ついに新章突入!G編の始まりだ!
「といってもまだ第一話じゃないけどな」
そうだな、しいて言えばこの回はG編第零話と行った所か。
そして今回はタイトルの通り『あいつ』が登場する!
「それでは新章、第二期G編第零話、どうぞ!」
戦乙女との出会い
フィーネとの戦いから約二ヶ月、あれから色々あったな。
クリスが家に住むことになったり、駄目神からいきなり荷物や連絡が来たり(あれ以来電話につながらない)本当に色々あったな。
そんな中俺はいつものスーパーとは違い、少し離れた町のスーパーを利用していた。
「よし、タイムセール品も買えたしさっさと帰るか」
俺はライズホッパーに乗ろうとする途中、ふととある子を見かける。
見た目は響達より少し幼そうで、このあたりでは珍しい橙がかった茶髪の女の子。
そんな女の子は手にしている紙を見ては辺りをきょろきょろしたりを交互に繰り返していた。
「もしかして迷ったのか?見た感じ外国の人みたいだし・・・って俺が言えたことじゃねえな」
その子が手にしているのはキャリーバック、いかにも旅行に来ましたって感じだな。
「・・・はあ、しゃあねえか。このまま帰るのは気が引けるしな」
このあたりは響のが移っちまったのかねえ?
俺は少女の元へ近づき、呼びかける。
「あーちょっといいかな?」
「えっ、私ですか?」
俺に気づいたのか少女は振り返り俺を見ると、驚いた顔をした。
「驚かせて済まなかったな、もしかして迷子『あの!』うぉっ!どうしたいきなり?」
俺hが話している途中に少女はいきなり話しかけてきた。
そのまま少女は手にしていた紙と俺の顔を交互に見て口を開いた。
「もしかして・・・マナ・ツグナさんですか?」
「っ!? どうして俺の名前を?」
「わぁっ!やっぱりそうなんですね!」
少女は顔を明るくして喜んだ。
俺、この子のこと知らないのに何でこの子は俺の名前を知ってるんだ?
「・・・お前、何で俺の名前を知ってるんだ?」
「あっそうでしたね、申し遅れました。私は…」
その時、町中にサイレンが鳴り響いた。
「ノイズの出現アラート!」
すると、遠くから悲鳴が聞こえてきた。
そっちの方を見ると、既に何体かのノイズが出現していた。
「くそっ!出現ポイントは此処か!」
俺は荷物を投げ捨て、懐からキーを取り出す。
『アウェイクン!』
起動させ、ドライバーを装着し、ライジングホッパープログライズキーを取り出し起動させる。
『ジャンプ!』
『オーソライズ!』
キーを認証させると、空からライジングホッパーライダモデルが辺りを飛び跳ねる。
「変身!」
『プログライズ!』
『飛び上がライズ!ライジングホッパー!』
『A jump to the sky turns to a riderkick.』
ゼロワンに変身し、住民に襲い掛かろうとするノイズに接近し蹴り飛ばした。
「さっさと避難しろ!」
俺が叫ぶとほかの人たちは慌てて避難しだした。
振り返ると奥の方からノイズがどんどん湧いてくる。
「さて、さっさと片付けさせてもらうぞ!」
俺はそのままノイズの群れに接近し、ノイズを蹴り倒していく。
住民の方へ行こうとするやつを重点的に狙い、被害を出さないようにしている。
「せっかくだ、新しい武器の試し打ちをさせてもらうぞ!」
俺はノイズから少し離れ、駄目神からいただいた新しい武器を取り出す。
『オーソライズバスター!』
『アックスライズ!』
オーソライズバスターを手にし、『アックスモード』でノイズを切り飛ばしていく。
「こいつは良いな!次はこっちだ!」
俺は切り払いながら、オーソライズバスターを変形させる。
『ガンライズ!』
今度は『ガンモード』に切り替え、遠くのノイズを撃ち抜いていく。
「遠近両用の武器、いい物くれたなあいつ!」
新しい武器と共に順調にノイズの数を減らしていく。
だがノイズたちは数の利を生かして大勢で突撃を仕掛ける。
俺はアックスモードで切り落としていくが、何匹かが後ろへ抜けてしまった。
更には後ろには逃げ遅れた女性がいた。
「しまった!?」
抜けたノイズ達はそのまま逃げ遅れた女性目掛けて襲い掛かる、助けに行こうとするがここを離れたらさらに多くのノイズが後ろに向かってしまう。
ガンライズに切り替える暇もなく、ノイズが女性に直撃する。
・・・ことはなく、突然銃声音が聞こえ、同時にノイズは何かに打ち抜かれ炭化していく。
俺は目の前の状況に驚きながらも辺りを確認すると、先ほどの少女が逃げていなかった。
それどころか、その手には先ほどの発砲音の音源であろう『青色の銃』が握られていた。
「その銃は・・・まさかお前!?」
少女は俺の方を向き、優しい笑みを浮かべる。
「私も協力します、その為にここに来たんです」
少女はいつの間にか手にしていた黒いベルトを腰に装着し、そこに手にしていた銃を装着させる。
そしてポケットから取り出した『橙色のプログライズキー』を左手で回転させ、自身の顔の横でボタンを押した。
『ダッシュ!』
キーを起動させるとそのまま銃・・・『ショットライザー』へ装填し、展開する。
『オーソライズ!』
『Kamen Rider...Kamen Rider...』
ショットライザーから音声が流れるとともに少女はトリガーに指をかける。
「変身!」
発言と共にトリガーを引いた。
『ショットライズ!』
銃口から放たれた弾丸は少女の目の前でアーマーが展開され身に纏っていく。
『ラッシングチーター!』
『Try to outrun this demon to get left in the dust.』
少女はオレンジと白を基調とした姿となった。けどその姿は間違いない・・・!
「仮面・・・ライダー!」
「仮面ライダーバルキリー、行きます!」
少女改めバルキリーは取り外したショットライザーを手に、ノイズを撃ち抜いていく。
ノイズ達はバルキリーに攻撃を仕掛けるが、バルキリーの速さについて行けず、攻撃が全てかわされていった。
けど何であの子がショットライザーを持っているんだ?
「マナさん!こちらは私に任せてください!」
「えっ!?あ、ああ!」
とりあえず今はノイズを倒すことに集中しよう、話はそれからだ!
バルキリーが住民を守ってくれているおかげで俺も戦闘に集中できる。
バルキリーの援護でみるみるノイズが減っていき、残りは数えるほどった。
「一気に決める!」
『ジャンプ!』
『Progrise key confirmed. Ready for buster.』
俺はガンモードに切り替えドライバーのキーを取り出し、オーソライズバスターに装填すると、銃口に黄色のエネルギーが蓄積されていく。
「これで終わりです!」
バルキリーはショットライザーに装填されているキーのボタンを押す。
『ダッシュ!』
ショットライザーの銃口にも橙色のエネルギーが蓄積されていく。
先に俺がノイズに向けてトリガーを引いた。
バ
ス
タ
ー
ダ
ス
ト
バスターダスト!
打ち出されたエネルギー弾はノイズ達を貫き爆発を起こした。
次にバルキリーがショットライザーの引き金を引いた。
『ラッシングブラスト!』
少女はノイズの周囲を走りながら、エネルギー弾を繰り出す。
撃ち出されたエネルギー弾はノイズの中心にて蓄積されていく。
ダ
ッ
シ
ュ
ラ
ッ
シ
ン
グ
ブ
ラ
ス
ト
そしてバルキリーが走りを止めると、蓄積されたエネルギーは爆発を起こしノイズ達を巻き込んだ。
『ダッシュラッシングブラスト!』
その爆発で、出現したノイズは全滅し、お互いに変身を解いた。
「んで、お前は誰なんだ?何でそれを持ってるんだ」
俺の質問に少女はポケットから一つの手紙を差し出した。
「これを、マナさん宛です」
「手紙?」
俺はその手紙を受け取り、差出人の名前を見る。
「・・・っ!?」
差出人は『神』俺は慌てて中身を見る。
『拝啓、継菜 真へ。 この手紙を読んでいるということは彼女とは出会えたみたいね。少し前に話したこの世界に干渉できる力の事だけど、今あなたの目の前にいる彼女こそがまさにその力を使った子よ。
命を落としそうなところを私が力を行使することで一命をとりとめたことができたの、だけど世間一般じゃあ彼女は死んだものとされているわ、そこで私は彼女に力を与え、その力の使い方を教えた。
けど流石にその子一人で生きていくには限界があると私は思い、一つの案を思いついた。
それは彼女をあなたのいる日本へ行かせ、あなた達に保護してもらうこと。そうすればその子は助かると考えました。
そしてできれば、貴方に保護してもらいたいの、同じ仮面ライダーとして、彼女を助けてください。 人々から愛されし女神より』
「・・・真面目なのか、ふざけているのかわからない神だな」
だが、あの駄目神が此処までで真面目な文を送るほどだ、よほど助けたかったんだろうな。
「・・・んで、お前はこのことは知ってるのか?」
「はいっ。電話である程度のことは聞きました」
そうか・・・あの駄目神のお願いなんて聞きたくはないんだが、手紙でここまで頼まれちゃなぁ。
「・・・はぁ、二課に行って弦十郎さんにお願いしないとな」
「~っ! ありがとうございます!」
「いいっていいって、そういえば名前聞いてなかったな?」
「あっそうでした!申し訳ありません」
少女はハッと気づき、姿勢を整える。
「改めて、私の名前は『セレナ・カデンツァヴナ・イヴ』と申します、セレナと呼んでください」
「おう、改めて継菜 真だ。よろしくな」
こうして、俺は新たなライダーと出会った。
そして、この子が新たに起きる戦いのカギを握るなんて、この時の俺は知らなかった…。
後書きの時間だ!そして今回からの新メンバー、セレナ・カデンツァヴナ・イヴだ!
「初めまして、セレナです。今回からよろしくお願いします」
「よろしくなセレナ、しかしお前がバルキリーとはな」
いや、なんとなくセレナにはバルキリーが似合うなと思ってな。
「なるほどな、ところでセレナはどれ位のライダーのアイテムを持ってるんだ?」
「えっと、ショットライザーとラッシングチーターしかないんです」
「…なんか少なくない?」
そこはキーとか武器を戦闘中に渡すのを想像して今回は少なくしてみました。
「なるほどな…しかし今回の駄目神の手紙はいつもと違って真面目だったな・・・」
「いつもはどんな感じなんですか?」
「ふざけまくった文章だったな・・・思い出しただけでイラついてきた」
まあまあ、とりあえず新メンバーも入ったことだし、そろそろ〆ようか?
「そうですね、それでは早速…」
「「「それでは次回もお楽しみに!」」」