戦姫転生ゼロフォギア   作:真紅林檎

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G編十七話なんだが・・・今回は他と比べて短めの回となってるぞ、理由はわかってるな。
「大方コラボの方に着手していたからこっちを多く書けれなかったわけか…」
大正解。
「まあそれでもちゃんと書けてんだしいいじゃねえか」
「はい、それに次回から怒涛の展開ですから」
コラそこ、先読みすんな。
「まあ今回は短めだがG編第十七話張り切ってどうぞ!」


僅かな希望を抱いて

「真お姉ちゃん!もうすぐ着きます!」

 

ライズホッパーを飛ばして俺たちがスカイタワーに到着した。

 

「くそっ!もうこんなに・・・っ響!?」

 

「響さん!?」

 

周りを見ると、響が膝をついて泣き崩れていたのが見えて、俺たちは急いで駆け寄った。

 

「響さん!どうしたんですか!?どこか痛いんですか!」

 

「真さん・・・セレナちゃん・・・!!」

 

響が泣きながら振り向いた時、俺はふと違和感を感じた。

 

「響・・・未来はどこだ?」

 

「未来・・・未来が・・・!」

 

俺が尋ねると響は涙を流しながら、黒煙が昇る展望台を指さした。

 

「・・・まさか!?」

 

俺とセレナは状況を察し、展望台を見上げる。

 

まさか、まだあそこにいるのか!?

 

「セレナ!!急いで向かうぞ!!」

 

「はい!!」

 

アウェイクン!

 

俺とセレナはドライバーを装着して、キーを取り出した。

 

ウィング!

 

サンダー!

 

『『オーソライズ!』』

 

俺はフライングファルコンを認証し、セレナはライトニングホーネットを装填し、お互いにキーを展開する。

 

Kamen Rider...Kamen Rider...

 

「「変身!」」

 

プログライズ!

 

ショットライズ!

 

Fly to the sky フライングファルコン!

 

ライトニングホーネット!

 

Spread your wings and prepare for aforce.

 

Piercing needle with incredible force.

 

俺はフライングファルコンフォームへ、セレナはライトニングホーネットフォームへと変身すると同時に、翼たちが駆け付けてくる。

 

「継菜!セレナ!立花!この状況は!?」

 

「話は後で!響の保護を!俺とセレナでタワー内へ向かい未来の救助に向かいます!」

 

そう言い残し、俺とセレナは急いで飛び上がり展望台へと向かおうとするが、ノイズが行く手を阻んでくる。

 

「くそっ!邪魔だぁ!」

 

俺はアタッシュカリバーをセレナがアタッシュアローを手に取り、飛行しながらノイズを切り裂いていく。

 

バルカンに変身した奏、イチイバルを纏ったクリスが援護射撃をしてノイズの数を減らしていく。

 

だがクリスの様子がどこかおかしかった。

 

まるで自分の怒りをぶつけているような、そんな勢いが感じ取れた。

 

「真お姉ちゃん!危ない!」

 

セレナが俺の背後を狙っていたノイズを撃ち抜いて危機を脱した。

 

「助かったセレナ」

 

「いえ。 真お姉ちゃん、まずはあの司令塔を叩かないと」 

 

上を見ると、ひときわデカいノイズが二匹、空を飛んでいた。

 

「・・・わかった、クリス!奏!俺とセレナで大型を叩く、援護を頼む!」

 

「わかった!こっちは任せろ!」

 

小型のノイズは二人に任せて俺とセレナは大型のノイズ目掛けて羽ばたき、互いに必殺技を構えた。

 

「時間が惜しい、一気に決めるぞ!」

 

「はい!」

 

フライングインパクト!

 

サンダー!

 

ライトニングブラスト!フィーバー!

 

俺は足をかぎ爪状にして、セレナは右足に『ライトニングニードル』を纏い、そのままノイズに蹴りかかる。

 

 

 

フライングインパクト!

 

サンダーライトニングブラストフィーバー!

 

俺たちのライダーキックはノイズの体を貫き、ノイズはそのまま爆散した。

 

「よし!急いで展望台に!」

 

俺とセレナは急いで展望台に入り未来を探すが、その姿はなかった。

 

「そんな・・・!」

 

俺たちはそのあとも探したが、未来が見つかることはなかった・・・。

 

 

 

 

 

 

残りのノイズをみんなが倒した後、俺たちは地上に降りて変身を解き、響の元へ向かった。

 

そこでは響は中身が入った紙コップを手に暗い顔をしていた。

 

「響・・・」

 

「・・・真さん」

 

響が泣きそうな顔で俺を見る。

 

「・・・あの時、繋いだこの手を放してしまったから、未来が・・・」

 

「響・・・」

 

「響さん・・・」

 

「私にとっての大切を・・・手放してしまいました・・・!」

 

そういって響は再び泣き出した。

 

こんな時にかける言葉が・・・一つも浮かばなかった。

 

俺たちはただ、泣き続ける響を見守る事しかできなかった・・・。

 

 

 

 

 

少し時間が立ち、響を除いた俺たちライダーと装者はレストランに集まっていた。

 

「・・・真、なんか頼まないのか?」

 

奏が頼んだ料理を食べながら俺に呼びかける、ここに来てから俺は何も注文していない。

 

「済まない・・・今は何も喉を通らないんだ」

 

俺の脳裏には、さっきの響の顔が離れていなかった。

 

「気にしてんのか、未来の事」

 

「・・・ああ、そりゃな」

 

俺の言葉に空気が重くなる、スカイタワーをくまなく探したが未来の姿はどこにもなかった。

 

「小日向は二課も探してくれている、良い知らせがくればいいんだが・・・」

 

翼はそう言うが皆の顔は暗いままだ、あの状況では誰しもが最悪の状況を思い浮かべてしまう。

 

・・・けど、俺は信じたい。

 

「大丈夫だ、きっと未来は無事のはずだ」

 

俺はみんなを元気づけるために希望をもって口を開いた。

 

「・・・お前、こんな状況でよく言えたな」

 

「こんな状況だからだ、俺たちが信じないでどうするんだよ」

 

「継菜は信じているんだな、小日向が無事なことを」

 

「ああ、俺は信じてるぜ。未来は大丈夫だってな」

 

俺はそう言って水を飲もうとコップを掴むと、奏が俺の手を掴む。

 

「・・・無理すんなよ、こんなに振るえてんじゃねえか」

 

奏がそう言い俺はコップを見ると、中の水は俺の手の震えで何度も波打っていた。

 

「・・・ははっ、やっぱバレるか」

 

「継菜・・・」

 

「本心は怖いんだ、もし本当に未来がいなくなってしまったらって。けど暗いままじゃ何も進展しないと思って無理やり奮い立たせようと思ったんだが・・・」

 

俺はコップの水を飲んで机に置く。

 

「最悪なことは考えたくない、けど想像してしまう。もし本当にいなくなったら・・・響の希望が無くなっちまう・・・」

 

「真・・・」

 

「真お姉ちゃん・・・」

 

皆が心配そうに俺を見て、少しの間静寂が俺たちを包む。

 

・・・やっぱこのままじゃだめだよな。

 

「・・・スゥ~」

 

少し考えた後、俺は深呼吸して・・・そのまま自分の両頬を思いっきり平手で叩いた。

 

『ッ!?』

 

「いっつ・・・!」

 

いきなり自分の頬を叩いたことにみんなは驚いて、俺は自分の両頬を抑えていた。勢い着けすぎた・・・。

 

「ま・・・真?」

 

「・・・けど、大分落ち着きました」

 

俺は両頬を抑えながら顔を上げる。

 

「いつまでもくよくよしていられないからな。未来は無事だって信じてやらないと!」

 

俺の発言にみんなは顔を見合わせて、顔を明るくした。

 

「・・・そうだな、あいつならきっと無事なはずだ!」

 

「そうですね!私も無事なのを信じてます!」

 

「ああ、小日向の無事を祈りながら、今の我々のできることを全力で行おう」

 

「・・・そうだな、何時までもあの馬鹿と同じでうじうじしてられねえな」

 

「よしっ!そうと決まれば早速ファルコンに頼んで捜索してくる!」

 

俺はレシートを手に立ち上がる。

 

「ちょっ!決断早っ!?」

 

「待ってください!」

 

皆が俺を追いかける中、ふと振り向くと一人だけ浮かない顔をしていたのが見えた。

 

 

 

 

 

あの馬鹿はいつも通りになったけど、あたしの胸はまだ痛む。

 

あたしのせいで、あたしがあの杖を使ったせいでこんなことになっちまったんだ・・・。

 

・・・だったら、このけじめはあたしがつけないとな。





さあ後書きの時間だが・・・真はどうした?
「未来の捜索にもう向かっちまった・・・」
「というか見失いました・・・」
おおう、行動早いな、まああいつらしいと言えばあいつらしいが・・・。
「それにクリスの様子もおかしかったしな」
「はい、クリスさんどうしたんでしょうか?」
まあ原作だとあれだしな・・・そこらへんは何とかするしかないな。
「んで、次はコラボの投稿か?」
ああ、割と楽しみなところがあるからさっさと〆るぞ。
「強引に・・・まあいいですけど」

「「「それでは次回もお楽しみに!」」」

「あっ!後書きに出るの忘れてた!?」
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