特別編第十六話、今日はマリアの誕生日パート2だ。
「前回の奏の誕生日からペースが速いな」
お陰でどういう内容にするか考える暇がなかった・・・。
「それでも書き終えてる辺り立派に作者してるなお前」
「前回のマリア姉さんの誕生日は私がケーキを作ってあげました」
「今回からはうちと桃恵も参戦しておるからどうなるかのう?」
「まぁそこは楽しみにしましょう」
よし、それでは特別編どうぞ!
「というわけで皆さん」
「どうすればマリアの誕生日を盛り上げられるか」
「一緒に考えてほしいデース!」
突然セレナ達に呼ばれた真達はリビングに集まり『マリアの誕生日を考えようの会』と書かれた垂れ幕の元、話し合いをしていた。
「・・・いやナニコレ?」
~閑話休題~
垂れ幕を片付けてから改めて話し合いを始める。
「では改めてマリア姉さんの誕生日をどう盛り上げましょうか一緒に考えましょう」
「また唐突だな・・・と言いたいところだが誕生日は明後日だもんな」
「デース・・・だから悩んでいるのデス」
「ケーキや料理を作ったりするのは去年やったし・・・」
「マリアさん、何か欲しそうにしてたものってありましたっけ?」
「いや、そういったことは聞いたことないな」
「ん~、いざ考えるとなるとやっぱ難しいよな・・・」
「というより最近マリアさん仕事で忙しそうだし大丈夫なのかな?」
「そういやちらっと顔見たけど結構クマがひどかったな」
「となるとあまり負担をかけないものが良いな・・・じゃがどうしたものか・・・」
「・・・あっ、それならあれなんかどうでしょうか?」
皆が頭を悩ませていると、桃恵が提案を出す。
「桃恵、あれってなんだ?」
「テレビで動物喫茶店の特集をやってたんです、動物たちに囲まれてお客さんたちが癒されていましたからマリアさんも癒されるんじゃないかと思って」
「動物喫茶店!?何それすっごくよさそう!」
「ああ、それはとてもよさそうだな」
桃恵の提案に響や真が賛成するが、翼が横入りをする。
「しかし如月妹、動物喫茶をやるにしても肝心の動物はどうするのだ?」
「だな、今から動物を集めるったって無理があるだろ・・・」
「あっ・・・そうですよね・・・」
「いやいや、桃恵さんの提案悪くないデース!」
実現不可能なことに桃恵が落ち込むと、切歌が横やりを入れる。
「けど切歌ちゃん、動物が集めれないんじゃ動物喫茶は無理なんじゃないかな?」
「ふっふーん!実はそれに関してアタシつてがあるんデスよ!」
「本当ですか暁さん!?」
「デース!明日そのつてに聞いてみるデース!」
「凄いよ切歌ちゃん!これで誕生日は大丈夫だね!」
切歌の提案でみんなはワイワイと盛り上がる。
「・・・なぁクリス」
そんな中、真はこっそりとクリスと耳打ちをする。
「・・・なんだ」
「俺さ・・・なんだか嫌な予感がするんだが」
「・・・奇遇だな、あたしもだ」
二人は感じる嫌な予感にため息をついた。
「ふぅ・・・大分仕事も終わって来たわね・・・」
8月7日、夜中に仕事を終わらせたマリアは帰路についていた。
「そういえば切歌達今日は私の誕生日だから家で準備するって言ってたわね・・・ふふっ、どんな準備をしているのかしら」
マリアは何が待ってるのか楽しみにしながら、家の扉を開けると・・・。
「お帰り、マリア姉さん!」
「御帰り、マリア」
「お帰りデース!」
玄関を開けると奥からセレナ、調、切歌の三人が駆け付けてくる。
「あら三人とも、わざわざあり・・・っ!?」
マリアは出迎えてくれた三人にお礼を言おうとした瞬間、三人の姿を見て固まる。
三人が身に着けていたのは俗にいう『メイド服』と呼ばれるものだった、ただこれだけならマリアは固まったりしない、なら何がマリアを硬直させたのか。
それは三人がメイド服の他にも『動物の耳やしっぽ』を身に着けていたからだった。
「どうしたんですか、マリア姉さん?」
「およよ?マリア固まってるデスか?」
「マリア、しっかりして」
「・・・・・・っは!!」
セレナは猫、切歌は犬、調はウサギのつけ耳と尻尾を身に着け固まったマリアを心配そうに見つめると、ふとマリアが我に変える。
「危なかった・・・あまりの可愛さに危うく倒れるところだったわ・・・」
マリアは冷や汗を拭いて三人の方に振り向く。
「マリア姉さん、これ似合ってますか?」
「ええ可愛いわよ三人とも、あまりの可愛さに意識が飛んでしまうほどにね」
「そうなんだ、よかった・・・!」
「作戦成功デース!」
三人が喜んでいると、奥から犬メイドの姿をした響がやって来る。
「あっマリアさんおかえりなさい!もう誕生日の準備できてますよ」
「立花響! あなたも付けてたのね・・・」
「はい、切歌ちゃんの提案で」
「切歌の?」
「デース!元々は桃恵さんが提案した動物喫茶店をやろうとしたんデスが、動物を集めるのは難しいって話になってたんデス」
「まぁそうよね・・・」
「それでふと思い出したんデス、前うちのクラスで学祭で動物メイド喫茶をやってその時に使った衣装をどうしようかって話してたんデス」
「それで切歌ちゃんその人達から衣装を借りて『動物がいないならあたしたちが動物になればいいデース!』って言って今に至ります」
「そうだったのね・・・ん?ということは翼達もそれを身に着けているというのかしら?」
「はい、翼さんやクリスちゃん、真さんは恥ずかしがって奥にいますけどちゃんと皆着てますよ」
マリアはその事を聞くと、セレナがマリアに問いかける。
「マリア姉さん、最近疲れているから動物喫茶で癒してあげようってなったんですけど・・・癒されました?」
「・・・ええとっても、ありがとう皆」
マリアのお礼の言葉にセレナたちは嬉しそうにする。
「さて・・・それじゃあ早く翼たちの姿も拝見しましょうか」
「分かりました!翼さ~ん!クリスちゃ~ん!真さ~ん!マリアさんが呼んでるよ~!」
マリアは今日の誕生日を盛大に楽しみ、仕事の疲れをとったようでした。
さて後書きの時間だ。
「よし作者、地獄を楽しみな」
エターナルは勘弁してください。
「今回は動物メイドのコスプレか・・・考えたな」
いやどうしようかと考えた結果こうなりました、後悔はありません。
「因みにだれがどんな動物だったんですか?」
主にこんな風です。
真、響、切歌、紫苑:犬
未来、セレナ、翼、桃恵:猫
調、奏、クリス:兎(クリスはバニー)
・・・とこんな感じ。
「いろいろ言いたいことはあるが一つ聞かせてくれ、何でクリスはバニーガールだったんだ?」
えっ?だって一番似合いそうだから『ダンッ!!』・・・。
「作者さんの脳天に弾丸が!?」
「クリスのロングレンジ狙撃か・・・腕をあげたな」
「ところで今回も花はちゃんとあるのか?」
「ああ、ここにあるぞ」
「これは・・・『ザクロ』じゃな、集落の近くの森に生えておったぞ。
「おっよくしてるな、作者の遺言だとこの花の花言葉は『円熟した優雅さ』だそうだ」
「優雅さ・・・マリアさんに似合いますね」
だろ、マリアに合う花言葉だよな。
「うわっ!?生きてた!」
あれしきのことで死んでたまるか、それじゃあそろそろ〆るぞ。
「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」
そして~!
『ハッピーバースディ!マリア!』