お待たせしました、『戦姫転生ゼロフォギア×アームド大戦 Cross of Hero』後編の投稿を始めます。
街中に現れたモンスターを撃退した真達の前に現れたガイアデルムアームド、そして危機を救ってくれた亮太達アームド戦士達。
世界を越えた戦士たちによる夢の競演、果たして勝つのはどちらか。
それでは戦姫転生ゼロフォギアコラボ回後編、どうぞ!
ワールド・ボーダーの潜水飛行船に乗って数時間、孤島に近づいて行くうちに晴模様だった空が徐々に曇っていく。
「さっきまで雲一つなかったのに急に・・・」
「これもガイアデルムアームドの影響だっていうのか・・・?」
「皆、見えてきたわ!」
ミコトの言葉に真達は外を見ると、ガイアデルムアームドが発見された孤島に到着する。
上空からクレーターのある場所を視認すると、その周囲には大量の傀異化したモンスター達が徘徊していた。
「アークとの戦いを思い出させる光景ですね・・・」
「あの時はマギアの大群だったけどこっちは正真正銘怪物の集団だからな」
「それでどうするの、流石にあの数全滅させるのはきついと思うんだけど・・・」
「いえ、全滅させる必要はないわ」
「ミコトさん、どういうことですか?」
「あのモンスター達はガイアデルムアームドによって操られている、つまり操っているあいつを倒すことが出来ればモンスター達も正気に戻る可能性があるわ」
「なるほどな・・・だったらやることは一つだけだ」
「ああ、周囲のモンスターを撃破していきながらガイアデルムアームドに接近・・・そのまま全力で撃破する!」
「よし・・・行くぞ!」
真の号令で全員がワールド・ボーダーから飛び降り、クレーターに向かいながら構える。
『エクシード!』
『アウェイクン!』
『ゼロツージャンプ!』
『ランペイジバレット!』
『トリニティダッシュ!』
『トキシックポイズン!』
『インフェルノウィング!』
『オールライズ!』
『オールライズ!』
『アシッドライズ!』
『バーンライズ!』
『Let’s give you power!』
『Kamen Rider...Kamen Rider...』
『ブレイク!』
『ブレイド!』
『ブラスター!』
『シルバー!』
『デンジャー!』
『ムーン!』
『パージ!』
『火竜インクルード!』
『迅竜インクルード!』
『轟竜インクルード!』
『雌火竜インクルード!』
『青熊獣インクルード!』
『妃蜘蛛インクルード!』
『角竜インクルード!』
『泡狐竜インクルード!』
『リオレウス!』
『ゴア・マガラ!』
『スターフルーツ!』
『Came on!リ・リ・リ・リオレウス! Came on!リ・リ・リ・リオレウス!』
『Deal!』
『ロックオン!』
飛び降りながら真達はプログライズキーを認証し、響達はソングレイザーを身に着けシンフォギアプログライズキーを装填し、亮太達はアームドスキャナーにモンスタータグをかざすとそれぞれに対応したモンスターが上空から現れ、芽とメリュジーヌは『レデスクドライバー』と『アルビオンドライバー』に『リオレウスバイスタンプ』と『ゴア・マガラバイスタンプ』を押印すると芽の身体から巨大なバイスタンプを担いだデスクが、メリュジーヌの背後にゴア・マガラが現れダロスは『戦国ドライバー』に『スターフルーツロックシード』をセットし、イリヤは『カレイドルビー』を手に取る。
『変身!』
『アームド!』
『ゼロツーライズ!』
『フルショットライズ !』
『トライショットライズ!』
『『スラッシュライズ!』』
『ソングライズ!』
『Road to glory has to lead to growin'path to change one to two!仮面ライダーゼロツー!』
『Gathering Round! ランペイジガトリング!』
『Flash of the Trinity! トリニティアクセル!』
『ヴェノムスコーピオン!』
『バーニングファルコン!』
『It's never over.』
『マンモス!チーター!ホーネット!タイガー!ポーラベアー!スコーピオン!シャーク!コング!ファルコン!ウルフ!』
『Control the land,sea and air the creatures become one.』
『An indomitable blade that harbors the deadly poison of hell.』
『The strongest wings bearing the fire of hell.』
『Break up! Fist up! GUNGNIR! 仮面ライダーヒビキ!』
『Blade up! Slash up! AMENOHABAKIRI! 仮面ライダーツバサ!』
『Blaster up! Scarlet up! ICHAIVAL! 仮面ライダークリス!』
『Silver up! Dragoon up! AIRGET-LAMH! 仮面ライダーマリア!』
『Danger up! Scythe up! IGALIMA! 仮面ライダーキリカ!』
『Crescent up! Ring up! SHUL SHAGANA! 仮面ライダーシラベ!』
『Mirage up! Vision up! SHEN SHOU JING! 仮面ライダーミク!』
『リオレウスアームド!』
『ナルガクルガアームド!』
『ティガレックスアームド!』
『リオレイアアームド!』
『アオアシラアームド!』
『ヤツガタキアームド!』
『ディアブロスアームド!』
『タマミツネアームド!』
『バディアップ!オーイング!ショーニング!ローリング!ゴーイング!仮面ライダー!レデス!デスク!レデスク!』
『Horizon up! Dyed.(染まる) boundary.(境界) Chaos.(混沌) (仮面) Rider! アルビオン!』
『ソイヤッ!スターフルーツアームズ!煌星 オン ザスター!』
真達は仮面ライダーに変身し、亮太達はモンスタータグをアームドスキャナーにセットすると呼び出したモンスターが咆哮を上げそのまま装甲に姿を変え、亮太は『リオレウスアームド』、柀徒は『ナルガクルガアームド』、劣夢は『ティガレックスアームド』、恵奈は『リオレイアアームド』、ユナは『アオアシラアームド』、イレイナは『ヤツガタキアームド』、蓬は『ディアブロスアームド』、レイナは『タマミツネアームド』、芽とデスクは『仮面ライダーレデス』と『仮面ライダーデスク』、メリュジーヌは『仮面ライダーアルビオン』、ダロスは『仮面ライダー
『使用BGM:FINAL COMMANDER -Aufwachen Form-』
「よし、行くぞみんな!」
真達がガイアデルムアームドに向かおうとすると、それに気が付いたモンスター達が行く手を阻む。
猛突進で迫って来るティガレックスを真はゼロツーの超スピードで翻弄していき、ティガレックスが真を見失う中で亮太は『リオソードシールド』で何度も切りつけた上で豪火球で追撃し、怯んだところを真が上から頭部に向けて蹴りを叩き込んだ。
響は迫って来るアオアシラの剛腕を両腕で掴み、その勢いを利用して群れに向かって投げ飛ばし、群れが怯んだところに恵奈が猛スピードで迫り『レイアテイル』で攻撃しその上でサマーソルトを決め叩き伏せる。
イズチ達と共に襲い掛かって来るオサイズチ相手に翼はアメノハバキリでオサイズチ達の尻尾を受け止め逆にオサイズチ達の武器である尻尾を切断すると、そこに柀徒が『ナルガブレイド』でさらに切り付け『ナルガテイル』から棘を放ち棘まみれにして倒す。
ビシュテンゴやその亜種が柿や火薬入り松ぼっくりを投げまくるとクリスはボウガンを構えてそれらすべてを撃ち落としていき、攻撃を防がれ引こうとするビシュテンゴ達をレイナが事前に配置していた泡で足を滑らせ、そこにクリスの小型ミサイルの雨が降り注いだ。
フルフルが電撃を身に纏いマリアに突進してくると、マリアはバリアを展開しフルフルの突進を受け止め、電撃が切れた瞬間に蛇腹剣で拘束しそこにユナが『ベアークロー』で切りつけ、最後にマリアが蛇腹剣を引っ張りフルフルを切り裂いた。
切歌は『災輪・TぃN渦ぁBェル』で迫って来るモンスター達を払って行き、それに対しトビカガチは切歌に向かって尻尾を叩きつけようとするが寸前で牙乱が大剣型の武器『スター星剣』で受け止めそのまま尻尾を切断し、その隙に切歌は跳躍しトビカガチを切り裂いていった。
地面に潜航していたジュラトドスの群れが攻撃のために一斉に飛び出すと、飛び出した先に調の『β式 獄糸乱舞』とイレイナの糸で編んだ網で拘束し、そこに調が丸鋸を放ちそれにイレイナが炎ブレスで炎を纏わせジュラトドスの群れを焼き切っていった。
セルレギオスが放つ鱗をイリナはヨツミワドウのタグをルビーにかざし
響達を潰そうとラドバルキンが体を丸め転がっていくと、劣夢がラドバルキンを真正面から受け止め、停止させるとそのまま上空に放り投げ、上空に投げ飛ばされたラドバルキンを奏がアビリティレッグのマンモスの力で地面に叩きつぶした。
アンジャナフがセレナとメリュジーヌに食らいつこうとするが、二人はそのスピードでアンジャナフを翻弄し、セレナはトリニティクローで、メリュジーヌはアロンダイトの剣身を展開し、そのまま高速でアンジャナフを切りつけていった。
空中に羽ばたくレイギエナに対し紫苑は土の錬金術で幾つもの土柱を繰り出すが、レイギエナは土柱を躱していき紫苑に迫り攻撃を仕掛けようとした瞬間、紫苑の繰り出した土柱の一本から蓬が飛び出しレイギエナに飛びつき『ディアブロナックル』で地面に殴りつける。
レデスとデスクが息の合った連携でモンスターをなぎ倒して行くと、背後からベリオロスが二人に襲い掛かろうとするが、炎を纏った桃恵がベリオロスに突撃し怯ませ、その隙にレデスとデスクが同時にベリオロスを撃破した。
各々が力を合わせモンスターを撃破していき、少しづつだが着実に中心に向かって行った。
真達がクレーターに到着すると、そこにはまるで待ち構えていたかのように仁王立ちしているガイアデルムアームドが立っていた。
「堂々と待っていたわけかよ・・・」
「周りのモンスター達、ここには来ないみたいですね?」
「おそらくは動物の本能でしょう、強者を本能で理解し近づこうとしないのです」
「なるほどな、邪魔が入らないから逆に安心だな」
そう言って全員が構えると、ガイアデルムアームドの方も真達に向かって歩みだす。
ガイアデルムアームドの足音だけがその空間に響き、その振動で少し離れているひび付いた岩にさらに亀裂が入り、欠片が地面に落ちた瞬間、真達とガイアデルムアームドがぶつかり合った。
『使用BGM:PERFECT SYMPHONY』
ガイアデルムアームドは右拳を振るうと、響はアームドギアを右腕に集中させガイアデルムアームドの拳とぶつけ相殺すると、そこに恵奈がレイアテイルを叩き込み毒を与え、動きが鈍ったガイアデルムアームドを響は渾身の力で殴り飛ばした。
攻撃を喰らったガイアデルムアームドは二人を攻撃しようと再び拳を振るおうとするが、振るわれる直前で翼の『影縫い』が左腕の影に突き刺さっており一瞬動きを封じられそこに翼と柀徒が同時に切りつけ胴体の鎧に傷をつける。
鎧を切りつけられたガイアデルムにクリスのガトリングの弾幕と未来の光線の雨が降り注ぎ、鎧に付けられた傷がさらに広がっていき、そこにレイナが足に泡を纏いその加速の勢いで攻撃を叩き込み、レイナが離れたところにイリヤがオオナズチの夢幻装備『オサイカマ』でさらに傷をつけた。
連続攻撃を受けたことでふらついたガイアデルムアームドに調とイレイナが両腕を糸で拘束し上空に投げ飛ばすと同時に、マリアの『HORIZON†CANNON』が撃ち込まれ、その後に跳躍したユナがベアークローで切りつけ調とイレイナは拘束した糸を使って地面に叩きつけた。
地面に叩きつけられたガイアデルムアームドを切歌は『災厄・舞レe芽n』で上から切りかかろうとするも寸前で避けられてしまうが、避けた先でダロスがスター星剣を構え切歌と共に前後から切りつけた。
攻撃を受けていくガイアデルムアームドは乱雑に近く大岩を投げつけてくると、劣夢が大岩を受け止め投げ返し、投げ返した大岩が直撃すると同時に奏が『アビリティガントレット』のタイガーとベアーの力を使って炎と氷を叩き込んだ。
炎と氷をぶつけられたガイアデルムアームドにセレナが空中から、メリュジーヌが地上から高速で迫り振るってきた腕を高速で躱し的確に傷ついた個所だけを攻撃し傷を広げていく。
更に傷ついたところに紫苑と桃恵が四元素を混ぜ合わせ陣を生成し、炎、氷、風、土の錬金術を集中砲火を食らわせ、爆煙で視界を封じたところにレデス、デスク、蓬の同時攻撃が直撃し、ガイアデルムアームドの鎧が砕けかける直前になった。
「オオオォォォォォォォォォォォ!!!」
ガイアデルムアームドは雄たけびを上げその衝撃で周囲の響達を吹き飛ばすが、それでも吹き飛ばずにいた真と亮太がガイアデルムアームドに迫っていった。
「鎧全体にひびが付いた、このチャンスを逃すな亮太!」
「ああ、一気に決め切る!」
『黒炎王インクルード!』
亮太がモンスタータグを取り出しアームドスキャナーにかざすと、上空から亮太を雄たけびから守るように現れる『黒炎王リオレウス』が現れる。
「アームド!」
『リオレウスアームド!』
タグをセットすると、リオレウスが鎧となり、赤黒い装甲とマントを身に着けた『黒炎王リオレウスアームド』となり一気にガイアデルムアームドに迫る。
それを見たガイアデルムアームドはモンスタータグを押し込み必殺技を放つ。
『ガイアデルムジェノサイドレイジ!』
すると周囲の砕けた鎧の欠片が宙に浮かび上がり二人に向かって放たれると、放たれた一発が壁に激突し爆発を起こす中、真は高速移動で躱していき、亮太は『リオソードシールド【黒】』で欠片を防いでいく。
「行くぞ亮太!」
「ああ、真!」
そしてガイアデルムの必殺技に立ち向かうように真と亮太を必殺技を放つ。
『ゼロツービッグバン!』
『黒炎王メテオハイフォール!』
真は先ほどよりも早く駆け抜け鎧の欠片を躱しながら迫り、亮太はマント状の翼を展開し飛翔し周囲に火薬岩を繰り出し隕石のように降り注がせガイアデルムアームドの鎧の欠片と相殺し、最後に右足に炎を纏い真と同時に蹴りを放った。
「メテオハイフォール!」
ゼ
ロ
ツ
ー
ビ
ッ
ク
バ
ン
ゼロツービッグバン
二人の放った一撃はガイアデルムアームドに突き刺さり、その鎧を大きく砕きガイアデルムアームドを壁に叩きつけ、叩きつけられたガイアデルムアームドは変身解除されてないが動かなくなる。
「や・・・やったぁ!!」
ガイアデルムアームドが倒れたのを見て歓喜の声を上げる響達。
「・・・やったな」
「・・・ああ、さっさとタグを回収しよう」
ガイアデルムアームドが動かなくなったのを見て顔を合わせる真と亮太は、すぐにタグを回収しようと近寄り亮太が手を伸ばした瞬間。
「・・・・・・・・・っ」
ガイアデルムアームドの指がかすかに動いたのが見えた。
「っ!亮太!」
真の声で亮太はとっさに後ろに飛ぶと、突然ガイアデルムアームドが起き上がる。
だがその動きには違和感があり、すると突然頭を抱え込む。
「ううぅぅぅぅぅ・・・・がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
突然頭を抱えこんだと思うと先ほどよりも低く、重く、憎しみを感じるようなうめき声が口から漏れ出す・・・そして。
『ガアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!』
今迄に聞いたことのないような雄たけび・・・否、咆哮が島中に響き渡る。
真達が驚いている中、周囲のモンスター達に異変が起き出す。
「っ!皆さん、モンスター達が!」
周囲にいたモンスター達が突然苦しみだしたと思ったら、すぐに事が切れたかのように倒れ、その体からキュリアが飛び出してくる。
その数は100や200では収まらず、孤島の空を覆いつくさんばかりの量が一斉にガイアデルムアームドに群がっていく。
「な・・・何が・・・!?」
群がっていたキュリアがガイアデルムアームドに吸収されていくと、赤黒い輝きがモンスタータグに集まっていく。
「エネルギーを・・・与えている・・・!?」
全員が驚いていると群がっていたキュリアが一匹残らずいなくなり、そのモンスタータグは見たことのないくらい赤黒く染まり、ガイアデルムアームドはそのタグを抜くと、アームドスキャナーにかざす。
『終焉インクルード!』
するとガイアデルムアームドの背後に巨大なモンスター『冥淵龍ガイアデルム』が現れるが、その色合いは従来のガイアデルムとは違い赤黒く染まっていた。
「アームド・・・!」
『ガイアデルムアームド!』
タグをセットすると、背後のガイアデルムが咆哮を上げその姿を変える。
だがそれは亮太達のリオレウス達のような装甲ではなく、赤黒い液体となりガイアデルムアームドを包み込み、一つの巨大な球体となる。
そしてその球体は徐々に大きくなっていき、真達の倍以上の大きさになると、球体の中で何かが暴れ出す。
煉獄に墜ちた深き者は底より這い上がる
球体を突き破るかのように二本の腕が飛び出す。
己を傷つけし者達に怒りを覚え、復讐にその身を焦がす
二本の腕に合わせるように二本の足も飛び出し地面に足をつける。
深き者は眷属を喰らいてその身を
前に倒れそうになると、前方に二本の腕が飛び出し、支えられゆっくりと立ち上がり、四本の腕で球体の外側を掴みかかり・・・。
今、眼前に写る世界に終焉を告げよう
そしてビニールを破るかのように球体が破られ、その中から『それ』が現れる。
体格は先ほどよりも倍以上に大きくなり、全身を覆う鎧は黒く染まり赤い線が走る、そして自身の両腕の他に背中から生えている球体を破った四本の腕。
『オオォォォォォォォォォォォォ!!!!!』
まさに『悪魔』と呼ぶにふさわしい存在が、その産声を上げた。
『冥淵龍 終焉纏いしガイアデルム』
「「・・・・・・!」」
突然のガイアデルムアームドの変化に、皆は言葉が出なかった。
今まさに追い詰めていたはずの相手が、更に強大となって復活したのだ。
皆が驚きで動けない中、ガイアデルムアームドは腕の一本を掲げると、そこに赤黒い結晶が集まり形を変え一本の赤黒い大剣『冥淵大剣フロガ【終焉】』となり、ガイアデルムアームドは大剣を掴み無道さに振り上げた瞬間、真はとっさにその攻撃を予測した。
「っ!避けろぉ!」
真の叫びに亮太達は反応し、大剣が振り下ろされると同時に全員は横に飛ぶと、先程までいた場所に巨大な斬撃が放たれる。
その斬撃は大地を切り、空を割り、その斬撃は海まで届いた。
「な・・・何だよ、今の斬撃・・・!?」
「あんなの当たったら、マジでやばいぞ!?」
全員が斬撃の威力の戦慄する中、ガイアデルムは二本の腕を掲げ、『冥淵軽弩カラザ【終焉】』を両手に取り、真達に向け引き金を引くと、銃口から赤黒い弾丸が無数に放たれ全員はその弾丸から逃げるように駆ける。
「ふっ・・・ざけんな!マシンガン並みの連射速度なのに一発一発の威力がミサイルと同等だぞ!」
「こんなのが暴れ出したら・・・本当に世界が壊されます!」
「んなこと・・・させるかよっ!」
そうはさせまいと真がガイアデルムアームドの弾幕を躱しながら果敢に攻め込み、懐に潜り込みプログライズホッパーブレードで切りつけるが、ガイアデルムアームドの装甲に傷一つつかずそれどころかプログライズホッパーブレードの刃が欠けてしまう。
「な・・・っ!」
刃が欠けたことに驚く真にガイアデルムアームドは『冥淵巨槌アネモス【終焉】』を手にし真に向かって振り抜くが、真は直前で回避し距離をとるが、掠めたのか腕の装甲が砕けていた。
「真!?」
「大丈夫だ・・・けど掠めただけで装甲が・・・!」
するとガイアデルムアームドが生成した武器を消し、代わりに『冥淵双刃ルナリオス【終焉】』を六本の腕に構え、真達に迫ってきた。
翼、マリア、切歌、調、紫苑、柀徒、ダロス、メリュジーヌが迎え撃つが、敵の手数と火力が凄まじく一気に押し切られてしまい吹き飛ばされてしまう。
次にガイアデルムは武器を消し『冥淵剛弓スィエラ【終焉】』を構え、その矢を空に向けて放つと、矢が無数に分散し雨のように降り注いできた。
それに対しクリス、未来、桃恵、イリヤ、レイナ、イレイナが各々の技で雨を防いでいくが、その間にガイアデルムアームドは『冥淵重弩プトスアステ【終焉】』を構え、クリス達に向けて放ち、それに対処が間に合わなかったクリス達は直撃を受けてしまう。
仲間達が吹き飛ばされていくのを見て響、奏、セレナ、恵奈、劣夢、ユナ、蓬、レデス、デスクが接近し攻撃を仕掛けようとするが、ガイアデルムアームドは跳躍で躱しつつ『冥淵盾斧ログミー【終焉】』を生成し、エネルギーを溜めこみ地面に叩きつけると、叩きつけた個所から大爆発が起き響達を吹き飛ばしてしまう。
「響!みんな!」
「真、来るぞっ!」
ガイアデルムアームドは『冥淵斬刀ブロンテ【終焉】』と『冥淵揺剣カタフニア【終焉】』を構え真と亮太に迫っていくが、真は予測と高速移動、亮太は飛翔でガイアデルムアームドの攻撃を躱していく。
躱していく間に攻撃を仕掛けるが、ガイアデルムアームドの装甲は固く傷一つつかず回避していくうちに二人の体力が徐々に消耗していった。
そして体力が消耗されるとともに動きが鈍っていき、ついに真の動きに対応し真の頭部を掴み地面に叩きつけ、それに驚いた亮太のいる高さまで跳躍し、亮太を真のいるところに蹴り落とし、タグを押し込んだ。
『終焉冥淵破滅ノ凶星!』
六本の腕から赤黒い光線が放たれるが真達に直撃せず、その周囲を囲むように移動し円が描かれ真達の動きを封じると、ガイアデルムアームドの中心から超高密度のエネルギーが蓄積され、円の中心に放たれ、未曽有の大爆発が真達を呑み込んだ。
ガイアデルムアームドの一撃によって孤島は一瞬で草木も残らぬ荒れ地となり、爆心地に元の姿に戻った真達が横たわっていた。
ガイアデルムアームドは地面に降り立つと、そのまま横たわる真達を横目に間を通り過ぎ、海を渡り別の大陸に行こうとする。
海に片足が入ろうとした瞬間、ガイアデルムアームドの足元に銀色の短剣が突き刺さり、足を止め振り返るとボロボロながらもプログライズホッパーブレードを構え立ち上がった真がいた。
「行かせるわけ・・・ないだろ・・・!」
傷ついた身体を振るいたたせ歩みだす真に対し、ガイアデルムアームドは弓を生成し矢を真に向けて放つと、真の横から亮太が真を抱え矢を躱した。
「助かった・・・ありがとうな」
「どういたしまして・・・」
二人はボロボロになりながらもガイアデルムアームドを見据えると、ガイアデルムアームドも真と亮太の方を向く。
『グゥゥゥゥゥゥ・・・』
その唸り声からは疑惑のような物を感じ、その眼は奇妙な物を見るような眼をしていた。
「分からないって様子だな・・・何で立ち上がるのか、何でまだ立ち向かってくるのか分からないみたいだな」
「分からないなら教えてやるよ・・・俺達には守りたい物があるからだ」
真と亮太の後ろで響達も体を起き上がらせる。
「俺達は大切な物を守るために何度でも立ち上がって来た・・・たとえ相手がどんな強敵でも、どんな奴等でも・・・!」
「誰かを守りたい、大切な場所を守りたい、思いを守りたい、その為ならどんな逆境だって乗り越えて来た・・・!」
「このままお前を行かせたら、多くの人達の夢も希望も壊されてしまう・・・!」
「そんなことはさせない・・・絶対に・・・!」
「だから・・・!」
「俺達は・・・!」
真はプログライズホッパーブレードを、亮太はアームドスキャナーをつけている腕をガイアデルムアームドに向ける。
「「お前を倒して、全部守ってみせる!」」
その瞬間、真自身とドライバーが青白く輝きだし、その輝きに呼応するように亮太のリオレウスモンスタータグも輝きだした。
「っ!これは・・・!?」
「この・・・輝きは・・・!?」
真と亮太が驚く中、真とドライバーから放たれた輝きが亮太のモンスタータグに吸い込まれていき、モンスタータグが白く輝きだす。
「タグが・・・!」
その時、真と亮太の目の前に輝きが集まりだし形を変える。
それは女性の姿をしており、その女性が真と亮太の方を向くと静かに微笑み、そのまま消えていった。
「今のは・・・一体・・・?」
亮太は突然現れた女性に驚くが、真はその女性を見て笑みを浮かべた。
「・・・ったく、力を託して消えたってのに・・・とんだお節介だな」
そう言うと真はホルダーからライジングホッパープログライズキーを手に取り響達の方を向く。
「皆・・・力を貸してくれ」
「っ・・・はいっ!」
真の意図を察し答えると、真はガイアデルムアームドの方を向き、その歌を口にした。
Gatrandis babel ziggurat edenal...
Emustolronzen fine el baral zizzl...
Gatrandis babel ziggurat edenal...
Emustolronzen fine el zizzl...
絶唱を歌いきると、響達のシンフォギアプログライズキーから光の粒子が飛び出しライジングホッパープログライズキーに集約し『ライジングホッパープログライズキー ゼロワンリアライジングver』に形を変えた。
「行くぞ、亮太!」
「ああ、真!」
真はライズスターターを押し込み、亮太は純白のモンスタータグをかざす。
『ジャンプ!』
『オーソライズ!』
『白炎王インクルード!』
すると上空から光り輝くライジングホッパーライダモデルの他に、先程の黒炎王とは正反対に純白に輝くリオレウスが降り立った。
「変身!」
「アームド!」
『プログライズ!』
『イニシャライズ!リアライジングホッパー!』
『A riderkick to the sky turns to take off toward a dream.』
『リオレウスアームド!』
キーを装填しタグをセットすると、ライダモデルは光の粒子となり真を包み込みその姿を変え『仮面ライダーゼロワン リアライジングホッパーXDフォーム』に、純白のリオレウスは咆哮を上げその姿を装甲に変え亮太に装着され、赤と白を基調とした装甲に純白のマントを身に着けた姿『白炎王リオレウスアームド』となる。
変身した二人はまっすぐにガイアデルムアームドを見据える。
「「ガイアデルムアームド、お前を倒せるのは・・・俺達だ!」」
二人の言葉に対し、ガイアデルムアームドは雄たけびを上げる。
『使用BGM:REAL×EYEZ』
雄たけびと同時に真と亮太は飛び出しガイアデルムアームドに向かう。
ガイアデルムアームドは冥淵軽弩カラザ【終焉】を構え連射してくるのに対し、真は手元にイチイバルを、周囲に大量のアタッシュショットガンやショットライザーを生成し、ガイアデルムアームドの弾幕を全て相殺した。
弾幕を相殺すると亮太が前に飛び出したのに対し冥淵斬刀ブロンテ【終焉】を振るうが、亮太は『リオソードシールド【白】』で受け流し、切りつけガイアデルムアームドに傷をつけた。
弾幕を相殺すると真は光にも等しい速度でガイアデルムアームドに接敵し、右腕にガングニールを生成しガイアデルムアームドの武器を砕いて海に向かって殴り飛ばした。
海に吹き飛んでいったガイアデルムアームドを亮太はマントを翼に変え真と共に飛び立ち追いかけて行くと、ガイアデルムアームドは冥淵剛弓スィエラ【終焉】から矢の雨を放ち、そこに加え冥淵重弩プトスアステ【終焉】の弾丸を放っていく。
真は矢の雨を予測と光速移動で躱しながらアメノハバキリとアガートラームで切り落としていき、亮太は迫ってくる弾丸を翼で防ぎながらガイアデルムアームドに迫っていき、それを見たガイアデルムアームドは手に持つ武器を捨て冥淵大剣フロガ【終焉】を六本の腕全てに握り二人に接敵した。
振るってくる大剣を真はプログライズホッパーブレードの二刀流で防ぎながら切りつけ、亮太もリオソードシールド【白】で防いでいきながら白い豪火球を放っていきダメージを与えていく。
『オオォォォォォォォォォォォォ!!!!!』
二人の攻撃に傷を負って行くガイアデルムアームドは咆哮を上げ、タグを押し込む。
『終焉冥淵破滅ノ凶星!』
先程動きを封じるために放った六本の光線を今度は仕留めるために二人に向けて放つが、二人は慌てる様子を見せなかった。
「行くぞ亮太、この一撃で・・・!」
「ああ、この一撃で終わらせる・・・!」
真と亮太はプログライズキーとタグを押し込む。
『リアライジングインパクト!』
『白炎王ヘブンズハイフォール!』
二人は同時に飛び出し光線を躱しながら距離を詰めつつ、ある程度近づくと方向を変え空に向かって行き、雲を突き抜ける。
雲を突き抜け二人は振り返り、真の背中の翼がさらに輝きだし、亮太の背中の翼も竜の翼から天使のような翼となり周囲に白い羽が舞う。
「ヘブンズハイフォール!」
真と亮太の足に白い羽が集約し純白のエネルギーが蓄積されていき、二人はそのままガイアデルムアームドに向かって同時にキックを放つ。
天から降って来る二人を見たガイアデルムアームドは二人に目掛けて全ての力を込めた超高密度のエネルギー弾を放ち、二人の蹴りをぶつかり合った。
拮抗する互いの一撃、少しずつ真と亮太が抑えていくが、二人がさらに力を籠めると押し返していき、エネルギー弾にひびが入って行く。
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
リ
ア
ラ
イ
ジ
ン
グ
イ
ン
パ
ク
ト
リアライジングインパクト
そしてエネルギー弾が砕け散り、二人の一撃がガイアデルムアームドを貫いた。
『アアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!』
貫かれたガイアデルムアームドは全身にひびが入って行き、雄たけびを上げながら爆発し、その爆発に飲み込まれるようにガイアデルムアームドのアームドスキャナーとモンスタータグが燃え尽き、爆発の衝撃で空を覆う雲が晴れる。
ガイアデルムアームドが消え去ったのを見届けると、真と亮太は眼を見合わせ、無言で拳をぶつけた。
それから数日後、ガイアデルムアームドが消えたことで時空の穴が消え、体の治療を終えた真達は元の世界に帰る亮太達を見送りに来た。
「今回は本当にありがとうございました、皆さんがいてくれなかったらどうなっていたか」
「それはこちらのセリフだ、貴方達が来てくれなかったらこの世界は破壊されていた、感謝する」
ミコトと弦十郎が感謝を述べている中、真達と亮太達も会話をしていた。
「もう行っちゃうんですね、皆さん」
「ええ、私達にもやらないといけないことがあるからね」
「でも寂しいデスよ!もうお別れなんて!」
「私も悲しいですよ!まだこの世界の美少女達と触れ合い足りない上に全然台詞がなかったんですよ!」
「何言ってるのよあんたは、いい加減にしなさい」
響達が騒ぐ中、亮太は真に元に戻っているモンスタータグを見せる。
「あの戦いの後元に戻ったんだが、あの時見えたあの人は・・・」
「おそらくな・・・ったく、お節介にもほどがあるだろ」
「けど、そのおかげでこうして守ることが出来たんだ、感謝しないとな」
「・・・だな」
「皆、そろそろ行くわよ!」
二人が話していると、ミコトが亮太達に呼びかける。
「じゃあそろそろ行くな」
「ああ、今回は本当にありがとうな、もしそっちになにか危機がやってきたら今度は俺達が助けに行くぜ、亮太」
「ああ、その時はよろしくな、真」
二人はそう言って拳をぶつけ、亮太達を乗せたワールド・ボーダーは時空の穴から別の世界へと向かって行った。
「・・・また、会えますよね?」
「ああ、また会えるさ、きっとな」
真はそう言って亮太達が去って行った青空を見上げた。
どれだけ世界が離れていようと、その思いは必ず通じると願って・・・。
戦姫転生ゼロフォギア×アームド大戦 Cross of Hero 『完』
よしっ後半後書きの時間だ。
「いやぁ・・・何とか勝てたな」
「そうだな、まさかガイアデルムアームドが進化するなんて・・・」
「マジでビビった・・・あれって作者?」
もちろん俺のオリジナルだ、銀爵龍が二つ名貰ったしこっちも二つ名作ってみようとした結果生まれた負の遺産です。
「自分で負の遺産って言ったぞこいつ・・・」
いやマジで深夜テンションと言いますか、最高にハイッてやつだと言いますか・・・。
「ご丁寧に語り歌まで考えたぐらいだしな」
さてっ!そんな二つ名ガイアデルムアームドだがっ!
「あっ話逸らした」
見ての通りこいつは本編のガイアデルムの武器をさらに強化した武器を使ってくる上、六本の腕を使ってくるから想像以上に厄介な相手だ。
「厄介どころの相手じゃないんだけど・・・特に必殺技」
必殺技は本編でも使ってきたあの超必殺技をリスペクトして作成しました。
「やっぱそうだったか・・・けど最後の最後に奇跡が起きたんだよな」
ああ、『白炎王リオレウスアームド』こちらも俺が一から考案したオリジナルアームドです。
「やっぱモデルは黒炎王か?」
ああ、絶望の悪魔に立ち向かえるのはやっぱ希望の天使だけだと考え『だったらレウスを白くさせよう』と思い至り作成しました。
「なるほどな・・・ところで真、あの時見えた女性って・・・」
「ああ・・・本当にお節介な神様だよ」
「・・・そうか、感謝しないとな」
さてと、それではぼうげん!さん、この度は自分と再びコラボをしてくれて本当にありがとうございました。
「亮太達の物語が気になるって方は、ぜひぼうげん!さんの作品『アームド大戦』をご覧になってください」
「最後まで読んでくれて本当にありがとうございました」
「ぼうげん!さんの方でもゼロフォギアとのコラボ小説が投稿されていますので気になる方は下のURLから飛んで見に行ってみてください」
よしっ、それじゃあ三人で〆るか。
「「「それではご視聴ありがとうございました!」」」
ぼうげん!さんのpixivURL 《https://www.pixiv.net/users/30924711》