「大分遅れたな」
話の内容考えてたら大分経っていた!
「まあ投稿しただけ良しとしよう、それじゃあ第八話どうぞ!」
二課からの歓迎に昔を思い出し頭を抱えている俺と翼さんの間をすり抜けてぽかんとしている響に櫻井さんがすぐに近づく、いや早いな。
「さぁさぁ、笑って笑って!お近づきの印にツーショット写真を撮りましょう!」
「えっ!?いやですよ!手錠したまま写真だなんてすごく悲しい思い出になりますよ!というより真さん早く手錠外してください!!」
「悪い悪い、忘れてた。それと櫻井さん、響が怖がってますからもう少し離れて」
櫻井さんがブーブー言っている中、響の手錠のカギを外すと奏さんが鞄を持ってきた。
「ほら、これお前の鞄だろ。名前とかはこれで確認したんだ」
「あっ、ありがとうございます・・・って奏さん!?何でここにツヴァイウィングのお二人が揃っているんですか!?」
「落ち着け響、とりあえず一から説明するから・・・けどその前に二つほど約束してほしいことがあるんだ」
「や・・・約束?」
「ああ、一つは今日のことは誰にも内緒、もちろん未来にもな。それでもう一つが・・・」
「とりあえず、脱いでもらいましょうか」
突然ぶっこんで来た櫻井さんの頭をひっぱたいた俺は悪くねえ、悪いのは櫻井さんだ。
そのあと弦十郎さんが響に事情を説明して納得してもらって一通り終わった後、明日改めてきてもらうことを約束してもらい解散となった。
次の日、弦十郎さんが響のガングニールについて分かったと連絡が入り二課にたどり着くともうすでに二課のみんなと響がいた。
「わざわざ来てもらって済まなかったな。本来なら迎えに行くつもりなのだが…」
「大丈夫ですよ、ちょうど暇だったので」
俺は響の隣に立ち(響にわかりやすく説明するため)弦十郎さんが話し始める。
「まず調査の結果だが・・・響君が纏っていたのは間違いなくシンフォギアだ」
「っ!やっぱりか」
弦十郎さんが翼さんたちに視線を向け、翼さんは首元から、奏さんがポケットからネックレスを取り出す。
「翼の持つ『天羽々斬』。そして今は起動しないが奏君の持つ『ガングニール』。今二人が持っている聖遺物だ」
「せいいぶつ?」
「簡単に言えば、大昔の技術の結晶だ。大体は遺跡なんかで発見されるんだけどそのほとんどが壊れていて壊れてないやつは本当に希少なんだ。あの二つも実物の欠片にすぎないんですよね?」
「ああ、その通りだ」
「そして欠片にほんの少し残った力を増幅して解き放つ唯一のカギが特定振幅の波動なの」
「とくていしんぷく・・・はどう・・・?」
「まあ、言ってしまえば歌のことだ」
「歌?」
俺の言葉に響が一瞬考える。
「そうだ・・・あの時も胸の奥から歌が浮かんできたんです」
「そう、歌の力で活性化した聖遺物を一度エネルギーにして、鎧の形に構成したのが、翼ちゃんやあなたが身にまとうアンチノイズプロテクター、シンフォギアなの」
櫻井さんが言い終えると弦十郎さんが椅子から立ち上がる。
「聖遺物を起動させ、シンフォギアを纏う歌を歌える僅かな人間を我々は適合者と呼ぶ。それが奏君であり、翼でもあり、そして君であるのだ!」
「・・・というわけなんだが、理解できたか?」
「えっと・・・さっぱりわかりません!」
苦笑いの響きに俺もオペレーターの二人も頷く。うん、響ならそう言うと思ったよ。
「まあ、そのシンフォギアを作ったのは櫻井さんってのは一応覚えておいた方がいいぞ」
「はい、わかりました」
「よろしい・・・それで櫻井さん。一つ聞いてもいいか?」
「何かしら?」
「説明した通りならシンフォギアを纏うには翼さんたちが持つペンダントが必要なんだが。なんでペンダントを持ってない響がシンフォギアを纏えたんだ?」
「そ、そうですよね!?なんでシンフォギアを纏えたんですか?」
「うん、二人ともいい質問ね。じゃあこれを見て」
櫻井さんが封筒から一枚のレントゲン写真を取り出す。それは昨日検査した響のレントゲン写真だ。
「心臓付近に複雑に食い込んでいるため、手術でも摘出不可能な無数の破片。調べた結果、これは第3号聖遺物ガングニールの破片だと判明したわ」
櫻井さんの言葉にみんなが驚く。
「それってまさか二年前の!」
「っ!?あの時の私のギアの・・・!」
櫻井さんの言葉に俺と奏さんは二年前のことを思い出す。
確かにあの時、砕けた槍の破片が響の胸を貫いたが・・・まさかその時の破片が残っていたなんて。
「・・・あの、この力のこと、やっぱり誰かに話しちゃいけないんですよね」
響が恐る恐る質問をし、それに対して弦十郎さんが答える。
「君がシンフォギアの力を持っている事を何者かに知られた場合。君の家族や友人、周りの人間に危害が及びかねない。下手をすれば命にかかわる危険すらあり得る」
「命に・・・!!」
弦十郎さんの話に衝撃を受けたように固まる響の背中をさすり、落ち着かせる。
「俺たちが守りたいのは機密などではない。人の命だ。そのために力のことは隠し通してもらえないだろうか?」
「響ちゃんに秘められた力は、それほど大きなものであることを理解してほしいの」
大分落ち着いた響は二人に言われ周りにどんな被害をもたらすかを理解する。
その響きに、弦十郎さんが頼み込んだ。
「日本政府特別災害対策機動部二課として、改めて頼みたい。立花響君。君の宿した力を対ノイズ戦に役立ててくれないだろうか?」
弦十郎さんの頼みに、響は答える・・・。
ヴヴーーーー!!ヴヴーーーー!!
・・・直前に警報が鳴り響く。
「っ!こんな時にノイズが!」
「司令!ノイズが出現したようです!」
「わかった!翼と真君は至急現場に向かってくれ!」
「了解!」
翼さんが応え部屋を出て、俺も後を追いかけようとすると。
「あの、私も行きます!」
突然、響が言い出す。
「響君、しかし」
「私の力が誰かの助けになるんですよね!私たちの力でしかノイズを倒せないんですよね!だから!」
「・・・いや、お前は来るな」
「っ!真さん?」
突然来るなと言われ俺の方を向く響。
「こっから先はお前がいつもしている人助けとは違うんだ。下手をすれば人命にも関わる、そこにお前が行っても足を引っ張るだけだ」
「で・・・でも!」
「それに、お前は力のことを何一つ理解してない」
「えっ?」
「確かにその力は誰かを救えるかもしれない。けど使い方を間違えたら誰かの命を奪ってしまう。力っていうのはそう言うものなんだ」
俺振り返り、響に近づく。
「響、お前の決めたことを俺はとやかく言うつもりはない。けど今回はいつもの人助けとは違うんだ。下手したら命を落としてしまうかもしれない。お前に何かあったら未来やお前の家族が悲しむだろ」
「あっ」
「だからさ、今は俺と翼さんに任せて待っててくれないか?」
響は俯きながらも、首を縦に振る。
「うん、わかればいい」
俺は響の頭を軽く撫で、弦十郎さんたちの方を向く。
「すいません、響のことお願いします」
そういって振り返り、部屋を出ようとする。
「響、見ておけよ。俺と翼さんの戦いを」
そう言い残し部屋を出て、俺はすぐに現場に向かった。
「・・・いつものあいつらしくないな、大丈夫か?」
部屋を出た後、奏は響に問いかけると、響は顔を上げる。
「・・・はい、大丈夫です。それにこういうのは初めてじゃないんです」
「ん?前もこんなことがあったのか?」
「はい、けど真さんすごく心配してくれていたので・・・」
「なるほどねぇ」
「それに、真さんの言う通り。私この力のことを何もわかっていませんでした。だからちゃんと使い方を知って、誰かの助けになりたいんです!」
響は昔を思い出す。いじめから助けられ、自分に手を差し伸べる真の姿を。
響は自分の手をギュっと握りしめる。
「私も、真さんみたいに・・・!」
「なんだか響の人助けの原因が俺にあるような感じだな」
まあ助けてもらった人に憧れるのはありそうだからね。
「そういうものか・・・ところで今回は俺たち以外誰もいないのか?」
ああ、今回はちょっと言いたいことがあってね皆には暇を与えました。
「言いたいこと?」
実は今現在ほとんど手を付けていないハイスクールD×Dの方の小説を根っこから変えて再投稿しようと思ってね。
「そういやあったなそんな作品・・・なんで止まってたんだ?」
主な理由はいくつかあって、一つが俺の中で設定をぶち込みすぎたことと、もう一つがさすがにディケイドはチートすぎたことですかね。今回投稿遅れた理由もこれのことを考えてました。
「そういうことか・・・確かにディケイドはチートの塊だからな」
はい、だから今考えてる案としてはディケイドからジオウに変えようと思いまして。
「ジオウも大概じゃね?」
全ライダーの技を使えるディケイドと比べたらまだ優しいほうだと思います!
「まあ確かに・・・ネタの方は大丈夫なのか?」
前に考えていた奴をいじってハイスクールと混ぜるので多分おそらくきっと大丈夫だと思います。
「滅茶苦茶不安だなおい」
まあこんな不安定な新米作者ですが、皆さんこれからもどうかよろしくお願いします。
「ところで小説の投稿頻度は大丈夫なのか?ただでさえ不安定なんだろ?」
・・・・・・・・・。(;´・ω・)
「・・・」スチャ…。
多分さらに不安定になるかもしれません!言ったからその凶悪なアイテム二つをしまってくれ!
「・・・了解」
危なかった…オーソライズバスターにメタルクラスタホッパーの組み合わせは心臓に悪いわ…。
「それじゃあいつものやるか」
了解。
「「それでは次回もお楽しみに!」」