特別編第二十二話、今回は調の誕生日二回目だ!
「もう調の誕生日も二回目か・・・てか今回も?」
はい、メモリアの方を参考にさせていただきました。
「もう開き直ってんな作者・・・」
「まぁ仕方ありませんよ、お話考えるの大変ですし」
「そうじゃな・・・ところで調よ、隅で何でうずくまっておる?」
「大丈夫ですか、どこか具合が悪いですか?」
「大丈夫・・・最終回目前で私の誕生日が来たから緊張と不安で腹痛と吐血が少々だから大丈夫・・・」
「いやそれ大丈夫じゃないだろ!?エルフナイーン!!」
そ、それでは治療中ですが特別編第二十二話、どうぞ!
「・・・あれ?何か入ってる?」
2月16日のある日、調がポストを除くと調宛の手紙が入っていた。
「調、どうしたデスか?」
「切ちゃん、私宛の手紙が入ってたんだけど差出人の名前が書いてないみたい」
「本当デスね・・・でも調宛なら見た方がいいんじゃないデスか?」
「そうだね・・・怪しい手紙なら司令に頼めばいいからね」
そう言って調が封を開けると中には二枚の手紙が入っていた。
「これは・・・文字が全部新聞の文字の切り抜きデス!?」
「えっと・・・『月読調ヘ、次ノ問いに答えて対応すル人物にタズねよ』・・・ちょっと不気味」
不気味に思いつつももう一枚の手紙を見てみると、以下の文が描いていた。
『〇実、〇理、純〇、〇空に当てはまる漢字一文字を答えよ』
「当てはまる文字・・・何だろう?」
「う~ん・・・あっ!『地理』があるデスよ!」
「でも他の文字には当てはまらないよ」
「そうデスね・・・ふむむっ・・・」
二人が頭を悩ませていると、調は気が付いた。
「・・・あっ、分かったかも」
「えっ!?なんですか!?」
「それは今から会う人に会えばわかるよ切ちゃん」
そう言って二人は家に入って行く。
「真さん、ちょっといいですか?」
「おっ、どうした二人共?」
二人が尋ねたのは真だった。
「調、答えって真さんデスか?」
「切ちゃん、さっきの問題に真って入れてみて」
「えっと・・・『真実』『真理』『純真』『真空』あっ全部あるデス!」
「そういう事」
「さっきから何の話をしてるんだ?」
「でも調、真さんの所に来てどうすればいいデスか?」
「それがまだ・・・真さん、何か私宛の何かありませんか?」
「調宛って・・・あっそういえばこれ」
そう言って真は懐から一枚の手紙を取り出した。
「俺宛なんだけど調が尋ねてきたら渡せって書いてあったんだ」
「もしかしたら・・・見せてくれませんか?」
「ああ、いいぞ」
真から渡された手紙を見ると、『第二問』と書かれていた。
「やっぱり、これを答えて対応する人に当たれば何かわかるかも」
「おおっ!じゃあ早速問題に挑戦デス!」
そう言って二人がその場を後にすると、それを見計らって真が電話をかける。
「・・・俺だ、こっちは終わったぞ、そっちはしくじんなよ」
それから数時間が経ち、二人は扉の前に立っていた。
「これで最後だね・・・まさか十二問もあっただなんて」
「デース・・・まさか古文の問題が出るなんて思わなかったデス」
「うん、それでもう夕暮れだからね・・・ところでここって」
「はい、調の部屋デスね、ここに何が・・・!」
二人は意を決して扉を開くと、突然大量のクラッカーが鳴り響いた。
『二人共、ゴールおめでとう!』
「わっ!」
「わわっ!?なんデスか!?」
二人が驚くと、部屋からクラッカーを持った響達が出て来た。
「えへへ・・・驚いたかな?」
「まっこんだけクラッカーを鳴らせばだれでもビビるだろ」
「皆・・・もしかしてこの手紙って」
「はい、それは僕が用意した物です、問題も僕が考えました」
「お前らが時間をかけて答えられる位の問題をエルフナインに頼んだからな」
「まぁ途中で大学受験もびっくりな問題を出そうとした時慌てて止めましたからね」
桃恵が苦笑いをすると、調が尋ねる。
「あの・・・結局これって一体?」
「ぬっ?そこはまだ分からぬのか?いままでの十二枚の問題が書かれておった手紙の裏側を見てみい」
「えっ・・・あっ、それぞれ一文字ずつ書いてある!」
「そうだよ、それじゃあそれを並べ替えて見て!それが最後の問題だよ」
調と切歌は文字を見て少しして、そしてあることに気が付いて文字を並び替えると、とある一文が出た。
『調ちゃん誕生日おめでとう』
「これって・・・!」
「そっ、今日は調ちゃんの誕生日!だから手を込んだ物にしてみました!」
「文字は今お仕事で海外にいるマリア姉さん達に頼んで書いてもらいました」
「それから、これはゴールにたどり着いた記念です!」
そう言って響が取り出したのは一冊のアルバムだった。
中を見てみると、中には調と切歌が中心の写真が大量に入っていた。
「アルバム・・・でも何で?」
「前にマリアから聞いたんだけどさ、二人って響達が持ってるような小さい頃のアルバムを持ってないじゃんか」
「だからアルバムをプレゼントしたいってマリアが言ったからサプライズを計画したってわけさ」
「サプライズはみんなで考えたんだよ!喜んでくれた?」
響が尋ねると、調は嬉しそうにアルバムを抱きしめる。
「・・・はい、ありがとうございます、皆さん」
「あたしからもありがとうデース!」
「喜んでくれて何よりだよ!それじゃあそろそろ誕生日パーティーを始めよっか!」
「カメラもきちんと用意したぞ、今日の思い出もバッチリ記録するぜ」
「はい、よろしくお願いします」
それからみんなはパーティーを盛大に楽しみ、そして調のアルバムに新しい思い出が増えたのだった。
さて、後書きの時間だが・・・大丈夫か?
「はい、エルフナインの薬で何とか・・・」
「それでもかなり顔色悪いぞお前」
「漫画でしか見たことない顔色してるよ調ちゃん・・・」
「どんだけ緊張してんだよ・・・って言いたいけど気持ちはわかるな」
「何せ終わりが近いんだ、不安を感じてもおかしくはないだろう」
「そうだね、調ちゃん少し横になってたら?」
「はい・・・そうします・・・」
「あ~ほら、あたしの上着貸してやるから」
「何か温かい飲み物持ってくるわね」
「ここぞとばかりにクリス先輩とマリアが過保護デスね」
「クリスさんもマリア姉さんも優しいですから」
「そうじゃな・・・しかし大事な誕生日回の後書きがこれでよいのか?」
「まぁ私達らしいけどね・・・これはこれで」
「これもまたいい思い出になる・・・といいな」
言いきれよ主人公・・・それじゃあそろそろ〆るか。
「「「「「「「「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」」」」」」」」
「そして~!」
『ハッピーバースディ!調!』