ホモ君のほの字も出ませんが、楽しんでいただければ幸いです。
なんだこりゃ!女が入ってないやん。おらぁBBやアビゲイル、ユゥユゥやマシュ、立香ちゃんと黒王のキャットファイトが見たかったから注文したのっ!って人は次回に期待してくれよな~頼むよ~。
俺が最後の希望なので初投稿です。
少年少女たちは大空洞を目指して、先を急ぐ。
そして白髪の弓兵はその様を眺めるが、弓を構えることはない。
目の前に青髪の魔術師が立ち塞がっているからである。
「ほう、貴様一人で私の相手をするというのか。キャスター。」
「てめぇなんざ俺一人で十分ってこった。構えなアーチャー。」
杖をアーチャーに向けるキャスター。
しかしアーチャーはにやりと気持ちの悪い笑みを浮かべるだけだ。
「なんだ?泥でも浴びて頭の中まで汚泥に塗れちまったか?」
「分かりやすい挑発は止めたまえ。大英雄の名が泣くぞ。」
「・・・何が言いてぇ。」
キャスターはアーチャーの気持ちの悪い笑みを睨み付ける。
しかしアーチャーはどこ吹く風。
肩を竦めて質問に答える。
「いやなに、すでにあの少年との戦いで受けた宝具によって霊核にひずみが生まれてるにも関わらずよくやるなと思っただけだ。挑発したのは隙を作るためか?なんにせよ英雄サマらしからぬ稚拙な策だと言わざるを得ないな。」
キャスターをそれを聞くと、一度驚愕で目を見開き、眼光を鋭くした。
「てめぇ・・・覗き見とは良い趣味してんな・・・・。」
その言葉を鼻で笑うアーチャー。
「腐ってもアーチャーのサーヴァント。目は効くものでね。私を責めるぐらいなら安易にとっておきとやらを使った自分を責めたらどうだ?あそこまでの結界を張ることが出来るならば、その前に勝負をつければ良いという物。幸い、敵方は近接が不得手なキャスタークラスでの現界だ。私でも仕留めることはたやすい。・・・トレース・オン。」
アーチャーはそう言うと黒と白の夫婦剣を両手に投影して、携える。
(コイツには手の内が割れてやがるか・・・・・)
キャスターは心の中で歯噛みする。
スカサハ仕込みのあの魔術と宝具が割れている以上、今から戦闘中に下準備する余裕を与えてくれるとは思わない。
しかし悲観することはない。
「確かにそりゃてめぇにとっちゃ良策だ。『万全』のてめぇならな。」
「・・・・ほう。流石は魔術師だ。既に気づいていたのか。」
アーチャーは顔に笑みを消すと、素直にキャスターを賞賛する。
「たりめぇだ。どのくらいの期間この特異点にいたと思ってやがる。聖杯から回されている魔力量が以前の比ではない程に減少してるじゃねぇか。その供給量であれば実力の3割も出せねぇ。たとえ手傷を負っているとはいえ、俺には勝てねぇよ。」
「・・・貴様の言っている通りだ。彼女が何と戦おうとしてるのかは知らないが聖杯からの魔力の大部分が彼女に集中している。今の私は以前よりも弱体化しているだろう。・・・・ならばこの身全てを持って貴様を打ち砕くだけだ。例え私自身が自壊することになるとしても・・・・な。」
アーチャーは目を瞑り、再度開く。
そして体全体に力を入れているかの如く両手の夫婦剣を強く握りしめる。
その瞬間、周囲の待機がまるで轟いているかのように揺るえる。
「_____I am the bone of my sword…...」
アーチャーはそう口にする。
するとアーチャーの背後の虚空から何個もの剣が姿を構成し、キャスター目掛けて飛んでいく。
「_____ッ!てめぇ宝具を!!」
キャスターは地面に飛び上がり、剣を避け、よけきれない剣を即座に防壁のルーンを手の平で虚空に書いて防ぐ。
「Steel is my body, and fire is my blood.」
アーチャーの詠唱は続く。
「そうほいほいとやらせるかよぉ!アンサズ!!」
これ以上詠唱を続かせるわけにはいかない。
キャスターの火球がアーチャーを襲う。
しかしアーチャーは両手に握っている剣を投げて火球を打ち消し、打ち消しきれない火球を虚空から剣を具現化させて射出して、火球と相殺する。
そしてアーチャーは飛び上がるといびつな形をした剣を虚空から射出した。
「あぶねぇ!・・・・どうした一本だけじゃ脅しにもなんねぇ・・・なにッ!!」
振り向くと避けたにも関わらず、キャスターの背中目掛けてその剣が飛んでくる。
赤原猟犬。
本来は矢へと形を変形させ、弓で撃ち出していた一撃をアーチャーはその行程を省き射出したのだ。
普段使用する場合は弓で振り絞って威力を上げて撃つが、今回はその行程を省略している為、威力は低いだろう。
しかし赤原猟犬の一度放たれれば弾かれても標的を追尾する性質は健在であり、キャスターにとっては相も変わらず脅威であった。
「めんどくせぇもん持ち出しやがって・・・!」
「I have created over a thousand blades….Unknown to Death.
Nor known to Life..」
赤原猟犬はいくら避けようとも、まるで血の匂いを嗅ぎつけた猟犬のようにキャスターを追跡し続ける。
「ちっ・・・・うっとしいんだよぉ!」
キャスターは複数のルーンを咄嗟に組み合わせ、向かってくる赤原猟犬をどこかに転移させる。
急激な魔術の行使の影響か、霊核のひずみが大きくなっていくのを感じる。
セイバーと対峙する準備として自らの治癒系統のルーンを総動員するも持たない。
彼女の宝具で外宇宙に一度放り出されただけあってかなり深刻なダメージを負っている。
キャスターの精神は幾たびの逸話にも語られるような体験や彼自身の精神の頑丈さからひずみは気にならないほどであったが、彼の身体はいわゆる英霊、サーヴァントであり、特に霊核にまでひずみが生じた時点で、霊基はねじれ、崩壊して、その場で存在が瓦解して消えてもおかしくなかった。
あの時点で消えてないのが奇跡だった。
(ほんとでたらめだな。あの宝具は・・・やっぱあの程度の応急処置じゃ持たねぇか。こいつぁ奴が潰れるか、それとも俺が潰れるかの勝負になる。・・・・なかなかおもしれぇ展開になってきたじゃねぇか。)
この特異点に来て、ここまで自らの限界を目前とした戦いがあっただろうか?
いやない。
その闘争を前にして彼は獰猛な獣のような笑みを浮かべる。
「Have withstood pain to create many weapons………Yet, those hands will never hold anything.」
アーチャーの詠唱も佳境に迫る。
なればこそキャスターも英雄として真正面から全力で叩き潰す。
知っているルーンを用いて、身体強化、速度上昇、硬化、明晰、ありとあらゆるバフを自らに付与していく。
そして最後に杖に炎を纏わせて、槍のように持った。
「So as I pray, ______UNLIMITED BLADE WORKS.」
その呟きと共に砂を含んだ風が一陣吹き、キャスターは彼自身の心象風景に引きずり込まれ、その場から両者は姿を消すのだった。
誰か魔法少女リリカルなのはVIVIDの主人公初期最弱ステータスヴィヴィオ幼馴染アインハルト恋人RTA走ってください!なんでもしますから!
誰か書いてくれないと私が書きそうになっちゃうんです!
これ以上作業量を増やしたくないんで、僕を救うと思ってお願いします!!
ちなみにこの小説が完結するまではこの小説を最優先に書いているんで安心してください、投げ出しませんよ!
白い魔法使いに魔法使いになる素質を得たと言われたので失踪します。