする。

 

「天のレイラインからのエネルギーチャージは局長にとっても最後の手段、門の解放に消耗し黄金錬成させるだけの力が無いのが見て取れるわ!」

 

「つまり、叩くなら絶好の機会!」

 

「その通りだ、行けるな」

 

「はい!」

 

その言葉で響は立ち上がる。

 

I trust! 花咲く勇気(Shakin`hands) 握るだけじゃないんだ(Shakin`hands)

 

響は右腕のバンカーを大きく変形させる。

 

「だが、依然に私の優位に変わりない」

 

こぶ(しを)開いて繋ぎたい…!

 

サンジェルマンは銃口から狼を模した青い炎を放ち、アークは黒い炎を放ちぶつかり合い、両方とも爆散する。

 

I believe! 花咲く勇気(Shakin`hands) 信念はたがえども(Shakin`hands)

 

響は爆炎を突っ切りその拳をアークに向けて放ち、それと同時に反対方向から真が現れアークに目掛けて極大の光線を放つ。

 

流星

 

それを見たアークは響の拳を片手で受け止め、もう片方の腕にオーラを集中させ流星を受け止める。

 

さあ(今)目前の天に

 

それを見たサンジェルマンが刃を繰り出し、アークに迫る。

 

「「だとしても!」」

 

「貫けぇぇぇぇぇぇ!!」

 

アークもそれに反応するが対応が遅れ、片腕を切り裂かれる。

 

「くっ!!」

 

アークの腕が切り裂かれ、電流が走る。

 

「腕から電流が!?」

 

「あいつは人間じゃない、機械だ!」

 

「最初から人ですらなかったということか・・・!」

 

アークの正体に驚くサンジェルマンを横目に、アークは黒いオーラを切られた部位に集中させ、修復する。

 

「此処までとは、かつての力がほとんどないとはいえ此処まで追い詰めるとは・・・やはり貴様らは真っ先に絶滅させるべき存在のようだな・・・!」

 

自身を追い詰める三人に対し、アークは怒りの表情を浮かべる、それと同時に神の力を受け取っているティキにも反応があった。

 

「許さない・・・!アダムをよくも!痛くさせるなんてぇぇぇぇぇ!!」

 

アークを・・・アダムを傷つけられたことに怒るティキに答えるように、ティキの体が輝きだす。

 

「何が!?」

 

「まさか・・・!?」

 

輝きと共に、ティキの姿が大きく変わっていく。

 

「光が・・・生まれる・・・!」

 

輝きが消え、そこにいた存在に真達は驚く。

 

「あれは・・・!?」

 

それはもはやティキの面影などない、異端にして異質、だがどこか神々しささえある姿。

 

愛しき人を傷つけられたことで生まれた『破壊の神』だった。

 

「神力顕現・・・手に入れるはずだったが、此処までの力とは・・・」

 

『ゴメンナサイ・・・アダチ、アダムガヒドイコトサレテイタカラ・・・ツイ』

 

アークの言葉に胸元に眠るティキが語り掛ける。

 

「仕方ないよ、済んだことは、だけどせっかくだから」

 

アークはアダムの口調でティキに語り掛けると、複数の陣が生みだされその一つが砕け散る。

 

「知らしめようか!完成した神の力、『ディバインウェポン』の恐怖を!」

 

アークの言葉とともに、ディバインウェポンの両肩が輝きだし、それを見た三人はとっさにその場から離れた瞬間、三人が立っていた場所が大爆発を起こした。

 

その後もディバインウェポンは破壊の限りを尽くし周囲一帯を破壊しつくしていく。

 

その力に真達は言葉を失っていた。

 

「これだけの破壊力・・・シンフォギアと仮面ライダーで受け止められるの!?」

 

その光景を見て、アークは微笑んでいた。

 

「これこそが私の望んだ力・・・かつて果たせなかった望みを今度こそ」

 

「アダム・ヴァイスハウプト・・・貴様は一体何者だ?」

 

サンジェルマンの言葉に、アークは大地に降り立つ。

 

「まだ本当の名を名乗ってなかったな・・・私の名はアーク、そこにいるゼロワンと同じこことは違う世界より転生した悪意そのものだ」

 

「違う世界・・・転生・・・!?」

 

初めて知る真実に驚愕するサンジェルマン。

 

「だが、かつての世界では憎き仮面ライダー共によって私の計画は水泡に帰した、だが神は私に奇跡をもたらし、この世界に転生させた、転生した私はこの男を見つけその体を乗っ取り自我をラーニングし自我を消滅させ今までこの男を演じた、かつての力を取り戻し・・・いや、かつての自身すらも超える力を得て、今度こそ人類を絶滅させると誓った!」

 

アークはそう言い放ち、そして忌々し気に三人を見つめる。

 

「・・・だからこそ、私の邪魔をする貴様らを絶滅させるのだ!」

 

アークの叫びと共にディバインウェポンの口にエネルギーが溜められていくのを察知し、響と真は飛び出そうとする。

 

「何を!?」

 

「さっきみたいの撃たせるわけには・・・!」

 

「何としてでも止めて見せる・・・!」

 

二人は同時に飛び出し、響はディバインウェポンの顔の横を殴りつけ、真は顎下を蹴り上げ軌道をずらす。

 

「ティキ!」

 

二人の一撃でディバインウェポンの顔に傷がつき、そのままエネルギーは空へと打ち出されと同時に二人は巨大な腕に吹き飛ばされる。

 

空に向けて放たれたエネルギーは雲を突き抜け、宇宙衛星を貫き、それでもなお天へと昇って行った。

 

「あ・・・ああ・・・!?こんな力のために、今までの命は・・・!?」

 

通信遠征が破壊されると同時に本部での映像が途切れてしまう。

 

「周辺防犯カメラからの映像、途絶・・・!」

 

ディバインウェポンの一撃で地面に叩きつけられた響のギアからは所々電流が走り、真は変身が解けその場に倒れ伏す。





さて後書きの時間だ。
「今回で未来のシェンショウジンを纏えてこれで俺が纏ったギアは七つ目か」
んでもってシンフォギアで俺が一番好きな曲花咲く勇気もきました。
「それにしてもアークの奴、完全じゃないのに滅茶苦茶強いな・・・」
スペックは小さいけどそこを錬金術でカバーしてるから実質強さ変わんないんだよね。
「そしてついに神の力が降臨してしまいましたね・・・」
「うむ、でぃばいんうぇぽんも繰り出され状況は絶望的じゃな」
「やはり神の力に対抗するために神殺しが必要ですね・・・」
そこは弦十郎さん達の頑張り次第だな、それじゃあそろそろいつもの行きますか。

『質問返信コーナー』

今回の質問はこちら。

『影薄人さんからの質問』
継菜真に質問
シンフォギア装者に仮面ライダー、養子を含めて14人が暮らしている継菜真邸の洗濯事情はどうなっていますか?

「俺とセレナがやってるな、基本家にいるし・・・まあ量が量だから時間は滅茶苦茶かかるがな」
てか女性物の下着がほとんどだろ、そこんところは大乗なのか?
「俺は本編が始まるまで月一で翼の部屋を掃除してたんだぞ、その上俺自身も女子の下着付けてるからもう慣れたわ」
ああ、もう耐性持ちか、納得だわ。
「そういうこった、んじゃそろそろ〆るか」

「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」
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