「作者、寿司何喰う?」
サーモンで!
「あいよ、響醤油取って」
「はいどうぞ」
「前回はBBQで今回は寿司か・・・懐大丈夫なのか?」
「案ずるな雪音、司令も出してくれているとのことだ」
「せっかくの祝い飯だ、たらふく食おうぜ」
「調!このお寿司美味しいですよ!」
「切ちゃん、こっちも美味しいよ」
「マリア姉さん、卵取ってくれないかな?」
「ええいいわよ、貴方達も何か取ろうかしら?」
「うちは穴子を頼む!」
「あっじゃあ私はブリで・・・キャロルちゃんは?」
「そうだな、ハマチを貰おうか」
「僕はイクラを」
よしよし、じゃんじゃん食えよ。
「ところで作者さん、今日はほかにも何かあるんですよね?」
おっとそうだった、サンキュー未来、みんな食いながら聞いてくれ。
『?』
2020年、2月11日から始まったこの作品、数々の物語を書き、時にはコラボも書いた、そしてオリキャラも出したこんな作品だが・・・
今回を持ってついに投稿100本目を迎えました!!
『おおーーー!!』
此処までこれたのも視聴者皆さんのお陰です!本当にありがとうございます!それでは記念すべき投稿100本目のGX編アフターストーリーどうぞ!
ストーリー①:魔法少女事変その後
真の正体が知られてから数日が経った夜遅く、真達が自宅の改築中S.O.N.Gで寝泊まりをしている中、真はキャロル達の研究室に来るとキャロル、エルフナイン、紫苑、桃恵の四人が作業をしていた。
「四人共、遅くまで何やってるんだ?」
「あっ、お母さん!」
エルフナインとキャロルを養子に加えてから話し合いの結果、真のことをエルフナインはお母さん、キャロルは母さんと呼ぶことにした。
なお真はこの言葉を聞いた後悶えたとのことだが、もう慣れたよう。
「母さんか、今テレポートジェムの制作に取り掛かっているところだ」
「テレポートジェムって、お前らが良く使っていたあれか?」
「はい、職員の皆さんが使えるようになれば生存率も高まると思って司令に相談したところ許可を得てこうして制作しています」
「なるほどな・・・確かにあれが使えればぐっと楽だ、でもそんな簡単に作れるのか?」
「安心せい、うちらにかかればこの程度たやすい物じゃ」
「実際キャロルちゃん達が使っていたジェムは私とお姉ちゃんが作っていたんです」
「そうだったのか、すごいな」
真が感心していると、ふと視界の端に何かが映った。
「・・・なあ、あいつらって」
真が指さしたのは四体の人形、その顔に見覚えのある真の質問にエルフナインが答えてくれた。
「あれはオートスコアラーの素体です」
「やっぱガリィ達か・・・」
「うむ、シャトー跡にて無事な素体の部品を集め、それらを組み合わせこうして四人分の体が出来たわけじゃ」
「記憶結晶はまだ持ってますが、起動させるにはまだ時間がかかります・・・けど起動させることができれば四人共ちゃんと動いてくれますよ」
「そうか・・・その時が楽しみだな」
「はい!四人共起きた時、楽しい思い出を言えるように頑張ります!」
「ああ、頑張れよ」
五人は他愛ない話をしながら、夜は更けていった。
ストーリー②:NEW真宅
さらに数日が経ち、弦十郎から改築が終わったと報告を受け真達は自宅へと向かっていた。
「・・・なあクリス」
「なんだ?」
「俺ん家って普通の一軒家だったよな?」
「・・・ああ」
「・・・それが何でこんな豪邸になってんの?」
真の言う通り、真の家は以前の一軒家とは違い、大きな家となっていた。
「まあ改築にはフィーネと緒川さんが関わっていたから・・・」
「だからってここまで大きくなるか普通!?見てみろ、あまりの大きさにセレナ達が驚きで固まってるぞ!」
真の言葉通り豪邸を見てセレナ、切歌、調、エルフナインが目を丸くして茫然としていた。
「・・・とにかく、中を確かめたらどうだ?」
「そうだな・・・てかマジでどうやったんだあの人ら」
頭を抱える真はみんなと共に新たな自宅へと入っていった。
中に入ると、室内はいつもの倍以上の大きさになっており、真、キャロルを除いたみんなは家の中を探索していった。
「・・・どうやったらただの改築でここまでになるんだ?錬金術?」
「錬金術でもここまでできんわ!」
真とキャロルが頭を抱え近くのソファに座る中、突然呼び鈴が鳴り響いた。
「ん?誰か来たのか?」
「みたいだな、今出ます」
真が玄関を開けると、そこには響達が立っていた。
「こんにちは真さん!改築が終わったと聞いてきました!」
「響か、それに未来まで」
「お邪魔します、それにしても大きな家になりましたね」
「ああ、今それで頭抱えてるんだよ・・・」
「真さん、大丈夫ですか?」
「まぁなんとか・・・まっ上がれよ」
真は二人を招き入れると、ちょうどみんな集まっていた。
「あら貴方達、いらっしゃい」
「お邪魔します!」
「真さん!この家の見取り図を手に入れたデス!」
「おっナイスだ切歌」
切歌が持ってきた見取り図を机に広げみんな図面に注目していた。
「・・・五階建てにもかかわらず地下まで存在するのかよ」
「あっ、地下の一部は研究室になってるみたいです!」
「そのほかにも・・・訓練室まで完備されてるようじゃな」
「部屋もたくさんありますね、これって掃除が大変そうですね」
「だな・・・掃除ロボットでも購入しようかな?」
真が今後のことを思案する中、響は家全体を見ていた。
「ふむふむ・・・これだけ広かったらみんな住んでも十分ですね」
「むしろおつりがくるな・・・・・・ん?みんな?」
真は響の言葉に振り返る。
「響、皆ってどういうことだ?」
「あっえっと・・・こういう事です」
そう言って響は一つの手紙を差し出す、差出人は弦十郎だった。
「・・・まさか」
真は冷や汗をかきながら手紙を確認した。
『真君へ。数日に及ぶ改築すまなかった。今回の改築のお陰で多くの部屋が出来ているだろう、そこで俺は装者、並び仮面ライダー達の同居を提案した。今後さらなる敵が現れるかもしれない中響君と未来君が学園の寮に、奏君がアパートに住まうのはリスクが高いと踏んだ結果、戦力を一点に集めることにした。響君、未来君のご両親には話をつけているので安心したまえ。 弦十郎』
手紙を読み終えると、真はギギギッと首を響に向けた。
「・・・マジで?」
「はい、もう少ししたら荷物が送られ来ますので」
「じゃあこれからは皆さん一緒なんですね!」
「はい!今日からよろしくお願いします!」
「うむ!よろしくじゃ!」
「よしっじゃあ早速部屋割りを決めましょう!」
「あたし調と一緒の部屋がいいデス!」
「あっじゃあ僕はこの部屋で・・・」
「ちょちょちょ、ちょっと待て!?」
皆が部屋割りを決めようとしたところで真が呼び止める。
「どうしたんですか?」
「いやどうしたんですかって・・・お前らは良いのかよそれで!?俺一応男なんだぞ!?」
「大丈夫です!私達真さんのこと信じてますから!」
「いや、信じてるって言われても・・・」
「真さん、こういった響は後を引かないことを知ってますよね、だから諦めてください。それにこの提案を受けて最初に受け入れたの・・・」
「未来!!私たちは同じ部屋にしようか!!」
「あ~はいはい」
響達が部屋割りを決める中、真は手紙を見ながら一つの決心をした。
(・・・よし、弦十郎さんをメタルクラスタで潰そう)
真はそう決心し、静かにソファに座って黄昏た。
後日、S.O.N.Gのトレーニングルームで地面に埋まる真を響達が発見したのは別のお話・・・。
ストーリー③:完・全・再・誕
真宅が改築してから再び数日が経った頃、真はフィーネに呼ばれて研究室にまで来ていた。
『いらっしゃい、急に呼び出してごめんなさいね』
「櫻井さん、急に呼び出してどうしたんだ?」
『大丈夫、すぐに終わる用から、じゃあエルフナインちゃん早速』
「はい、わかりました!」
そう言ってエルフナインが近くに置いてあった布をかぶせている巨大な何かの布を取り払うと、そこには巨大な何かが置かれていた。
「櫻井さん、これは一体?」
『これは改築の合間にエルフナインちゃん達に頼んで作ってもらった培養装置よ』
「培養装置?」
『まぁ、中を見ればわかるわ』
そう言ってフィーネに進められるように真は培養装置に取り付けられている小窓から中を見る。
中に入っていたのは、眼を閉じて緑色の液体に包まれているフィーネだった。
『ッ!?』
それを見て驚いた真は隣にいるフィーネと何度も見比べた。
「えっはっ!?何で櫻井さんが二人も!?」
「いえ、正確にはそちらに入っているのは了子さんのホムンクルスです」
真の疑問にエルフナインが答えてくれた。
「ホムンクルスって・・・エルフナインと同じあの?」
「はい、前々から了子さんと話をしていて、了子さんの代わりの肉体を作り出せばそこにプログライズキーに組み込まれている魂を移すことができるんじゃないかと」
『そうよ~、私の細胞に関しては極秘だけど何とか手に入ってね、そこから私のホムンクルスを制作を開始したのよ』
「最初はうまくいきませんでしたが、キャロル達のお陰でここまで行くことが出来ました!」
「ああ、だから最近キャロル達眠たそうにしてたのか・・・んで、肝心の魂を移す方法は?」
真が尋ねると、二人はすぐさま眼を逸らした。
「・・・おい?」
『いえね・・・ここまで進んだのだけど一つだけ問題があってね、それが魂の転写方法なのよ』
「キャロル達と研究してますが、未だプログライズキーの性質は理解できていません・・・」
「まぁ、神様の作ったものだからな、そう簡単にわかるわけ・・・」
その瞬間、真のライズフォンに電話が入って。
「・・・噂をすれば」
真は電話の相手を察知しすぐに電話に出る。
「はい、もしもし」
『ヤッホー、なんだか楽しそうなことしてるわね』
「やっぱあんたか、んで何の用だ?」
『そうそう、魂の転写方法なんだけど、一応あるわよ。とりあえずスピーカーモードにしてくれないかしら?』
そう言われ、真はスピーカーモードにして皆に聞こえるようにした。
『それで転写方法だけど、簡単な話真君のドライバーを使えばいいのよ』
「お母さんのドライバーですか?」
『そっ、真君のドライバーをフィーネの体に身に着け、そこにフィーネのキーを装填すれば行けると思うわよ』
「そんなことできるのかこのドライバー・・・ってか俺以外でも使えるのかよ」
『今回だけの特例よ、普通はほかの人には使えないんだから、それじゃあ私はこの辺で』
そう言って電話が切れる。
「あ~どうします?」
「「やりましょう」」
「即答かよ」
真は即答に驚きながらもドライバーを取り出してエルフナインに渡すと、エルフナインはすぐにホムンクルス体にドライバーを身に着け、所持していたフィーネのキーを装填する。
『ドリームライズ!』
その瞬間、近くで浮かんでいたフィーネがドライバーに吸い込まれホムンクルスの体が光り出す。
「うわっ!眩しっ!?」
光は輝き続け、少しすると輝きが消える。
「眼が・・・大丈夫か、エルフナイン」
「はい・・・なんとか、それより了子さんは!?」
二人が辺りを見ると突然培養装置が開きだし、中から緑色の液体が溢れだす。
二人が視線を向けると、装置の中から一人の女性が装置から出てきて、長い金色の髪についた液体を払いのけ、高らかに叫んだ。
「私はフィーネ、何度でも再誕する永遠の巫女、フィーネよ!」
フィーネの完全な復活に二人は驚いていた。
「やりましたね了子さん!」
「マジかよ・・・マジで復活しやがった」
「ええ、こうして再び肉体を持てたのもエルフナインちゃん達のお陰よ、ありがとう」
「いえ、了子さんには何時も手伝ってくれましたから」
「まあな・・・それよりこの件みんなにどう伝えるんだ?」
「大丈夫よ、みんなちゃんと受け入れてくれると思うから」
フィーネがそう言うと、廊下の方からたくさんの足音が聞こえてきた。
「ほら、ちょうどよく来てくれた」
「ああ、何だろうこの後の展開が目に浮かぶな・・・」
その後、みんながやって来てフィーネが復活したことの驚いたのは、また別のお話。
ストーリー④:姉妹
翼達が英国に向かう前、トレーニングルーム内にて、ルーム内ではただならぬ空気が流れていた。
その中で真とマリア、切歌、調が変身しギアを纏った状態で向かい合っていた。
「・・・行くぞ」
「ええ、お願い」
マリアがそう言うと、真はプログライズホッパーブレードを構え三人に向かって走り出しドライバーに認証させた。
『ファイナルライズ!』
刀身が銀色に包まれると、真はそのまま三人を切りつけた。
ファイナルストラッシュ!
切りつけると三人は銀色の光に包まれ、少しすると光は消え三人は立ったままだった。
「どうだ!?」
真が叫ぶと、近くにいたエルフナイン達が装置を見る。
「・・・フォニックゲイン、出力安定」
「三人の体に異常はない・・・うまくいったようだ」
キャロルの言葉にみんな安堵の息をつき、四人は変身を解く。
「はぁ~、これでマリア達もLINKERなしでギアを纏えるわけか」
「はい、大丈夫です」
「しっかし、いきなりマリア達が『私達を切って』と言った時はとうとう頭が・・・って思ったが」
「それは言わないで!私も言葉足らずだったのは気にしてるから!」
「あの時、真さんがその剣で未来さんを切ったら未来さんが正規の装者になったからもしかしたらと思って頼んだけど」
「マリアの予想は的中デスね」
「ああ、これでお前らも響達同様正規の装者になったわけだな」
「ええ、あらためて感謝するわ、継菜真」
「どういたしまして」
マリア達が正規の装者になった後、みんなは休憩室に戻るとそこには紫苑と桃恵が座っていた。
「お疲れ様じゃ、どうじゃった?」
「うまくいったよ、これで三人も正規の装者だ」
「おお!それはよい事じゃ!」
「おめでとうございます、マリアさん、切歌さん、調さん」
「ええ、ありがとう二人共」
皆が談笑していると、切歌と調の二人はジッと紫苑と桃恵を見ていた。
「「ジーーーッ」」
「ん?どうしたんじゃお主ら?」
「・・・前々から思ってたんですけど、紫苑さんって姉なんですよね?」
「うむ、その通りじゃが」
「じゃあ何で紫苑さんより桃恵さんのほうが背がおっきいんデスか?」
「あっそれ俺も気になってた、まさかそれも錬金術的な?」
「いや違うぞ、これはうちの努力の結果じゃ!」
『努力の結果?』
皆が疑問を浮かべると、桃恵が口を開く。
「えっと、私たちがキャロルちゃんに拾われてから食事に関してはキャロルちゃんが用意してくれてたんです」
「ああ、俺は錬金術で食事を必要としないが、二人は錬金術を知らないただの人間だからな、もちろん食事をとらせていたさ」
「キャロル料理出来たんだ・・・それで?」
「それでお姉ちゃん、自分はあまり食べずによく私に多く食べさせてくれたんです」
「えっ、そうなのか?」
「うむ、桃恵はうちの唯一の肉親にしてうちの大切な妹じゃ、そんな妹に元気に育ってほしいと思ってうちは食べるのを我慢して桃恵に多く食事をとらせていたのじゃ」
「もちろん、最初はやめてって言ったんだけど、それでもお姉ちゃんやめてくれなくて・・・」
「当然じゃ、姉にとって妹は大切な存在、そんな大切な妹には元気に育ってほしいと思うものじゃろう」
紫苑の言葉にマリアは立ち上がり紫苑の手を握る。
「如月紫苑!貴方のその気持ちすごくわかるわ!」
「あっシスコンが発症した」
「私のとってもセレナは大切な妹!そして切歌と調も私にとって大切な妹当然の存在!そんな三人が元気に成長してほしいといつも思っているわ!」
「おおっ!お主もそう思ってくれるのじゃな!」
「ええ!あなたの妹さんを思うその気持ちよくわかるわ!」
その後も、マリアと紫苑は姉談議で盛り上がった。
「なるほどな、それで紫苑の背はそんなに小さいのか」
「うむ、そこに関してはうちも気にしててのう、小さいままではいかんと思って背を伸ばす努力はしたのじゃがうまくいかなくてな」
「そうなのか?」
「うむ、こう見えて牛乳は毎日よく飲んでおるのじゃが一向に背が伸びなくてのう、やはり牛乳で大きくなるのは迷信じゃったか?」
「・・・そうですね、牛乳で背が伸びるのは迷信かもしれませんね」
そう呟く調の眼はどこか死んだ魚のような目だった。
真はそのことに気が付きどうしたのかと見ていると調の視線が紫苑に向かっていることに気が付く。
正確には紫苑の胸部だったが、それに気づいた真はそっと視線をそらし見なかったことにした。
ストーリー⑤:宿題
夏休みのある日、真、未来、クリスは宿題を終わってない響、切歌、調の宿題を見ていた。
「ったく、宿題位終わらせとけよな・・・」
「だって、このところ戦闘ばかりでしたから・・・」
「だからって宿題が出来ませんでしたで先生許してくれないよ」
「そういうこった、叱られたくなきゃペンを走らせろ」
「とはいっても、流石にこの量は厳しい・・・」
「もう頭が爆発寸前デス・・・」
三人はひぃひぃ言いながらも宿題を進めるが、所々の問題で詰まってしまっていた。
「えっと・・・この問題の式ってどう求めるんでしたっけ?」
「うーん、私もここ解けてないの、真さんは?」
「俺もだな、クリスは・・・ってクリスの方も大変そうだな」
「ああ、英文に困っててな」
「えっと・・・この単語の意味は・・・」
「えっと・・・ええっと・・・」
「何を騒いでおるんじゃ?」
六人が悩んでいると、紫苑と桃恵が階段から降りて来た。
「あっ紫苑、桃恵、いや今三人の宿題を見ててな、問題の答えがわからないんだ」
「宿題ですか?」
そう聞くと二人は三人の宿題を覗き込む。
「ああ、この式はこうすれば解けますよ」
「この英文はこう訳せるぞ」
二人は三人の宿題の答えを答えをすぐに書きだした。
「これで良し・・・ってどうした、豆鉄砲喰らったような顔をして?」
「いや・・・お前ら頭いいんだな、特に紫苑」
「当然じゃ!うちらとて錬金術師の端くれ、これぐらい解けても当たり前じゃ!」
「ふふっ、実はこう見えて私よりお姉ちゃんのほうが頭いいんです」
「そうなんですか!?でも紫苑ちゃんよく変な言い方をしますよね?」
「ああ、仮面ライダーの言い方もおかしかったし」
「うむ・・・英文自体はすぐに解けるんじゃが、うちは英語を発音するのが苦手でな、それであのような珍妙な言い方になるのじゃ」
「そうだったんですね」
「けど、発音が苦手なだけで言えない訳じゃないんです、だから頑張ろうねお姉ちゃん」
「うむ、そうじゃな、英文を発音よく言えるようになるのがウチの宿題じゃな」
「・・・結局何歳になっても勉強は必要なんですね」
「そういうこった、ほら宿題を進めるぞ」
そうして紫苑と桃恵の手助けもあって、始業式前には終わらせることができた。
ストーリー⑥:異変
しばらく経った頃、再び真の元に荷物が届いた、差出人は再び神だった。
「・・・今回はアップデートキー、それにこいつらも戻って来たか」
中に入っていたのはいつものアップデートキー、そして紫色とピンク色のプログライズキーだった。
少し前、真の正体がばれたすぐ後、再び神から連絡が来て紫苑と桃恵のフォースライザーをノイズと戦えるように強化したいと受け、二人の許可を得て強化してもらっていた。
真は荷物の中に入っていたキーを手に取り、すぐさま認証させる。
『アップデート開始』
認証させ、しばらくしてアップデートが終える。
『アップデート完了』
アップデートを終えると、神から電話が来た。
「はい神様、荷物はちゃんと届いたぞ」
『そうみたいね、それじゃ早速要件を言うわね、ちゃんとフォースライザーの強化は済ませてあるからこれで二人もノイズと戦えるわね』
「おう、ありがとうな」
『それで肝心の真君の強化なんだけど・・・もうしばらく待ってくれないかしら?作成に難儀してて』
「おっそうか、そういう事ならわかった」
『ごめんなさいね、真君』
二人が話していると、扉が開き紫苑、桃恵、キャロルがやって来る。
「真、うちらのどらいばぁは届いたか?」
「オッちょうどいいところに、ちゃんと強化されて戻って来たぞ」
そう言って真はライズフォンをスピーカーモードにしてから二つのキーを二人に渡した。
「真さん達と同じタイプにしたんですね」
『ええ、ちゃんとあなた達のキーも入っているから安心してね』
「おおっ!感謝するぞ神よ!」
『いえいえ、それよりキャロルちゃん、貴方に聞きたいことがあるのだけど』
「んっなんだ?」
『貴方、いったいどこでフォースライザーを手にしたの?』
何時になく真剣な神の声とその質問に真は息を呑んだ。
『本来仮面ライダーの力はこの世界には存在しない力、ドライバーを作れるのは私しかいないはず、なのにどうしてあなたが持っていたの』
「・・・確かに、そこは俺も気になっていた。二人は転生者じゃないから一体どうやってと思ってたんだ・・・どうなんだ、キャロル」
神と真の問いにキャロルは少し思案した顔をして、そして口を開いた。
「・・・貰ったんだ、二つともな」
「『貰った?』」
「ああ、正確にはおまけでな」
「おまけ・・・どういうことなのじゃ?」
「紫苑達と出会うしばらく前、俺はとある連中にチフォージュシャトーの建造を支援してくれたんだ」
「支援!?」
「ああ、その時フォースライザーもおまけで貰ったんだ」
衝撃の真実に四人は驚いていた。
「・・・それで、誰に支援されてたんだ!?」
真の問いに、キャロルは口を開く。
「その連中の名は・・・」
時を同じくして、別の国。
とある建物に、二人の人物がいた。
一人は白いスーツを着た男性。もう一人も白いスーツを着た白髪の女性だった。
「さて、順調のようだね、計画は」
「はい、現在『例の物』を捜索中、しばらくすれば見つかるかと」
「それはいい、早く見つけ出さないとね、彼女を」
男はそう言ってワイングラスを片手に持つ。
「報告は良いよ、君も行きたまえ、彼女の捜索に」
「・・・承知しました」
そう言って女性は部屋から出ると、部屋の外で二人の女性が立っていた。
一人は白髪の女性と同じ背丈の水色の髪の女性、もう一人はカエルのぬいぐるみを手にしている背丈の小さい女性だった。
「お疲れさま、■■■■■■■」
「お疲れなワケだ」
「■■■■■■、■■■■■■」
三人の女性は横に並び話をする。
「・・・どうだった」
「睨んだ通りよ、あいつ裏でとんでもないことをしてるわ」
「人間を使った非人道的な実験、人を人とも思わぬ所業、そしてそんなあいつについて行く信者達・・・はっきり言って異常なワケだ」
「やはりか・・・」
「今はあーしらの権限である程度は抑えられているけど、このままじゃあいつの思うつぼよ」
「分かっている、やはりあれしかないな」
「あれ・・・と言うと?」
背の小さい女性が尋ねると、白髪の女性は二人に耳打ちすると、二人は驚愕の顔をした。
「ええ!?それってマジ!?」
「・・・それは本当なのか?」
「ええ、私は本気よ・・・二人共、協力してくれないかしら」
その言葉に二人は顔を見合わせると、決心した表情で頷いた。
部屋で一人残った男は、ワイングラスを手に窓の外の景色を見ていた。
「・・・もうすぐだ、もうすぐ力が手に入る、その時こそ」
男はそう言ってワイングラスを持ち上げると、グラスに入っている赤ワイン越しに男は怪しく微笑んだ。
「神に至る時だ」
再び一つの物語が終わった。
そして、再び新たな物語が始まろうとしていた。
それは神の物語。
だが、物語の歯車は・・・もうすでに狂っていた。
さあ後書きの時間だ!
「では改めて、戦姫転生ゼロフォギア投稿100本目」
『おめでとうございます!』
ありがとう!ありがとうみんな!
「まさかこの作品が100本も行くとはな・・・感慨深いぜ」
自分もまさかこんな瞬間を迎えれるとは思わなかった。
「それで作者さん、記念すべき100本目ですけど何するんですか?」
ああ、もう決まってるんだ、ズバリこれだ!
『100本投稿記念:質問コーナー』
この作品を投稿した後、活動報告にて質問を募集します。
「基本どんな質問でも構わないけど、作者の個人情報や物語のネタバレになるかもしれない質問はやめてください」
「質問等は今後の物語の後書きにて返信していきます」
質問は一人で幾らでも構いません、その方が張り合いあるからな。
「期限はないから安心してくれ・・・というかこの作品に質問とか来るのかな?」
それ言わないで!
「ま、まぁこんな感じです」
長くなりましたが、100本記念の質問コーナーはこんな感じです。
「それじゃあそろそろ〆るか、次回の準備をしないといけないし」
おっそうだな、それじゃあいつもので〆るか。
『それでは第四期をお楽しみに!』