0編第二十二話、前回のあらすじは?
「アークの待つ種子島に向かうあたしら」
「そしてたどり着いた種子島には、大地を覆いつくすほどのマギアの大群が待ち構えていました」
「そして相手の奇襲を受け不利に陥った時、米国からの援護射撃がやってきたぞ」
「そしてそこから全世界の人たちが応援に駆け付けてきて、弦十郎さん達も助けてくれました」
「そんな助けてくれた人たちのためにも、俺達はクリフォトへと突入した」
はいOK、それじゃあ0編第二十二話、どうぞ!
クリフォト内に侵入した真達が最初に目にしたのは何もない広い空間だった。
「ここがクリフォト内・・・」
「意外にも何もないんだな」
「天井も凄く高いです」
天井が見えないほどに空間は広く、辺りを散策すると階段を見つける。
「あっ階段がありました!」
「ここを登れって事か・・・随分余裕みたいだな」
「だったらすぐにでも行きましょう!」
「そうデス、善は急げデス!」
そう言って調と切歌が階段を上ろうとしたとき、真の耳に風切り音が聞こえた。
「っ!二人とも伏せろ!」
「「えっ?」」
真はとっさに二人を伏せさせると、二人の頭上を何かが通り過ぎ横の壁に突き刺さる。
「なっ、攻撃!?一体どこから!」
翼達が周囲を警戒する中、庇われた調と切歌は壁に突き刺さった物を見る。
「これって・・・!?」
「そんな・・・どうしてデスか!?」
二人が驚くその時、上から何かが降って来て部屋の中心に着陸する。
『えっ!?』
降ってきた何かを見て、真達は驚愕した。
そこに立っていたのは二体のマギア、だがその姿は普通のマギアとは違っていた。
片方は両手に鎌のような物を構えており、口らしき部分からも二本の刃が牙の如くむき出しになっており、もう片方は両足に車輪のようなものが組み込まれており、頭部には幾つもの輪っかが取り付けられていた。
そしてその姿に、全員は見覚えがあった。
「あれって・・・もしかして!?」
「そうだよな・・・あの野郎は全部記憶してやがんだ、だったら作ってもおかしくねえ!」
「『イガリマ』と『シュルシャガナ』のマギア・・・!」
その二体のマギアの姿は切歌と調の纏うシンフォギア、イガリマとシュルシャガナに酷似していた。
『『・・・・・・』』
二体のマギアは何も語らず、じっと真達に視線を向けていた。
「どうやらあいつらを何とかしないといけないみたいだな・・・」
「だったら一気に『待ってください!』っ!」
真達が戦闘態勢に入ろうとしたとき、切歌と調に呼び止められる。
「ここは私達が何とかします・・・」
「だから皆さんは先に行ってほしいデス!」
「何言ってやがんだ!?ここは全員で挑んだ方が・・・!」
「私達には時間がありません、ここで全員で挑んで時間をつぶすより誰かが残って先に向かわせるのが一番です」
「っ!けど・・・」
「大丈夫デスよ、それにこの中でイガリマやシュルシャガナに一番詳しいのはあたし達デス、殿には一番の適正デスよ」
二人の性論に黙るクリスを横に、マリアが二人に視線を向ける。
「・・・本当にいいのね?」
「うん、任せて」
「だからマリア達は先に」
「・・・分かったわ、行くわよ皆!」
マリアの号令にみんな戸惑うが、全員二人を信じ階段を上っていく。
そして残った切歌と調は互いにアームドギアを構え自分達のシンフォギアに酷似したマギア『イガリママギア』と『シュルシャガナマギア』に向き直ると、二体のマギアも臨戦態勢に入る。
「それじゃあ調、行くデスよ!」
「うん、あんなまがい物なんかに私達は負けない!」
そして二人は同時に飛び出し、マギアとぶつかり合った。
『使用BGM:Cutting Edge×2 Ready go!』
「天真
切歌とイガリママギアは互いの鎌がぶつかり合い、切歌は距離をとると回転しながらイガリママギアに迫ると、イガリママギアの方も回転しながら切歌に迫る。
災輪・TぃN渦ぁBェル
災輪・TぃN渦ぁBェル
「可愛さ余って 肉を食べたい 少女の参上Dhath」
二つのイガリマがぶつかり合い火花を散らしながら空間内を駆け回っている中、離れた場所ではシュルシャガナマギアを調が追いかけていた。
「高出力全開で フィールドを駆けよう」
両足の車輪で駆けていくシュルシャガナマギアに対し調は金月輪で追いかけながら両手に携えるヨーヨーを組み合わせ巨大化し、マギアに向けて投げつける。
β式 巨円斬
「勝負も夢も 命懸けのダイブ」
迫って来る調の攻撃に対し、シュルシャガナマギアは両手の指先から大量の糸を射出し格子状に張り巡らせ調の攻撃を防ぐ。
「Let`s sing重なる歌が」
「決戦のFight song重ね合う歌が」
その後も二人は攻撃を仕掛けていくが、マギアの的確なまでの対処に有効打を与えられず体力を減らしていく。
「どんな高い壁も切り刻んで未来を創る」
押されていく二人は背中を合わせ、両サイドをマギアに挟まれてしまう。
「「夢は負けない」強いLoveで突っ切れ」
同時に迫って来るマギアに対して、二人は眼を合わせることなくギリギリのところで同時にジャンプしてマギア同士を激突させる。
「Ready go!」
「未熟で未完成でも逃げないよ」
「未熟気味で未完成で だけど逃げない」
マギア同士がぶつかり合ったのと同時に二人は同時に仕掛け、調は『β式 獄糸乱舞』を、切歌は両肩に搭載されているアンカーを放ちマギア二体の周囲を包囲する。
「信じ紡いで越えた涙 今、星に」
「信じて紡いで越えた 歴史は星に」
包囲され動きを制限された二体のマギアは脱出を試みようとするが、それよりも先に二人が仕掛け、調は先ほどと同じように二つのヨーヨーを組み合わせさっきよりも巨大な刃を展開し、振り下ろすと巨大なヨーヨーは地面を走るようにマギアに向かい、切歌は拘束したアンカーにアームドギアの刃を展開し、その刃に足を乗せ背中のバーニアで加速しマギアに迫る。
β式 超巨円投断
断殺・邪刃ウォttKKK
「照らそう今この
「闇を照らせ 今この
「待ってる人が・・・!」
二つの刃が包囲されたマギアに迫り、直撃し爆発を起こす。
「一緒にゆこうTWIN-HEART」
二体のマギアが爆炎に包まれるのを二人は横に並んで見る。
「これで終わり・・・なら、いいんだけど」
「相手はあのアークの手先デス、これしきの事じゃ・・・!」
二人の不安は的中し、爆炎の中から傷を負いながらもまだ動ける二体のマギアが立っていた。
「やっぱり、まだだよね」
「なら、何度でもやってやるデスよ!」
二人がアームドギアを構えると、二体のマギアに変化があった。
二体のマギアが隣に並ぶと、突如その体が大きく変形し組み合わさっていく。
組み合わさったマギアはその体を大きくさせ、両足にシュルシャガナの丸鋸の車輪、腹部にはイガリマの刃が牙のように何本も生え、右腕にイガリマ、左腕にシュルシャガナを構え、口からは大量の刃の牙が生え頭部に高速で回転するチェーンソーが兎の耳のように生えた異形の怪物に形を変えた。
「こ・・・これは・・・」
「流石に聞いてないデスよ!?」
突然の変形と合体に驚きを隠せない二人に合体したマギア『ザババマギア』が車輪を回転させながら迫る。
迫って来るザババマギアの口元から先ほどの牙が射出され、二人は躱すが牙一本一本に糸が取り付けられており、ザババマギアは牙を操作して二人を追尾させる。
追尾してくる牙を二人は手にしたアームドギアで払って行くが、途中で牙は軌道を変え二人の周囲を回り、取り付けていた糸で二人の足を拘束してしまい、ザババマギアが二人を拘束した糸を掴んで振り回し壁や床に叩きつけ、壁に投げ捨てると最後に二人に向かって大量の刃を投擲し、二人が刃の山に埋もれてしまう。
大量の刃を投擲し二人を倒したかザババマギアが確認しに近づくと、刃の山の中から巨大なヨーヨーがザババマギアに直撃し後方に吹き飛ばす。
ザババマギアが吹き飛ばされると同時に、刃の山の中から全身傷だらけで多少血が流れているが、五体満足の切歌と調が出て来た。
「はぁ・・・はぁ・・・とっさに守ってなかったら危なかった」
大量の刃が迫ってくる中、とっさに調は先の獄糸乱舞の応用で糸を網目状に展開し被害を最小限に抑えていた。
だが受けたダメージは少なくなく、二人はふらふらな状態ではあったが、それでも倒れずに立っていた。
「確かに相手はとても強い・・・でも、私達はみんなの希望を背負ってる、だから負けるわけにはいかない!」
「どんな強敵が相手でも、力を合わせれば越えられない物はない・・・あたしたちはそうやって何度も困難を乗り越えて来たデス!」
後方に吹き飛んだザババマギアは体勢を立て直し、怒りを表すように全身の刃を軋ませる。
「見せてあげる、私達の・・・」
「貴方を倒す、勇気の力を!」
そう言って二人はソングレイザーを身に着け、キーを手にしライズスターターを押し込む。
『デンジャー!』
『ムーン!』
キーを装填すると、響や翼と同じように二人の周囲に金色の五線譜と緑色と桃色の音符が展開し、二人は手を合わせながら叫んだ。
「「変身!」」
『『ソングライズ!』』
ソングローダーを同時に押し込むと、周囲の音符と五線譜が二人の身に纏わりその姿を変えていく。
イガリマやシュルシャガナの面影を残しながらも顔を完全に隠し、切歌の背中のバーニアとアンカーは羽のようなユニット『イガリマブースター』として背中に取り付けられ、調の両足には車輪のようなユニット『シュルシャガナホイール』が取り付けられ、二人の姿は仮面ライダーとなる。
『Danger up! Scythe up! IGALIMA! 仮面ライダーキリカ!』
『Crescent up! Ring up! SHUL SHAGANA! 仮面ライダーシラベ!』
変身した二人の姿は、まさに月と太陽のような二つの輝きを見せていた。
「私達の刃で!」
「未来を切り開くデス!」
変身した二人にザババマギアは容赦なく襲い掛かって来る。
二人は迫って来るマギアの攻撃を跳躍で避け、上からアームドギアで何度も切りつけていく。
ザババマギアはとっさに背中から刃を繰り出すが、切歌のイガリマブースターの推進力で調を抱えながら飛び出した刃を躱していき、調は足のシュルシャガナホイールから刃を展開し迫って来る刃を足で蹴り壊していく。
「Ready go!」
「未熟で未完成でも逃げないよ」
「未熟気味で未完成で だけど逃げない」
二人はザババマギアの攻撃を躱しきるとブースターで上へと飛びつつソングローダーを押し込む。
『イガリマフィナーレ!』
『シュルシャガナフィナーレ!』
「信じ紡いで越えた涙 今、星に」
「信じて紡いで越えた 歴史は星に」
上へと飛んだ二人の足にそれぞれ巨大な丸鋸と刃が展開し、二人が足を合わせると二つの刃が組み合わさり一つの巨大な刃に形を変える。
「照らそう今この
「闇を照らせ 今この
それを視認したザババマギアは全身から大量の刃を繰り出し二人に向かって跳躍すると同時に、二人は手を繋ぎ、落下の勢いとイガリマブースターの推進力でそのまま垂直に迫って来るザババマギアに向かって行き、両者の刃がぶつかり合う。
「待ってる人が・・・!」
二つの刃がぶつかり合い火花を散らし、そして刃が砕けたのはザババマギアの方だった。
「一緒にゆこうTWIN-HEART」
二人はザババマギアの刃を砕き、そのままザババマギアの体を貫いた。
イ
ガ
リ
マ
フ
ィ
ナ
ー
レ
シ
ュ
ル
シ
ャ
ガ
ナ
フ
ィ
ナ
ー
レ
イガリマフィナーレ
シュルシャガナフィナーレ
貫かれたザババマギアは胴体に風穴を開け、そのまま空中で爆散していった。
地面に着地した二人は変身を解かずに、そのまま地面に膝をつく。
「「はぁ・・・はぁ・・・!」」
二人は息を切らしながらも、互いに手を取り合い立ち上がる。
「や・・・やったデスね、調・・・!」
「うん・・・切ちゃん・・・!」
二人はボロボロでありながらも、皆が進んでいった階段を上っていく。
先に階段を上がっていった真達が付いたのは先ほどと同じ何もない空間だった。
「ここにも何もないね」
「おそらく全階層こうなんだろう、先を急ごう」
真達が上へと続く階段を見つけ出すと、その前に人影が見える。
そこに立っていたのは蠍のような姿をしその手に毒々しい液体を纏わせた刀を持ったマギア『ホロビマギア』と、隼のような姿をしその両手に二丁の拳銃を手にしたマギア『ジンマギア』が待ち構えるように立っていた。
「・・・どうやら、ここはうちらの出番の様じゃな」
「うん、お姉ちゃん」
そう言って紫苑と桃恵が真達の前に出る。
「あ奴らの相手はうちらが務めよう」
「だから皆さんは先に急いでください」
「・・・ああ、気をつけろよ」
「分かっておるわい・・・ゆくぞ桃恵よ」
「うん」
二人はアタッシュカリバーとアタッシュショットガンを手にし、少しずつマギアとの距離を詰め、そして一気に迫り二体のマギアとぶつかり合い階段から離した。
二人が相手取っている間に真達は階段を上っていき、上ったのを確認すると紫苑と桃恵はマギアと距離をとり、対するマギアは刀と拳銃を構える。
「うちらを模倣して作ったか・・・油断する出ないぞ」
「分かってる、お姉ちゃんも気を付けてね」
「うむ、心得ておるぞ」
二人はそう言って再び、マギアとぶつかり合った。
紫苑とホロビマギアは何度も切り合って行くと、ホロビマギアは大きく振り抜くと、紫色の斬撃が紫苑目掛けて放たれ、とっさに紫苑が躱すと斬撃の当たった地面が煙を上げながら腐食していった。
「腐食性の毒の斬撃・・・厄介なのをしてくるのう・・・?」
紫苑が腐食個所に注意していると、紫苑の周囲に紫色の煙が充満していた。
「この煙は・・・っ!?」
紫苑がその煙に気が付いた瞬間、急に苦しみを感じ膝をついてしまう。
「こ・・・これは・・・毒・・・っ!?」
紫苑が独の出所を探ると、ホロビマギアの尻尾から多量の紫色の煙が噴出されていたのが見えた。
「く・・・不覚をとった・・・!」
そんな紫苑を追い詰めるようにホロビマギアは刀と尻尾を繰り出し紫苑に襲い掛かった。
桃恵は空中でジンマギアと打ち合っていた。
桃恵は炎と風を駆使しショットガンで射撃するのに対し、ジンマギアは二丁拳銃に加え翼から追尾式の羽を繰り出し弾丸と共に桃恵に放っていた。
「あの羽、いくら撃ち落としてもすぐに補充されて実質無限ですね・・・」
桃恵がそう呟いていると、ジンマギアは銃を一つ捨て大量の羽を繰り出し羽を組み合わせて一つの剣に形を変え桃恵に接近する。
「っ!接近戦!?」
桃恵はとっさに風を放つが、ジンマギアは回避しながら回り込み、桃恵の背中を翼と共に切り裂いた。
「きゃあ!」
「桃恵・・・があっ!」
翼を切り裂かれ落下していく桃恵を紫苑が視線を向けた隙を付けられ、ホロビマギアの毒の斬撃が紫苑に直撃し吹き飛ばした。
落下する桃恵と吹き飛ばされた紫苑がぶつかり合い膝をつく、桃恵の背中からは血が流れており、桃恵のスーツからは腐食の煙が上がっていた。
「く・・・、桃恵よ、無事か?」
「う・・・うん、何とか・・・お姉ちゃんは?」
「毒が少々聞いておるが・・・まだ大丈夫じゃ」
お互いの無事を確認した二人の前にマギア達が並び立つ。
「実力としてはあ奴らは格上・・・じゃが、それでもうちらは負けるわけにはいかないんじゃ」
「うん・・・エルフナインちゃんと約束したからね、負けないって」
二人は立ち上がり、マギア達に向き直る。
「約束は必ず果たす、じゃからお主らに負けるわけにはいかん!」
「必ず勝って、エルフナインちゃんとの約束を果たします!」
二人はホルダーからトキシックポイズンプログライズキーとインフェルノウィングプログライズキーを取り出し、ライズスターターを押し込む。
『アウェイクン!』
押し込むと、二人の身に着けていたフォースライザーが消え、代わりにスラッシュライザーが身に着けられる。
『トキシックポイズン!』
『インフェルノウィング!』
『アシッドライズ!』
『バーンライズ!』
『『Kamen Rider...Kamen Rider...』』
二人がキーを装填すると、ライダモデルが飛び出し二人を守るように立ちふさがる。
『『スラッシュライズ!』』
『ヴェノムスコーピオン!』
『バーニングファルコン!』
『An indomitable blade that harbors the deadly poison of hell.』
『The strongest wings bearing the fire of hell.』
トリガーを引き、ヴェノムスコーピオンフォームとバーニングファルコンフォームに変身した二人はスラッシュライザーを手に並び立つ。
「行くぞ、共に!」
「うん、お姉ちゃん!」
二人はそのままマギア達に向かって行く。
対するホロビマギアとジンマギアも毒の斬撃と羽の弾幕で迎撃するが、二人の息の合った連携で躱していきそれぞれマギアとぶつかり合う。
紫苑はスラッシュライザーとアタッシュカリバーの二刀流で迎え撃つ中、ホロビマギアは刀と尻尾で防ぎながらも毒煙を散布し、煙が紫苑を包み込んだところを狙い尻尾を紫苑に突き刺そうと伸ばすが、紫苑は尻尾を躱しそのまま尻尾を切り落とした。
尻尾を切り落とされたホロビマギアは自身の毒が効いてないことに衝撃を受けると、紫苑が口を開いた。
「お主の毒攻撃は十分に見せてもらった、じゃからこそ対策させてもらったぞ」
そう言って紫苑が横を向くと、そこには紫苑のヴェノムアナライザーから伸びた針が脇腹に突き刺さっていた。
「お主の毒を解析し、それに対する毒を生成し注入した、つまりお主の毒への抗体を作ったということじゃ」
ヴェノムアナライザーは本人の意思で様々な毒を作り出すことが出来る装置、紫苑の行っていることは可能ではあるがそれはほとんど賭けに近い行動だった、配合を間違っていれば別の猛毒となって紫苑の命を危機にさらしていたが、紫苑はその賭けに勝った。
「さぁ、ここからはうちの番じゃ!」
ホロビマギアは刀で守ろうとするが、尻尾を切り落とされた今紫苑の二刀流を防ぎきれることは出来ず徐々に傷を負っていった。
桃恵の方は再び空中でジンマギアと撃ち合いをする中、ジンマギアが再び剣を生成し桃恵に切りかかろうとする。
「残念ですが、二度も同じ手は通用しません」
刃か桃恵に触れる瞬間、桃恵から超高熱の炎が噴き出しジンマギアの羽の剣を溶かした。
「このスーツと私の錬金術を組み合わせた炎の鎧、触れれば火傷程度ではすみませんよ」
バーニングファルコンに搭載された火給装置『バーニングチャージャー』によって灼熱の業火を生成し、そこに風と炎の錬金術を組み合わせ通常よりも高温の炎を繰り出すことに成功した。
「さっきの・・・おかえしです!」
桃恵は超高温の炎をスラッシュライザーに纏わせ振り抜き、ジンマギアの翼を切断し、地面へと蹴り飛ばした。
蹴り落とされたジンマギアはホロビマギアの元まで向かい、ぶつかった二体はそのまま吹き飛び紫苑と桃恵が並び立つ。
「「これでとどめです(じゃ)!」」
二人はスラッシュライザーをベルトに装填し、ライズスターターを押し込みトリガーを引いた。
『トキシックポイズン!』
『インフェルノウィング!』
『ヴェノムレインラッシュ!』
『バーニングレインラッシュ!』
二人は同時に跳躍し、紫苑は右足にヴェノムアナライザーから飛び出した針を巻きつけ、桃恵は左足に超高熱の炎を纏わせ、同時にライダーキックを放った。
二人のライダーキックはマギアに突き刺さり、二体のマギアは爆炎に包まれていった。
ヴ
ェ
ノ
ム
レ
イ
ン
ラ
ッ
シ
ュ
バ
ー
ニ
ン
グ
レ
イ
ン
ラ
ッ
シ
ュ
ヴェノムレインラッシュ!
バーニングレインラッシュ!
マギアを倒した二人はその場に座り込む。
「っ~~~!む・・・無茶をした・・・体がキツイ・・・」
「私も・・・スーツの許容範囲を超えた熱でまだ熱い・・・」
限界を超えた戦い方でボロボロな二人は何とか立ち上がり、階段に足を運ぶと、後ろから切歌と調が上って来る。
「紫苑さん、桃恵さん、大丈夫ですか?」
「うむ、なんとかのう、そっちも大丈夫の様じゃな」
「はいデス!きちんと勝ったデスよ!」
「よかったです、じゃあ急いで皆さんを追いかけましょう」
合流した四人は階段を上がり先に向かった四人を追いかけて行った。
よし、後書きの時間だ・・・そして九、十人目の仮面ライダーのお出ましだ!
「こんにちは、仮面ライダーシラベ、月読調と・・・」
「仮面ライダーキリカ、暁切歌デース!」
「いらっしゃい二人とも!」
「もうラスト近いっていうのに一気に来たな」
本編でもアマルガムラストの方に集まったからそうしてみました。
「にしても今回はそこの二人と紫苑と桃恵の戦闘回だったな」
「四人の特徴を兼ね備えたマギア・・・恐ろしいですね」
「それも継菜の記憶を読み取ったアークだからこそ出来た代物だな」
そうだな・・・んで戦った四人、感想は?
「「「「正直死ぬかと思った」」」」
まぁそうだよな・・・四人の体の状態はこんな感じだな。
切歌&調:全身切り傷&出血
紫苑:毒による内側へのダメージ
桃恵:背中に大きな切り傷
まぁ結構喰らったな・・・損でこっからはこういった戦闘ばっかだ、気を引き締めろよ、それじゃあいつもの行きますか。
『質問返信コーナー』
今回の質問はこちら。
『影薄人さんからの質問』
真紅林檎さんと継菜真に質問です
現在は継菜真の養子となっているキャロルは聖遺物ダウルダブラのファウストローブを身に纏う時には大人Verと子供Verの2パターンがありますが、2人はどちらが好みですか?
俺的には子供状態の方が好みですかね、得に変身時の頭部の結晶にオートスコアラー達が写る演出がもう最高。
「俺は大人状態だな、あっちの方が仲間の時の安心感がある・・・ってか作者熱弁だな」
「作者さん気に入ってますからね・・・それではこの辺りで〆ましょうか」
「「「「「「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」」」」」」