平穏な日々を送っている真達の前に現れた謎の女性。
そして突然現れた新たな脅威、メガヘクス。
メガヘクスが生成した仮面ライダーに苦戦する真達の前に現れた謎の仮面ライダーシーラ、果たして何者なのか・・・?
それではエピソード2、張り切ってどうぞ!
「花は咲き!空に散り世界を渡る・・・私は『仮面ライダーシーラ』!この世界に蔓延る悪を滅する・・・一輪の花よ!」
「仮面ライダー・・・シーラ?」
シーラはそう名乗ると、すぐさまカッシーンの軍勢に一人突っ込んでいった。
「お、おいっあんた!一人で無茶するな!」
「あいにく、無茶は百も承知なのよ!どりゃあぁぁぁぁっ!!!」
EP2 舞うハナビラはゴージャス
『使用BGM:Brand new LEGEND』
カッシーンの軍勢に突っ込んだシーラは寸前で跳躍し、上から襲い掛かり格闘戦を仕掛けていく。
カッシーンは手にした槍や背部から繰り出した『クローアーム』シーラを攻撃するが、シーラはまるで舞台で踊る舞姫の様な動きでカッシーンの攻撃を躱し反撃する。
「よっと!ほらほら遅い遅い!」
「凄い、あれだけの攻撃を躱して反撃まで・・・!」
「ええ、まるで歌姫の様ね・・・」
マリア達が戦いを見守る最中、カッシーンの一体がシーラの戦い方に苛立ちを覚える。
「お、お前!真面目に戦え!」
「真面目?じゃ、貴方達にトラウマのあるこれにしましょうか!」
シーラは近くのカッシーンを払うと腰からバイクの形をした金色の銃『レジェンドライドマグナム』を取り出す。
「一回言ってみたかったんだよねーあのセリフ・・・!さぁ、ゴージャスタイムだ!」
そう言うとシーラは三枚のカードを取り出し、レジェンドライドマグナムに差し込む。
『BUILD・RIDER』
『BLADE・RIDER』
『GAIM・RIDER』
三枚のカードをレジェンドライドマグナムのセットし、そのまま銃口をカッシーンに向け引き金を引く。
『LEGENDRIDE・TRIO!!!』
引き金を引いた瞬間銃口から三つの光弾が放たれ、旋回し真達の背後でバイクの形となり迫ってくる。
「危なっ!?」
真達はバイクに轢かれないように横に飛んで回避する。
「事故起こす気かっ!?」
「演出上仕方ないの、それくらい我慢我慢!」
「・・・演出?」
三つのバイクが通り過ぎた瞬間、バイクは形を変えだし人の姿に変わった。
「うおぉ!いつもと違ってキンキラキンな力がみなぎって来るよ!」
「ふふふっ、やっぱり貴女は何でもありなんですね♪」
「結構な数ですね・・・でも、今の私達なら負ける気はしません!」
突然現れた三人は三者三様の反応を見せると、シーラは嬉しそうに三人の横に並ぶ。
「っし!それじゃあ行こっか!『ミカエル』『ラファエル』『ガブリエル』サポートよろしく!」
「「「了解!」」」
『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!』
『ターンアップ!』
『ソイヤ! オレンジアームズ! 花道・オンステージ!』
ピンク色の髪色をしたミカエルと言われた少女は『仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム』
水色の髪色をしたラファエルと呼ばれた少女は『仮面ライダーブレイド』
緑色の髪色をしたガブリエルと呼ばれた少女は『仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ』へとそれぞれ変身し、シーラと共に敵の軍勢に突っ込んでいった。
「・・・何がどうなってるんだ?」
それを遠巻きに見ていた真は唖然とした表情で、そう呟いた。
『使用BGM:Be The One』
「どりゃあっ!!!」
ビルドに変身したミカエルはその右腕に巨大な赤い装甲を身に着けカッシーンの軍勢を薙ぎ払って行く。
「さぁ、僕の実験に付き合ってもらうよ!」
ミカエルは傍にいたカッシーンを殴り倒すと二本のボトルを取り出し『ビルドドライバー』に装填する。
『タカ!ガトリング!ベストマッチ!』
『AreYouReady?』
「ビルドアップ!」
『天空の暴れん坊!ホークガトリング!イェーイ!』
『仮面ライダービルド ホークガトリングフォーム』に変身したミカエルは『ホークガトリンガー』と『ドリルクラッシャー』の二丁拳銃に切り替え銃撃戦を開始し、カッシーンを10対倒したところで再びボトルを取り換える。
『ゴリラ!ダイヤモンド!ベストマッチ!』
『AreYouReady?』
「ビルドアップ!」
『輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!イェーイ!』
『仮面ライダービルド ゴリラモンドフォーム』に切り替えたミカエルはカッシーンの放った光線を生成したダイヤモンドで防ぎ、それを自身の右腕『サドンデストロイヤー』で殴り壊し、砕いた欠片がカッシーン達を攻撃する。
『ラビットタンク!イェーイ!』
「最後はこれで!!!」
ラビットタンクフォームに戻すとミカエルは『ボルテックレバー』を回すと、宝石のように輝く折れ線グラフが5体のカッシーン達を挟み込み、そのグラフに沿ってミカエルはライダーキックを放った。
『Ready・Go!ボルテック・フィニッシュ!イェーイ!』
「どりゃあぁぁっ!!!」
『ゴゴゴゴージャス!!!』
ライダーキックが直撃すると爆破と共に宝石が散らばり、それと同時にミカエルも消え去った。
『使用BGM:ELEMENTS』
「ハァッ!!」
ブレイドに変身したラファエルは自身の所有するピンク色の槍を携え、カッシーン達を翻弄していく。
「聖なる水よ・・・私に力を!」
すると槍の穂先に水が集まりだし、カッシーンに向けて放つとまるで激流のような水がカッシーン達に襲い掛かり動きを封じる。
『サンダー』
水で動きを封じているところでラファエルは『ブレイラウザー』に『ライズカード』をスキャンさせ、刀身に電撃を纏わせる。
「ハァッ!」
そのまま電撃を激流に向けて放つと水は感電し、電撃に巻き込まれた10体のカッシーンは黒焦げになってしまった。
「お次は・・・!」
10体のカッシーンを倒すとラファエルは別のラウズカードを取り出す。
『タックル』
ラウズカードをスキャンさせるとラファエルの身体からオーラが迸り、そのまま5体のカッシーンに向かって行く。
カッシーン止めようとするがその勢いは劣ろうことはなく、そのままラファエルのタックルが直撃しカッシーン達は吹き飛ばされた。
「逃がしません・・・!」
残った10体のカッシーンを倒すためにラファエルは二枚のライズカードを取り出す。
『キック サンダー ライトニングブラスト』
ラウズカードをスキャンさせるとラファエルはブレイラウザーを地面に突き刺し右足に二つのエネルギーを蓄積させ跳躍、そのままの勢いでカッシーンに向けて電撃を纏ったライダーキックを放った。
「ハァァァァッ!!」
『ゴゴゴゴージャス!!!』
宝石が散らばるとともにラファエルもミカエルと同じく消え去った。
『使用BGM:JUST LIVE MORE』
「ハッフッハァッ!てぇいや!!」
鎧武に変身したガブリエルは『大橙丸』と『無双セイバー』を繰り出し、二刀流でカッシーンを切り払って行く。
「ハアァァァッ!!」
離れたところにいるカッシーンも『バレットスライド』を引いてエネルギーを蓄積し、金色の弾丸を放って攻撃していく。
「ゴージャスな輪切りにしてあげます!!」
ガブリエルは二つの武器を組み合わせ『ナギナタモード』にすると、カッシーン達も遠距離攻撃を仕掛ける。
「そんなもの・・・効きません!」
だがガブリエルはナギナタモードを回転させカッシーンの攻撃を全て防ぎ、逆に刀身に緑色のエネルギーが蓄積されていき、それをカッシーンに向けて振るい、カッシーン達は回避が間に合わず直撃を受けて爆発し宝石をまき散らす。
「まだまだ行きますよ!」
『パイン!』
『ロック・オン!』
ガブリエルは『パインロックシード』を戦極ドライバーにセットしカッティングブレードを倒す。
『ソイヤ! パインアームズ! 粉砕・デストロイ!』
『仮面ライダー鎧武 パインアームズ』に変身したガブリエルは『パインアイアン』を豪快に振り回しカッシーン達を近寄らせない。
「そいやぁぁぁぁっ!!」
振り回されるパインアイアンによって誘導され一か所に集まったカッシーンに向けてパインアイアンを振り下ろし一気に5体叩き潰した。
「次、行きます!」
『イチゴ!』
『ロック・オン!』
今度は『イチゴロックシード』を戦極ドライバーにセットしカッティングブレードを倒す。
『ソイヤ! イチゴアームズ! シュシュッと、スパーク!』
『仮面ライダー鎧武 イチゴアームズ』に変身したガブリエルはそのままイチゴロックシードを無双セイバーにセットする。
『ロック・オン!イチゴチャージ!』
「ハァァァァッ!!」
イチゴロックシードをセットした無双セイバーを振り上げると、上空に巨大なイチゴのようなものが現れそこから大量の『イチゴクナイ』がカッシーン達に向かって降り注いだ。
残り五体となったところでガブリエルはオレンジアームズに戻し、カッティングブレードを一度倒す。
『ソイヤ! オレンジスカッシュ!』
「ハッ・・・!セイハーッ!!」
ガブリエルは金色のオーラを身に纏い、ライダーキックをカッシーン達に向けて放った。
『ゴゴゴゴージャス!!!』
宝石が散らばると、ガブリエルもまた消え去っていった。
『使用BGM:Time of Victory』
「まだまだ、ゴージャスタイムは此処からよ!」
シーラは戦極ドライバーの『フェイスプレート』を取り外すと、『ゲネシスコア』に見たことのないデバイスがつけられたアイテム『ソウルズコア』を取り出し装着させ、さらにカードを一枚取り出すとデバイスにセットしボタンを押す。
『ソウルライド!ニア!』
『輝け―!流星のご・と・く!黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキーエグゼーイド!』
するとシーラの体が黄金のような輝きを放ちだす。
このシステムは『ソウルライド』特定のカードをセットし起動させることで。
『へぇ、アタシの出番?オッケー、久々に暴れてやるよ!』
カードに描かれている対象の人物を、自身に憑依させることが出来る。
「なぁ、俺の勘違いならいいんだけど・・・あいつ口調変わってないか?」
「口調・・・というよりも」
「声帯も変わっておるな・・・」
シーラに憑依したニアは『ガシャコンキースラッシャー』を繰り出し、エボルに向かって行く。
「ほう?この私に勝負を挑むとは・・・」
『あんたの変身しているそのライダーには嫌な思い出があるからな、速攻でケリをつける!』
エボルはシアを翻弄するかのように瞬間移動能力を繰り出すが。
『それくらいこっちもできるっての!』
ニアも自身の力『仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマー』の能力でエボルの瞬間移動に追いつく。
「何っ・・・!?この仮面ライダーエボルの瞬間移動能力に追いつくだと・・・!?」
『アタシをなめんな!ノーコンティニューでクリアしてやる!』
『ズキューン!』
ニアはガシャコンキースラッシャーを操作して弾丸を放ちエボルを攻撃する。
「ぐぅっ・・・!ならばこちらは・・・!」
エボルはニアに対抗するため『エボルボトル』を取り出そうとするが・・・。
『させるか!』
ニアは再び瞬間移動を使い、エボルの手にするボトルを弾いてそのままエボルを蹴り飛ばす。
「ぬぉぉぉっ! ば・・・馬鹿な、仮面ライダーエボルの邪悪な力が負けるだと・・・!?」
『分かんないみたいだから言っておくけど・・・所詮偽物は偽物!冥界行っても学ばねえってのは、大人として恥ずいぜ?』
「っ・・・!なんだとぉぉぉ!!!」
ニアの言葉に怒りを覚えたエボルは『EVレバー』を回し右足にエネルギーを蓄積させる。
『Ready・Go!エボルティック・フィニッシュ!チャーオー!』
エボルは渾身のライダーキックをニアに向けて放つが、直撃する寸前でニアは瞬間移動で躱しエボルの目の前から姿を消す。
「なっ、どこに消えた・・・?」
『ソイヤ! ハイパー!クリティカル!スパーキング!』
次の瞬間、エボル目掛けてニアの連続ライダーキックが放たれる。
『HIT!』という文字を大量に出現させ、最後の一撃が決まると『PERFECT!』という文字とともに爆発を起こし、エボルを撃破した。
「凄い・・・!」
「あの仮面ライダー、いったい何者デース?」
クリス達が苦戦したエボルを苦も無く倒したことに驚く真達・・・だが。
『REVERSE』
リガドΩが時間を巻き戻し、エボルは倒される前の無傷の状態に戻ってしまう。
『はぁっ!?そんなのありかよ!?』
「ふぅぅぅ・・・一時はどうなる事かと・・・」
エボルが安堵する中、フィフティーンは興味深そうな視線をニアに向ける。
「面白い仮面ライダーだな、いいぜ・・・後でじっくり俺様達がスクラップにしてやる!覚悟しておくんだな・・・」
フィフティーンがそう言うと、突如煙が上がりニアの視界を妨げる。
『っ・・・煙幕!?』
煙が晴れるとそこにはメガヘクスも仮面ライダー達もおらず、残ったカッシーン達がいた。
ニアは憑依を解き、シーラに身体の主導権を返す。
「捨て駒扱いか・・・まったく、ハンドレッドって奴らは何を学んだのか・・・じゃ、ちゃちゃっと・・・」
「何時までも黙って見ていられるかよ!!」
「へっ?」
シーラがカッシーンを片付けようとした瞬間、真がシーラの頭上を跳躍しカッシーンの前に立ちふさがる。
「傷や体力はすっかり治った!みんな、行くぞ!」
『了解!』
シーラ達が戦っていた最中で真達の体力と傷は回復し、すぐさま残りのカッシーン達に向かって行った。
真が最後のカッシーンを倒し、この場に残っていた敵は全滅した。
「これで終わりだな・・・」
敵がいなくなったのを確認後真達は変身を解くと、響はシーラの元へと駆け寄る。
「あの、助けてくれてありがとうございます!」
「緒、ちょっと響・・・!素性の分からない人にいきなり言うのは・・・」
「礼には及ばないわ、それに・・・もともと私から生まれた問題だもの、私が対処しないと」
「・・・先のメガヘクスというやつといい、貴方は何者なんだ?」
「私・・・そうね」
そう言うとシーラは戦極ドライバーのロックシードを閉じ、変身を解除する。
そして変身を解除したその姿に、真達は眼を疑った。
『・・・えっ?』
真達の目の前にいるのは、先程真達がブティックで出会った女性だった。
「改めて、私が『
『えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?』
場所を移し、真達は白を連れて本部の司令室に集まっていた。
「・・・それで、若葉白君と言ったが、君は先ほどのメガヘクスという敵を知っているのか?」
弦十郎からの問いかけに白は頷く。
「えぇ、それも嫌なくらいに」
「ならばまずは情報交換だ、君の知る限りのメガヘクスについての情報を教えてくれないだろうか?」
「もちろんよ」
そして白はメガヘクスについて話し出す。
別の世界・・・白の元居た世界にて海上で異変がないか調査をしていた時、異変はないと報告を受けた白は仲間を帰投させようとした時、白達の前に黒い仮面ライダー『黒影トルーパー』が現れる。
すぐに白の仲間達が対応し撃破したが、それとほぼ同時にメガヘクスが出現する。
危機を感じ取った白はとっさに仲間を庇うが、それと同時にメガヘクスの手によって・・・。
「・・・記憶のコピー?」
「ええ、メガヘクスは他者の記憶を解析し自らに手駒として再現することが出来る・・・忠実に再現しすぎると反逆されるらしいけど」
「だとしても、コピーを作る能力は厄介だな・・・下手をすれば相手が最も苦戦した敵を幾らでも生みだせるんだからな」
話を戻し、白の記憶をコピーしたメガヘクスは時間と次元の移動・・・そして様々な仮面ライダーを作り出すことが可能になってしまった。
「・・・これが今の現状ね」
「コピーに加えて時間と次元の移動・・・とんでもないな」
「そのめがへくすとやらを追い、お主も此処まで来たということか?」
「理解が早くて助かるわ・・・後はご存じの通り時空移動した瞬間試着室から出たみたいで」
「よしっその話はよそう、思い出すだけで頬が痛く感じる・・・」
「ゴホン!それで、今度はこちらの世界についてだが・・・今現在、アルカノイズという錬金術によって作られた存在が軍事兵器として利用されている、それに対処しているのが我々S.O.N.Gそして・・・」
「俺達仮面ライダーと・・・」
「私達シンフォギア装者です!」
響は目をキラキラさせて白に近づくが、それを見た真と未来が響を引きはがす。
「ともかく、ここしばらくはメガヘクスに対処するために白君との共同戦線となる!みんな、気を抜くなよ!」
『了解!』
「なお白君には安全のため、そして別世界からの客人としてこちらにいる間、真君宅に仮住まいとする」
『了解!』
「ちょっと待てぇっ!!?家主の許可ぁ!?」
真の必死の叫びも虚しく、白はこちらにいる間真宅に住まう事となった。
「・・・ねえ真、一ついいかしら?」
「・・・いいぞ」
「・・・なんか豪邸すぎない?」
白は真の家の大きさに驚いていた。
「ああ、大分前に響達と住まうために改築してな・・・まぁ改築は良いんだけど俺の許可なく響達をここに住まわせることになって、とりあえずその後に弦十郎さんにメタルクラスタで挑んだんだよ」
「えっ?あなた生身の人間にメタルクラスタ使ったの!?大丈夫なのそれ!?」
「生身の人間・・・はっはっはっ、あの人は人間の域をとっくに通り越してるよ・・・」
そう語る真の眼は完全に死んでいた。
「あのオッサン、マジで強いからな」
「ああ、真の奴メタルクラスタで挑んだんだけど、最終的に旦那は無傷で真は下半身が人参みたいに地面に埋まっていたからな」
「そうそう!師匠はすっごく強いんですよ!クリスちゃんのミサイルを素手で掴んで投げ返したり、セレナちゃんと桃恵さんの飛び道具を拳圧で吹き飛ばしたり・・・私達全員で挑んで・・・傷一つ・・・つけれなかったり・・・」
響が弦十郎の強さを口にするたびに真達は当時の理不尽さを思い出し落ち込んだ。
その光景を見て白はこう思った。
(この世界の人間も度を超えてるな・・・)
と・・・。
その後、ヴァネッサ達のフォローが入って復活した真達は、響の提案で白の歓迎パーティを執り行うことにした。
「それじゃあ!白さんとの共同生活を祝って・・・!」
『カンパーイ!』
歓迎パーティが始まりしばらくすると、奏が白に問いかけてきた。
「なあ白、聞きたいことがあるんだけどさ・・・何でメガヘクスはあたしのことを知っていたかわかるか?」
「メガヘクスが奏のことを?・・・いや、私の記憶の中にシンフォギアの世界の記憶はなかった・・・もしや・・・?」
「もしや?」
「・・・誰かこっちの仲間が・・・シンフォギアの世界に干渉した?」
白の言葉に全員が今日までの記憶を振り返る。
「・・・だが、私達が出会った中に白の仲間と思われる人物は見当たらなかったが・・・」
「そっかー・・・帰ったら一応確認してみるね」
「ああ、ありがとうな」
奏からの質問が終わると、次に質問してきたのは真だった。
「それじゃあ俺からも質問、あんあどっかで武術でも学んでいたのか?あの時のビンタもそうだったし戦いのときの動きも素人のそれじゃなかったぞ?」
「そういえば真、お主張り手を喰らって会計まで吹き飛ばされておったからのう」
「あの時は本当にごめんね、武術ねー・・・武術っていうよりかは、拳法かな?私が使えるのは」
「拳法か・・・語学のためにどこの拳法か教えてくれないか?」
「あっ、私も気になります!」
「えっとねー・・・
獅子座L77星で伝わっていた宇宙拳法なんだけど・・・」
その言葉を聞いた瞬間、真達の脳内は宇宙猫状態になった。
「えっと・・・白さん?その、獅子座L77星って何ですか?」
「えっと・・・マグマ星人に襲われて宇宙から消滅した惑星に伝わっていた拳法なんだけど」
真達の脳内の宇宙猫の数が増えた瞬間だった・・・。
「えっと・・・俺から聞いといて済まないが、理解が追い付かない、特に響と切歌が」
真が響きと切歌の方に視線を向けると、二人は完全に理解できず『あたまのわるいひと』状態になっていた。
「えっと・・それでその宇宙拳法っていうのは、どういう拳法なんですか?」
続きの質問を調が白に問い、白がそれに答えてくれる。
「正直なところ描写だけじゃよくわからないんだよねー・・・どちらかと言えば光線技多用よりも、格闘戦術多用って言ったら分かるかな?それを覚えるためにひたすら師匠にボコボコにされたよ・・・まあ瞬間治癒能力やら何やら使用して何とかね・・・」
真達は白が人間がどうか訝しんだが、白のために口にしなかった・・・。
「で、では今度は僕から質問します、白さんが先ほど使ったドライバーや力について教えてくれませんか!」
「あっ、それ俺も気になってた」
「俺もだな」
エルフナインの質問に真もキャロルも興味津々だった。
「これ?これは元々あった作品の変身ベルトを改造したりして作った、私専用の戦極ドライバーよ」
「改造か・・・錬金術とは違うんだな」
「そもそも私の世界では錬金術とかそういのは二次創作上の情報になってることが多いから・・・」
「二次創作・・・?」
「なんだろう・・・気になるワードなんだが、深く追及しない方がいいっていう謎の訴えを感じる・・・」
真達は疑問に感じながらもこの話題をやめ、最後にセレナが質問する。
「じゃあ最後の質問なんですけど・・・白さんが呼び出したあの人達、天使と同じ名前だったんですけど・・・?」
「まさか、天使本人とか言わないよな・・・?」
「あーえっとね、そうね・・・数多ある世界の一つに存在するミカエル達・・・って言ったらいいかな?」
「別世界の住人なのか?」
「それに達ってことは・・・他にも仲間がいるのかしら?」
マリアからの問いに白は自身のバッグから別のアイテムを取り出した。
「えっと・・・あったあった、一応私の仲間達の情報は、カードを通してこの『ディメンションナイザー』に記録されているわ」
「へぇ・・・色んな仲間がいるんだな・・・」
白が仲間達のことを教えているうちに時間も遅くなり、パーティはお開きとなり片づけをした後にそれぞれ部屋へと戻っていった。
・・・その日の夜、白は地下のトレーニングルームで一人体を動かしていた。
「・・・協力するとはいえ、お互いの実力がまだ痴れてない・・・明日は、それになるかな?」
白はそう呟きながら体を動かし続けた・・・まるで、何か気を紛らわせるかのように・・・。
To Be Continued・・・
次回、戦姫転生ゼロフォギア×仮面ライダーシーラ レジェンドジェネレーションズ
「一回身内戦とかやってみない?」
白の提案で行われる身内戦。
「私達のコンビネーション、その眼に焼き付けてもらおうか!」
白VSツヴァイウィング!
EP3 赤に染まったコブシ
「・・・そんなこと言うんだったらさ・・・制御してみなよ・・・私の闇を・・・!!!」
花びらの。悲しき過去・・・。