戦姫転生ゼロフォギア   作:真紅林檎

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はいどうも、今日でまた一つ歳をとりました真紅林檎です、今回は予告で言ってた通りゼロフォギアとギーツのコラボ小説を投稿します。

それでこの作品を読むにあたっていくつか注意事項がありますので下をご覧ください。

※この作品は『戦姫転生ゼロフォギア』と『仮面ライダーギーツ』のコラボ作品です。

※オリジナルキャラやオリジナルアイテム、オリジナル設定が出てきます。

※ゼロフォギアは最終話から半年が経過、ギーツではまだ公開されていないVシネの後のお話となっております。

※ギーツ組の方ではまだ登場していないレイズバックルが出ます。

※それに加え作者の個人的妄想で英寿以外の面子は英寿の事を思い出し&認識できる状態になっております。

※誤字、脱字があるかもしれませんので見かけたらご報告してください。



・・・これらが大丈夫な方だけ、この作品を呼んでください、それではコラボ回どうぞ!


劇場版戦姫転生ゼロフォギア×仮面ライダーギーツ The・END of DESIRE

あるところに、二つの世界がありました。

 

一つは悪意の神の手より解放された戦姫の世界。

 

一つは創生の神によって作り変えられた幸せの世界。

 

そんな平和を手にした世界に、再び危機が迫っていた・・・。

 

 

 

 

 

『ギーツの世界・未来』

 

遠い未来で一人の若者がある資料を確認すると、冷や汗をかいていた。

 

「これは・・・かなりまずいな・・・!」

 

見ていた資料を投げ捨てて若者はその部屋を出て行くと資料が机から地面に落ちて行き、その資料にはこの一文が目立つように書かれていた。

 

『バッドエンド請負人『アイズ』、脱走』

 

 

 

 

 

『ゼロフォギアの世界』

 

現代の高層ビルの屋上で黒いローブを身に纏った二人の成人男性が街の風景を見下ろしていた。

 

「ふぅ・・・反吐が出るほどに平和だなこの世界は」

 

片方の男性がそう呟くと怪しげな笑みを浮かべ指を鳴らすと、二人の周囲に巨大な眼の形をしたカメラが大量に現れる。

 

「オーディエンスの諸君!世界を越えたバッドエンドゲームの開幕だ!」

 

男が高らかに叫ぶとカメラから大勢の歓声が溢れ出し、それと同時に上空に巨大な黒い大穴が開きだした。

 

 

 

 

 

アークを倒してから半年以上が経過し、真達はヴァネッサと共に買い物に出かけていた。

 

「・・・よしっ、食材はこれ位買っとけばいいな」

 

「すみません真様、本来なら買い物は私達の仕事ですのに手を煩わせてしまいまして・・・」

 

「気にすんな、どうせ今日は暇だったしこういう時位頼れよ、なっ響」

 

「もちろん!力仕事は私達の得意分野ですからね」

 

「これと同じぐらい勉強も得意になってくれりゃあいいんだけどな」

 

「うぐっ!?クリスちゃんそれは言わないでよ~」

 

「まぁまぁ、切歌ちゃんと調ちゃんも手伝ってくれてありがとうね」

 

「お安い御用デス!このぐらいへっちゃらデス」

 

「うん、マリアもセレナもいないからその分私達が頑張らないとだからね」

 

「翼達は海外でコンサート、紫苑と桃恵は村の復興・・・ここ最近は中々揃う事が無くなって来たな」

 

「みんな自分の夢で忙しいですからな」

 

「そうだな・・・やっと平和な世界になったんだ、自分の夢を追いかけてほしいからな」

 

談笑しながら歩いていると、どこかから悲鳴が聞こえてきた。

 

「っ!悲鳴!?」

 

「行くぞっ!」

 

真達は急いで悲鳴の方に向かうと、大勢の人達が謎の人型に襲われていた。

 

「何あの人型!?」

 

「ノイズ・・・じゃない、それにマギアとも違う!?」

 

「とにかく危険だ、ヴァネッサは近くの人達の避難誘導を!」

 

「分かりました、どうかご気を付けて!」

 

真達は襲われている人達の元まで駆け付け謎の人型を押し返す。

 

「早く逃げてっ!」

 

真の声に襲われていた人達が避難すると、響達の方も避難が済んだようだった。

 

「よしっ、皆行くぞ!」

 

ジャンプ!

 

オーソライズ!

 

真がプログライズキーを認証させ、ライジングホッパーライダモデルが周囲の人型を散らしていきながら真達は構える。

 

「変身!」

 

Balwlsyall Nescell gungnir tron

 

Killter Ichaival tron

 

Zeios igalima raizen tron

 

Various shul shagana tron

 

Rei shen shou jing rei zizzl

 

プログライズ!

 

飛び上がライズ!ライジングホッパー!

 

A jump to the sky turns to a riderkick.

 

変身した真達は武器を構えて人型と戦いを始める。

 

人型の大群は一斉に真達に襲い掛かるが、激戦を潜り抜けてきた真達の相手にはならず次々と倒していく。

 

「一体一体の強さは大した事ないな」

 

「けどこんなにいると処理が大変です!」

 

「だったらあたしと未来が一気に殲滅する、行けるか?」

 

「うん、少し時間があれば・・・だから!」

 

「それまで時間を稼げばいいんだよね、任せて!」

 

真達は力を溜めるクリスと未来を守るように陣形を組み、迫りくる人型を払って行く中、真はこの人型について考えていた。

 

(こいつらは一体なんだ?錬金術師が新たに作り出した兵器・・・にしては周囲に錬金術師の気配がない、情報が少なすぎるな・・・)

 

真が考え込んでいると、クリスと未来のチャージが完了した。

 

「・・・よしっ!行くぞ!」

 

「うんっ!」

 

チャージを終えた二人は一気に跳躍し、クリスは大量のミサイルを展開し、未来は手にしていたアームドギアを展開し回転させ、二人同時に放った。

 

MEGA DETH QUARTET

 

追憶

 

同時に放った二人の攻撃は真達の周囲の人型を次々と倒していき、土煙が晴れると人型は一体も残っていなかった。

 

「よしっ!撃破完了!」

 

全員がハイタッチをした後、真は急いで弦十郎に連絡を入れる。

 

『・・・真君か!』

 

「弦十郎さん!実は伝えないといけないことが・・・」

 

『分かっている、あの謎の人型だな、此方でも確認されている、現在あの謎の人型は日本各地に出現しているようだ』

 

「日本各地!?それって不味いんじゃ!」

 

『ああ、現在は地域の軍が対応に当たっているが状況が厳しい、今翼達を呼び戻している、全員揃い次第対処に当たってほしい』

 

「了解!」

 

真が通信を切ると同時に響が上を見上げると、響が驚いた。

 

「っ!?みっみっみっ皆!あれっ!」

 

「どうした響・・・っ!?」

 

真達が響の指さした方を見ると、そこには上空に巨大な大穴が開いていた。

 

「な・・・何だあのどでかい大穴は・・・!?」

 

「バビロニアの宝物庫・・・じゃないですよね?」

 

「あれとは違いすぎる・・・まるで空間そのものに穴が開いてるような感じだ・・・!」

 

「ほおっ、中々鋭いじゃないか」

 

真達が驚いていると知らない男性の声が聞こえ振り返ると、見知らぬ男性とフードを被った男性がそこにいた。

 

「古臭い人類にしてはいい観察眼を持っているようだな」

 

「誰だっ!」

 

真が叫ぶと、男は礼儀正しく頭を下げ答える。

 

「初めまして、私は『アイズ』デザイアグランプリ元運営だ」

 

「デザイアグランプリ・・・?」

 

聞いたことのない言葉に響が首を傾げるとアイズは説明を始める。

 

「デザイアグランプリとは、様々な時代や世界で我々運営と多くのオーディエンスによって選ばれた人々が仮面ライダーとなり己が理想の世界をつかみ取るリアリティーライダーショーの事さ」

 

「リアリティー・・・ライダーショー・・・?」

 

「・・・おい待て、様々な時代や世界だと?」

 

「ああ、お前達からしたら、私は遥か先の未来・・・それも別世界の住人というわけだ」

 

「なっ!?」

 

未来から・・・そのうえ別世界から来たという突拍子のない言葉に真達は衝撃を受けた。

 

「そして先ほどお前達が倒したのは『ジャマト』と呼ばれるデザイアグランプリにおいて敵として設定されている存在、仮面ライダー達はジャマトを倒し、デザイアグランプリで優勝することで自身が望んだ理想の世界を叶えるというわけだ・・・だが、私は違う」

 

「違う・・・?」

 

真が呟くとアイズは怪しげな笑みを浮かべ言葉を紡ぐ。

 

「ハッピーエンドを望む者達がいるように、世界にはバッドエンドを望む者達が多数いる、私はそんなオーディエンスを楽しませるために存在するバッドエンド請負人なのさ」

 

「バッドエンド・・・請負人だと?」

 

「そう・・・だが私の愛するデザイアグランプリは忌々しい仮面ライダー共によって消されてしまい、私は途方に暮れていた・・・だがしかし私は諦めなかった!」

 

アイズは雄々しく腕を振るい上げ叫ぶ。

 

「あの世界でのデザイアグランプリは消えてしまったが、それならば別の世界で私が運営する新たなデザイアグランプリを行うだけ!」

 

するとアイズの周囲に大量のカメラ『オーディエンスカメラ』がアイズ達と真達を囲む。

 

「そしてこれは新生デザイアグランプリ最初のバッドエンドゲーム『侵略ゲーム』、ジャマトが人々を襲いこの世界をジャマトの世界に変えていくゲームだ!」

 

アイズの言葉にカメラから溢れんばかりの歓声と拍手が聞こえてくる。

 

「・・・ふっざけんなよ・・・!」

 

アイズの言葉に真は拳を力強く握り締めアイズを睨む。

 

「んなくだらない事、許すと思ってんのかっ!」

 

真が叫んだ瞬間、一気にアイズの目の前にまで跳躍し殴りかかろうとする。

 

だが殴りかかる直前に隣のフードの男性が横に入り武器を取り出し真の拳を防ぐ。

 

「なっ・・・!」

 

拳が防がれたのに驚いた真はすぐにフードの男から距離をとると、アイズが口を開く。

 

「ああそれと・・・この世界のバッドエンドを望むのは、別次元の者達だけじゃない」

 

「なに・・・っ?」

 

するとフードの男は顔を隠すフードに手をかける。

 

「・・・久しぶりだな、クソ生意気な野良猫共・・・!」

 

「っ!?その声は・・・っ!」

 

聞き覚えのある声に真達が反応すると、顔を隠すフードが取り払われる。

 

そして隠された顔を見て、真達は再び驚愕する。

 

「なっ・・・お前は・・・っ!?」

 

「くっくっく・・・フロンティア以来だなぁぁぁ・・・!」

 

「そんな・・・嘘・・・っ!?」

 

「なんでここにいるんデスか・・・!?」

 

「・・・『ウェル』!」

 

その人物は、かつて真達が食い止めたフロンティア事変の黒幕、己を英雄にするために月を落とそうとした狂気の科学者『ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクス』だった。

 

想像だにしない人物の登場に真達は苦虫を嚙み潰したかのような表情を浮かべる。

 

「どうして・・・お前はフロンティア事変の後、米国の牢獄に投獄されたはずだ!」

 

「ああそうさっ、薄暗い牢獄の中でお前達を恨まなかったことは一秒たりともない!何日も何日もお前達を恨み続け何度も復讐を考えた、だが米国の奴らによってネフィリムの腕を切り離され自由の身を奪われ叶わない夢となった」

 

ウェルは嬉々とした表情で言葉を紡いでいく。

 

「だがしかし、奇跡はついに舞い降りた!投獄されていた僕の元に彼が現れ僕を自由の身にしてくれて、失った左腕の代わりも用意してくれた!」

 

そう叫ぶウェルの左腕には精密な機械で出来た義手が取り付けられていた。

 

「彼の復讐心は非常に使えると踏んだ、故に脱獄と左腕の提供の代わりに私の計画に協力を持ちかけた結果、快く受け入れてくれた」

 

「ああっ!僕の理想が叶わないこんな世界なんてこの手でぶっ壊してやる!そしてアイズが開催するデザイアグランプリに参加し、今度こそ僕は真の英雄となる!」

 

「そんなこと、させるものかっ!」

 

真はアタッシュカリバーを手に取り二人につきつける。

 

「この世界をバッドエンドなんかにさせない、お前達の企みは必ず阻止する!」

 

真の言葉に響達も構えると、ウェルは忌々し気に真達を睨みつける。

 

「・・・やっぱり気に食わないな、お前達のその眼・・・だったらこの世界よりも先にお前達から終わらせてやるっ!」

 

そう叫びながら身に着けていた白衣を翻すと、その下のある物に真達は驚いた。

 

「そ・・・それはっ!?」

 

「ドライバー!?」

 

ウェルの腰に身に着けられていたのは真達が見たことのない金色のドライバーだった。

 

「これこそが僕を英雄と証明するドライバー『サウザンドライバー』だっ!」

 

「何でお前がドライバーを持っているんだ!?」

 

「私が提供したのだよ」

 

真達の疑念にアイズが答える。

 

「このような旧世代のドライバーなど、未来の技術をもってすれば作り出すことなど動作もないということだ」

 

そう言ってアイズがウェルの横に並び立つ。

 

「そしてお前達の相手は彼だけではない」

 

ZILLON DRIVER…!

 

アイズが指を鳴らすと、アイズの腰に見たことのないドライバーが身に着けられる。

 

「ドライバー!?」

 

「これは『ジリオンドライバー』、デザイアグランプリ運営の限られた存在のみが使える最高位のドライバー・・・お前達に見せてやろう、理解の及ばない未来の力を」

 

そう言ってアイズは『グレートアセンブル』に触れ、そのまま『スティグマメトリクサー』に指紋を認証させる。

 

REGAD EYES ACCESS

 

認証させるとアイズの周囲にオーディエンスカメラが集まりだし、アイズはカードホルダーから『シリウスカード』を取り出し構える。

 

「変身」

 

そしてそのまま『ジリオンリーダー』にシリウスカードの認証させた。

 

GENERATE

 

すると周囲のオーディエンスカメラがアイズに集まっていくと同時に青黒いスパークが走り、アイズの姿が変わっていく。

 

RUIN AND MISFORTUNE RULER REGAD EYES

 

変身を終えたアイズの姿は黒と青色のライダースーツに包まれ、頭部の『ロプスプレコグヴィジョン』が怪しく輝く。

 

「見るがいい小娘共、これが真の英雄たる僕の力だ!」

 

ウェルは懐から二つのプログライズキー『スピノゼツメライズキー』と『ティーレックスゼツメライズキー』を取り出すと、『ゼツメライズスロット』にスピノゼツメライズキーを装填し、そのままティーレックスゼツメライズキーのライズスターターを押し込む。

 

ゼツメツエボリューション!

 

キングファング!

 

「変身!」

 

パーフェクトライズ!

 

ウェルはティーレックスゼツメライズキーを『ライズスロット』に差し込むと、ウェルの周囲に『スピノサウルスロストモデル』と『ティーレックスロストモデル』の頭部が咆哮を上げながらウェルの周りを旋回しウェルと重なると同時に黒緑色のスパークが走りウェルの姿を変えていく。

 

When the five fangs overlap, a revenge warrior descends.

 

I am the Hero.

 

変身を終えたウェルの姿は黒と金のライダースーツに銀と緑色の鋭利なアーマーが取り付けられており、緑色の瞳とラインが不気味に輝いた。

 

「これこそがデザイアグランプリにおいて最高傑作の仮面ライダー『仮面ライダーリガドアイズ』」

 

「そして真の英雄にして最強の仮面ライダー『仮面ライダーウェル』!」

 

「・・・・・・っ!?」

 

仮面ライダーに変身した二人に真達に緊張が走る。

 

「さぁ、バッドエンドゲームボーナスステージの開幕だ」

 

 

 

 

 

『ギーツの世界・現代』

 

「・・・それは本当か?」

 

「はい、『ジーン』が新生デザイアグランプリのスタッフから報告を受けましたので間違いないかと」

 

ある神社にて『仮面ライダーギーツ』こと『浮世英寿』が元デザイアグランプリナビゲーターの『ツムリ』からある報告を受けていた。

 

「あいつ以外にまだバッドエンド担当のゲームマスターがいたのか」

 

「はい、ですが彼が執り行うゲームは非常に残酷で幾つもの世界が破壊され、それを重く見た運営はアイズを永久に封印したのですが、デザイアグランプリの消滅で封印が解かれそれと同時に此処とは別次元の世界に行ってしまったようです」

 

「このままでは、その世界がバッドエンドに終わってしまうかもしれないか・・・」

 

「その通りです、どうしますか?」

 

ツムリが尋ねると、英寿は不敵な笑みを浮かべる。

 

「決まっているだろ、これ以上デザイアグランプリで誰かの幸せを奪われるわけにはいかないからな、ヤツが逃げた場所は分かるか?」

 

「そう言うと思いまして、既に特定しております」

 

「よしっ、じゃあさっさと『待てよギーツ』ん?」

 

急な呼びかけに英寿が振り返るとそこには四人の男女『吾妻道長』『桜井景和』『鞍馬祢音』『晴家ウィン』が集まっていた。

 

「自分だけで行こうとしてんじゃねえぞ」

 

「思わぬ来客だな・・・よく知ってるな?」

 

「俺が教えたんだ」

 

道長達の後ろからジーンがやって来てそう答える。

 

「なるほどな・・・だがいいのか?今から行くのは此処とは違う未知の世界、何が起きるのかわからない上に相手は強敵だぞ?」

 

「はっ、それがどうした。俺はあのふざけたデザイアグランプリをまだ続けるやつを叩きのめすだけだ」

 

「ああ、これ以上大勢の人達が不幸な目にあってほしくないんだ」

 

「誰かの幸せを守りたいのは英寿だけじゃないんだよ」

 

「だから俺達もついて行くって訳、いいだろ?」

 

道長、景和、祢音、ウィンの言葉に英寿は静かに微笑む。

 

「わかった、戦力は多い方がいいからな」

 

そう言って英寿が手をかざすと、鐘の音と共に四人の腰に『デザイアドライバー』が身に着けられる。

 

「姉さん、場所のデータを」

 

「はいっ」

 

英寿はツムリが用意したデータを見て、何もない空間に手をかざすと空間に穴が開いた。

 

「俺は此処で待っているよ、俺の推しが帰って来るのをね」

 

「ああ、期待して待っててくれ」

 

そう言って英寿達六人は穴の中に入って行った。

 

 

 

 

 

『ゼロフォギアの世界』

 

真と響とクリスはリガドアイズと、切歌と調と未来はウェルと戦闘を行っていた。

 

「「はあっ!」」

 

真と響が連携で攻撃を仕掛けるがリガドアイズは二人の攻撃を悉く避けていき、逆に二人とも反撃を喰らってしまうが、それでも二人は攻撃の手を緩めない。

 

「丈夫さは折り紙付きか、ならば」

 

するとリガドアイズは二人から距離を取り指を鳴らすと、グレートアセンブルに『マグナムレイズバックル』が装填される。

 

READY

 

「「っ!」」

 

突然現れたバックルに真と響の動きが止まるとリガドアイズは『アプルーバルリボルバー』を回転させ『ストライクトリガー』を押す。

 

MAGNUM INFINITY

 

するとリガドアイズの周囲に大量の『マグナムシューター40X』が出現し全ての銃口が二人に向けられる。

 

「っ!やばいっ!」

 

ファイナルライズ!

 

真はとっさにプログライズホッパーブレードを取り出しドライバーに認証させると同時にマグナムシューター40Xから大量の弾丸が放たれる。

 

ファイナルストラッシュ!

 

真は響の前に出て飛電メタルの壁を生成し弾丸を防ぐが、勢いが強く徐々に押されていく。

 

「ちっ!弾幕には弾幕だ!」

 

クリスは二人を助けるために両手のガトリングをリガドアイズに向けて放つが、リガドアイズは焦る様子を見せずグレートアセンブルに触れる。

 

ACCELERATE

 

触れた瞬間リガドアイズ以外の全ての動きがスローになる。

 

弾幕を放つクリスも迫りくる弾丸すらもスローモーションのように鈍くなり、リガドアイズは横に移動してクリスの元まで歩いて行くとそのままクリスを蹴り飛ばす。

 

「・・・・・・があっ!?」

 

そして時間の動きが元に戻るとクリスが一気に吹き飛んだ。

 

「クリスっ・・・ぐあっ!」

 

「きゃあっ!」

 

クリスが蹴り飛ばされたのに驚いた真は防御の手が緩み弾幕が壁を突破して二人に直撃する。

 

「な・・・なんだ今の・・・急に蹴り飛ばされた・・・!?」

 

突然蹴り飛ばされたクリスが困惑しているとリガドアイズが答える。

 

「これもこのドライバーの能力、私だけの時間を早めたのだ」

 

「時間加速・・・そんなのありかよっ!?」

 

「言っただろう、理解が及ばないと」

 

一方でウェルを相手取る切歌と調と未来の攻撃を先ほど真の攻撃を防いだ『サウザンドジャッカー』で防ぎながら三人に傷をつけていく。

 

「つ・・・強いっ!」

 

「ドクターってこんなに強かったんデスか!?」

 

「僕は真の英雄になる男だぞ、お前ら小娘ごときに遅れは取らないねぇ!」

 

ジャックライズ!

 

ジャッキングブレイク!

 

ウェルが『ジャックリング』を引きトリガーを押すと刀身に電気と炎が宿り、地面に突き刺すと三人の足元から電撃と炎が噴火するように襲い掛かった。

 

「「「きゃあっ!!」」」

 

大きな一撃を喰らってしまい二人は膝をついてしまう。

 

「炎と・・・電気・・・っ、錬金術なんて使ってないのに・・・っ!?」

 

「当然だろう、この武器は彼の特注品でね・・・現存するプログライズキーのデータは殆ど組み込まれているのさ」

 

「プログライズキーを殆ど・・・デスかっ!?」

 

「まさに英雄たる僕にふさわしい武器というわけだっ!」

 

ウェルは歓喜しながら再び三人に襲い掛かり、三人は何とか立ち上がってウェルに迎え撃った。

 

真達の方でも時間加速を扱うリガドアイズに苦戦が強いられ、響とクリスはリガドアイズの猛攻を受けてギアが解けて倒れ知いた。

 

「「はぁ・・・はぁ・・・!」」

 

「響・・・クリス・・・!くそっ・・・時間操作が厄介すぎる・・・っ!」

 

唯一無事な真もかなり消費しており、それに対しリガドアイズは余裕綽々な様子だった。

 

「私としても驚いているよ、古臭い人類風情が此処まで食らいついているのだからね」

 

「いちいち癪に障るんだよ・・・お前の言葉は!」

 

エクシード!

 

ゼロツージャンプ!

 

Let’s give you power!

 

リガドアイズの言葉に真は苛立ちを感じながらゼロツーユニットを取り付けゼロツープログライズキーを取り出す。

 

ゼロツーライズ!

 

Road to glory has to lead to growin'path to change one to two!仮面ライダーゼロツー!

 

It's never over.

 

ゼロツービッグバン!

 

仮面ライダーゼロツーに変身した真はすぐさまキーを押し込むと、超高速でリガドアイズに向かって駆け抜けていく。

 

(どれだけ加速しても、お前の行動を予測して攻撃を与えればいいだけっ!)

 

真はリガドアイズの行動を予測しながら超高速でライダーキックをリガドアイズに向けて放つが、リガドアイズは焦る様子を見せずにグレートアセンブルに二回触れた。

 

REVERSE

 

真のライダーキックが直撃する寸前で真の動きがピタリと止まってしまう。

 

すると止まったはずの真はビデオの逆再生のように動きが巻き戻り、そしてプログライズキーを押し込む前の状態に戻ってしまう。

 

「っ!!?どうして攻撃がっ!?」

 

「時間逆行・・・君の攻撃を巻き戻したのだ」

 

「加速だけじゃなくて逆行まで出来んのかよっ!?」

 

「これがジリオンドライバーの・・・未来の力だ」

 

リガドアイズはそのままシリウスカードをジリオンリーダーにスキャンさせる。

 

EXPUNGE…!

 

するとリガドアイズの身体から大量のオーディエンスカメラが飛び出し一つ一つが輝きだす。

 

真はとっさに防御しようとするが間に合わず輝きを纏ったオーディエンスカメラがミサイルの如く真に直撃し爆発を起こした。

 

「がああっ!!」

 

直撃を受けた真は変身が解けボロボロの姿で地面に倒れ伏す。

 

「真さんっ!」

 

響が叫ぶと同時に後方からも爆発音が聞こえ後ろからギアが解けた切歌、調、未来が二人の元に転がる。

 

五人が並びリガドアイズが指を鳴らすと上空の穴からジャマトが現れ五人を抑え込む。

 

「く・・・っそ・・・・・・がっ!」

 

真はボロボロの体を起き上がらせようとするがリガドアイズの足が背中に押し付けられ再び地面に伏されてしまう。

 

「ボーナスステージは此処までの様だ」

 

「ひゃっはっはっはぁ!実に滑稽な姿だな小娘共ぉ・・・!」

 

踏み倒され押さえつけられる真達の姿にリガドアイズは余裕を見せ、ウェルは嘲笑う。

 

「この時代の英雄とて、所詮はこの程度というわけか」

 

「く・・・がぁ・・・!」

 

リガドアイズは真の背に足を乗せながらどうするべきか考える。

 

「・・・そういえば君はこの世界ではかなり顔が知られているようだね、英雄として名が広まっていると聞く」

 

リガドアイズはそう言うと指を鳴らし一体のジャマトを側に呼び出すと、ジャマトは真の胸倉を掴み持ち上げる。

 

「そんな君の死体を世界中に見せれば人々はさぞかし絶望しバッドエンドゲームも盛り上がるだろう」

 

リガドアイズの悪魔のような提案に響達は驚き、真を掴み上げるジャマトは右手に一本の剣を作り出す。

 

「駄目・・・真さんっ!!」

 

「おっとぉ大人しく見ていると言い、君達の英雄が無残な死体になる瞬間をなぁ!」

 

ジャマトの拘束を振り払い真を助けようとする響をジャマトが頭から地面に押さえつける。

 

「さあっ、ボーナスステージを終わりを告げる素晴らしい断末魔(ファンファーレ)を奏でるといい!」

 

そしてジャマトの持つ剣が真の胸に突き刺さる瞬間、銃声と共にジャマトの持つ剣が弾かれた。

 

「なにっ?」

 

そして再び銃声が響き、今度は真を捕らえるジャマトの頭部に弾丸が直撃し真を放して倒れ伏す。

 

「な・・・なんだっ!今の銃声はっ!?」

 

「・・・まさかっ!」

 

突然の銃声に驚くウェルに対し何かを悟ったリガドアイズ、その瞬間。

 

「はっ!」

 

真の背後から誰かが飛び出し手にしている銃を乱射する。

 

「くっ!」

 

「ちぃっ!」

 

リガドアイズとウェルはとっさに防ぐが、響達を抑えていたジャマトに直撃し響達は解放されると、その人物は真の前に着地する。

 

「どうやら、ギリギリ間に合ったようだな」

 

その人物は上半身が白い狐の様なアーマーを身に纏い、先程リガドアイズが使っていたマグナムシューター40Xを手にしている仮面ライダーだった。

 

「やはり貴様だったか・・・私の愛するデザイアグランプリを壊した男『仮面ライダーギーツ』浮世英寿!」

 

「ああっ、このふざけたデザイアグランプリを止めさせるために化けて出て来たぜ」

 

そう言って英寿は嘲笑うように左手で狐の形を作り、その間の解放された響達は真の元に向かった。

 

「真さん、大丈夫ですか!?」

 

「あ・・・ああ、それよりあんたは・・・」

 

「安心しな、俺はお前達の味方だ」

 

そう言って英寿はマグナムシューター40Xを二人に向ける。

 

「ギーツ・・・貴様またしても私の愛するデザイアグランプリを邪魔するつもりか・・・!」

 

「当然だ、これ以上誰かの幸せを奪うデザイアグランプリは存在するべきじゃない」

 

「ふっ、だがこの数をその荷物を抱えた状態で勝ち抜けれるかっ!」

 

そう言うとリガドアイズとウェルの周囲に大量のジャマトが現れる。

 

「確かにこれは骨が折れそうだな・・・だから」

 

そう言うと英寿は足元に向けて弾丸を放ち土煙を上げ、晴れる頃には六人の姿はどこにもなかった。

 

「逃がしたか・・・だがバッドエンドゲームは必ず完遂させて見せる・・・っ!」

 

 

 

 

 

アイズ達から逃走を図った英寿と真達はある廃墟の中にやって来ると、道長達が中で待っていた。

 

「んっ、どうしたそいつら?」

 

「どうやらこの世界の戦士達みたいだ、敵に襲われていたところを助けてきたところだ」

 

「えっそうなの!」

 

「大分傷付いているみたいですね、応急処置を行いますのでこちらに、祢音様もお手伝いを」

 

「うん、わかった」

 

ツムリが持ってきた救急キットを使って真達は応急処置を終えた。

 

「助けてくれてありがとう、えっと・・・」

 

「浮世英寿だ、さっき見てると思うが仮面ライダーだ、そしてここにいるやつらも彼女以外全員仮面ライダーだ」

 

「そうなんデスか!?」

 

「はい、此方にいる皆様は『仮面ライダーバッファ』吾妻道長様、『仮面ライダータイクーン』桜井景和さま、『仮面ライダーナーゴ』鞍馬祢音様、『仮面ライダーパンクジャック』晴家ウィン様です、そして私はデザイアグランプリ元ナビゲーターのツムリと申します」

 

「あっどうも、自分達は・・・」

 

真達も自己紹介をした後、互いに情報を交換する。

 

「・・・なるほど、随分ふざけたゲームみたいだな」

 

「ちっ、そいつに賛同したその男も大分下らねえな、ほとんど逆恨みじゃねえか」

 

「誰かの幸せを奪い自分だけが幸せになるゲーム・・・そんなふざけたゲームがあってたまるか」

 

「人の幸せを何だと思っているんですか!」

 

真達の所で起きたゲームとアイズ達について、英寿達の世界で起きていたデザイアグランプリについて説明を終えると、真が英寿に提案を出す。

 

「あんたらもあのアイズってやつを止めたいんだろ・・・だったら俺達に協力してくれないか?」

 

「ああ、もちろんそのつもりだ、これ以上誰かの幸せを奪わせるわけにはいかないからな」

 

英寿の言葉にツムリ達も頷き、真が振り返ると響達も頷いていた。

 

「よしっ、だったらまずは俺達の本部に向かって作戦を立てよう、案内する」

 

「ああ、頼む」

 

真達は本部に向かうため移動を開始するが、しばらく移動していると周囲の物陰からジャマトの大群が現れる。

 

「こいつら・・・っ!」

 

対処するため変身しようとするが傷が痛み真達は戦える状態ではなかった。

 

「ここは俺達に任せてくれ」

 

そう言うと英寿達が前に出て英寿はマグナムレイズバックルを、道長は『ゾンビレイズバックル』を、景和は『ニンジャレイズバックル』を、祢音は『ビートレイズバックル』を、ウィンは『モンスターレイズバックル』を取り出す。

 

SET

 

バックルを『ホップアップアセンブル』にセットするとそれぞれの背後に文字が浮き出し英寿達は構える。

 

『変身!』

 

英寿はアプルーバルリボルバーを回転させストライクトリガーを押し、道長は『ウェイキングキー』を捻り『ボーンドゲート』を展開し、景和は『クナイスターター』を引き『シュリケンジェネレーター』を回転させ、祢音は『セレクトケンバーン』を鳴らしてから『Dスクラッチャー』を回し、ウィンは『ラウトクラップメット』を押し『ナップインジケーター』を開かせる。

 

MAGNUM

 

ZOMBIE

 

NINJA

 

BEAT

 

MONSTER

 

それぞれにアーマーが身に着けられ英寿は先ほど見せた『仮面ライダーギーツ マグナムフォーム』に、道長は『仮面ライダーバッファ ゾンビフォーム』に、景和は『仮面ライダータイクーン ニンジャフォーム』に、祢音は『仮面ライダーナーゴ ビートフォーム』に、ウィンは『仮面ライダーパンクジャック モンスターフォーム』に変身した。

 

READY…FIGHT

 

変身した英寿達は襲ってくるジャマトに向かって行った。

 

英寿はマグナムシューター40Xで離れた敵を打ち抜きながら近づいてくる敵を足技で蹴り飛ばしていき、遠距離からの攻撃を躱しながらマグナムシューター40Xをライフルモードに切り替え速射していく。

 

道長は敵の攻撃を受けながらも怯みもせずに敵の頭を掴み地面に叩きつけ、手にしている『ゾンビブレイカー』で近づいてくる敵を薙ぎ払う力強い戦いをする。

 

景和は『ニンジャデュアラー』で敵を切っていきながら迫ってくる攻撃を変わり身の術で回避し、『ツインブレード』に切り替え切り払っていく。

 

祢音は『ビートアックス』で敵を薙ぎ払いながら炎、氷、電撃の三属性を巧みに扱い、軽やかな足取りで敵の上を取り次々と倒していく。

 

ウィンは両手の『モンスターグローブ』で敵を殴り飛ばしていきながら後方で真達に近づいてくる敵を真っ先に倒していく。

 

「す・・・凄い・・・!」

 

「俺達とは全く違う・・・これが別世界の仮面ライダー・・・!」

 

「はい、皆様はああしてジャマトを倒していき、そして敵対する方達と戦い抜き、幸せの世界を作り上げたのです」

 

英寿達の戦いを見て驚く真達にツムリが口を出す。

 

「幸せの世界・・・」

 

ツムリの言葉に真は少し黙りこむと、前に出る。

 

「真さん?」

 

響の言葉を無視し、真は傷だらけにも構わずドライバーを身に着ける。

 

「ここは俺達の生きる世界だ・・・ならこの世界を守るために戦う義務は俺達にもある・・・変身!」

 

真はライジングホッパーフォームに変身すると英寿の背後を取っていた敵を蹴り飛ばし英寿と背中を合わせる。

 

「お前・・・!」

 

「背中は俺が守る・・・英寿は前に集中しろ!」

 

「・・・ふっ、無茶だけはするなよ」

 

「肝に銘じる!」

 

真はアタッシュアローを構え英寿と共に敵を打ち抜いていく。

 

敵を次々と倒していき本部へ進んでいくが、敵の数は一向に減らない様子だった。

 

「っ・・・こいつら全然減らねえ!無限湧きでもしてんのかっ!?」

 

「おそらくはアイズの仕業だろう、デザイアグランプリで使用していたジャマトを裏のルートで大量に手に入れたんだ」

 

「裏のルートって・・・そんなのあるのか!?」

 

「デザイアグランプリにはいろんなスポンサーがいるからな、誰かがジャマトを持っていてもおかしくはないだろう」

 

「厄介ファンにもほどがあるな・・・っ!」

 

大量の敵に対し六人と戦えない六人を抱えており、状況は劣勢にあった。

 

そしてついに敵の数体が真達の包囲を抜け響達に迫っていった。

 

「しまっ・・・皆っ!」

 

真達が阻止しようとするが妨害が入り危機に追いやられたその時。

 

 

 

『伏せろっ!』

 

上から声が聞こえた瞬間、上空から大量の剣と弾丸が降り注いできた。

 

真達はとっさに身を伏せ、降ってきた攻撃は周囲の敵を全て倒していく。

 

「この攻撃は・・・っ!」

 

周囲の敵が殲滅され響達が上を見上げると、そこには二機のヘリが滞空しており、そこから複数人が下りてきた。

 

「大丈夫か、みんな」

 

「まったく、かなり危ない状況だったわよ貴方達」

 

「まっ結果的に間に合ったんだからいいじゃねえか」

 

「はい、皆さんご無事・・・ではないですね」

 

「うむ、酷い怪我じゃないか、急いで本部に向かわんとな」

 

「うん、すぐにヘリが下りてくるからね」

 

「翼さん!マリアさん!奏さん!セレナちゃん!紫苑さん!桃恵さん!」

 

海外と村から駆けつけた仲間達が応援に駆け付けてくれた。

 

 

 

 

 

『S.O.N.G本部』

 

そのままヘリに乗って本部にたどり着いた真達はメディカルルームで治療を受けた後、弦十郎達に何があったのかを英寿達と共に説明した。

 

「デザイアグランプリ・・・バッドエンドゲーム・・・にわかには信じられないが状況を見て本当の様だな」

 

そう言うと弦十郎は英寿達に問いかける。

 

「単刀直入に聞くが、この事態を止める方法はあるか?」

 

「ああ、おそらくこのゲームはアイズがジリオンドライバーを使って行っている可能性がある、だからやつを倒せればこのゲームも終わるはずだ」

 

「だったらすぐに・・・って言いたいけどあいつの潜伏先が分からないんだよな」

 

「迂闊には動けないというわけか・・・」

 

「その上ドクターウェルまで敵としているだなんて・・・」

 

「かなり強くなっていた・・・多分私達が仮面ライダーになっても勝てないと思う・・・」

 

「唯一勝ち目があるのは真さんだけだと思う」

 

「問題はアイズの方だ、あいつの時間操作を何とかしないと勝ち目がほとんどない」

 

「そっちは大丈夫だ、アイズは俺が相手をする、俺ならあいつの時間操作の影響を受けないからな」

 

「そうなんですか英寿さん!?」

 

「時間の影響を受けないとかあんた本当に人間か?」

 

「さあっ、どうだろうな?」

 

「英寿は受けないだろうけど俺には効いてしまうから妨害される可能性があるな・・・」

 

それぞれが思案していると、藤高達が報告する。

 

「司令!各地に点在するジャマト達が突然活動停止、次々と姿を消していきます!」

 

「何っ、モニターに写せっ!」

 

モニターに映し出されると、ジャマト達が突然動きを止め姿を消していった。

 

「これは一体・・・!」

 

するとモニターに砂嵐が走り、アイズの姿が映し出される。

 

『旧時代の人類諸君、ごきげんよう』

 

「アイズ!」

 

突然の合図の出現に驚く中、アイズは口を開く。

 

『いかがだっただろうか私が開催した侵略ゲームは、これより一日間インターバルを行い、早朝に再びジャマトによる侵略ゲームを再開する』

 

次にモニターに映し出されたのは日本地図と五ヶ所に記された赤い印だった。

 

『次なる侵略ゲームではこの五カ所で行われ、この四カ所では今までのジャマトよりも強力なジャマトを配置しており、ここでは私の指揮の元、大量のジャマトが侵略ゲームを行う。皆様の素晴らしいバッドエンドをオーディエンス共々期待して待っております』

 

そう言って再び砂嵐が走りモニターが元に戻る。

 

「どこまでもふざけ切ってやがる・・・!」

 

アイズの言葉に真達は怒りをあらわにしていた。

 

「だがこれでやつの居場所は判明したわ、後は四カ所に敵をどうするべきか考えるべきね」

 

「ああ、敵が動き出すのは早朝、それまでにこちらで作戦を立てるので各員は戦いに備えて体を休めてくれ」

 

弦十郎は机を叩き真達に喝を入れる。

 

「あのようなふざけた男に、我々の生きる世界をバッドエンドにさせるわけにはいかない、全力で阻止するんだ!」

 

『了解!』

 

 

 

 

 

全員が英気を養っている中、真は一人トレーニングルームで特訓をしていた。

 

「はぁ・・・はぁ・・・っ!」

 

「精が出るな」

 

真が振り返ると、英寿がトレーニングルームに来ていた。

 

「少し話がしたくてな、時間良いか?」

 

「・・・ああ、俺も話がしたかったんだ」

 

そう言って真はトレーニングをやめ、英寿と話をする。

 

「改めて助けてくれてありがとうな、英寿が来てくれなかったら死んでた」

 

「気にするな、あそこで助けに入れたのは殆ど偶然だ」

 

「そうだとしても俺はあんたに感謝したい」

 

「そうか・・・なら遠慮なく受け取っておくさ」

 

そう言うと、真は英寿にあることを尋ねる。

 

「・・・ところで英寿、気になっていることがあるんだが聞いてもいいか?」

 

「奇遇だな、俺もお前に聞きたいことがあったんだ」

 

「俺に?」

 

「ああ・・・お前、この世界の『神様』なのか?」

 

英寿の言葉に真は驚く。

 

「っ!?・・・どういうことだ?」

 

「お前からほんの少しだが神の力を感じる、だから気になってな」

 

「感じるって・・・やっぱりあんたも俺と同じなのか?」

 

「それが俺に対する質問か?」

 

英寿の言葉に真は頷くと、英寿は応えてくれる。

 

「ああ、この力は『創生の力』って言われてな、デザイアグランプリに置いて世界を作り変えることが出来る女神の力なんだ」

 

「世界を作り変える!?」

 

「ああ・・・そして、俺の母さんの力でもあるんだ」

 

その言葉に真は驚き、英寿は自身の胸に手を当てる。

 

「母さんは運営の奴らに利用され創生の女神にされ長い間利用されてきた、そして俺は今まで母さんのために戦い続け、そして俺は母さんの思いを受け取って創生の神になったんだ」

 

「そうだったのか・・・すまない、辛いことを言わせて」

 

「気にするな、もう済んだことだ・・・それで君は?」

 

「・・・それを放すには俺について説明しないとな」

 

英寿の言葉に真も自身について説明をする。

 

「・・・なるほど、別世界の転生者か」

 

「ああ、そして神様は俺を生き返らせるために力を託して消えていったんだ」

 

「死者の復活か、その神様の力は創生の力と同格って訳か」

 

「まあな・・・けど俺自身この力を使いこなせていなくてな」

 

真は不甲斐なさそうに自身の右手を力強く握りしめる。

 

「この力を使いこなせて入れればみんなを危険な目に合わせずに済んだってのにな・・・」

 

悔しそうにする真を英寿は見つめていた。

 

(神の力はおそらくは俺と同等ぐらいにはある、しかし扱い方が分からないせいか力に蓋がされて上手く扱えないって感じか)

 

真の神の力を感じ取った英寿は真にある提案を持ちかける。

 

「・・・なぁ、俺に提案があるんだ」

 

「・・・提案?」

 

「ああ、もしかしたらアイズ達を何とか出来るかもしれない」

 

 

 

 

 

そして早朝、響達が司令室に集まる中、真と英寿がまだ来ていなかった。

 

「二人共、遅いですね・・・」

 

「こんな大事な時に何してやがんだ・・・っ!」

 

すると扉が開かれ二人が遅れてやってくる。

 

「ごめん、遅れたっ!」

 

「遅えぞ、何してやがったんだ!」

 

「少し立て込んでてな、その話は後でな」

 

「よし、全員が集まったところで作戦を伝える」

 

モニターに日本地図が映し出され、説明が始まる。

 

「まず敵はこの四カ所に強力なジャマトが配置され、ここでは大量のジャマトと親玉が待ち構えている、そこで我々はチームに分かれ行動を行うことにした」

 

「チーム分けとしては奏さんと道長さん、セレナさんと祢音さん、紫苑さんと景和さん、桃恵さんとウィンさんが四カ所の防衛とジャマトの撃破を、響さん達装者がこの個所のジャマトの防衛、そして食い止めている間に真さんと英寿さんが敵の本陣に突入、アイズとウェルを倒します」

 

緒川が説明を終えると、キャロルが前に出る。

 

「そして装者達の方には俺も出張ろう」

 

「えっキャロルちゃんも来てくれるの!?」

 

「ああ、ここに配置されているジャマトの数は他より多い、戦力は多い方がいいだろうからな」

 

「けど問題はアイズとウェルにやつだな、大丈夫なのか?」

 

クリスの言葉に真は少し自信をもって答える。

 

「ああ、多分大丈夫だと思う」

 

「多分って・・・おいおいそれ本当に大丈夫か?」

 

「まあ試してないからぶっつけ本番ってところがるけど・・・行けると思う」

 

「思うじゃない、行けるさ、必ずな」

 

「ぶっつけ本番って・・・一体何を?」

 

響が尋ねようとするとアラートが鳴り響いた。

 

「ポイントの五カ所にてジャマトの出現を確認!」

 

「よしっ、全員直ちに出撃・・・バッドエンドを阻止するぞ!」

 

『はいっ!』

 

真達は用意していたヘリに乗り込みポイントに向かって行った。

 

 

 

『奏・道長ペア』

 

ポイントに到着した二人が眼にしたのは大量のジャマトとそれらの指揮をしていた『ナイトジャマト』だった。

 

「どうやらあいつが此処の頭みたいだな」

 

「そうみたいだな・・・んじゃ、早速始めるか!」

 

SET

 

バレット!

 

オーソライズ!

 

Kamen Rider...Kamen Rider...

 

「「変身!」」

 

ZOMBIE

 

ショットライズ!

 

シューティングウルフ!

 

The elevation increases as the bullet is fired.

 

READY…FIGHT

 

変身した二人はゾンビブレイカーとオーソライズバスターを構え、ジャマトの大群に向かって行った。

 

 

 

『紫苑・景和ペア』

 

二人がポイントにたどり着くと大量のジャマトと『ルークジャマト』が街を襲っていた。

 

「もう侵略が始まってる!」

 

「すぐに行くぞ!」

 

SET

 

ポイズン!

 

「「変身!」」

 

NINJA

 

フォースライズ!

 

スティングスコーピオン!

 

Break Down.

 

READY…FIGHT

 

変身した二人はニンジャデュアラーとアタッシュカリバーを構え人々を助けに行った。

 

 

 

『セレナ・祢音ペア』

 

ポイントに到着した二人の元に大量のジャマトと『古代魚ジャマト』が待ち構えていた。

 

「あいつが私達の相手みたいだね」

 

「はい、行きましょう祢音さん!」

 

「うん!」

 

SET

 

ダッシュ!

 

オーソライズ!

 

Kamen Rider...Kamen Rider...

 

「「変身!」」

 

BEAT

 

ショットライズ!

 

ラッシングチーター!

 

Try to outrun this demon to get left in the dust.

 

READY…FIGHT

 

襲い掛かってジャマトに二人はビートアックスとアタッシュアローを構えて立ち向かった。

 

 

 

『桃恵・ウィンペア』

 

二人が到着したポイントでは大量のジャマトと『ビショップジャマト』が待機していた。

 

「うへぇ、かなりいやがんな」

 

「ですが戦うしかありません」

 

「だな」

 

SET

 

ウィング!

 

「「変身!」」

 

MONSTER

 

フライングファルコン!

 

Break Down.

 

READY…FIGHT

 

変身した二人がアタッシュショットガンとモンスターグローブを構えると、ジャマト達は一斉に襲い掛かってきた。

 

 

 

『真・英寿・響チーム』

 

アイズ達がいるポイントにたどり着いた真達を待ち受けていたのは他のポイントよりも大量にいるジャマトだった。

 

「うわぁっ!とんでもない量デスよっ!」

 

「今までの比じゃない・・・!」

 

「だが、ここで食い止めねば多くの人達が被害にあってしまう!」

 

「それだけはなんとしても阻止するわよっ!」

 

「作戦通り、ここはあたしらで食い止める」

 

「だから真さんと英寿さんは敵の元に!」

 

未来達の言葉に二人は頷き、真はライズフォンを取り出しライズホッパーを繰り出し、英寿もブーストライカーを召喚し乗り込むと、響達はソングレイザーを身に着け、キャロルはダウルダヴラを取り出す。

 

ブレイク!

 

ブレイド!

 

ブラスター!

 

シルバー!

 

デンジャー!

 

ムーン!

 

パージ!

 

『変身!』

 

ソングライズ!

 

Break up! Fist up! GUNGNIR! 仮面ライダーヒビキ!

 

Blade up! Slash up! AMENOHABAKIRI! 仮面ライダーツバサ!

 

Blaster up! Scarlet up! ICHAIVAL! 仮面ライダークリス!

 

Silver up! Dragoon up! AIRGET-LAMH! 仮面ライダーマリア!

 

Danger up! Scythe up! IGALIMA! 仮面ライダーキリカ!

 

Crescent up! Ring up! SHUL SHAGANA! 仮面ライダーシラベ!

 

Mirage up! Vision up! SHEN SHOU JING! 仮面ライダーミク!

 

響達は仮面ライダーに変身し、キャロルはダウルダヴラを身に纏いジャマトの大群に向かう中、響は二人に声をかける。

 

「二人共、お願いします!」

 

「ああ、任せろ!」

 

「さあ、行こうか」

 

二人はバイクを走らせ、ジャマトの群れをかき分けながらアイズとウェルがいる場所へと向かって行った。

 

 

 

 

 

「・・・どうやらここがゴールみたいだな」

 

「・・・此処かよ、趣味の悪い」

 

バイクを走らせた二人がたどり着いた場所はかつてカ・ディンギルがあった『東京番外地 特別指定封鎖区域』真にとって嫌な記憶がある場所だった。

 

「この場所は君にとって思い出深い場所だと彼に聞いてね、選ばせてもらったよ」

 

二人がバイクから降り歩いていると、奥からアイズとウェル、そして四人を囲むようにオーディエンスカメラが現れる。

 

「どうだい小娘、いい思い出が溢れてくるだろう?」

 

「ああ思い出すね、お前を今すぐにでもぶちのめしたいほどの思い出がな」

 

「ジャマトが現れたポイントに刺客を送ったようだが意味などない、この世界は素晴らしいバッドエンドを迎えるのだからな」

 

「僕が英雄になれないこんなくだらない世界僕の手でバッドエンドに染め上げてやる、そして今度こそ僕は真の英雄になるんだ!」

 

オーディエンスカメラから歓声が聞こえてくるが、歓声を遮るように二人が口を開く。

 

「そんなことさせはしない俺達がさせるわけがないだろう」

 

「お前達の作ったくだらないゲームを、終わらせてやる」

 

「ふん、やれるものならやって見せろ!」

 

REGAD EYES ACCESS

 

「この場所に、お前達の墓標を立ててやる!」

 

ゼツメツエボリューション!

 

キングファング!

 

アイズとウェルはシリウスカードを手に取り、ウェルはスピノゼツメライズキーを装填しティーレックスゼツメライズキーを手に取り構える。

 

「「変身」」

 

GENERATE

 

パーフェクトライズ!

 

RUIN AND MISFORTUNE RULER REGAD EYES

 

When the five fangs overlap, a revenge warrior descends.

 

I am the Hero.

 

リガドアイズとウェルに変身した二人を見ながら真と英寿もドライバーを身に着ける。

 

アウェイクン!

 

DESIRE DRIVER

 

ドライバーを身に着けると真はライジングホッパープログライズキーを、英寿はマグナムレイズバックルと『ブーストレイズバックル』を手に取る。

 

「お前達の好きにはさせない、この世界の幸せは・・・!」

 

「この世界のみんなの夢は・・・!」

 

「「俺達が守る!」」

 

SET

 

ジャンプ!

 

オーソライズ!

 

二人は同時に構えを取り、同時に叫ぶ。

 

「「変身!」」

 

英寿はアプルーバルリボルバーを回転させストライクトリガーを押した後、『ブーストスロットル』を回し、真はライジングホッパープログライズキーを装填する。

 

DUAL ON

 

プログライズ!

 

GET READY FOR BOOST/MAGNUM

 

飛び上がライズ!ライジングホッパー!

 

A jump to the sky turns to a riderkick.

 

READY…FIGHT

 

英寿は先ほどの姿に下半身が赤いアーマーを身に着けた『仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォーム』に、真は『仮面ライダーゼロワン ライジングホッパーフォーム』に変身する。

 

「さあっ、ここからが・・・」

 

「俺達の・・・」

 

「「ハイライトだ!」」

 

二人はマグナムシューター40Xとアタッシュカリバーとプログライズホッパーブレードを手に取りリガドアイズとアークウェルに向かって行った。

 

『使用BGM:Trust・Last』

 

「はあっ!」

 

英寿はマグナムシューター40Xで二人を分断させ英寿はリガドアイズを、真はウェルを相手取る。

 

リガドアイズの攻撃を防ぎながら英寿は『ブースとキッカー』で強化した足蹴りで攻撃を与えていき、真の方もウェルの放つ電撃や氷、炎などの攻撃を躱していきながらウェルに攻撃を与えていく。

 

「なかなかやるようだな、だがジリオンドライバーの力の前にあの小娘は足手まといになるだけだ」

 

そう言ってリガドアイズはグレートアセンブルに触れた。

 

ACCELERATE

 

その瞬間、リガドアイズと英寿以外の動きがスローになる。

 

「荷物を抱えたまま十分に戦えるか!」

 

リガドアイズはそのまま真の元に向かい攻撃を与えようとするが、それに対し英寿は一歩も動かずにいた。

 

そしてスロー状態の真に向けてリガドアイズが拳を振るった瞬間、真はその拳を受け止めた。

 

「何っ!?」

 

「おらっ!」

 

「はっ!」

 

拳を受け止めた真は機敏な動きでリガドアイズを蹴り飛ばし、その先で英寿が追い打ちの蹴りを与え加速が切れた。

 

「はっ!?何であいつが倒れているんだ!?」

 

突然の出来事にウェルが驚く中、リガドアイズも困惑の最中だった。

 

「な・・・何故だ!?創生の力を持ったギーツはともかく、何故突然小娘まで動ける!?」

 

困惑するリガドアイズに英寿が答えを言う。

 

「答えは簡単だ、彼女にも俺と同じ力があるからな」

 

「な・・・何っ!?」

 

「まあっ、使えるようになったのは今朝方なんだけどな」

 

時は遡る事先日、英寿から提案を受けた真はトレーニングルームで説明を受ける。

 

『神の力を扱えれるようにする!?』

 

『ああ、その通りだ』

 

英寿の提案に真は驚きの声を上げる。

 

『先に言っておくと、俺は前の戦いで肉体を失い神様になったんだ』

 

『待ってのっけからとんでもない話になったんだけど!?神様!?』

 

『そこは気にするな、それで俺が時間操作に対抗できたのは神になったお陰なんだ、けど君には俺と同じように神の力が受け継がれている』

 

そう言われて真は自身の胸に手を当てる。

 

『その力を使いこなせるようになれば、おそらくリガドアイズの時間操作に対抗できるはずだ』

 

『あの力を・・・使いこなす・・・』

 

『けど知っての通り今は時間がない、だから俺が創生の力を使ってお前の力を使えるようにする』

 

『使えるようにって・・・そんなことできるのか!?』

 

『それは分からない、何せ俺も始めてやることだからな、うまくいくかどうかはぶっつけ本番だ・・・それでもやるか』

 

英寿の言葉に真は少し考え込み、そして決断する。

 

『・・・俺はこの力を受け取る時神様と約束したんだ、世界を守るって・・・だから俺は受け継いだこの力を使いこなしたい、そして神様が命を懸けて守ってくれたこの世界を・・・みんなの夢を守りたい!』

 

そう言って真は英寿の方を向く。

 

『だから頼む、俺に神の力を使えるようにしてくれ』

 

『・・・ああ、お前のその願い、叶えて見せるさ』

 

そう言って英寿は真に向けて掌を差し出す。

 

『力を使えるように強く願えそうすれば必ず願いは叶う』

 

『・・・・・・っ』

 

真が強く願うと、鐘の音と共に青白い光が真の全身を包んでいった。

 

そうして真は英寿によって神の力を一日限定だが使えるようにしてもらい、時間ギリギリまで神の力のコントロールを行った。

 

「そしてぶっつけ本番でいけるか不安だったが・・・結果は大丈夫だったな」

 

「ああ、これで俺も存分に戦える!」

 

「っ・・・ふざ・・・けるなぁ!!」

 

EXPUNGE…!

 

納得のいかない出来事に怒りをあらわにしたリガドアイズはシリウスカードをスキャンすると、全身の各部から光線が放たれ二人を襲った。

 

SET

 

シャイニングジャンプ!

 

攻撃が直撃し勝利を確信したと思った瞬間、爆炎の中から二人が飛び出す。

 

BOOST MARKⅡ

 

シャイニングホッパー!

 

爆炎の中から飛び出したのは『ブーストマークⅡレイズバックル』を使用して変身した真紅のギーツ『仮面ライダーギーツ ブーストフォームマークⅡ』、そしてシャイニングホッパープログライズキーを使用して変身した『仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパーフォーム』だった。

 

「「はあっ!!」」

 

二人は先ほどよりも高速で動き回りリガドアイズとウェルを翻弄しながら攻撃を仕掛けていく。

 

英寿がリガドアイズを、真がウェルを攻撃するときがあれば高速で相手を入れ替え戦闘を続行する息の合った連携を行う。

 

「馬鹿な・・・こんなことがあるはずがない!」

 

READY

 

リガドアイズはとっさにグレートアセンブルにゾンビレイズバックルをセットしウェイキングキーをひねる。

 

ZOMBIE INFINITY

 

「こんな奴らに真の英雄たる僕が負けるはずがないんだ!」

 

ジャックライズ!

 

ジャッキングブレイク!

 

するとリガドアイズの周囲に大量のゾンビブレイカーが繰り出され、そこにウェルが様々な属性を付与し一斉に放って来る。

 

二人は高速で躱していくが数本が直撃しようとした瞬間、真がシャイニングホッパープログライズキーに手をかざすと光が収束しキーにアサルトグリップが取り付けられそのまま押し込む。

 

シャイニングアサルトホッパー!

 

即座に『仮面ライダーゼロワン シャイニングアサルトホッパーフォーム』に変身した真はシャインクリスタを展開し残りのゾンビブレイカーを撃ち落とす。

 

「すっげ・・・こんな簡単に変身できんのかよ・・・!」

 

「呑み込みが早いな、気分はどうだ?」

 

「ああ・・・最っ高だ!」

 

「なら俺も負けていられないな」

 

REVOLVE ON

 

英寿は『リボルブアンロック』を押しロックを解除しドライバーを回転させると、懐からジーンから受け取った『レーザーレイズライザー』を取り出しセットする。

 

SET UP

 

セットするとそのまま『ブーストスロットルマークⅡ』を捻り、『インプットトリガー』を引く。

 

DUAL ON

 

HYPER LINK

 

LASERBOOST

 

レーザーレイズライザーを使用した英寿はジーンとの絆のフォーム『仮面ライダーギーツ レーザーブーストフォーム』に変身し、レーザーレイズライザーを構えて突っ込む。

 

リガドアイズとウェルも攻撃を放つが、英寿は『クロスリアライド』に組み込まれた『バーミリオンブイツイン』でベクトルを操作し壁や天井に移動しながら接近し攻撃し、そこに追撃するように高速で接近した真が予測演算を行い二人の逃げる先に攻撃を仕掛けた。

 

「なんだこの力は・・・真の英雄たるこの僕が追い詰められるなんてことあるはずがないっ!」

 

サウザンドライズ!

 

ウェルはティーレックスゼツメライズキーをサウザンドジャッカーに装填してジャックリングを引くと、刀身に黒緑色の電撃が走る。

 

サウザンドブレイク!

 

ウェルはそのまま斬撃を放つが、真が神の力を使ってキーをメタルクラスタホッパープログライズキーに切り替える。

 

メタルライズ!

 

メタルクラスタホッパー!

 

『仮面ライダーゼロワン メタルクラスタホッパーフォーム』に変身した真はすぐにプログライズホッパーブレードとアタッシュカリバーを組み合わせ認証させる。

 

アルティメットライズ!

 

認証させるとそのままウェルの攻撃を受け止め後ろに押されるが、跳躍と回転で勢いを受け流して逆にそのエネルギーを刀身に宿しそのままトリガーを引いた。

 

アルティメットストラッシュ!

 

ウェルの攻撃を利用して増幅させた斬撃を放ち、ウェルはその攻撃を受け後ろに吹き飛ばされる。

 

「ば・・・馬鹿なっ!?」

 

英寿の方もリガドアイズの繰り出した大量のマグナムシューター40Xを次々と撃ち落としていきながら接近しつつ『クロスオルタネーター』を入力しインプットトリガーを引く。

 

FINISH MODE

 

LASERBOOST VICTORY

 

リガドアイズはとっさにオーディエンスカメラを繰り出すが英寿はエネルギーを蓄積した足で次々と蹴り落としていき、リガドアイズの胸部に強烈な一撃を与える。

 

「こんなこと・・・ありえない、私が負けるなんてことはっ!」

 

EXPUNGE…!

 

リガドアイズは真の時と同じようにオーディエンスカメラをミサイルのように放ちそれら全てが英寿に直撃する。

 

爆炎がはれるとそこには英寿の姿はなかった。

 

「はっはっはっ!跡形もなく消し去ってやったぞ、はっはっはっ!!」

 

「喜んでいるところ悪いが、消し飛ばしていないぞ」

 

英寿が消し飛ばしたと確信し歓喜の声を上げるリガドアイズだったが、背後から声が聞こえ振り返ると。

 

「残念だったな、お前のその動きは予測済みだったから、助けたんだ」

 

既に『仮面ライダーゼロツー』に変身していた真が英寿と共に立っていた。

 

地震の力が全く通用しないことに驚愕し後ずさるリガドアイズの元にウェルが駆け付ける。

 

「おいっ、話が違うじゃないか!力を貸せばあの小娘を倒せるんじゃなかったのか!?」

 

「・・・ふっふっふ」

 

自分たちの力が叶わないことにウェルが苛立ちながら訪ねると、リガドアイズは急に笑い出す。

 

「安心しろ、今頃各地に放ったジャマト共が侵略を終えここにやって来るはずだ、いくらこいつらでも数で押せば・・・!」

 

「悪いが、それは無理だな」

 

「その可能性は0だ」

 

リガドアイズの企みに対し英寿と真が口を出す。

 

「何・・・っ?」

 

「なにせ俺達だけで戦っているわけじゃないからな」

 

「ああ、俺達には共に戦ってくれる仲間達がいるんだからな」

 

二人の言葉にリガドアイズはすぐさまモニターを展開し各所の戦いを見た。

 

 

 

奏と道長は周囲のジャマトを全て倒した後、ナイトジャマトと相対していた。

 

「悪いな、ただのジャマト如きに後れを取るわけにはいかないんだ」

 

「これ以上アタシらの世界を滅茶苦茶にさせるわけにはいかないからな」

 

SET LIBERATION

 

 

 

道長は『プロージョンレイジバックル』をセットし、そのままキーを捻り展開させ、奏はランペイジガトリングプログライズキーを取り出しセレクターマガジンを回転させ装填しトリガーを引く。

 

AWAKENING POWER PLOSION RAGE

 

 

Gathering Round!

 

マンモス!チーター!ホーネット!タイガー!ポーラベアー!スコーピオン!シャーク!コング!ファルコン!ウルフ!

 

READY…FIGHT

 

道長は『仮面ライダーバッファ プロージョンレイジ』に、奏は『仮面ライダーランペイジバルカン』に変身しナイトジャマトとぶつかり合った。

 

ナイトジャマトは手にしている武器で切りかかるが道長が左腕で受け止め投げ飛ばし、そのまま爪でナイトジャマトを切り裂いていき、怯んだところに奏がアビリティアームのコングの力でナイトジャマトを殴り飛ばす。

 

POISON CHARGE

 

道長はそのまま右手に持つゾンビブレイカーの『デットリーポンプ』を肩で引き上げトリガーを引き、そのままナイトジャマトに切りかかる。

 

TACTICAL BREAK

 

そのまま切りかかろうとするが直前でナイトジャマトが緑色の光線を放ちゾンビブレイカーを受け止めるが。

 

「おらあっ!」

 

奏が飛び出し、デットリーポンプに向けて弾丸を放ち再び引き上げる。

 

POISON CHARGE

 

更にエネルギーを蓄積されたのを見て道長は笑みを浮かべ、再びトリガーを引く。

 

TACTICAL BREAK

 

エネルギーが増幅された一撃をナイトジャマトの光線では防ぎきれず押し切られてしまい、そのまま道長は下から切り上げナイトジャマトを天に上げる。

 

切り上げたナイトジャマトが落下してくると同時に道長はキーを二回ひねる。

 

PLOSION RAGE VICTORY

 

二回ひねると道長の左腕に紫色のエネルギーが蓄積されていき、落下してきたナイトジャマトに向けて横に振るい一直線に殴り飛ばした。

 

「決めろっ!」

 

道長が叫んだ先、ナイトジャマトが飛んでいった先には奏がショットライザーを構えていた。

 

パワー!ランペイジ!

 

スピード!ランペイジ!

 

エレメント!ランペイジ!

 

 

セレクターマガジンを四回転させると銃口にエネルギーが蓄積され、そのまま引き金を引いた。

 

 

放たれた弾丸はそのままナイトジャマトに向かって行き、防ごうとするが意味はなくナイトジャマトの体を貫いて爆散させた。

 

「よっし!」

 

 

 

紫苑と景和の方でもジャマトを撃破し残るルークジャマトと戦っていた。

 

「もうお前達の好きにはさせたりしない!」

 

「この世界を不幸にさせるなど1000年早いわ!」

 

SET AVENGE

 

トキシックポイズン!

 

アシッドライズ!

 

景和は『ブジンソードレイズバックル』をセットし『バッケントリガー』を展開し、紫苑はスラッシュライザーを身に着けヴェノムスコーピオンプログライズキーを装填しトリガーを引いた。

 

BLACK GENERAL BUJIN SWORD

 

スラッシュライズ!

 

ヴェノムスコーピオン!

 

An indomitable blade that harbors the deadly poison of hell.

 

READY…FIGHT

 

景和は『仮面ライダータイクーン ブジンソード』に、紫苑は『仮面ライダー滅 ヴェノムスコーピオンフォーム』に変身しルークジャマトを迎え撃つ。

 

ルークジャマトが地面を踏み抜くと大量の蔓が二人に襲い掛かるが、景和は『武刃』紫苑はスラッシュライザーとアタッシュカリバーの二刀流で次々と蔓を切っていく。

 

ルークジャマトがさらに蔓を増やし襲い掛かると紫苑がとっさに前に出ると紫苑はヴェノムアナライザーから毒針を放ち、それが蔓に刺さると瞬く間に蔓が枯れていった。

 

蔓が枯れてしまったのに驚くルークジャマトに対し紫苑はアタッシュカリバーにスティングスコーピオンプログライズキーを装填する。

 

ポイズン!

 

『Progrise key comfirmed. Ready to utilize.』

 

トキシックポイズン!

 

キーを装填しつつヴェノムスコーピオンプログライズキーのライズスターターを押し込み、空いた手でアタッシュカリバーを構えると、両方の刀身に紫色のエネルギーが蓄積される。

 

スティングカバンストラッシュ!

 

ヴェノムレイン!

 

蓄積させた二本の剣でルークジャマトを切り裂いていき、最後に十字に切り裂く。

 

「仕上げは任せるぞ!」

 

紫苑がそう言うと後方で景和が武刃を納刀しつつバッケントリガーを二回納刀すると景和を中心に暗くなっていき、その闇はルークジャマトをも飲み込み、タイクーンの目元のバイザーだけが赤く輝いていた。

 

BUJIN SWORD VICTORY

 

そしてバイザーの輝きが線になりルークジャマトを横切ると、闇が晴れた瞬間ルークジャマトは両断され消えていった。

 

「やった!」

 

 

 

セレナと祢音の方でも同じような状況で古代魚ジャマトとぶつかり合っていた。

 

「皆の幸せをこれ以上奪わせない!」

 

「人の幸せを奪おうとする貴方達を許しません!」

 

SET

 

 

 

祢音は『ファンタジーレイズバックル』とブーストレイズバックルをセットし『トゥインクルケイン』を引き『サークルジェネレーター』を回転させブーストスロットルを回し、セレナはトリニティアクセルプログライズキーを取り出しセレクターマガジンを回転させ装填しトリガーを引く。

 

DUAL ON

 

 

FANTASY/BOOST

 

Flash of the Trinity! 

 

Control the land,sea and air the creatures become one.

 

READY…FIGHT

 

祢音は『仮面ライダーナーゴ ファンタジーブーストフォーム』に、セレナは『仮面ライダートリニティバルキリー』に変身すると、古代魚ジャマトは二人に向けて大量の棘を二人に向けて放つ。

 

迫ってくる棘に対しセレナはトリニティクローで、祢音は『ファンタジーエフェクト』で生み出した剣で切り裂きながら古代魚ジャマトに接近する。

 

古代魚ジャマトも剣を手に取り迎え撃つが、セレナの超高速、祢音は自身を幻想にして攻撃を躱していきながらトリニティクローと『ブーストキッカー』で強化した蹴りで攻撃していくと古代魚ジャマトはおもむろに逃げ出し二人は追いかけて行く。

 

二人が高速で追いかける中、古代魚ジャマトは近くの建物を壊しながら進んでいきその瓦礫が行く手を阻むが、セレナは跳躍で瓦礫を飛び越え、祢音は自身を幻想にして瓦礫をすり抜けていく。

 

逃げきれないと踏んだ古代魚ジャマトは近くの湖に潜り込む。

 

「そうはいきません!」

 

ランド!アクセル!

 

スカイ!アクセル!

 

マリン!アクセル!

 

アクセルオーシャンブラスト!

 

セレクターマガジンを三回転させトリガーを引くとセレナの両腕と背中にひれが形成されセレナも湖に飛び込む。

 

湖を泳いで逃げる古代魚ジャマトに対しバショウカジキの能力で猛スピードで追いつくセレナは両腕のひれで古代魚ジャマトを切り裂いていき最後の蹴り上げることで湖から弾き飛ばす。

 

「お願いします!」

 

湖から顔を出し叫ぶと、待機していた祢音はトゥインクルケインを引きブーストスロットルを二回回す。

 

BOOST TIME

 

祢音の足元にきらびやかな陣が生成され、そこから剣状のファンタジーエフェクトを複数作り出しそれを翼のように背中に、爪のように両手に取り付けると、古代魚ジャマトがいる高さまで一気に跳躍しブーストスロットルを回した。

 

FANTASY/BOOST GRAND VICTORY

 

そしてブーストの加速で一気に迫った古代魚ジャマトを両手の爪で切り裂き、背中の剣で突き刺し爆散させた。

 

「いぇい!」

 

 

 

桃恵とウィンでも同じようにビショップジャマトと対峙していた。

 

「そろそろ終わりとしゃれこもうぜ!」

 

「はい、これ以上他の人達を怯えさせません!」

 

REVOLVE ON

 

SET FEVER!

 

インフェルノウィング!

 

バーンライズ!

 

ウィンはドライバーを回転させ『フィーバーレイズバックル』をセットし『ゴールデンレバー』を回転させ、桃恵はスラッシュライザーを身に着けバーニングファルコンプログライズキーを装填しトリガーを引いた。

 

MONSTER!

 

スラッシュライズ!

 

HIT! FEVERMONSTER

 

バーニングファルコン!

 

The strongest wings bearing the fire of hell.

 

ウィンは『仮面ライダーパンクジャック フィーバーモンスターフォーム』に、桃恵は『仮面ライダー迅 バーニングファルコンフォーム』に変身し、ビショップジャマトに挑んだ。

 

ビショップジャマトは起爆性のある赤い胞子を繰り出すが、桃恵がバーニングスクランブラーによる超高温を繰り出すことで胞子が二人にたどり着く前に燃え尽きてしまう。

 

胞子が燃え尽きたことでウィンが一気に迫りモンスターグローブと『ビッグブーツ』でビショップジャマトに近接戦を繰り出す。

 

ある程度攻撃を与えた後、ウィンはラウトクラップメットを二回叩く。

 

HYPERMONSTER VICTORY

 

モンスターグローブに星型のエネルギーが蓄積されていき、そしてそのままビショップジャマトをアッパーで空に打ち上げた。

 

「止めよろしく!」

 

ビショップジャマトが飛んでいった先には、既に飛翔していた桃恵がライズスターターを押し込みトリガーを引く。

 

インフェルノウィング!

 

バーニングレインラッシュ!

 

トリガーを引くと桃恵の体が炎に包まれ、そのまま火の鳥となってビショップジャマトにぶつかり灰に変えた。

 

「やりました!」

 

 

 

マリア、切歌、調、キャロルの方では大量のジャマトをマリアが蛇腹剣で切り払って行き、切り損ねたところを切歌と調がサポートし、三人に襲い掛かるジャマトをキャロルが錬金術と弦で殲滅していく。

 

「数も大体減って来たな・・・そろそろ片を付けるぞ!」

 

「分かったわ、行くわよ二人共!」

 

「うん!」「了解デス!」

 

キャロルの言葉を合図にマリア達はソングローダーを押し込む。

 

アガートラームフィナーレ!

 

イガリマフィナーレ!

 

シュルシャガナフィナーレ!

 

調が大量のリングを生みだし投擲し、そこに切歌がイガリマの斬撃を放ち、更にマリアが白い炎に包まれた短剣を放つと、三人の攻撃が重なり巨大な人型となった。

 

禁結終Ω爍機†TRINTY

 

合体技をジャマトの大群に叩きつけると、そこにキャロルが大量の弦で縛り付け超重力子の塊を叩き込んでジャマトの群れを塵に変えた。

 

「よしっ、あっちの方は・・・大丈夫そうだな」

 

キャロルが向いた方では響、翼、クリス、未来が次々とジャマトを撃破していっていた。

 

「響、合わせるから一気に決めて!」

 

「分かった、翼さん、クリスちゃん、行くよっ!」

 

響の言葉に四人はソングローダーを押し込む。

 

ガングニールフィナーレ!

 

アメノハバキリフィナーレ!

 

イチイバルフィナーレ!

 

シェンショウジンフィナーレ!

 

響が右腕のグリーブを巨大化させ放ち、そこに翼が巨大化させた刀身を放ち、さらにクリスが巨大なミサイルを放つと、三人の攻撃が組み合わさった。

 

我流・三腕合体衝

 

三人の合体技はそのままジャマトの群れに直撃し大爆発を起こすと、そこに合わせるように未来が空高く跳躍すると周囲に無数の鏡を展開しそこから大量の光線をジャマトの群れに向けて放った。

 

未来

 

四人の攻撃が直撃しジャマトは跡形も無くなっていた。

 

「真さん・・・英寿さん・・・後はお願いします!」

 

 

 

「そ・・・そんな、馬鹿な・・・!?」

 

「う・・・嘘だ・・・!?」

 

モニター越しに自分が用意した大量のジャマトが全て倒されたことに驚きを隠せないリガドアイズとウェルに真と英寿は口を開いた。

 

「お前達の描くくだらないバッドエンド如きに、俺達がそう簡単にやられると思うな!」

 

「お前達の敗因は、この世界の英雄達を・・・仮面ライダーを甘く見ていたことだったみたいだな」

 

二人が言い放った言葉にリガドアイズとウェルは静かに肩を震わせる。

 

「・・・認めるか・・・認めるものか!!この私が古臭い人類如きに負けるなんて認めてたまるか!!」

 

「クソがっ!クソがっ!!僕の英雄としての道を遮るやつはみんなみんな消えてしまえばいいんだっ!!」

 

半狂乱の状態の二人を前に二人は横に並ぶ。

 

「さあ、終わりと行くか」

 

「ああ、このくだらないゲームを終わらせる!」

 

英寿は『ブーストマークⅨレイズバックル』を取り出し、真はライジングホッパープログライズキーを手に知る。

 

「神の力を使える今なら出来るはず・・・いや、出来る!」

 

そう言って真が神の力をライジングホッパープログライズキーに注ぎ込むと、その姿を変え『ライジングホッパープログライズキー ゼロワンリアライジングver』に姿を変える。

 

MARK Ⅸ

 

SET IGNITION

 

ジャンプ!

 

オーソライズ!

 

英寿がギーツマークⅨレイズナックルを分離させセットし、真がプログライズキーを認証させると、白い九尾型のロボット『レジェンドキュウビ』と光り輝くライジングホッパーライダモデルが周囲を駆ける。

 

REVOLVE ON

 

プログライズ!

 

DYNAMITE BOOST GEATS Ⅸ

 

イニシャライズ!リアライジングホッパー!

 

A riderkick to the sky turns to take off toward a dream.

 

READY…FIGHT!!!!!

 

英寿はドライバーを回転させ『マークⅨエグゾースト』と『マークⅨイグニッションコーン』を展開し『ブーストスロットルレバー』を引き『仮面ライダーギーツⅨ』に、真はライジングホッパープログライズキー ゼロワンリアライジングverを装填し『仮面ライダーゼロワン リアライジングホッパーXDフォーム』に変身する。

 

英寿は『ギーツバスターQB9』を、真はアメノハバキリとアガートラームの二刀流に切り替えてリガドアイズとウェルに迫る。

 

リガドアイズは真の攻撃を防いでいくが、真はイチイバルとシェンショウジンを生成し遠隔で攻撃していき、ウェルもサウザンドジャッカーで英寿の攻撃を防いでいくが、英寿はウェルを壁に叩きつけ創生の力で壊れた壁を修復しウェルの両手両足を拘束し連撃を仕掛ける。

 

リガドアイズはたまらずマグナムシューター40Xの連射を繰り出し真を放し、ウェルも膨大な量の炎を繰り出して英寿を放し拘束を解くと、真はアタッシュカリバーにゼロツープログライズキーを装填し、英寿はブレードモードに切り替え『ブーストチャージャー』を引く。

 

ゼロツージャンプ!

 

『Progrise key comfirmed. Ready to utilize.』

 

チャージライズ! フルチャージ!

 

BOOST CHARGE

 

刀身にエネルギーを溜めると二人はそのまま切りかかりに行きリガドアイズとウェルは防ごうとするが、直前で真と英寿は振り返り武器を同時に投げつけ、真はギーツバスターQB9を、英寿がアタッシュカリバーを手にしそのままトリガーを引く。

 

BOOST TACTICAL VICTORY

 

ゼロツーカバンダイナミック!

 

突然の武器交換に虚を突かれ防御が薄くなり、そこに二人の攻撃が叩き込まれリガドアイズは大きなダメージを受け、ウェルのサウザンドジャッカーが破壊される。

 

そのまま攻撃しリガドアイズとウェルをぶつけると、真と英寿は同時にブーストスロットルレバーを二回引き、プログライズキーを押し込み跳躍する。

 

DYNAMITE BOOST TIME

 

リアライジングインパクト!

 

跳躍すると英寿の背後に青い狐の尻尾状のオーラが現れそのエネルギーが右足に集中し、真の左足に虹色のエネルギーが蓄積される。

 

それを見たリガドアイズとウェルはシリウスカードを二回スキャンし、ティーレックスゼツメライズキーを押し込んだ。

 

DESTROY…!

 

HERO DESTRUCTION

 

二人の腕に莫大なまでのエネルギーが蓄積されるが、二人はそのまま同時にライダーキックを放った。

 

 

BOOST Ⅸ VICTORY

 

リアライジングインパクト

 

四人の一撃がぶつかり合うが、少しづつ真と英寿のライダーキックが押していった。

 

「「はあああっ!!!」」

 

二人は全力を込めると、リガドアイズとウェルの攻撃を貫き二人のライダーキックがリガドアイズとウェルに叩き込まれた。

 

「「がああああああああっっっっ!!!!!」」

 

ライダーキックを叩き込まれた二人は爆炎に包まれ、ウェルは変身が解け地面に倒れ、アイズは爆発に飲み込まれて消滅した。

 

二人を倒したと同時に空に出来ていた大穴が塞いでいき青空が広がっていったのを見て響達は二人の勝利を確信した。

 

そして真と英寿は互いに顔を合わせ、無言で拳をぶつけあった。

 

 

 

 

 

アイズとウェルを倒して少しして、真達と英寿達は別れる時が来た。

 

「もう帰るんだな、まだ感謝しきれてないのに」

 

「ああ、元凶は倒したし長い時間俺達の世界を留守にするわけにはいかないからな」

 

「アイズはお二人の攻撃で消滅、ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクスは消えていませんが再び投獄、今度は前よりも強固なところに収監されたようです」

 

「これで全て片付いたわけだな・・・だが我々は被害にあった場所の救助と復旧に向かわんとな」

 

話し合っていると、真が英寿に近づいて話しかける。

 

「ありがとうな、英寿達のお陰でこの世界は救われた、そして一時的にだけど神の力を扱えれるようになれてよかったよ」

 

「気にするな、世界を救えたのはお前達のお陰でもあるし、強くなれたのは前がそう願ったからだ、一度扱えれるようになれば、後は扱えれるかどうかはお前の努力次第だ」

 

「そこは何とかしてみせるよ、なにせ神様からの直々の特訓だからな」

 

「俺も英雄を弟子に取るのは初めての体験だったよ」

 

そう言って二人は笑みを浮かべ、互いに手を差し出す。

 

「じゃあな、神から力を授かった英雄、継菜真」

 

「またな、思いを受け継いだ幸せの神、浮世英寿」

 

二人はそう言って握手を交わし、英寿達は元の世界に帰っていった。

 

英寿達が帰った後、真は自身の手を握り締める。

 

「・・・よしっ!じゃあ早速救助と復旧に行くぞ!」

 

「おっ、えらく気合入ってんな?」

 

「当たり前だろ、それに俺もようやく夢を見つけたからな」

 

そう言って真は空に向かって手を伸ばす。

 

「この神の力を使いこなして、もっと多くの人達の夢と希望を守る!それが俺の夢だ!」

 

真の壮大な夢に翼達は少し驚き、そして笑みを浮かべる。

 

「それはまた、随分壮大な夢だな」

 

「けど、こいつならマジで叶えちまいそうだな」

 

「うん、何だって真さんだからね」

 

「私も手伝いますよ、真さん!」

 

「ああ・・・必ず叶えて見せるさ、この夢を!」

 

そう言って真は青く広がる空に誓った、多くの人達の夢と希望を守り切ると、その願いが必ず叶うと信じて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇場版戦姫転生ゼロフォギア×仮面ライダーギーツ The・END of DESIRE 『完』





はい、いかがだったでしょうか?

個人的には即興の割にはよくできた方だと思っています。

それと劇中で出て来た仮面ライダーリガドアイズや仮面ライダーウェルはリガドΩとサウザーのリペイントみたいな感じです。

リガドアイズはリガドΩの赤色の部分が青色になっており、ウェルはサウザーの目元やアーマーの金色の部分が緑色になっており、体に緑色のラインが走っている感じです。

ジャマトに関しては裏のルートで農園から高い金を払ってジャマトを買っているオーディエンスがいてもおかしくないなと言う感じで登場させました。

次に真の神の力についてですが、英寿のお陰で使えるようになりましたが一日限定です、次の日になったら元に戻っています。

けど真ならその一回でコツを掴んで神の力を使えるようになれるかもしれません・・・まあそれを書くかどうかわかりませんが。

それでは長々と後書きを書きましたが、此処までとさせていただきます。

この作品を最後まで読んでくれてありがとうございました、もし気に入ってくれたなら嬉しいです。

それでは読者の皆様、読んでくれてありがとうございました!
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