闇の口とメモリーメモリによって明かされた白の過去。
そんな彼女のために、真は白と一騎打ちをする。
そして戦いの末、白は大切な事を思い出した。
それではエピソード5、張り切ってどうぞ!
仮面ライダーが現れたと報告を受けた市街地へとやってきた真達は、街中で暴れまわっている四人の仮面ライダーを目撃した。
「もう暴れている・・・!」
「そこまでにしやがれ、悪党共!」
クリスの叫びに反応したのか、四人は一斉に真達の方を向く。
「ふん・・・やっと現れたか、仮面ライダー共」
「この世界を貴方達の好きにはさせません!」
相対した所で、白が敵を観察する。
「フィフティーンにリガドΩ、エボルにザイア・・・改めて見てもヤバい奴らばっかりね」
「先刻はしくじりましたが・・・今度こそ、貴方達を地獄へと送ってあげましょう・・・!」
「面白ぇ・・・地獄に墜ちるのはどっちか、教えてやるよ!」
「あまり私達を舐めないで貰いましょうか」
「大人しくこの世界が崩壊するのを見届けろ・・・もうじき、世界は終演を迎える・・・」
「そんなこと、絶対にさせません!」
「この世界には私達以外にも、何十、何百、何千万といった命があるんです!」
「貴様ら侵略者如きに、終演なんぞ迎えさせない!」
「あたしらの絆の力、とことん見せてやるよ!」
「愚か者共ですね・・・分からせてあげましょう・・・」
「分からされるのはそっちデスよ!」
「愚かなのは、貴方達・・・!」
「我ら仮面らいだぁの力、見せつけようぞ!」
「みんなで力を合わせれば、どんな敵にも絶対に負けない・・・!」
メガヘクスの仮面ライダー達は戦闘態勢をとる中、真が前に出て叫ぶ。
「これが最後の戦いだ、行くぞ!!」
『ああ(えぇ)(はい)!』
『エクシード!』
『アウェイクン!』
真達はドライバーを身に着け、響達はソングレイダーを身に着ける。
闇は拳を握り締め力こぶを作るような構えをとる。
「変・・・身!」
すると闇の腰にシンプルな造形に中心に赤色の宝石のようなものが埋め込まれたベルト『キングストーン』が出現すると同時にベルトが発光し、闇の姿が黒色の仮面ライダーへと変身する。
「仮面ライダー・・・BLACX!」
『仮面ライダーBLACK』に変身した闇に続くように、真達もプログライズキーを起動させていく。
『ゼロツージャンプ!』
『ランペイジバレット!』
『トリニティダッシュ!』
『トキシックポイズン!』
『インフェルノウィング!』
『オールライズ!』
『オールライズ!』
『アシッドライズ!』
『バーンライズ!』
『Let’s give you power!』
『Kamen Rider...Kamen Rider...』
『ブレイク!』
『ブレイド!』
『ブラスター!』
『シルバー!』
『デンジャー!』
『ムーン!』
『パージ!』
『シーラ!』
『ロック・オン!』
真達の周りにライダモデルや五線譜、アームズが現れる中、戦乙女達はその言葉を口にする。
『変身!』
『ゼロツーライズ!』
『フルショットライズ !』
『トライショットライズ!』
『『スラッシュライズ!』』
『ソングライズ!』
『ソイヤ! 』
『Road to glory has to lead to growin'path to change one to two!仮面ライダーゼロツー!』
『Gathering Round! ランペイジガトリング!』
『Flash of the Trinity! トリニティアクセル!』
『ヴェノムスコーピオン!』
『バーニングファルコン!』
『It's never over.』
『マンモス!チーター!ホーネット!タイガー!ポーラベアー!スコーピオン!シャーク!コング!ファルコン!ウルフ!』
『Control the land,sea and air the creatures become one.』
『An indomitable blade that harbors the deadly poison of hell.』
『The strongest wings bearing the fire of hell.』
『Break up! Fist up! GUNGNIR! 仮面ライダーヒビキ!』
『Blade up! Slash up! AMENOHABAKIRI! 仮面ライダーツバサ!』
『Blaster up! Scarlet up! ICHAIVAL! 仮面ライダークリス!』
『Silver up! Dragoon up! AIRGET-LAMH! 仮面ライダーマリア!』
『Danger up! Scythe up! IGALIMA! 仮面ライダーキリカ!』
『Crescent up! Ring up! SHUL SHAGANA! 仮面ライダーシラベ!』
『Mirage up! Vision up! SHEN SHOU JING! 仮面ライダーミク!』
『シーラアームズ! 花蓮・ダブルロード!』
真達14人は仮面ライダーへと変身を果たし、構える。
「ふん、時代を超えて勢ぞろいか・・・全員スクラップにしてやる・・・!」
「皆・・・行くぞ!」
今、決戦の火蓋が切られた・・・。
「・・・データは構築された・・・後は試すだけ・・・」
離れた場所で戦いの場を見下ろすメガヘクス、その手には『禍々しい黒色の時計』が握られていた・・・。
EP5 決戦のランウェイ
「はあっ!」
リガドΩにすぐさま接近したセレナはアタッシュアローを振るうが、リガドΩは慌てる様子を見せず全て躱していきセレナに拳を叩き込もうとする。
「させないっ!」
だが拳が叩き込まれる前に調が変身した頃でより鋭利な形状となった自身のアームドギア『フルムーン』を放ちリガドΩの片腕を拘束する。
「巻き戻しされちゃう前に、一気に片を付けるデス!」
片腕が拘束されると同時に切歌が調と同じく一回り巨大となったアームドギア『グリム・リッパー』の刃を振るうが、リガドΩは空いている手で『ゾンビレイズバックル』をグレートアセンブルにセットする。
『READY』
『ZOMBIE INFINITY』
バックルを起動させると、切歌の目の前にゾンビブレイカーが出現し切歌のアームドギアを防いでしまう。
「デデッ!?」
「暁さん、離れてください!」
セレナの叫びで切歌は慌ててリガドΩから離れると、先程まで切歌がいたところに上空から大量のゾンビブレイカーが降り注ぎ地面に突き刺さる。
そのままリガドΩはゾンビブレイカーで自身を拘束する糸を切り離し、グレートアセンブルに触れる。
『ACCELERATE』
瞬間セレナ達の目の前からリガドΩの姿が消え去り、一瞬のうちにセレナたちは大ダメージを受けて膝をついてしまう。
「「「きゃあぁぁぁ!」」」
追撃を放とうとリガドΩがセレナに向かって接近した瞬間。
「そうはさせないっ!」
横から白が割込みリガドΩの攻撃を防ぎ、止められたリガドΩは白から距離をとる。
「大丈夫?」
「はい、ありがとうございます・・・」
セレナは立ち上がり、白の隣に並ぶ。
「けどどうしますか、時間干渉能力を相手にするのは・・・」
「ん~・・・あの能力って、ベルトの横のユニットを押したら発動するんだよね?」
「えっ?はい・・・前に真お姉ちゃんが似たのと戦って行ってましたから恐らくは・・・」
その言葉を聞いて白は提案を上げる。
「だったらさ、相手が押すよりも早く攻撃をすればいいと思うんじゃない?」
そう言うと白は一枚のカードを取り出しセレナに見せる。
「真ちゃんに聞いたけど、みんなの中で一番早いんでしょ・・・付き合ってくれる?」
その言葉を聞いてセレナはきょとんとした後、小さく微笑む。
「・・・はい、いくらでも!」
セレナのその言葉に白は笑みを浮かべ、戦極ドライバーにソウルズコアを取り付ける。
『ソウルライド!ザドキエル!』
『チェンジ!ハイパービートル!』
白はカードをセットしボタンを押すことで仲間である『ザドキエル』を憑依させた姿『仮面ライダーカブト ハイパーフォーム』に変身する。
「行きましょう、誰よりも早く!」
『ランド!アクセル!』
アクセルグラウンドブラスト!
『ハイパークロックアップ!』
セレナはザドキエルと共に先ほどよりも早くリガドΩに接近する。
『READY』
『MAGNUM INFINITY』
それを見たリガドΩはセレナ達を近寄らせないために『マグナムレイズバックル』をセットし大量のマグナムシューター40Xを展開し弾幕を展開する。
その弾幕に対しセレナはチーターライダモデルを身に纏い、ザドキエルもハイパークロックアップを使用した超高速移動によって弾幕の雨を掻い潜る。
弾幕の雨を掻い潜られて焦るリガドΩは更に別のバックルを使用しようとするが、後方から緑色の刃と桃色のヨーヨーがバックルを全て弾き飛ばした。
「私達のことを・・・」
「忘れて貰っちゃ困るデスよ・・・!」
後ろを見ると倒れていたはずの切歌と調が立ち上がっており、迎撃しようとするが既にリガドΩの周囲には糸の牢獄が展開されていた。
「切ちゃん!」
「デェェェス!!!」
切歌が糸の牢獄に向けて大量の刃を放つと、刃は糸の隙間を掻い潜り牢獄の中に入り込み内部で糸に反射されながら四方八方からリガドΩに襲い掛かる。
リガドΩは躱していくが反射されていくうちに糸が刃に絡まり牢獄内でさらに糸が展開され相手の動きを制限していくと、そこに調のフルムーンが放たれる。
放たれたフルムーンは糸に直撃し一瞬のうちに糸を巻き取っていき、その勢いで糸がリガドΩの全身に巻き付かれ、さらに牢獄内の刃がリガドΩの足に突き刺さり完全に動きを封じた。
禁合B式・Pあ羅怒oっ駆Sう
動きを封じられたリガドΩは拘束を外そうとするが身動き一つとれず奮闘する中、背後から破壊音が聞こえた。
リガドΩが何とか背後を見るとセレナとザドキエルがマグナムシューターをすべて破壊し終えた後だった。
セレナは弾幕の雨を躱す中、リガドΩの後ろを取った二人を見て拘束を二人に任せるとザドキエルに提案し、自分たちは回避と敵の武器の破壊に専念した。
そして相手の動きが封じられたところで二人は一気に決めに行った。
『ランド!アクセル!』
『スカイ!アクセル!』
『マリン!アクセル!』
『トライアクセル!』
『ソイヤ!ライダーキック! 』
セレナは超高速でリガドΩに接近し、連続で蹴りを放ちサマーソルトで上空に蹴り上げ跳躍する。
それと同時にザドキエルも跳躍し、二人同時にリガドΩに向けてライダーキックを放った。
ア
ク
セ
ル
ト
リ
ニ
テ
ィ
ブ
ラ
ス
ト
フ
ィ
ー
バ
ー
アクセルトリニティブラストフィーバー!
二人のライダーキックが同時に決まり、リガドΩは爆炎に包まれた。
「ハァッ!」
ザイアと戦う翼達は大技をあまり使用せずに、近接戦闘を行っていたが、ザイアは翼達の攻撃を悉く防いでいく。
「喰らいなさい!」
ザイアの注意が翼に向かれている合間にマリアはザイアの背後を突き自身の左腕の龍の頭部を模したアームドギア『ドラゴアーム』の口から『HORIZON†CANNON』を放つが、ザイアは翼の攻撃を防ぎつつ空いた手でマリアの攻撃を吸収、そのままマリアに向けて放った。
「危ねぇ!」
反射された攻撃が当たる直前で奏がマリアを庇い攻撃は外れる。
「助かったわ奏・・・っ!」
「ああ・・・くそっ、大技を使っちまえば反射されてこっちが手痛い反撃を受けちまう・・・!」
「かといって、大技を放たなきゃこちらに有効打がない・・・っ!」
翼はザイアから距離を取り、二人に指示を出す。
「ならば・・・三方向から同時に攻撃するぞ!奴の反射能力を見極め突破口を開く」
「それが一番か・・・!」
「分かったわ、波状攻撃で行くわよっ!」
すぐさま三人はザイアを取り囲むように三方向を陣取り、奏はショットライザーによる遠距離射撃、マリアは短剣を投擲、翼は強化されたアームドギア『アマウガチ』二本による二刀流の近接戦でザイアに挑む。
ザイアは接近する翼に対処しながらも奏の攻撃を躱し、マリアの攻撃はいくつかダメージを与えるが微々たるものだったが、それでも翼達は攻撃の手を緩めない。
攻撃の手を緩めない中、奏はオーソライズバスターによる攻撃を放つがそれも反射されてしまうが、その反射を見てマリアがあることに気が付く。
「・・・もしかして、あいつの反射能力は手でしか発動できない・・・?」
マリアの言葉を聞いて翼と奏はこれまでの戦いでザイアの反射が手でしか行われてないことを思い出す。
「ということは、あいつの腕の本数・・・一度に二つまでしか反射できないってことか?」
「分からないわ・・・もしかしたら足でも可能かもしれないけど、可能性としては大きいわね」
「ならば二人が大技を出し奴が反射すると同時に残った一人が攻めに転じれば・・・」
「その攻め、一人より二人の方が確実にダメージが入らない?」
作戦を立てる翼達の元に、白が駆け付けてきた。
「お待たせ、そこまで苦戦してないみたいだけど・・・手助けは必要?」
「ああ、助太刀に感謝する・・・!」
「ならよかった・・・それでその作戦なんだけど、一つ思いついたのがあってね」
翼達は白の提案を聞き、そしてその案を組み込んだ作戦を思いつく。
「・・・なら、反射は私と翼で受け持つわ、貴女達二人で勝負を決めて頂戴」
「任せろ!そっちも無茶すんじゃねえぞ」
「ええっ、行くぞマリア!」
翼とマリアはそのままザイアに向かって行き、奏と白も準備にかかる。
「それじゃあ、こっちも行きましょうか!」
「おうっ、一発どでかいのをぶち込もうぜ!」
そう言って奏はショットライザーを構えるのに対し、白は新たなカードを取り出す。
『ソウルライド!ゼフォン!』
『ドライブ!タイプ・トライドロン!』
白はカードをソウルズコアにセットしボタンを押すことで仲間である『ゼフォン』を憑依させた姿『仮面ライダードライブ タイプトライドロン』へと変身する。
ザイアに接近戦を行うマリアと翼は攻撃の手を緩めず、注意を自分達に向かせていた。
そんな二人に対してザイアは慌てる様子を見せず、逆に二人の攻撃を弾いてのけぞらし、キーを押し込んだ。
『C.E.O. DESTRUCTION』
「「ぐあぁっ!!」」
ザイアの渾身の回し蹴りを喰らった翼とマリアは傷を負いながらも立ち上がり、ザイアに攻撃を仕掛けに行く。
ザイアから手痛い反撃を喰らいながらも、攻撃は止めずにむしろその手数を増やしていく。
そんな二人の怒涛の攻撃に押され、ザイアは少しづつ後ずさり、背中が壁に当たり動きが止まった。
「っ!ここだ!!」
その隙を逃さなかった翼とマリアはザイアから距離を取り、翼はアマウガチを巨大化させ強大な斬撃を放ち、マリアはドラゴアームの口にエネルギーを蓄積させ、ドラゴンの形となったエネルギー弾を放った。
蒼ノ一閃・滅破
DRAGONIC†CANTARE
放たれた二人の一撃、それを待っていたと言わんばかりにザイアは両手で二人の攻撃を吸収、それを二人に反射しようとした。
「・・・今よ、二人共!」
だがそれよりも早く、マリア達から離れた後方で奏とゼフォンが構えていたショットライザーと『トレーラー砲』の一撃を放った。
ランペイジオールブラスト!
フルフル!フォーミュラー大砲!
放たれた二人の一撃はまっすぐとザイアの両手に向かい、反射される翼とマリアの攻撃と衝突し、大爆発を起こした。
その爆発でザイアは吹き飛びながらも自身の両手を見ると、先程の爆発でボロボロになっていた。
「それでもう、お得意の反射能力は使い物にならなくなったなっ!」
そして追撃を放つように奏とゼフォンは決めにかかる。
『パワー!ランペイジ!』
『スピード!ランペイジ!』
『エレメント!ランペイジ!』
『オール!ランペイジ!』
『ソイヤ! フルスロットル!トライドロン!』
二人が跳躍しザイアに接近すると、どこからともなく『トライドロン』と十体のライダモデル達が現れ、ザイアの周囲をトライドロンが旋回し反射しながら連続攻撃をライダモデル達と共に行い、最後に奏とゼフォンが同時にライダーキックを放った。
ラ
ン
ペ
イ
ジ
オ
ー
ル
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バ
ー
ランペイジオールブラストフィーバー!
二人のライダーキックを受けたザイアはそのまま爆炎に包まれていった。
「ハチの巣になりやがれっ!」
クリスは強化されたアームドギア『アジタート』をマシンガンに切り替え弾幕をエボルに向けて放つが、エボルは瞬間移動で弾幕を回避し、クリスに接近しクリスを殴り飛ばす。
「ぐあっ!!」
「クリスっ!」
そのままクリスに追撃を仕掛けようとするエボルの横に紫苑が付く。
「追撃などさせぬっ!」
紫苑はそのままアタッシュカリバーをエボルの振るおうとするが、エボルは紫苑の攻撃を回避し距離をとると『コブラエボルボトル』を取り外し、『ドラゴンエボルボトル』をセットする。
『ドラゴン!ライダーシステム!エボリューション!』
『AreYouReady?』
『ドラゴン!ドラゴン!エボルドラゴン!』
『フッハッハッハッハッハッハ!』
『仮面ライダーエボル ドラゴンフォーム』に変身したエボルは『ビートクローザー』を取り出し、そのまま紫苑に切りかかる。
「姿を変えれんのかよっ!?」
エボルの力強い剣撃に紫苑は少しづつ押されていき、吹き飛ばされてしまうがその先で桃恵が紫苑を受け止める。
「くぅ・・・助かったぞ桃恵」
「お姉ちゃん、前見てっ!」
紫苑が前を向くとエボルが一気に二人に迫って来るが、直前で未来が展開したミラービット『ヤタカガミ』から放たれた光線がエボルの進行を防ぎ、その隙に紫苑と桃恵はエボルから距離を取った。
「礼を言うぞ未来よ・・・っ!」
「危なかった・・・!」
「大丈夫です・・・クリス立てる?」
「ああ、大丈夫だ・・・!」
クリスも立ち上がり仕切りなおそうとするが、エボルはそれを見てドラゴンエボルボトルを取り外し『ラビットエボルボトル』をセットする。
『ラビット!ライダーシステム!エボリューション!』
『AreYouReady?』
『ラビット!ラビット!エボルラビット!』
『フッハッハッハッハッハッハ!』
エボルは更に姿を変え『仮面ライダーエボル ラビットフォーム』へと変身する。
「まだ変身するのかっ!?」
再び変身したことに驚愕する四人にエボルは先ほどよりも素早く四人に接近し、四人を蹴り飛ばす。
桃恵と未来は遠距離攻撃で反撃するが、エボルは高速で二人の攻撃を躱していき二人に連続で攻撃を仕掛ける。
「追撃はさせぬと言っておろうがっ!」
それを見た紫苑が錬金術で二人とエボルの間に分厚い土壁を錬成しエボルの追撃を阻止する。
「ありがとうございます・・・!」
「さっきの礼じゃ・・・それよりも」
「ああ、さっきより素早いんじゃこっちが反撃する隙もねえ・・・!」
クリス達が反撃の手を考える中、未来がある提案を持ちかける。
「・・・これなら?」
「どうした未来?」
「皆、ちょっといいかな?」
未来はみんなに耳打ちをする。
「・・・分の悪い賭けだが、試してみる価値はあるな」
「うむ、このままでいるよりかは逆転の兆しが見えるやもしれん」
「じゃあ、やってみよう」
四人が話し合いを終えると同時に土壁が破壊され、エボルが顔を出す。
「行くぞ、桃恵!」
「うん、お姉ちゃん!」
二人はベルトのスラッシュライザーを手に取り、そのままエボルに接近する。
『エボルコブラ!』
接近してくる二人を見てコブラフォームに切り替えたエボルは二人に攻撃を仕掛ける。
放たれる連続の攻撃を紫苑と桃恵はスラッシュライザーでいなしつつ、紫苑は刀身に生成した毒液を纏わせ振るうがエボルは回避し毒液が地面に散らばり、桃恵も火炎をエボルに向けて放つがそれすらもエボルは躱し地面を焦がし、大振りの攻撃を放ち隙を見せた二人にエボルはEVレバーを回す。
『Ready・Go!エボルティック・フィニッシュ!チャーオー!』
EVレバーを回すとエボルの右足に赤黒い蛇の形をしたエネルギーが蓄積され、そのまま回し蹴りを放つと赤黒い蛇が紫苑と桃恵を襲った。
「「うわあっ!!」」
二人を吹き飛ばしエボルは残りのクリスと未来を探そうとしたが、周囲を見ても二人の姿は見当たらなかった。
エボルが違和感を感じながらも周囲を見渡そうとするが、いつの間にか紫色の霧がエボルを包み込んでいた。
エボルは子の霧が危険な物を判断し離れようとするが、突然エボルの体に弾丸が直撃する。
突然の射撃に驚くエボルをよそに再び弾丸が放たれ、全てエボルの命中する。
エボルは弾丸が放たれた方へと向かおうとした瞬間、背後から光線が放たれエボルの背中に直撃する。
その後も、霧の外から襲ってくる弾丸と光線の連撃にエボルは捉えられ瞬間移動する隙が生まれずただ二人の攻撃から身を守っていると、弾幕の合間を縫うように紫苑と桃恵が飛び出し、エボルの胸部に強烈な一撃を叩き込んだ。
その一撃でエボルは霧の外へ吹き飛ばされ、紫色の液体の上へと倒れる。
「驚いたかのう・・・先の貴様にぶつけようとした毒液、あれは熱を浴びることで急激に気化する特殊な毒なんじゃ」
「その毒液に私の炎を浴びせることで、貴方の視界を奪わせてもらいました」
そして二人の合わせるかのように、何もないところからクリスと未来の姿が現れる。
「んでもってお前が二人に気を取られているうちにあたしと未来の姿を神獣鏡で隠し・・・」
「霧の中で見えない貴方をクリスのスコープで索敵し、波状攻撃をさせてもらいました」
四人の作戦に引っ掛かったことに苛立ちを覚えたエボルは立ち上がろうとするが、足元の毒液が体にへばりついて立ち上がれなかった。
「お主が二人に気を取られているうちに粘度の高い毒液を設置しておいたのじゃ・・・これで終いじゃ桃恵!」
「うん!」
『トキシックポイズン!』
『インフェルノウィング!』
『ヴェノムレインラッシュ!』
『バーニングレインラッシュ!』
二人は同時に跳躍し紫苑は右足に毒液を、桃恵は左足に火炎を纏わせてライダーキックを放つ。
ヴ
ェ
ノ
ム
レ
イ
ン
ラ
ッ
シ
ュ
バ
ー
ニ
ン
グ
レ
イ
ン
ラ
ッ
シ
ュ
ヴェノムレインラッシュ!
バーニングレインラッシュ!
エボルは瞬間移動しようにも間に合わず、二人のライダーキックが直撃し爆炎に包まれた。
「おらぁっ!!」
フィフティーンは黄泉丸を振り回し、真、響、白、闇の四人を接近させないようにしている。
「そんなもんで・・・」
「怯みません!」
だがそれに恐怖することなく闇と響が接近し、黄泉丸を振るい終えた瞬間を狙い、同時に拳を叩き込む。
「ぐぉっ・・・ちょこまかと・・・!」
フィフティーンは自分に攻撃を仕掛けた二人に黄泉丸を振るおうとするが。
「はあっ!」
寸前で白がツインスラッシャーを黄泉丸にぶつけて止める。
「貴様・・・そんな汚れた手で何を守る気・・・」
「汚れてない!!!」
フィフティーンの言葉を遮るように白は黄泉丸を弾き、一太刀入れる。
「確かに私は、数多の敵を倒して心も体も壊れていったかもしれない・・・だけど!私は一人じゃない・・・常に仲間と、大事な人達と共にいる!人の幸せを奪うお前らに・・・私の気持ちが分かってたまるかぁ!!!」
白は怒涛の連撃を見せフィフティーンを攻撃し、それに合わせるように白の後ろから真が飛び出してフィフティーンに蹴りを入れる。
「よく言った、行くぞ白!」
「ええっ!」
白はツインスラッシャーをナギナタモードに変形させ柄の部分に真が飛び乗ると、白はそのままツインスラッシャーを横回転で投げつける。
「はあぁぁぁっ!!」
横回転で勢いが付いた真はそのまま跳躍し、Sの字に身体を捻らせそのままの勢いでフィフティーンに飛び蹴りを叩き込んだ。
「ぐおっ!?」
「まだまだっ!」
跳び蹴りを決めると真はそのままツインスラッシャーを手に取り、空いた手にプログライズホッパーブレードとアタッシュカリバーを組み合わせた武器を握り締めフィフティーンを×字に切り裂き、フィフティーンは勢いよく後ずさりする。
「やるじゃねえかお前ら!」
「二人ともナイスコンビネーションです!私達も負けてられませんね闇さん!」
二人に負けじと響と闇も再び接近し、それを見たフィフティーンは再び平成十五ロックシードを取り出す。
『フォーゼ!ロック・オン!』
『フォーゼアームズ!青春スイッチオン!』
『仮面ライダーフィフティーン フォーゼアームズ』に変身したフィフティーンは『バリズンソード』を繰り出し、斬撃を放つが、二人はその斬撃を跳躍で回避する。
「ライダー・パァンチ!!」
「てぇりゃあぁぁぁぁ!!」
闇の拳に合わせるように響も強化されたアームドギア『アニマート』を二人同時に勢い良く叩きつけ、フィフティーンを吹き飛ばす。
全員の攻撃で四人の仮面ライダーは一か所に追い詰められ、囲むように真達が集結する。
「此処までよ、ハンドレッドの亡霊共!」
「まだだ・・・貴様らは必ず・・・!」
ハンドレッドの四人は最後の執念を見せようと立ち上がろうとしたその時、四人を包み込むように謎の闇が集約される。
『ぐぁぁぁぁぁっ!!?』
闇に包まれたハンドレッドは突然苦しみだす、その状況に困惑する真達だったが・・・白は闇の中に一つの時計を見つける。
「時計・・・いいや違う、あれはまさか・・・!?」
白が気付くと同時に、時計が起動する。
『1号!!!』
時計が起動すると同時に闇がハンドレッドの4人を吸収し巨大化し、その形を変えていく。
歪なバイクに上半身がくっついたような姿、その姿は完全に異形の物だったがどこか仮面ライダーのような雰囲気を感じとる。
あらゆる仮面ライダーの原点にして頂点、始まりの戦士・・・その名は。
『1号・・・!』
「なっ!?あの姿は・・・!」
「仮面・・・ライダー・・・?」
「にしては、やけに禍々しくねえか・・・」
「ええ、まるで型落ちしたような見た目ね・・・本当に仮面ライダーなの?」
「いや違う・・・」
真達の言葉を遮るように、白が答える。
「あの一体化した姿は・・・間違いない!狂った歴史の仮面ライダー『アナザー1号』!」
『ハッハッハッ・・・!我は原点にして頂点!時代の創造者だ!』
4人の声が混ざったかのような声を発するアナザー1号、そしてその上空にメガヘクスが現れる。
「まさか、4つの魂を生贄に・・・アナザー1号の人格を作り出したの!?」
「ほう・・・察しがいい、その通りだ・・・このアナザー1号は本物、お前達には倒せない・・・いけ」
『ウオォォォォォォァァァ!!!』
メガヘクスの言葉と共にアナザー1号は大量の赤い光弾を生みだし真達に放つと、真達を中心に爆撃が起きる。
『うわぁぁぁぁぁっ!!!』
To Be Continued・・・
次回、戦姫転生ゼロフォギア×仮面ライダーシーラ レジェンドジェネレーションズ最終話
「このままじゃ、みんなが・・・!」
襲い掛かる最凶の原点・・・!
「・・・一か八か、こいつに懸けるしかないわね」
絶望が迫りくる中で・・・。
「力を貸して!」
希望の光が降り注ぐ・・・!
「我、堕天の王なり!」
EPFINAL レジェンドジェネレーション