さてさてやってきました第二十三話。
「今回はタイトルの通りデート回か?」
まあただのデートじゃないけどね…。
「そうですよ!今回のデートは翼さんのためのデート何ですから!」
「そうかそうか・・・ところで作者、さっきから俺の冷や汗がやばいんだが」
さてそれでは第二十三話どうぞ!
「おい今回何かあるだろ!?」
どうも継菜真です、現在俺が何をしてるのかというと・・・。
「それじゃあ早速行きましょうか!」
「まて響、この状況について説明を要求したい」
今俺は響と未来、それと変装しているが翼さんと奏と一緒にいる。
「えっ、昨日ちゃんとメールしましたよね?今日みんなでデートするって」
「俺の携帯に送られてきたメッセージには『明日出かけましょう』としか書かれていなかったぞ」
遡る事昨日、クリスの元から家へ向かった俺の携帯に響からメールが来て内容は『真さん、明日一緒に出掛けませんか?』と書かれていた。
響と一緒に出掛けるのはよくあったし、俺はOKを出した・・・だが次の日に集合場所に来てみれば未来はまだ想定の範囲内、だが翼さんと奏もいたことに驚いた。
「すみません、響が言葉足らずで」
「いや、大丈夫なんだけど・・・何で二人もいるの?」
「私たちも響に誘われたのさ」
「ああ、緒川さんからもちゃんと許可をもらっているし変装もしているから大丈夫だ」
「・・・まあいっか(諦め)」
俺はこれ以上突っ込んでも多分何も変わらないと考え、すぐに諦めた。
「それじゃあ改めて行きましょう!」
「「おおー!!」」
「お…おー!」
「・・・はぁ、せめて二人がばれないように頑張るか」
こうして、アイドル二人を連れた五人でのデートが始まった。
だが俺は忘れていた、このデートが俺にとってかなりの危機だということに…。
最初は小物店や映画館など、定番のコースを回って楽しんでいた。
響や未来に奏は楽しんでいるが、この中で以外にも翼さんが一番楽しんでいた。
まあ確かに翼さんは仕事の関係でこういうのはあまりできなかったし、楽しんでるならそれでいいか。
・・・というか俺、こういう感じに女子と出かけることって前世ではなかったな?
大体で友人と出かけるときは男友達とゲーセンとか公園とかに遊びに行くのがほとんどだったからな。
まあいい機会だし、俺も少しは楽しみますか。
だがこの後、俺は果てしなく後悔した。
それはみんなで洋服店に入った時の事だった、みんなが洋服を見ているときにふと響が発した言葉が俺を窮地に立たせる。
「そういえば真さんっていつもジャージを着てますよね?」
響の発言に他の三人も俺の方を向く。
「ああ確かに、てか今もジャージだよな」
「確かに、出会うとき真さんジャージを着てますよね?」
「二課でもそうだな、むしろジャージではない真を見たことがないな」
三人が一言話した後、俺を除く四人が集まって話し合いを始めた。
そう、俺の衣装は赤色のジャージ。というか俺は基本ジャージしか着ない。
何故かというとそれは至極簡単・・・俺の中身が男だからだ。
見た目は確かに女だけど中身は一応男だからな・・・だがさっきから冷や汗が止まらないのは何でだろう?
少し四人が話し合って俺の方を向く、そして話し合いの結果…。
「満場一致で今から真さんに似合う服を見つけて着させることに決まりました!」
瞬間、俺は逃げた。 すぐに響と奏が追いかけてきた。 すぐに二人に捕まった。
「離せぇぇぇぇぇぇ!!?」
「何言ってるんですか?第一何で真さんジャージしか着ないんですか」
「いやそれは俺がジャージが好きであってというか俺なんかが女物の服着ても似合わないだろう!?」
「何謙遜してんだ、自分の姿鏡で見たことないのか?」
「ああ、継菜のその容姿、正直に言って業界でも通用するだろう」
「そうですよ!真さん普通に可愛いんですからジャージなんかより似合う服がありますって!」
「いやそれは・・・そうだ未来!未来からもなんとか言ってくれないか!?」
「私も真さんのジャージ以外の衣装を着てる姿見てみたいです」
「畜生最後の希望が消えた!!」
「というわけだ、早速真に合う服を探すか」
「はいっ!じゃあまずは・・・」
「いや本人の意見ガン無視か!? おい離せ! 離してくれぇぇぇ!!!」
俺の叫びは届かず、響と奏に腕を掴またままドナドナされた。
この後何が起きたのか・・・オトコトシテゼッタイニハナシタクナイ。
洋服店を出た後、ゲームセンターやカラオケなど色々なところを巡って、夕方頃になって俺たちはとある丘までやってきた。
「まったく、せっかく色々服選んだのにほとんど買わないのか」
「二度と洋服店に一緒に行くものか・・・」
洋服店の袋を持ち疲れ切った俺が隣を見ると、翼さんも疲れているのに対し、響や未来に奏はまだまだ元気だった。
「それにしても三人とも元気だな」
「翼さんが慣れていないだけじゃねえのか、奏は知らんけど」
「防人であるこの身は、常に戦場にあったからな」
「・・・そうか」
「翼さん、真さん、早く早く!」
響にせかされ、俺と翼さんもすぐに階段を上がると、そこには小さな公園があった。
「本当に今日は知らない世界ばかりをを見てきた気分だ」
「そうとは限らないだろ?」
「真さんのお言う通りですよ翼さん」
響がそう言い翼さんの手を引っ張り、公園からの街の景色を見せた。
「あそこが待ち合わせの公園です。みんなで一緒に遊んだ所も、遊んでないところも全部翼さんの知ってる世界です。昨日に翼さんが戦ってくれたから、今日にみんなが暮らせる世界です。だから、知らないなんて言わないでください」
響が言い終わり、次に奏が口を開いた。
「戦いの裏側とか、その向こう側にはまた違ったものがあるんじゃないかな?あたしはそう考えてきたし、そいつを見てきた」
響と奏の言葉を聞いた翼さんは、手すりに捕まり夕焼けに染まる街並みを見た。
「・・・そうか、これが奏の…みんなの見てきた世界なのか」
翼さんがそう言うと振り返る、その顔はさわやかな笑顔だった。
「ありがとう、みんな」
翼さんの感謝の言葉に響は喜び、未来と奏は安心した表情をした。
「・・・俺このデートの目的を知らないから蚊帳の外だな」
俺はいい雰囲気の中、小声で呟いた・・・これ、俺いる?
「えっ、翼さんが復帰ステージに?」
後日、二課にて奏から翼さんが復帰ステージに出ることを聞いた。
「ああ、十日後にアーティストフェスが行われてな、そこにねじ込んだのさ」
奏からフェスのチケットを受け取る。
「まあ、あの時のライブの代わりと行った所かな」
あの時の?と思い裏面を見ると、開催場所が載っていたが…。
「っ! この場所って」
「ああ、忘れられない、私たちが初めて出会った会場だ」
今でも忘れられない…あの時、神に頼まれこの会場まで行って、そこで響や奏たちと出会って、俺が初めて変身してノイズと戦った場所。
「翼にとっても、つらい場所だろうけどな…」
「・・・大丈夫だ、どんなにつらくても、過去は絶対に乗り越えられる…だろ、奏」
「・・・ああ、そうだな」
「ところで奏も出るのか?」
「いや、あたしはあの一件で業界から引いたし、緒川の旦那と一緒に翼を支えるよ」
「そうか、成功するといいな」
俺は翼さんの復帰ステージの成功を祈る。もう一度、翼さんが羽ばたけるように。
さて後書きの時じか『おらぁ!』げふぅ!?
「真さん!?いきなり右ストレートはまずいですよ!」
「最初の冷や汗の原因はこれか! 何で書いた!?」
いや~TS物の定番と思いまして、書いちゃいました♪
「よしちょっと待ってろ、ガングニールホッパーで殴る」
ストップ待ってあれはシャレにならない!?
「というよりいつも真さんがジャージなのが原因な気がするんですけど…」
「いや衣装に関しては作者のせいだろ!?」
メタいこというなよ。
「ところで今更なんですけど、真さんってどんな姿なんでしょうか?」
まあ俺の文章力じゃわからないだろうけど、真のモデルは某アニメの駄天使をモチーフにしてるよ。
「なるほど・・・ところで真さん、選んだ服はどうでしたか?」
「俺に感想を期待するな」
何時か真の新衣装が出てくるだろう…シンフォギアじゃシーズンごとにメンバーの服が変わるのは当たり前だし。
「おうその時にはお前を蹴り潰す」
「そ、それじゃあそろそろ〆ましょうか!」
おうそうだな。
「「「それでは次回もお楽しみに!」」」