「いよいよアニメ一期も後半だな」
そうだな、この調子で頑張るぞ!
「・・・おい、何であたしが呼ばれたんだ?」
なんとなく。
「はあ・・・起こる気が失せた」
「諦めろクリス、俺はもう諦めた」
「・・・苦労してんだな」
「まあな、それじゃあ第二十二話スタート」
俺は今日、響と共に未来に二課を案内しようと三人で行く・・・はずだったのだが。
「まさか、弦十郎さん直々に頼まれるとはな・・・」
今俺は雨の中、傘とコンビニ袋を片手にとある場所に向かっていた。
『真君、突然の連絡済まない。実は君に行ってきてほしい場所があるんだ』
『俺にですか?まあいいですけど』
『ありがとう、それでできれば向かう途中ある程度の食料も買って行ってくれないか?』
『えっ何? 野良猫の群生地にでも向かわせるんですか?』
『そうではない、とにかく頼んだぞ。 場所は・・・』
というわけで弦十郎さんに指定された場所に向かうと、廃マンションについた。
「えっと…○○○号室は」
俺が言われた部屋へたどり着き、扉に手をかけ中に入る。
しかし何でこんなところに・・・マジで猫でもいるのか?
と考えていると奥の方から物音が聞こえた。
俺はいつでもドライバーを出せるようにキーを握って、注意しながら奥へと進んでいき居間に入ると、見覚えのある少女がいた。
「あれ?クリス」
「お前は…何でここにいるんだよ!」
「いやそれはこっちのセリフなんだけど・・・」
俺たちが顔を見合わせていると、クリスのお腹が鳴った。
「~っ ///」
「えっと・・・とりあえず食べるか?」
俺はなったお腹を隠し顔を赤くするクリスに先ほど買った食料を差し出した。
クリスは俺が買ってきたあんパンを離れた場所で食べている。
「しかし、お前がこんなところにいたとはな。 弦十郎さんこのこと知ってたのか?」
「あいつのことか?」
「えっ知ってんのか」
「あの時、お前とあいつに出会った後にそいつと合った」
俺と出会った・・・もしかして未来とクリスを見つけたあの日か?
「俺と別れた後に弦十郎さんと合ったのか?」
「ああ、あいつノイズの攻撃を地面のアスファルト持ち上げて防いだからな。いやでも印象に残る」
「それは納得、あの人変身した俺の攻撃を涼しい顔で受け止めやがる」
「・・・あいつ本当に人間か?」
「多分サイボーグかなんかだろあの人」
じゃなきゃ納得いかねえ、あのトンデモ超人は。
「「・・・」」
しばらく俺たちは静かになる。
「・・・なあ、クリスは両親を亡くしたんだよな」
「・・・だから何だよ」
「俺も似たようなもんだ」
「はっ?」
クリスは俺の方を向く。
「二年前、俺も家族を失った。二度と会うこともできない」
「・・・」
「その時はいろんなことが起きまくって悲しむ暇なんてなかったんだけどな」
コンビニ帰りに突然事故にあって目を覚ましたら変な場所にいて、駄目神に転生されて女になって次の日にあの事件が起きて本当悲しむ暇がなかったな。
「・・・辛くなかったのか」
「んっ?」
「家族を失って、一人だったのに辛くなかったのか」
「・・・まあつらいと考えたことは少しだけあったかな」
「ならっ…!」
「でも、それをその考えを無くしてくれた人たちがいた」
「っ!」
「響や未来、翼さんや奏、弦十郎さんに二課のみんながいてくれたから俺は乗り越えられた」
「・・・はっ、やっぱりあたしとは違うな」
クリスは
「あたしにはそんな立派な友達も理解者もいやしねえ」
「何言ってんだ、友達ならいるだろ」
「はっ、そんなのいるわけ」
「いるだろ、目の前に友達候補が」
俺がそう言うとクリスは俺の方を見て、驚く。
「はぁ!? 何言ってんだ、あたしたちは敵同士だろ!」
「けどお前、フィーネとかいう奴から離れてるんだろ?なら敵じゃねえよ」
「けど、あたしはお前の仲間を!」
「響も翼さんも未来も無事だし問題ないだろ」
「け、けど・・・」
「俺はクリスと友人になりたい、同じ親を失った者同士として」
俺はスッと立ち上がりクリスの方を向く。
「それに何より、俺はそんな悲しそうな顔をしたクリスを助けたい」
俺の言葉にクリスは下を向き自身の手を強く握る。
「・・・まあすぐに答えを出さなくてもいいさ、何時か答えを聞かせてくれ、それじゃあそろそろ帰るな」
俺はそのまま入り口から外に出る、外はいつの間にか晴れていた。
「そうそう、未来の件も考えといてくれよ、あいついい奴だからさ」
一言告げてそのまま帰った。
「なんなんだよあいつ・・・あのバカみたいなこと言いやがって」
あたしは床に座って二人の言葉を思い出す。
『・・・私は、クリスの友達になりたい』
『俺はクリスと友人になりたい』
「あたしは・・・」
静かな部屋の中であたしは一人悩み続けた。
さあ後書きの時間だ!
「今回は俺とクリス中心だな」
まあタイトルがタイトルだしな。
「というか小説内の俺が言ってることってあってるのか?」
大体あってるでしょ、家族を失ってるけど死んでるとは言ってませんが。
「お前本当に凄い目に合ってるんだな」
「まあ殆どはあの駄目神とこの作者のせいだがな」
てへっ☆
「よし撃つか」
「手伝うぜクリス」
ゴメンナサイ。
「ったく、おいさっさと〆るぞ」
「あいよ」
「「「それでは次回もお楽しみに!」」」