0編第十一話、前回のあらすじは?
「アークを撃退した俺たちは神からソングレイザーについて説明を受ける」
「んでもって説明を受けた後、負担を軽減するために旦那の特訓が行われた」
「その一方でアークはどこかの廃墟に身を隠し訃堂の計画を進めていく」
「じゃがその裏であーくは自身の計画を着々と進めておった」
「そして響ちゃん達は翌日の休暇を楽しみにしてました」
はいOK、それじゃあ0編第十一話、どうぞ!
次の日、響に誘われた真とエルフナインを含む未来、翼、奏は街に繰り出し休暇を満喫していた。
デパートに言って買い物をしたり、ファミレスで食事をしたり、ゲームセンターで遊んだりなど休暇を大いに楽しんでいた。
六人はそのままカラオケ店に入り、各々歌を歌っているが、真は終始難しい顔をしていた。
「・・・・・・」
「真さん、浮かない顔をしてどうしたんですか?」
真の様子が気になった響が声をかけると、真は反応する。
「ん・・・ああ、ちょっと考え事をな」
「アークの事・・・ですか?」
「・・・ああ、多くの信者達の命を使ってまで神の力を手にしようとしていたアークにしては策が単調な気がして・・・そう考えてるときりがなくて」
「・・・大丈夫ですよ、それに今の私達ならどんな策を講じられても大丈夫です!神様から貰った力もありますし、それにアークの策を破ってるのも私たちが力をつけていってるからですよ!」
「そう・・・だよな、俺の考えすぎだよな・・・」
真はそう納得するが、どこか気になっている様子だった。
そんな様子を見てほかのみんなも心配する中、通信機に連絡が入る。
「っ!はいこちら響、今真さん、未来、翼さん、奏さん、エルフナインちゃんと一緒です!」
『第三十二区域にマギアが出現!急いで現場に向かってください!』
そう言って通信が切れ、六人が外に出ると遠くから多くの悲鳴が聞こえてくる。
「もう始まってやがるのか・・・エルフナインは早く避難を・・・!」
「お母さん、僕は逃げ遅れた人たちの避難誘導をします!」
エルフナインの提案にみんなが驚く。
「何を言っている、危険だぞ!?」
「それはわかってます!でも僕もできる限りのことをしたいんです、お願いお母さん!」
「・・・わかった、危険と判断したらすぐに逃げろよ!」
「はいっ!」
そう言ってエルフナインは現場とは逆の方向に走っていき、真達は急いで現場へと急行する。
現場に駆け付けると、そこではカエルのような見た目をした『ガエルマギア』と首回りに歪な羽が生えている『クエネオマギア』が住民を襲っていた。
「Balwlsyall Nescell gungnir tron」
「Imyuteus amenohabakiri tron」
「Rei shen shou jing rei zizzl」
『ゼロツージャンプ!』
『ランペイジバレット!』
『オールライズ!』
『Let’s give you power!』
『Kamen Rider...Kamen Rider...』
「「変身!」」
『ゼロツーライズ!』
『フルショットライズ !』
『Road to glory has to lead to growin'path to change one to two!仮面ライダーゼロツー!』
『Gathering Round! ランペイジガトリング!』
『It's never over.』
『マンモス!チーター!ホーネット!タイガー!ポーラベアー!スコーピオン!シャーク!コング!ファルコン!ウルフ!』
『使用BGM:Defender'Z Brand!』
視認した真達はすぐに変身しマギア達に迫る。
「舞い散る時の花に 幾夜も己を問う」
『目標確認・・・絶滅・・・開始』
真達を視認したマギア達もすぐさま標的を住民から真達に向けて襲い掛かってくる。
「(Ya-ha-)低きに水は流れ (I-e-)人も同じく…無情に」
ガエルマギアは口からカエル型の爆弾『コガエルボマー』を大量に射出すると、真達はそれを横に躱し二手に分かれ討伐に出る。
「崩れて消え去る(為す術なく)無力の極みに(涙は枯れ)」
クエオネマギアに挑む響、翼、未来に対しクエオネマギアは首周りに装備されている『ブーメザン』を両手に取り投げつける。
三人は投擲されたブーメザンを躱すが、ブーメザンは急に軌道を変え横や背後からも三人に襲い掛かってくる。
「否…然れども嘆きすら 断罪の刃へ変え」
「遠隔操作!?」
三人が遠隔操作されるブーメザンを躱すのに集中すると、クエオネマギアが迫って来て未来に殴りかかろうとするが、寸前で響が間に入り込み拳を受け止める。
「そう簡単には・・・やらせませんっ!」
響は受け止めた拳を握り締め、空いた手でクエオネマギアを殴り飛ばす。
「一閃に願いを込め この四肢千切れようとも
響が殴り飛ばすと翼も迫って来るブーメザンに斬撃を放ち迎撃する。
蒼ノ一閃
「
ガエルマギアを相手取る真、奏はどんどん放たれてくるコガエルボマーを武器で撃ち落としていき距離を詰めていく。
「命の火を外道から護ることが?」
迫って来る二人に対しガエルマギアの瞳が赤く輝きだすと、周囲の乗り捨てられた車が急に動き出し二人に向かって行く。
「っ!?車を遠隔で!」
「セレナが言ってた機械の遠隔操作か!」
「答えはあるのか? 光は射すのか?」
二人は迫ってくる車を破壊せずに躱していくが、そのせいでガエルマギアとの距離が徐々に離されていく。
「
此処まで戦ってると、真はとある違和感を感じる。
「・・・妙だな」
「真、どうしたんだ?」
「この二体のアルカノイズ、今までのアルカノイズと比べてそこまで強くない」
「言われてみれば・・・確かに今回のマギアは私達でも対処できてるような・・・?」
「我々が強くなったのか・・・それとも・・・?」
その場の違和感を感じ・・・真はあることが脳裏に浮かぶ。
『お母さん、僕は逃げ遅れた人たちの避難誘導をします!』
「・・・っ!友里さん、周囲に他のマギアの反応は!?」
『ちょっと待ってて・・・・・・っ!?離れた場所に別のマギアの反応を検知!』
検知と共に通信機のその場所が映し出される。
「っ!?この場所はエルフナインんちゃんが向かった・・・!!」
「っ!! 四人共、ここは任せる!俺はエルフナインの元に!」
「分かりました、気を付けてください!」
真は急いでエルフナインの元へと駆け抜けていき、響達は二体のマギアに立ち向かう。
「皆さん、早くこちらに避難してください!」
真達から離れたところでは、エルフナインが住民の避難誘導をちょうど終わらせたところだった。
「よしっ、これでお母さん達の役に立てたはず・・・僕も急いでこの場から離れないと・・・!」
そう言ってジェムを取り出し転移しようとしたとき、エルフナインの背後に誰かが現れる。
「え・・・?」
エルフナインが振り返ったと同時に、エルフナインの手にしていたジェムが地面に砕けることなく落ちる。
響達の方では、再び二手に分かれ響と未来がガエルマギアを、翼と奏がクエオネマギアと対峙していた。
「エルフナインちゃんが心配です・・・だから一気に決めます!」
『ソングレイザー!』
響はソングレイザーを腰に身に着け、スマッシュガングニールプログライズキーのライズスターターを押し込み装填する。
『ブレイク!』
「変身!」
『ソングライズ!』
『Break up! Fist up! GUNGNIR! 仮面ライダーヒビキ!』
「未来、サポートお願い!」
「うん!」
響は仮面ライダーヒビキに変身すると、未来にサポートを頼みそのままガエルマギアに特攻する。
ガエルマギアも向かってくる響に向けてコガエルボマーを放つが、コガエルボマーの動きをバイザーで予測した未来が大量の光線を放ち空中で爆破していき、響は減速せずにガエルマギアに攻撃を仕掛けていく。
翼と奏の方も縦横無尽に飛び回るブーメザンを奏が撃ち落としていき、クエオネマギアに接近した翼が切りかかっていく。
「これ以上、人の命を奪わせはしない!」
「お前ら人形に奪われる程、人の命は安くねえ!」
奏に迫って来るブーメザンを奏は掴み取り、そのままクエオネマギアに向けて投げつけると両足に突き刺さり動きを封じる。
「この一閃で、貴様を打ち砕く!」
動きを封じたのを確認した翼は二本の剣を手に取ると刀身に蒼い炎を纏わせ、そのまま十字にクエオネマギアの体を切り裂いた。
蒼炎十字斬
『絶・・・滅・・・!』
十字に切り裂かれたクエオネマギアはそのまま爆散して、奏が響の方を向き、ホルダーのキーを手に取る。
「響!こいつ使え!」
奏は手にしたシューティングウルフプログライズキーを響に投げ渡すと、響はガエルマギアから距離を取りキーを手に取りライズスターターを押し込む。
『バレット!』
そのままキーを装填すると、上空からシューティングウルフライダモデルが降って来てガエルマギアを威嚇する。
「行きますよ、狼さん!」
『ユニゾンライズ!』
『armed! armor! connect! シューティングウルフ!』
ソングローダーを押し込むと、シューティングウルフライダモデルが形を変え響の左腕に装着されていき、狼の頭部を模したユニット『シューティングウルフブラスター』に形を変えると、響は再びソングローダーを押し込む。
『シューティングレクイエム!』
シューティングウルフブラスターの銃口にエネルギーが蓄積されていき、最大までチャージされるとそのままガエルマギアに向けて放たれる。
放たれたエネルギー弾は狼の形となり、ガエルマギアもコガエルボマーを放ち迎撃するが通用せず、そのまま狼状のエネルギー弾はガエルマギアの胴体を貫いた。
シ
ュ
ー
テ
ィ
ン
グ
レ
ク
イ
エ
ム
シューティングレクイエム
『絶滅ぅぅぅぅ!!』
胴体を貫かれたガエルマギアもそのまま爆散していった。
「勝った・・・急いでエルフナインちゃんの元に・・・っ!」
急いで向かおうとした響だが、いきなり変身が解けその場に倒れてしまう。
「反動が・・・こんな時に・・・!」
「立花!」
「響!」
「響はあたしが担ぐ、急いで向かうぞ!」
奏は倒れる響を担ぎ、急いでエルフナインの元へ向かう。
時を少し戻し、マギアの反応を追った真がたどり着いたのは路地裏だった。
「反応は・・・ここのはず・・・!」
真が周囲を確認していると、誰もいない所に影があるのを確認する。
「っ!上か!」
真が上を向くと、エルフナインを抱えたサイのような見た目のマギア『アルシノマギア』が電線の上に立っていた。
「お母さん!!」
「エルフナイン!!すぐに助けに・・・」
「それ以上の行動は許さないぞ、ゼロワン」
突然の声に真が動きを止めると、上空から変身したアークが降ってきた。
「変な動きを見せるな・・・見せれば小娘の命が危ないぞ」
「アーク・・・っ!!!」
エルフナインを人質にとるアークに怒りを覚える真だが、エルフナインを人質に取られている以上下手に動けなかった。
「・・・目的はなんだ、俺の始末か?」
「それも重要だが、それよりも優先するべきことがある」
「なんだと?」
「前に話したはずだ、私の計画を」
「オペレーション・デイブレイクの事か?」
「その通りだ、その為に必要なものはある程度揃えているが、最後に必要なものがある・・・それを手に入れれば小娘を返そう」
この要求は本来呑んではいけないものだが、人質を取られている以上、真はアークの要求を呑むしかなかった。
「・・・何が必要だ?」
「話が早いな・・・なに、簡単な物だ、私が最後に欲するものは・・・」
そう言うとアークは真を指さす。
「貴様だ」
「っ!!?」
突然真に指さされたことに驚く真とエルフナイン。
「貴様が・・・神によって転生された貴様こそが、オペレーション・デイブレイクの最後の鍵だ」
さて後書きの時間だ。
「今回でとうとう0編が本格的に始まった気がしたな」
「ああ、にしてもアークの狙いが真だなんて・・・ますます急がないとな」
「はい、でも私は負担で動けませんので未来達に任せる形になりそうです・・・」
「それにしても今回はシューティングウルフのユニゾンなんですね?」
モデルとしては某電脳の青い流星のバスターをイメージしてる。
「色んなものを元に作っておるのじゃな」
ネタはいくらあっても困らないからな。
「そうですね、この調子だと他の奏者達の力も楽しみです」
必ず出して見せるから待ってろよ、それじゃあそろそろいつもの行きますか。
『質問返信コーナー』
今回の質問はこちら。
『影薄人さんからの質問』
真紅林檎さんに質問
今年の奏の誕生日では酒盛りを開催していて思ったのですが、もし成人した響達が酒盛りをして酔ってしまった場合はそれぞれどうなると思いますか?
真紅林檎さんのイメージで構いません。
誕生日のネタを持ってきたか・・・まあ俺のイメージなんだが。
響、笑い上戸
未来、絡み上戸
翼、泣き上戸
クリス、怒り上戸
切歌、速攻で酔いつぶれる
調、ザル
・・・と言った感じだな。
「何というか・・・響とクリスはいつも通りな気がするな」
「作者さんの中の私達ってこんな感じなんですか!?」
そんなイメージが俺の中じゃ定着してるんだよな・・・それじゃあそろそろ〆るか。
「「「「「「「それでは次回もお楽しみ!」」」」」」」