戦姫転生ゼロフォギア   作:真紅林檎

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「どうも継菜 真汰だ、作者は前回のあらすじの一撃で入院してるから退院するまで俺が前書きとあとがきを担当するぞ。早速だがあとがきにて新しいタグに関して教えておくので待っててくれ。それでは第二話開始だ」


俺が令和No.01 その名はゼロワン

前回のあらすじ。

 

 

転生したら女になっていた。

この一言に尽きるな。

手紙を破り捨てた俺は先ほどとは別の手紙を苛立ちながらも読み始める。

 

『えっと・・・どうも、先ほどの手紙はすみません』

 

「なんか急に丁寧になったぞ?」

 

『実は先ほどの手紙が上司にばれてボロボロに怒られました』

 

「えっ。ばれるの早くない?」

 

『現実の世界と神の世界では時間の流れが違いまして、その世界にとっての一秒はこちらでは何時間もありまして先ほどまで説教を受けてました』

 

「何だろう、神にこういうのもあれだけど…ざまあみろ」

 

『それで上司にちゃんと説明をしろと言われ真汰様のいる世界について説明させていただきます…』

 

「よし、ここからは真面目だな」

 

『真汰様のいる世界ではノイズと呼ばれている指定災害が存在がいます。彼らは普通の武器が全く効かず、触れた人間を自らと共に炭素へと変えてしまうのです』

 

「なんだその人類絶対殺すマン的存在は…それで人類滅んでないよな?」

 

『ですが、聖遺物から作り出した対ノイズ用の武器『シンフォギア』によって人類はノイズへの対抗策を手にしました』

 

「あれ?じゃあ俺いらないじゃん」

 

『ですが、シンフォギアは過去未来においても使用者が数少なく危機的状況には変わりません』

 

「上げて落とすな上げて落とすな」

 

『そこで、真汰様にこの世界の運命を変えてもらうためゼロワンのアイテムをお渡ししこの世界へ転生してもらいました』

 

「なるほど…あれ?ところでアイテムはいずこへ?」

 

部屋を見渡すが、先ほどの一式が入っていた段ボール箱はどこにも見当たらず、あるといえば机の上に置いてあるキー一つだけだった。

 

『それと、アイテム一式は邪魔にならないように机の上に置いたキーに収納させていただきました。流石にあの量を持ち歩くのは大変ですからね』

 

「まあ確かにスペースに困るからな」

 

『通常のゼロワンではノイズに対抗できないためこちらである程度改良させていただきましたので、問題なく戦闘が行えます』

 

「ご都合主義…とは言えないな。こっちはマジで命かかってるからな」

 

『お次に、この世界での真汰様について説明させていただきます。今の真汰様は『継菜 真(つぐな まな)』様という名前になっておりますので』

 

「真…真汰から一文字取っただけなのに女みたいな名前になったな」

 

『それでは最後に、真様に個人的なお願いがあります』

 

「個人的なお願いって…いやな予感しかしないな」

 

『明日のコンサートにて『天羽 奏』をどうかお救いください。明日のコンサートのチケットは導入してありますのでどうかお願いします』

 

俺は手紙を読み終え机に置き、もう一度鏡で自身の姿を見た。

男のときより縮んだ身長。確か前は170cm位あったから…10cm近く縮んだか?

髪も前の黒髪からブロンドのロングヘアーになっている。なんかハーフみたいだな…駄目神の趣味か?

それから…この体だ。

 

「明らかに盛ってるよなあの神・・・」

 

妙に胸が重たい…。世の女性はこんな重しを毎日つけて生活してたのか?だとしたらすげえな。

 

「はあ…もう色々疲れたしもう寝よう」

 

気づけば窓の外は真っ暗だった。導入していたチケットを見て時刻を確認してからベットに倒れた。

シャワーとか、飯は明日の朝にしよう…。

 

「天羽 奏…救えってことは明日その人が亡くなるってことなのか?ならなんとかしないとな・・・」

 

俺は睡魔に襲われそのまま瞼を閉じる…。

 

「・・・いや待て俺女の体じゃん風呂どうすればいいんだ!?」

 

・・・ことはできず結局その日の夜は悩みに悩んだ上、頭の中に直接この世界について叩き込まれて頭痛を起こし悩みと頭痛のダブルパンチで眠れなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、結局一睡もできなかった俺は頭を押さえながらシャワーを浴びた。

自分の体とはいえ中身は男子高校生だから流石に抵抗として目をつぶるわ。

シャワーを浴びて服に着替えて頭の中に叩きこまれた地図を頼りにコンビニで弁当を購入した。

料理?簡単なのはできるけどやる気力さえない。

朝と昼を終えてそろそろ時間なのでチケットとキーを持ってコンサート会場へと向かった。

 

 

 

「初めてコンサート会場に来たけどでかいな…」

 

前世も含めてコンサートなんて無縁だった俺にとって初めてのコンサート会場はとてつもない威圧感を感じる。

コンサート会場に圧倒されていると突然風に乗って紙が飛んできた。

それをキャッチすると今度は見知らぬ女の子がやってきた。紙の次は女の子か…。

 

「あの、それ私のチケットなんですけど…!」

「ああ、君のだったのか。ちゃんと持っとけよ」

「あっはい!ありがとうございます!」

 

手にした紙が女の子のチケットだとわかり、すぐに返すとお礼を言いその場を離れる。

あの様子だと相当楽しみだったんだな、このコンサートが。

俺もコンサートを楽しもうと気持ちを切り替え会場内に入っていく。そして途中のポスターでとあることに気づく。

 

「ツヴァイウィング・・・えっ?天羽 奏?」

 

神が助けを願ったのはまさかのアイドルだった…。

 

 

 

会場に入りチケットに書かれている席に座って待っていると、突然会場が暗くなる。

もしやと思い心待ちにしていると歌が流れだし、ステージライトが点く。

そこからステージの中央から二人の女性が現れた。

赤と青、対照的な髪色をした二人『天羽 奏』と『風鳴 翼』の登場に観客のボルテージは急上昇する。

そして会場内に二人の歌声が響き渡る。

 

「・・・すげえ、生だとこんなに違うのか…!」

 

今まで音楽はCDや動画で聞いてきた俺にとって、改めて歌手の凄さを感じた。

そんなすごい歌を歌っている二人の歌に魅了されていた。

魅了されながらも最後まで静かに聞き惚れているといつの間にか歌が終わってしまったが、観客たちのアンコールの掛け声が響く。

 

「よっしゃあ!もっと盛り上げていくぞー!!」

 

その掛け声にさらに会場内は盛り上がり、二曲目に入ろうとしたその時。

 

 

 

ステージの一部が爆発を起こした。

 

観客がざわつきだすと突然空から何かが降ってきた。

 

それは昨日手紙に書いてあった、そして頭に叩き込まれた知識にあった世界の厄災。

 

「ノイズ・・・!!」

 

突然現れたノイズたちは次々と会場内の観客たちに襲い、触れた人を灰にしていく。

 

「本当に炭化する力があるのか!あいつらは」

 

すぐに安全な場所に移動しようとすると、ノイズが逃げ遅れた女の子に近づいていた。

女の子は恐怖でその場に立ちすくんでいる。

 

「くっそ!間に合え!!」

 

俺は女の子に向かって走り出し、ノイズが襲う直前にギリギリ女の子に抱き着き何とか回避する。

 

「だぁ!危ねえ…!」

 

「あ・・・ありが・・・とう。お姉・・・ちゃん…」

 

「お礼はいい、さっさと逃げろ!」

 

「う・・・うん!」

 

女の子はすぐにその場から離れる。後ろを振り返るとそこにいたノイズたちはもういなくなっていた。

別の人間を狙いに行ったのかと考えていると、観客席から落ちたところに誰かがいた。

それは会場前でチケットを拾ってあげたあの女の子だった。

 

「おい!早く逃げろ!」

 

「は、はい・・・痛っ!!」

 

立ち上がろうとするが、足を抑えてその場にうずくまる。まさか足を傷めたのか!?

そしてノイズはだんだんと女の子に近づいていく。

俺はすぐに女の子の元に駆け寄ろうとすると。

 

「おりゃああ!!」

 

突然鎧を着た女性がボロボロの槍を振るいノイズを薙ぎ払う。

いや、よく見たらその人は奏さん本人だった。じゃああれがシンフォギアなのか?

だがノイズたちは今度は奏さんを狙い攻撃を仕掛ける。

ノイズの攻撃を槍で何とか捌くが槍にはどんどん亀裂が入っていき、ついに槍の一部が砕け後方に勢いよく飛び散る。

そしてその一部が女の子の胸を貫く。

 

「しまった!!」

 

「っ!!やばい!!」

 

奏さんが近くのノイズを薙ぎ払い、すぐに女の子に近づく、俺も慌てて観客席を降り駆け付ける。

 

「おい!しっかりしろ!!」

 

「頼む、しっかり目を開けてくれ!生きるのを諦めるな!!」

 

俺と奏さんの必死の呼びかけに答えたのか、女の子はゆっくりと目を開ける。

俺が安心すると、奏さんはボロボロの槍を持って立ち上がる。

その目は何かの決意を秘めていた。

 

「あんた、その子を連れてここから逃げろ」

 

「っ!何するんだ?」

 

「今からどでかいのをかまして、あいつらを倒してきてやる…」

 

そういうと、彼女はノイズの方を向く。

 

「・・・一度、体の中、全部空っぽにして思いっきり歌ってみたかったんだ・・・今日はこんなに聞いてくれる奴等がいるんだ・・・あたしも全力で歌うよ」

 

そして、少しずつノイズの群れに近づいていく・・・が、その人の肩を俺は掴んだ。

 

「何で止めるんだ!?」

 

「そんなボロボロの体で行かせたくないんでね」

 

「だから、どでかいのを「それを使ってあんたは無事でいられるのか?」っ!?」

 

「・・・やっぱりか、大抵大技にはデメリットがつきものだからな・・・」

 

かまをかけてみるが、案の定引っかかった。おそらく自分の命を懸けた大技を打つ気だったのだろう。

 

「だったらどうすればいいんだよ!!ほかに方法でもあるのか!」

 

「俺があいつらを倒す」

 

「はっ?」

 

俺は奏さんを後ろに下げ、代わりに前に出る。

 

「やめろ!ノイズは普通の人間には倒せないぞ!!」

 

「大丈夫、俺も普通の人間じゃないから。それに、お偉いさんにあんたを助けてって頼まれたからな」

 

「えっ?」

 

そう答えノイズたちの方を向き、手にしていた『ゼロワンプログライズキー』のスイッチを押す。

 

アウェイクン!

 

音声とともにキーは消え、代わりにゼロワンドライバーとライジングホッパープログライズキーを手にしていた。

俺はドライバーを装着すると、頭の中にドライバーの使い方がラーニングされていく。

 

「ラーニング完了」

 

一瞬でラーニングを完了し、プログライズキーのスイッチを押す。

 

 

ジャンプ!

 

キーを起動させ、ドライバーにスキャンする。

 

オーソライズ!

 

スキャンすると、上空からまた何かが降ってきた。

それは巨大な黄色いバッタ。『ライジングホッパーライダモデル』は俺に敵意を見せずむしろ俺を守るように立ちふさがる。

 

「っ!?なんだあれは!」

「でかい・・・バッタ!?」

 

突然現れたライダモデルに後ろと離れた場所にいた二人は驚いている。

俺は二人を気にせずキーを開き、構える。

 

「変身!」

 

掛け声とともにキーをドライバーに差し込む。

 

プログライズ!

 

差し込むとともにライダモデルは飛び跳ね俺の上に来ると、空中で分解しパーツが俺の体に装着される。

 

飛び上がライズ!ライジングホッパー!

 

A jump to the sky turns to a riderkick.

 

突然異質な姿に変身した俺に二人は驚きを隠せない。

 

「お前…一体…」

 

後ろの奏さんの質問に俺は答える。

 

「仮面ライダーゼロワン。それが俺の名だ!」

 

今ここに、令和最初の仮面ライダーが生まれた。




「どうも最後まで読んでくれてありがとう。早速タグについて教えよう。実はあのアホは『既存のプログライズキーだけじゃあれだしオリジナルも考えよう!各種プログライズキーって書いたし作り放題だ!』っと馬鹿なことを言っていましたが、あいつだけでは絶対無理なので憶測ながらコメントでオリジナルプログライズキー案を書いてくれたら幸いです。あのアホみたいに無理して作らなくても大丈夫です。それではこのあたりで、それでは次回もお楽しみに。さて、今からガトリングでも喰らわしてやろう…というか俺の声なんか聞いたことあるんだが…?」

【作者の勝手な想像】 継菜 真(CVまどか☆マギカ 佐倉 杏子『理由』色々と合いそうだったから。
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