・・・・・・・・・。
「えっと・・・作者さんどうしたんでしょうか?」
「なんかセイバーで賢人が退場したからショック受けてるらしいぜ」
「そうなんですか・・・って奏さん!? 真さんは」
「今回出番ないっぽいから俺の代わりにって真が」
「真さん・・・」
「それじゃ早速第二十七話行くぞ!」
響が戦いに向かった後、私がリディアンに戻ると学校は大量のノイズに襲われていた。
「落ち着いて!シェルターに避難してください」
私は避難誘導している自衛隊員たちと共にリディアンのみんなの誘導を手伝っていた。
「ヒナ!」
振り向くとそこにはクラスメイトの板場弓美さん、安藤創世さん、寺島詩織さんがいた。
「どうなってるわけ? 学校が襲われるなんてアニメじゃないんだからさ…」
板場さんはこの状況に戸惑っている、今までリディアンが襲われていなかったからそうなるかも知れない。
「皆も早く避難を」
「なら、小日向さんも一緒に…」
「先に行ってて…私、他に人がいないか見てくる!」
私はそのままリディアンの方へ向かって行った。
響達がみんなを守るために頑張ってるんだ、私も頑張らないと!
リディアン内を捜索している最中、外を見ると大量のノイズによってリディアンが破壊されている光景を見た。
「学校が…響の帰ってくる場所が…!」
私がショックを受けていると突然ガラスが砕け三匹のノイズが入ってくる。
三匹のノイズは壁に張り付いたまま、私の方を向いた。
「ひっ…!?」
「あぶねえ!」
驚く私に向かってノイズが攻撃してきたとき、誰かが私を庇ってくれた。
「奏さん!」
「間に合ったみたいだな?」
「奏さん!無茶をしないでください」
奏さんの後に緒川さんもやってきてくれた。
「済まない…けど相手は待ってくれなさそうだ」
奏さんがそう言いノイズの方を見ると、先ほどのノイズから足が生えてきた。
「立て!走るぞ!」
奏さんが私の腕を掴んで緒川さんと共にノイズから逃げる。
私たちはそのまま近くにあったエレベーターに乗り込み、通信機をかざし二課へ向かいノイズから逃げきれた。
「間に合った…大丈夫か?」
「は、はい…何とか」
エレベーターで二課に向かってる中、緒川さんは弦十郎さんに連絡を入れている中私は奏さんと話していた。
「しかしリディアンが襲われるとはな」
「はい、まさかこんなことになるなんて思いませんでした」
「なーに大丈夫さ、すぐに翼たちが応援に来てくれるさ…けどこんな時あたしに戦える力があれば」
そういって奏さんは取り出したペンダントを強く握りしめる。
「奏さん・・・そういえば二人は何してたんですか?」
「ん?あたしと緒川さんはカ・ディンギルについて調べてたんだ、そして正体がわかったからここに来たんだ」
「正体!?」
「ああ、カ・ディンギルの正体は…」
奏さんが言おうとしたときエレベーターの天井が崩れ、金色の鎧を着た女性が入ってきたと同時にその人は緒川さんの首を掴んだ。
「「緒川さん!」」
「こうも早く悟られるとは、何がきっかけだ?」
その人は緒川さんの首を掴みながら質問していた。
「っ、塔なんて目立つものを誰にも知られることなく建造するには地下へと伸ばすしかありません」
緒川さんは首を掴まれながらも質問に答えた。
「そんなことが行われているとすれば、特異災害対策起動部二課本部、そのエレベーターシャフトこそカ・ディンギル。そして、それを可能とするのは…!」
「…漏洩した情報を逆手にうまくいなせたと思ったのだが」
同時に、エレベーターが本部にたどり着き、緒川さんの方の扉が開くと同時に緒川さんは女性の手から離れ距離を取るとともに懐から拳銃を取り出し何発か発砲した。
だが当たった弾は全て女性の体を傷つけず、潰れて床に落ちた。
「ネフシュタン・・・!」
女性はそのまま鞭を振るい緒川さんを捕らえそのまま持ち上げた。
「緒川さん!」
「危ない!前に出るな!」
「ぐああぁぁぁ!!」
緒川さんは締め上げられ叫ぶ中、私たちの方を見た。
「ぐぅ・・・未来さん・・・奏さん・・・逃げ・・・て」
緒川さんは逃げるように言ってくれる、けど私はその言葉を聞かず奏さんの前へ走る。
「未来!?」
奏さんの静止を聞かずそのまま女性に体当たりを仕掛ける、けど効果はなくその女性は私の方を見た。
「ひっ・・・」
女性は緒川さんを下し私と向き合う、手を伸ばし私の顔に触れる前に奏さんが間に立った。
「奏さん…!」
「たくっ、お前も響も無茶する・・・!」
女性は伸ばした腕をしまい、口を開いた。
「麗しいな、お前たちを利用してきた者たちを守るというのか」
「利用…だと?」
「なぜ二課本部がリディアンの地下にあるのか。聖遺物に関する歌や音楽のデータをお前たち被験者から集めていたのだ。その点、風鳴翼という偶像は、生徒を集めるのによく役立ったよ」
女性は嘲笑い、そのまま振り返り私たちから離れる。
「・・・ふざけんな、翼は偶像なんかじゃない!!」
奏さんは女性に起こり叫んだが、女性は気にもせず歩いていく。
「・・・嘘を吐いても、本当の事が言えなくても、誰かの命を守るために自分の命を危険にさらしている人たちがいます!」
私は勇気を振り絞って叫ぶと、女性は歩みを止める。
「私は、その人を・・・そんな人たちを信じてる!」
「未来・・・」
「っ!」
私の言葉が癪に障ったのか、また振り返り近づく。
奏さんが守ってくれるけど女性が振るった鞭に打たれ倒れ、そのまま女性は私の顔に平手打ちをして、すぐに胸倉をつかみもう一度平手打ちをはなって私は崩れ落ちる。
「まるで興が冷める・・・!」
女性は苛立ちながら振り返り、通路の先にある扉に近づき通信機をかざそうとするが、起き上がった緒川さんが拳銃で通信機を撃ち壊した。
「デュランダルの元へは行かせません・・・!この命の変えてもです!」
「ああ、悪いがあたしもそのつもりだ!」
奏さんが立ち上がり、緒川さんの横に並び二人共拳を構え、二人を見た女性が鞭を振り上げる。
『待ちな、了子』
「んっ?」
突然声が聞こえると、天井が大きく崩れ、土煙が晴れると三人の間に弦十郎さんがいた。
「私をまだ、その名で呼ぶか」
「女に手を上げるのは気が引けるが、三人に手を出せばお前をぶっ倒す!」
弦十郎さんはそのまま腰を上げ拳を構える。
「司令・・・」
「来るのが遅いぜ、旦那」
「調査部だって無能じゃない、米国政府のご丁寧な道案内でお前の行動にはとっくに気付いていた。後はいぶりだすため、あえてお前の策に乗りシンフォギア装者とライダーを全員動かして見せたのさ」
「陽動に陽動をぶつけたか、食えない男だ。だが!この私を止められるとでも…」
「おうとも!ひと汗かいた後で話を聞かせてもらおうか!」
弦十郎さんがそのまま女性に向かって駆け出す。女性も両方の鞭を振るうけど、弦十郎さんは上へ飛び天井の出っ張りを掴み、そのまま天井を足場にして女性に向かい落下した。
その勢いに任せ拳を振るい、女性は済んで出かわすけどか掠った鎧にひびが入った。
「何っ!?」
女性は驚き弦十郎さんと距離をとると、鎧の傷はみるみると修復される。
「肉を削いでくれる!!」
女性はすかさず鞭を振るうが、弦十郎さんは鞭を両方とも掴み、力強く引っ張り女性を引っ張り出し、そのままその無防備の体に拳を叩き込んだ。
女性はそのまま吹き飛び弦十郎さんの後ろに落ちる。
「が・・・がはっ! 完全聖遺物を退ける?どういうことだ!」
「しらいでか!飯食って映画見て寝る!男の鍛錬は、ソイツで充分よ!」
「なれど人の身である限り!」
「させるか!」
女性が杖を取り出し構えるけど、弦十郎さんは床を踏み砕き浮いた瓦礫を蹴り飛ばし蹴り飛ばした瓦礫で杖を弾き飛ばし杖は天井に突き刺さった。
「なっ・・・!?」
女性が動揺している隙に弦十郎さんが飛び出し拳を構える。
「ノイズさえ出てこないのなら!」
弦十郎さんが振りかぶった拳を振るう…瞬間。
「弦十郎君!」
「・・・っ!?」
女性の声色が変わり発した言葉に弦十郎さんの動きが一瞬止まった。
「ふっ…」
女性はその一瞬を逃さず、手にした鞭で弦十郎さんの腹部を貫いた。
「司令!」
「旦那ぁ!!」
緒川さんと奏さんが叫ぶ中、弦十郎さんは血を吐きながら床に倒れる。
「きゃああぁぁぁぁぁ!!!」
私の悲鳴が響く中、弦十郎さんの下に血だまりが出来ていく。
女性は弦十郎さんに近づき、懐から血濡れた通信機を手に取る。
「抗うも、覆せないのが運命なのだ」
そう言い、鞭を使って天井の突き刺さった杖を取り戻す。
「殺しはしない、お前たちにそのような救済など施すものか」
そう言い放ち、扉の向こうへ向かった。
「司令!司令!!」
「旦那!しっかりしてくれ!?」
私たちは弦十郎さんの元へ駆け寄り声をかける。
「奏さん!司令を本部へ、未来さんも!」
「わかった!」
「はっはい!」
緒川さんと奏さんが弦十郎さんの肩を担ぎ本部へと向かった。
本部にたどり着くと中にいた人たちが弦十郎さんを見て愕然とした。
「司令!?」
「応急処置をお願いします!」
あおいさんが弦十郎さんの応急処置を行い、代わりに緒川さんがあおいさんの席に座って操作をしていた。
「本部内に侵入者です。狙いはデュランダル、敵の正体は・・・櫻井了子」
「っ!」
「そんな・・・」
皆が驚いてる中、緒川さんは操作を終えた。
「響さんたちに回線を繋げました」
私はそのままモニター越しに響に報告した。
「響!学校が・・・リディアンがノイズに襲われてるの!」
すると突然室内の電気が切れる。
「なんだ!?」
「本部内からのハッキングです!」
「こちらからの操作を受け付けません!」
「こんなこと、了子さんにしか・・・!」
「響・・・真さん・・・!」
私は通話が切れ、砂嵐が流れるモニターを見つめる。
さあ、後書きの時間だ…。
「大丈夫ですか?」
ああ、こんなことで倒れては剣士の恥だ。
「いや、剣士じゃないだろ」
まあそれはおいといて早速一言・・・もう弦十郎さん一人で十分だろ、ドライバー渡すからお願いします。
「旦那あれで鍛えてるからマジで驚くんだよな」
何なんだよあのOTONA、なろう系主人公よりチートだろ…。
「落ち着けよ、にしてもまさか了子さんがフィーネだとはな」
「うん、響達大丈夫かな」
「な~に大丈夫さ、みんななら何とかしてくれるさ!」
「・・・そうですね、奏さん!」
よし、それじゃあ四人に期待を込めそろそろ〆るか。
「「「それでは次回もお楽しみに!」」」