「やっと十九話か、長かったな未来・・・」
「そうですね・・・それで真さん、この作品の新しいタイトルって決まったんですか?」
「ああ、作者!発表してくれ!」
了解、この作品の新しいタイトルは・・・これだ!
『戦姫転生 ゼロフォギア』
戦姫転生ゼロフォギアだ!
「「おお~!」」
「そんなわけで改めて、ゼロフォギア第十九話、どうぞ!」
「・・・ん。こ・・・ここ・・・は」
倒れていたクリスが目を覚まし周りを見る。
「確かあたし、倒れていて・・・それで・・・」
「大丈夫?」
クリスは未来と目が合うと同時に、未来の隣にいた俺と目が合う。
「よっ、お目覚めか?」
「・・・!? お前っ!」
クリスは驚いて布団から起き上がる。
「未来に礼言っとけよ、雨の中お前をここまで運んでくれたんだからな。 それとお前に危害を加えるつもりはない」
「真さんも運ぶのを手伝ってくれたんです・・・って知り合い何ですか?」
「あ~、まあ顔見知りだ」
流石にあの時車を吹き飛ばした犯人ということは伏せておこう…。
「・・・何で」
「ん?」
「何であたしを助けたんだ。あたしたちは敵だろ?」
「ん~考えるより先に身体が動いたから」
「はあ!?なんだそりゃ」
クリスが突っ込むと、扉が開いておばさんがクリスの服と料理を乗せた皿を持ってやってきた。
「あら、その子目が覚めたのね。 その子の服洗濯が終わったからすぐ畳んで持ってくるね」
「あっ、おばちゃん私も手伝うよ」
「ありがとう未来ちゃん、料理下に置いてるから持って行っていいよ」
おばさんはそのまま部屋を出て未来はおばさんについて行ってくれた。
「ああ、お前の服濡れていたから未来が洗濯してくれたぞ」
「そうだったのか、すまなかったな・・・ところであいつは」
「あの子は小日向未来、ただの一般人だ」
「そうか・・・」
そのあと、未来が料理と服と共に上がってきて少しした後にクリスの方から話し始めた。
「・・・おまえら何も聞かないんだな、特におまえ」
聞かないっていうのは、大方何があってあそこに倒れていたのかってところか?
「まあな、あの時のことを考えて大体予想がつく」
あの時クリスはフィーネと呼ばれる女性に用はないと言われていたからな。
「・・・そうか、お前は?」
クリスは未来にも聞いた。
「うん。・・・私はそう言うの苦手みたい。 今までの関係を壊したくなくて、なのに、一番大切なものを壊してしまった」
「それって、誰かと喧嘩したってことなのか?・・・私にはよくわからないな」
「そうなのか、友達とあんま喧嘩したことないのか?」
「・・・あたし、友達いないんだ」
その一言に少し静かになる。
「・・・地球の裏側でパパとママを殺されたあたしは、ずっと一人で生きてきたからな。友達どころじゃなかったんだ」
「そんな・・・」
「たった一人理解してくれると思った人も、あたしを道具のように扱うばかりだった」
クリスの言葉に俺は口を開かなかった。
「・・・大人はどいつもこいつもクズ揃いだ!痛いと言っても聞いてくれなかった。やめてと言っても聞いてくれなかった。アタシの話なんて、これっぽっちも聞いてくれなかった・・・!」
「・・・そうだったのか」
「・・・なあ、その喧嘩の相手、ぶっ飛ばしちまいな。どっちが強いのかはっきりさせたらそこで終了。とっとと仲直り、そうだろ?」
「えっ! できないよ、そんなこと」
「ああ、というか考えが女子の思いつく事じゃねえぞ?」
それ多分、ドラマとかの不良同士の奴だと思う…。
「・・・でもありがとう、気遣ってくれて。あ、えっと・・・」
「・・・クリス、雪音クリスだ」
「おや?そこは素直に名乗ってくれるのか」
「・・・うるせえ」
「優しいんだね、クリスは。私は小日向未来。もしもクリスがいいのなら・・・」
そういって未来はクリスの手を握る。
「あっ・・・」
「・・・私は、クリスの友達になりたい」
未来のその言葉に、クリスは驚くが、すぐに顔が暗くなる。
「・・・あたしは、お前たちにひどいことをしたんだぞ」
「・・・えっ?」
クリスから言い出すのか。 俺はどういう意味なのか未来に説明しようとすると、外からアラートが鳴り響く。
「なんだっ!この音っ!?」
ノイズの出現アラート! こんな時に…。
「未来、クリス、外に出るぞ!」
俺たちは急いで店から出ていく、外では人々が慌てて逃げている。
「おいっ、一体何の騒ぎだ?」
「ノイズが現れた時の警告警報だ。二人は早く逃げるんだ!」
くそっ、一人で考えるためにライズフォン置いてきたのが仇になっちまった!
俺は急いでノイズの発生したであろう場所へ向かった。
さあ後書きの時間だ!
「それで今回は新しいタイトルの由来を聞きたいな」
ほい了解。新しいタイトルの由来ですが、最初はTS、ゼロワン、シンフォギアの三つのワードが入ったタイトルがいいなと思い、考え抜いてこのタイトルにしました。
戦姫転生は男から女に転生して戦うという意味、ゼロフォギアはゼロワンのゼロとシンフォギアのフォギアを合わせました。
「作者にしては良いタイトルだな、気に入った」
「そうですね、私も気に入りました」
そうだろそうだろ、というわけで読者の皆さん、これからはタイトルを改め戦姫転生ゼロフォギアをどうぞよろしくお願いします!
「それじゃあそろそろ〆るか」
「「「それでは次回もお楽しみに!」」」