戦姫転生ゼロフォギア   作:真紅林檎

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AXZ編第二十六話、前回のあらすじは?
「ディバインウェポンの一撃で衛星がぶっ壊されて真と響も倒れてしまう」
「サンジェルマンさんが食い止めてくれてますが、それでも状況は一方的でした」
「しかし、そんなときにどこかから通信と情報が入り、なんとがんぐにーるに神殺しの力が備わっておることが判明したぞ!」
「そして響ちゃんと真さんも立ち上がり、ガングニールのイグナイトで見事ディバインウェポンを破壊しました!」
「だが、それもアークの思惑通りで、神の力を奪われてさらにその力で壊れたティキをディバインマギアに変えてしまった」
はいOK、それじゃあAXZ編第二十六話、どうぞ!


作戦と決意

「馬鹿な、ティキを・・・オートスコアラーを変える力だと・・・!?」

 

「アーク・・・お前何をしやがった!!」

 

神の力を得たアークの手によってディバインマギアに変えられたティキを見て驚くサンジェルマンと真にアークが答える。

 

「手にした神の力と私の力を組み合わせアンティキティラを錬金術による分解、解析、再構築し我が忠実なるしもべにしたのだ、しかし神の力がこれほどとは・・・私の予想をはるかに超えている、だが嬉しい誤算」

 

アークは手にした神の力に喜ぶと、三人の方を向き指をさす。

 

「さぁディバインマギアよ、奴らを消し去るのだ」

 

『アァァァァァァァ!!』

 

アークの命令を受け、ディバインマギアはすぐさま真達に襲い掛かる。

 

「っ!させるかよ!!」

 

ファイナルライズ!

 

ファイナルストラッシュ!

 

真はすぐさまプログライズホッパーブレードを繰り出し飛電メタルの壁を生みだし、ディバインマギアは生成された壁に肥大化した拳を叩きつけた。

 

一瞬拮抗するが、次の瞬間飛電メタルの壁にひびが入る。

 

「なっ!?」

 

真が驚く最中、ひびは徐々に大きくなりついに壁は砕け散ってしまう。

 

壁を壊しながらも迫りくる拳に真はプログライズホッパーブレードをぶつける。

 

『アァァァァァァァ!!』

 

「・・・っ!? がぁっ!!!」

 

ディバインマギアの渾身の拳はいとも簡単に真を殴り飛ばしてしまった。

 

「継菜真!?」

 

「真さん!!」

 

十メートル近く殴り飛ばされた真は変身が解け意識を失ってしまう。

 

「ディバインマギアよ、まずはゼロワンを亡き者にしろ!」

 

アークの命を受け、ディバインマギアは標的を真に絞りすぐさま真の元に向かう。

 

「っ!させるか!」

 

サンジェルマンは阻止しようとスペルキャスターで攻撃するが、ディバインマギアには傷一つつかず足は止まらない。

 

そして真の眼前まで迫り、その拳を真に向けて振り被る。

 

「真さん!!」

 

響の叫びと共に、ディバインマギアの腕が振り下ろされた。

 

 

 

だがその拳は真の眼前で『バリアのような物』に防がれる。

 

「何?」

 

「あれって・・・?」

 

「あの力は・・・!」

 

真を守るバリアを見て三人が驚いた瞬間。

 

「おりゃあぁぁぁ!」

 

真とディバインマギアの間に誰かが入り込みディバインマギアを殴り飛ばし、殴り飛ばされたディバインマギアに巨大な玉が叩き込まれた。

 

「どうやらギリギリセーフなワケだ」

 

「そうみたいね・・・でももう一方は間に合わなかったみたいね」

 

響とサンジェルマンはその人物達を見て驚きを隠せなかった。

 

「あ・・・貴方達は・・・!?」

 

そう、真を守ったのはクリス達と翼たちが倒したはずの錬金術師、カリオストロとプレラーティだった。

 

二人は急いで三人の元へと向かう。

 

「待たせてごめんねサンジェルマン、シンフォギアちゃん」

 

「カリオストロ・・・プレラーティ・・・無事だったのね!」

 

「ああ、なんとか無事なワケだ・・・しかし状況は絶望的なワケだ」

 

四人が振り向いた方には、傷一つついてないディバインマギアと上に浮かび見下すアークがいた。

 

「生きていたとはな、錬金術師共」

 

「何あれ、あれって本当に局長?」

 

「いつもと比べて禍々しさが際立っているな」

 

「話は後よ二人共、まずはこの状況をどうにか切り抜けないと・・・」

 

サンジェルマン達が逃走方法を思案する中、響は真の懐から何かが零れ落ちるのを見る。

 

「あれは・・・っ! サンジェルマンさん、それを使ってください!」

 

響が指さしたのは、真が所持するS.O.N.G直行のテレポートジェムだった。

 

「これはジェム・・・わかったわ!」

 

「っ!行かせるものか!」

 

アークはすぐさまディバインマギアに指示を出し襲い掛からせるが、すぐさまサンジェルマンがジェムを拾い上げ地面に叩きつけると、転送陣が五人を包み込む。

 

そしてディバインマギアの拳が振り下ろされると同時に五人は転送され拳は空振りする。

 

「逃げられたか・・・だがまあいい、まずはディバインマギアの性能を確かめなくてはな・・・」

 

アークは五人を追いかける様子もなく、ただディバインマギアの性能を確認するだけだった。

 

 

 

ディバインマギアが生みだされ五人が撤退してから約四十八時間が経過した。

 

五人が本部に転送された後、真と響はメディカルルームへと運ばれ、サンジェルマン達は弦十郎の監視の元S.O.N.G内にいた。

 

響は比較的軽い怪我で済んでいたが、真はダメージが大きかったのか意識を回復しなかった。

 

その間ディバインマギアは近くの街を襲い、この二日間で多くの被害を生み続けた。

 

S.O.N.G本部ではディバインマギアに対しての話し合いが行われていた。

 

「まさか神の力で産み出された存在が此処までとは・・・国連の方でどうなっている?」

 

弦十郎は八紘に通信で尋ねるが、八紘は首を横に振る。

 

『既に決議を実行しようと行動する者もいるが、どういうわけかそれらが実行できない状況にいる、正確に言えば決議実行のための装置が軒並みに起動できない状況にあるようだ』

 

「・・・これも奴の仕業だというのか」

 

『おそらくな、アーク・・・異世界の存在が此処までの猛威を振るうとは想像もつかなかった、国連は決議が使えない以上武力行使に出ようとしているが、それがどこまで効くものか・・・』

 

その場にいる全員が息を呑む中、扉が開かれ意識が回復した真が入って来る。

 

「真さん!」

 

「真お姉ちゃん!」

 

「すみません、起きるのが遅くなりました」

 

「遅いんだよ、寝坊が過ぎるぞ!」

 

「ともかく、これで全員が揃ったな、後は・・・」

 

すると扉が再び開き、緒川が入ってくる。

 

「司令、お連れしました」

 

緒川に続くようにサンジェルマン達が入ってくる。

 

「まさか、敵だった私達を作戦に入れるとはね」

 

「私たちが与えた情報は役に立ったワケだな」

 

「ああ、お前らがくれた賢者の石のデータが無かったらギアの汚染除去に後一週間はかかっていた・・・癪だが助かったわけだ」

 

「ご協力ありがとうございます!」

 

「これで信頼を得れるなら問題なしよ」

 

「しかし、まさか生きていたとはな・・・」

 

「ええ、女の感で局長を疑っていたあーしは死んだふりなんて搦め手で姿を隠してたのよ」

 

「そしてそんなカリオストロに救われた私はカリオストロと共に色々と探りを入れていたわけだ」

 

「そういう事かよ・・・」

 

話が一通り終わると、弦十郎は真に視線を向ける。

 

「それで真君、あのディバインマギアなる物に関しての情報は・・・」

 

「それならおそらく俺よりあいつの方が・・・」

 

真がライズフォンを取り出すと同時に、着信が入る。

 

「・・・まさに神がかりなタイミング」

 

真はすぐさま電話に出てスピーカーモードにする。

 

『どうやら全員揃ったみたいね』

 

「ああ神、早速で悪いけどディバインマギアについて説明してくれ」

 

『わかったわ、きちんと説明するわ』

 

神がそう言う中、サンジェルマン達はその状況を見て驚いていた。

 

「本当に神と通話しているのね・・・!」

 

「あーた達から話には聞いていたけど、実際に見ると驚きよね」

 

「神と電話とは、局長が聞いたら嫉妬に狂いそうなワケだ」

 

三人がそう言う中、神による説明が行われた。

 

『まずアークがいた世界には『ヒューマギア』と呼ばれた人工知能搭載人型ロボットが存在したわ、そんなヒューマギアの人工知能に悪意が接続され人類を滅亡させようとする存在『マギア』となってしまうわ』

 

「じゃああれもそのマギアと同じなのか?」

 

『おそらくそうだわ、けど相手は強大にして圧倒的、おそらく私の知るマギアよりも強力になっているわ』

 

「・・・だとしても、それで私たちが戦わない理由にはなりません!」

 

響の言葉にみんなの視線が響に集まる。

 

「今も多くの人達が苦しんでいるっていうのに助けに行かないだなんて、そんなの私らしくありません!」

 

「・・・そうだよな、人助けは響の性分だもんな」

 

「そうだね、そしてそれは私たちにとっても大事なことだもんね」

 

真と未来の言葉に、他のみんなも頷く。

 

「みんな・・・!」

 

『・・・ふふっ、どうやらいらぬ心配だったみたいね、今のあなた達ならきっと大丈夫だわ』

 

「ところでつかぬ事を聞きたい、いま各国で決議が実行できてない状況はやはり・・・」

 

『間違いなくアークのせいね、あいつが本気を出せば全世界の機器にアクセスできるところをそれだけしかしないということは・・・』

 

「十中八九遊んでいるってことか・・・随分嘗め腐っているようだな・・・!」

 

「ところで神、問題のアークについて何だけど、今のあいつに勝算はあるのか?」

 

『安心しなさい、今アークに対抗するための力を構築中よ、何とか今日中には完成させて見せるわ』

 

「ああ、頼んだぜ神」

 

『ええ、私はすぐに構築の続きに取り掛かるわ、みんなの健闘を祈るわね』

 

そう言い残し通話が切れる。

 

「神様に祈られるとは・・・負けるわけにはいかないな」

 

「はい!必ず勝ってみんなの笑顔を守りましょう!」

 

その言葉とともに、弦十郎がみんなの前に出る。

 

「よし!我々の目標はディバインマギアとアークの討伐、全員の力を合わせ人類を守るんだ!」

 

『はいっ!!』

 

各々が勇気を胸に秘め、ディバインマギアとアークに向けての作戦会議を行った。





さて後書きの時間だ。
「いや・・・メタルクラスタの壁粉砕されたんだけど」
火力はバケモン並みにしておいた。
「そのせいで俺二日意識なかったぞ!?」
「そんだけ威力が高いってことなんだな・・・にしても倒したはずの錬金術師二人が生きてたとはな」
「けど、サンジェルマンさんと同じく味方をしてくれるみたいですし安心です!」
「それにしてもあーくとやらは全ての機器を操作できるほどの力を持つというのか・・・」
「けどどうして今までそうしなかったのでしょうか?」
神の力を手にするまではアークの力はまだ不完全だったんだ、んでもって神の力を手にしたからかつての力を取り戻して機器の操作ができるようになったってわけ。
「なるほどな・・・ってそれ逆に考えたら今のアークは本編と同じってことか?」
そういうわけ。
「頭痛くなってきた、急いでくれよ神・・・」
さてさて緊張も高まったところでいつもの行きますか。

『質問返信コーナー』

今回の質問はこちら。

『影薄人さんからの質問』
以前の質問にて女性ものの下着を身に着けている継菜真に質問
その下着はどんなタイプを好んでいるのですか?
お子様系? アダルト系? 可愛い系? 綺麗系? 小悪魔系? それともアブナイアダルト系?

「とんでもない質問ぶっこんで来たな!?」
ほらサッサと言えよ。
「くっ・・・! シンプルな綺麗系をつけてるよ」
ほほぅ、それはなz『それ以上質問するとプログライズホッパーブレードで頭部を輪切りする』質問ありがとうございました、ではそろそろ〆ましょう!

「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」
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