戦姫転生ゼロフォギア   作:真紅林檎

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さあGX編第四話、始まったぞ!
「前回は新キャラの紫苑と桃恵が現れたからな」
「そして今回は一体どうなるんだ?」
ふっふっふっ・・・それは見ればわかる!
「ここで言わない辺り作者さんらしいですよね」
なんとでも言いたまえ、んじゃ早速行きましょうか!
「はいはい、それじゃあGX編第四話、どうぞ!」


新たな脅威

真は突然現れた二人に対して警戒を強める。

 

「・・・お前らもそいつの仲間ってことか?」

 

「うむ、それであっておるぞ」

 

「なら!どうして世界を壊そうとするの!?」

 

「それがきゃろるの悲願じゃからじゃ」

 

響の問いかけに、紫苑は答えてくれた。

 

「悲願・・・だと?」

 

「うむ、そしてうちと妹はその悲願に共感しきゃろると手を組んだのじゃ」

 

「共感ね・・・・・・ん、妹?」

 

真面目な場面ではあるが、真は紫苑の言葉に疑問を持ち、紫苑と桃恵を見比べる。

 

「・・・逆じゃないか?」

 

「い、いえ・・・私が妹です」

 

「・・・マジ?」

 

真の言葉に桃恵は頷いた。

 

「・・・なんかすまん」

 

「かっかっかっ、気にするな!よう言われとるからな!」

 

「・・・話を戻してもいいか?」

 

「うむ、すまないのきゃろる」

 

「まったく・・・ガリィはどうした?お前たちと一緒ではなかったか」

 

「ガリィさんは、思い出の回収に向かってます」

 

「そうか・・・ならいい」

 

二人は横にずれた後、前に出るキャロルに響が尋ねた。

 

「キャロルちゃん、戦っても欲しい真実って・・・?」

 

「そうだ、お前にもあるだろう。だからその歌で月の破壊を食い止めて見せた。その歌で、シンフォギアで、戦って見せた!」

 

「違う!そうするしかなかっただけで・・・そうしたかったわけじゃない・・・」

 

響は言葉を詰まらせながらも、キャロルにはっきりと答える。

 

「私は!戦いたかったんじゃない!シンフォギアで、守りたかったんだ!」

 

「…それでも戦え」

 

そういう響に対し、キャロルは静かに錬金術を発動させようとすると、二人がキャロルを制止させる。

 

「すまんなきゃろる、じゃが此処はうちらに任せてくれんじゃろうか?」

 

「こ、ここで大きな力を使って消耗しない方がいいと思う」

 

「・・・・・・わかった」

 

二人に言われ、キャロルは錬金術を消す。

 

「そこまで言うなら頼んだぞ、紫苑、桃恵」

 

「うむ、任されよ!」

 

「は、はいっ!」

 

そう言ってキャロルは後ろに下がろうとする前に響が問いかける

 

「待って!どうして世界を・・・!」

 

響の問いかけに、キャロルは響を見据えて答える。

 

「それが父親に託された命題だ、お前にだってあるはずだ」

 

「えっ・・・お父さんに?」

 

キャロルはそう言い後ろに下がり、如月姉妹が前に出る。

 

「というわけで、おぬしの相手はうちらが務めよう」

 

紫苑はそう言い、真を見据える。

 

 

 

一方ロンドンでは、ステージを出た三人の前に、緒川が車を用意していた。

 

緒川の周りには、緒川の『影縫い』によって身動きが取れない黒服たちがいた。

 

「先に行ってください!」

 

「ありがとう!二人共乗って!」

 

マリアは運転席に座り、翼と奏が乗るとすぐに発車する。

 

 

 

日本では、エルフナインを保護したクリスとセレナが連絡を受けていた。

 

「なんだって!?先輩たちの方にも襲撃が!?」

 

「姉さんたちは無事なんですか!?」

 

『三人は無事よ、それに響ちゃんと真ちゃんの方にも襲撃が来てるわ』

 

「くっ!錬金術ってのは、シンフォギアや仮面ライダーより強えのか?」

 

「此方にも252がいます。至急ランデブーの指定を」

 

セレナがそう言った瞬間、上から何かが三人目掛けて放たれる。

 

「「っ!」」

 

二人はエルフナインを抱えすぐに回避し、直撃した部分を見ると。

 

「こ、これは!?」

 

何かが直撃した箇所が大きく削れ・・・否『分解』されていた。

 

 

 

ロンドンではマリアの運転の下、翼が緒川に連絡してていた。

 

『皆さん、中で一体何があったんですか!』

 

「謎の敵の襲撃に会いました、此方は任せて緒川さんは観客の避難を」

 

そう言って翼は連絡を切った。

 

「翼、奏、気づいているかしら?」

 

「ああ、あのオートスコアラーってやつ・・・」

 

奏は先ほどの相手の言葉を思い出す。

 

『本来は彼女が来てからなのですが・・・いいでしょう』

 

『待ち焦がれていましたわ』

 

「あの言い分、あいつらの目的は翼ってことだな」

 

「そう、だから翼を人ごみから離れた場所に移動させなくてはいけない」

 

「ならばこそ!皆の協力を取り付けて!」

 

「・・・ままならない不自由を抱えている身だからね」

 

マリアはそう呟き、数か月前の出来事を思い出す。

 

 

 

『私のこれ以上嘘を重ねろと!?』

 

数か月前、マリアは国連の使者と面会していた。

 

『君の高い知名度を生かし、事態をなるべく穏便に収束させるための役割を演じてほしいと要請してるのだ』

 

『役割を演じる・・・?』

 

『歌姫マリアの正体は、我ら国連所属のエージェント、聖遺物を悪用するアナキストの野望を食い止めるために潜入捜査を行っていた・・・大衆にはこれぐらいわかりやすい英雄譚こそ、都合がいい』

 

『・・・再び、偶像を演じなければならないのか』

 

マリアの言葉に使者は答える。

 

『偶像・・・。そう『偶像(アイドル)』だよ、正義の味方にしてアイドルが世界各地でチャリティーライブを行えば、プロバガンダにもなる』

 

そう言って使者は席を立つ。

 

『米国は真相隠蔽のため、軍事通信傍受システム(エシュロン)からのバックトレースを行い、個人のPCを

含む全てのネットワーク上から、関連データを廃棄させたらしいが・・・』

 

すると、マリアの持つタブレットに新たな情報が乗せられる。

 

そこには、調や切歌、セレナに加え、響や真達の個人データが乗せられていた。

 

『彼女達や君と行動を共にした未成年の共犯者にも将来がある』

 

マリアはそれを見て、思わず息を呑む。

 

『君はまだ誰かのために戦えるということだ』

 

マリアは国連からの『要望(きょうはく)』を呑むしかなかった。

 

 

 

(・・・それでも、そんなことが私の戦いであるものか!)

 

「マリア・・・」

 

翼が心配そうに見る中、奏が前を見て声を荒げる。

 

「っ!マリア、翼、前!」

 

視線の先には、先ほどの敵が剣を構えていた。

 

「くっ!」

 

それを見たマリアはアクセルを踏み敵を轢こうとするが、敵はそれを躱し剣を横に振るい車の屋根を切り裂く。

 

三人はすぐに椅子を倒し、敵の攻撃をギリギリで躱すことができた。

 

「っ!翼!」

 

「ええ!」

 

攻撃を躱した後、翼はペンダントを握り締め、奏はショットライザーを身に着けキーを構える。

 

バレット!

 

オーソライズ!

 

Kamen Rider...Kamen Rider...

 

Imyuteus amenohabakiri tron

 

「変身!」

 

ショットライズ!

 

シューティングウルフ!

 

The elevation increases as the bullet is fired.

 

『使用BGM Beyond the BLADE』

 

邪鬼の遠吠えの残音が月下に呻き狂う

 

すぐに変身した二人はマリアを抱え車から飛び降り、先に翼が敵とぶつかり合う。

 

「剣は剣でも私の剣は剣壊し・・・『ソードブレイカー』」

 

すると敵の剣が赤く光り、翼の剣が砕け散った。

 

翼が後ろに下がると、敵は懐からいくつかの結晶のようなものを取り出し、地面にばらまく。

 

地面に触れた結晶は砕け散り、中にあった赤い光が地面に吸い込まれると、そこから赤い光が現れ奴らが現れる。

 

「そ、そんな!?」

 

「ノイズ・・・だと!?」

 

それは数か月前にソロモンの杖と共に一兆度の熱で蒸発したはずの存在、人類の脅威ノイズだった。

 

だがそれは、クリス達の方でも同じだった。

 

分解された地面から複数のノイズが出現したのだった。

 

「ちっ!またこいつらかよ!」

 

「クリスさん、私がこの子を守ります。だから」

 

「わかってる、一気にぶっ飛ばす!」

 

ロンドンと日本で、復活したノイズとの戦闘が行われる。

 

翼が剣で切り裂きながら、後方で奏がマリアを守りながらノイズを撃ち抜いていく。

 

「貴方の剣、大人しく殺されてもらえると助かります」

 

「そのような課題を、今だ私に求めているとは!」

 

翼は襲い掛かるノイズを切り伏せながらも答える。

 

「防人の剣は可愛くないと、友が語って聞かせてくれた」

 

「こ、こんなところでいう事か!?」

 

「ははっ、良い事じゃねえか」

 

「あなたまで!」

 

そんな中、再びノイズが襲い掛かってくる。

 

餓狼の光る牙は自らをも 壊し滅す諸刃のよう

 

翼は迫りくるノイズを切りさき、奏が残りを撃ち抜く。

 

日本でも、クリスの弾幕によってノイズが次々と撃ち抜かれていく。

 

「どんだけ出ようが、今更ノイズに負けるかよ!」

 

二か所で優勢になっているとき、それは突然起きた。

 

翼がノイズを切り倒していく中、一体のノイズの発光体と翼の剣の剣先がぶつかり合った時、突如剣が分解されていった。

 

「剣が!?」

 

剣が分解され、敵の攻撃を防ぐ手を失った翼にノイズの攻撃が迫り、先程の発光体が翼のペンダントを掠った。

 

その瞬間、ペンダント全体に傷が入った。

 

クリスの方も、ノイズの攻撃をガトリングで防ぐと、ガトリングが分解されていく。

 

「なん、だと!?」

 

そしてガトリングを貫き、ノイズの攻撃がクリスのペンダントに傷をつけた。

 

「ノイズだと、括ったたかがそうさせる」

 

ノイズの攻撃でペンダントを傷つけられた二人の全身のギアが、分解されていく。

 

「敗北で済まされるなんて、思わないで」

 

 

 

真達の方では、真と如月姉妹が相対していた。

 

「・・・響は良いのか?」

 

「そこの娘は戦いたくないのじゃろう?ならば無理して戦わなくてもよかろう」

 

「・・・そこだけは感謝する、だけど手加減はしないぞ」

 

「うむ、それでよい」

 

「んで、お前らもキャロルと同じ錬金術とその武器で来るのか?」

 

「それもよいが、ちょうどいい物がある」

 

そう言って紫苑は地面に散らばっているプログライズキーを拾い上げる。

 

「? それをどうする気なんだ?」

 

「まあ見ておれ、きゃろるより授かりし力を」

 

そう言って二人は手元にマゼンダ色の陣を生み出し、そこから何かを取り出すと、真と響はそれを見て驚いた。

 

「それって・・・何で!?」

 

「何で・・・お前らが・・・」

 

二人が手にしている物は、黒と黄色を基調とし、拘束するかのようなバンドが取り付けられている。

 

「お前らが『ドライバー』を!?」

 

「かっかっか、驚いておるようじゃな、じゃがそれだけではないぞ・・・ゆくぞ、妹よ!」

 

「うん、お姉ちゃん!」

 

二人は手にしているドライバーを身に着ける。

 

フォースライザー!

 

『フォースライザー』を身に着けると、紫苑は拾ったキーの一つを桃恵に渡し互いにライズスターターを押し込む。

 

ポイズン!

 

ウィング!

 

紫苑が『スティングスコーピオンプログライズキー』を、桃恵が『フライングファルコンプログライズキー』を起動させ、フォースライザーに装填する。

 

装填すると、フォースライザーからアラート音が鳴り響き、同時に二人の前に『スティングスコーピオンライダモデル』と『フライングファルコンライダモデル』が現れ、真を威嚇する。

 

「「変身!」」

 

ライダモデルが現れると二人は『フォースエグゼキューター』に指をかけ、引き金を引いた。

 

フォースライズ!

 

すると二体のライダモデルが二人に覆いかぶさり、アーマーに形を変え二人に身に着けられる。

 

スティングスコーピオン!

 

フライングファルコン!

 

Break Down.

 

変身した二人の姿は、紫と桃色を基調とした鋭利な姿、バルカンともバルキリーとも、ゼロワンとも違う別の仮面ライダーの姿にキャロルは呟いた。

 

「シンフォギアをつぶすために作りだした『アルカ・ノイズ』そして全てを滅ぼす猛毒の蠍に、全てを殲滅する迅速の隼・・・さしずめ、『仮面ライダー滅』と『仮面ライダー迅』といった所だな」

 

今ここに、新たな仮面ライダーが生まれた。




『こいつ『この人』やり『ました』やがった!?』
ハッハッハッ!後悔はないぞ!
『うむ!これでうちらもようやく登場できるぞ!』
「!?いまのは・・・!」
「はっはっは!先ほどぶりじゃな継菜真、そしてお主らが奏とせれな・・・といったか」
「えっと・・・初めまして」
「うぉい!?なんでいるの!?」
「おい真!まさかこいつらが?」
「うむ、改めて名乗ろう。うちは如月紫苑じゃ」
「えっと・・・妹の如月桃恵です」
「何でこのお二人がいるんですか!?」
いや、今回からこいつらもここのメンバーだぞ。
「「「はぁ!?」」」
というわけでいきなりだが如月姉妹のプロフィールを公開しとくか、気になってる人たちもいるわけだし、いいか?
「うむ、構わんぞ」
「あ、はい」
よし、では公開!


如月紫苑(仮面ライダー滅) CV:和氣あず未『世話焼き狐の仙狐さん:仙狐』

(23歳)(140cm)(B95/W53/H82)

如月姉妹の姉。一人称はウチ。二人称はお主。三人称は彼奴。
常に裾の短い藍色の着物を身に着けている。
素直な性格で人を貶すことなく思ったことを口にする。
横文字が苦手でカタカナをひらがなで話すことがある。(例:ライダー=らいだぁ)
使用武器は刀。得意な属性は氷と土。
妹と共にキャロルから錬金術を学ぶ。
キャロルやオートスコアラー達を家族と思っている。


如月桃恵(仮面ライダー迅) CV:佐藤聡美『フェアリーテイル:ウェンディ・マーベル』

(23歳)(166cm)(B79/W55/H82)

如月姉妹の妹。一人称は私。二人称は貴方。三人称はあれ。
姉とは正反対に白色を基調としたワンピースを身に着けている。
おどおどとした性格で姉の後をついて行っている。
使用武器は二丁銃。得意な属性は炎と風。
姉と共にキャロルから錬金術を学ぶ。
キャロルやオートスコアラー達を家族と思っておる。


・・・とこんな感じ。
「いや思ってたより背低っ!」
「真お姉ちゃん!」
「構わん構わん、よく言われるからのう」
「へえ、お前銃使うのか。しかも二丁」
「はい、そうです」
まあ今回から新キャラ含め六人で頑張りますか。
「うむ、これからよろしくな」
「よ、よろしくお願いします!」
「・・・大丈夫なのか?」
「えっと、多分大丈夫かと」
「頭痛い・・・」
よし、じゃあそろそろ〆ますか。

「「「「「「それでは次回もお楽しみに!」」」」」」
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