「やっと本編が始まったな、ここまで長かった…」
余計なことはあとがきで話す!それでは早速第七話どうぞ!
「何で響が・・・しかもあのギアは」
真夜中の工場地帯、そこで俺が目にしたのはオレンジカラーのギアを纏った友達、立花響だ。
それにあのギアの形状、明らかに奏さんが纏っていたガングニールにそっくりだった。
だがノイズは関係なしに響に接近する。
響は慌てて傍にいる少女を抱きかかえ逃げようと足に力を籠めジャンプすると、なんと隣のビルまで飛んでしまった。
あの驚きっぷり、前の俺を思い出すな・・・って言ってる場合じゃねえな!
俺はショットガンを構え、ノイズの群れを打ち抜いていく。
「あっ!あなたはあの時の!」
「その子を全力で守れ、ノイズは俺が片付ける!」
「あっはい!」
あいつあの時のこと覚えていたのか、けど俺が変身したところは覚えてないみたいだな。
「さて、援軍が到着する前にあらかた片付けるか!」
『サンダー!』
『Progrise key comfirmed. Ready to utilize.』
『ホーネッズアビリティ!』
『ライトニングホーネットプログライズキー』を差し込みトリガーを引く。
ラ
イ
ト
二
ン
グ
カ
バ
ン
シ
ョ
ッ
ト
『ライトニングカバンショット!』
放たれた雷の弾丸がノイズを次々と感電させ灰にしていく。
「よし、まだまだ行くぞ!」
数が減ったノイズを打ち抜いては蹴り飛ばし殴り倒しながら着々と数を減らしていく。
「毎度毎度うじゃうじゃ湧きやがって、虫みたいなやつらだな!」
愚痴を吐きながらノイズを蹴散らしながら響の方を見るとずに追いかけられている途中にビルから落下してしまう。
「ヤバっ!」
いくらギアを纏っていてもあの高さはまずい!それに抱きかかえている女の子も危険だ!
「こいつで!」
走っても間に合わないと判断してすぐさまキーを取り出す。
『ウィング!』
『オーソライズ!』
認証させると、上空からマゼンダカラーの『フライングファルコンライダモデル』が羽ばたいている。
すぐにキーを展開し、ドライバーに差し込む。
『プログライズ!』
『Fly to the sky フライングファルコン!』
『Spread your wings and prepare for aforce.』
フライングファルコンフォームになった俺はその能力で響の元へ羽ばたき、響たちを抱きかかえる。
「大丈夫か?」
「あっはい!ありがとうございます!」
俺は地面に降ろして再びノイズに向き合うと、聞き覚えのある歌が聞こえた。
「えっ…歌声?」
「やっとか」
俺が確信すると、上空から無数の剣がノイズを切り裂いていく。
「加勢に来た!後は任せろ!」
「えっ!翼さん!?」
空からやってきた翼さんは刀を構えノイズを切り裂いていく。
「よし、一気に片付けるか!」
俺も武器をアタッシュアローに切り替え空からノイズを射抜いていく。
翼さんが来たことでノイズは勢い良く減っていく。
「とどめ一撃行くぜ!」
ノイズの数がわずかの所でキーを押し込む。
『フライング!インパクト!』
背中から巨大な翼を生やし、すれ違いざまにノイズを切り裂いていき最後のノイズを超高速の飛び蹴りを与える。
フ
ラ
イ
ン
グ
イ
ン
パ
ク
ト
『フライングインパクト!』
最後の一体の胴体を貫き、灰となって消えていった。
「撃破完了」
真夜中の対決は、俺たちの勝利で終わった…。
「はい…それでは後はよろしくお願いします」
戦いを終え、車でやってきた黒服たちが現場の処理をやってくれている。
俺は黒服たち一礼をして変身はまだ解かず温かいお茶を二杯貰い響の元に行く。
行くとそこではギアを解いた響が座っていたので、貰ったお茶を一杯響に渡す。
「温かい物どうぞ」
「あ、温かい物どうも…はぁ」
受け取ったお茶を一口飲み、少し放心状態になる。
「よくあの子を守れたな、頑張ったな響」
「あ、はい…てあれ?私名前言いましたっけ」
「ああ、それはな…」
俺が変身を解くと俺の姿を見て響が驚く。
「ええっ!!真さん!?真さんがバッタさんなんですか!!」
「バッタさんって・・・あれはちゃんとゼロワンっていう名前があるんだよ」
すると翼さんがこちらに来る。
「話しているところ済まない。あそこで怯えずにあの子を守るとは、大した奴だ」
「あ、ありがとうございます!翼さん!実は私二人に助けられるのはこれで二回目なんです」
「二回目?」
「ほら、二年前の…」
俺の助言で翼さんが思い出すと、翼さんの通信機に通信が入った。
「はい、翼です・・・・・はい、協力してノイズを撃破しました。・・・・はい、ガングニール装者もこちらにいます。・・・了解」
連絡を終えた翼さんは通信機をしまうと、響に近づく。
「弦十郎さん、なんて?」
「ああ、実は・・・」
翼さんが耳打ちする・・・ああ~、やっぱりかぁ…。
「ええ~っと、それじゃあ私はこのあたりで・・・」
響がこの場を離れようとするが、離れる前に響の腕を掴む。
「えっと・・・、なんでしょうか?」
「済まないな、ちょっと俺たちに付き合ってもらいたいんだけど」
「えっ?べ・・・別にいいですけど」
「済まないな、それとごめん」
了承を得て俺は謝罪して手錠を響にはめる。
「へっ?」
「一応念のための処置なんだ。ごめんな」
「そ、そんな~!!」
そのあと、手錠をかけた響を車に積んで俺と変身を解いた翼さんも乗り本部へと向かう。
暫くして俺たちを乗せた車はリディアン音楽院にたどり着く。
「あれ?ここ私が通ってる学校!?」
「そっ、こっちだ」
車から降りて俺と翼さんと響は学園内を歩き、中央棟のエレベーターに乗り込む。
「あっ響、危ないから手すりに摑まっとけよ」
「へっ?」
一応忠告して俺と翼さんが手すりに摑まり、響が困惑していると…。
「えっと、私手錠しているんですけどぉぉぉぉぉぉ!!?」
すぐにエレベーターが急降下して響が大声を出しながら驚いている。
「継菜、そういうことは事前に伝えた方がいいぞ」
「悪い悪い。大丈夫か響?」
「は…はい、何とか…」
響は近くの手すりに何とか摑まる。
「しかしこの状況、二年前を思い出すな」
「ああ、もしかしたまた準備をしているかもしれないな」
「ああ~、やりそうだな…」
「えっえっ?なんの準備ですか?」
響が困惑する中エレベーターは止まり、扉が開くと…。
「ようこそ!人類最後の砦、特異災害対策機動部二課へ!!」
そこには前の俺のときと同じようにパーティの準備を終えていたみんながいた。
「・・・やっぱりか」
俺は二年前を思い出し、翼さんとともに頭を抱える。
後書きの時間だ!今回は翼に来てもらった!
「奏から後書きについて聞いている。今回はよろしく頼む」
「どうもよろしく。(作者が誰かを連れてくるのに慣れた)にしてもこの作品の翼さんはなんだか丸いな」
まあ奏さんが生きてるからね、原作の刺々しい感じは少し丸くしました。
「ところで継菜に一つ聞きたいことがあるのだがいいだろうか」
「なんですか?」
「継菜は家事などは得意なのか?」
「家事?まあ掃除機掛けたり本棚や引き出しを整理したりするな、料理はネットのレシピ見ながらならできるしな」
「・・・かはぁ!!」
だあっ!?今度は翼が絶唱顔になった!!
「さ・・・防人たるもの・・・この程度で・・・!」
「最終決戦並みに血出てるぞ!?」
「そ、それでは…じ…次回も…お楽しみに…かふっ!」
「「翼ぁぁぁぁ!?」」