FGO一般人ルートRTA(1部)   作:胡椒こしょこしょ

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俺は王様だから自分の民を守らなくちゃいけないので、初投稿です。


準備という名の特訓

人理修復してたらいつの間にかメイドさんが出来たRTAはっじまぁるよー!

 

 前回はメイドオルタと戯れて立香ちゃんやロマニと話した後、BBと添い寝して終わりましたね。

なんだコイツ、人理焼却前より充実してね?

というわけで今回からはそんな甘い生活は終わり、ひたすら一週間黒鍵生活してもらいます。

 

>起きるとBBがあなたの横で微笑む。

「よく眠れましたかぁ?ふふ・・・随分と間抜けな寝顔でしたよ?」

 

 こいつBBちゃんと朝チュンなんかしてますよ。

益々許せませんね。

これはニコニコ神父と汗だく訓練地獄コースですね、間違いない。

とりあえずホモ君が起きたのを確認すると、BBは部屋を出るのでホモ君も用事を済ませます。

 

 まずはダヴィンチちゃんの所に行って黒鍵を受けとりましょう。

ウィィィィィィィス!!!(syamu)

 

「おや、こんな早い時間にお客とは珍しい。何かお望みかい?」

 

 ホモ君を見て、目を丸くしてますね。

これから珍しくなくなるから慣れて、どうぞ。

 

>あなたはダヴィンチちゃんに頼んでいた要件はどうなったか尋ねた。

 

「武器の複製と増産だったね。そこまで複雑な武器でもなかったし、一つ辺り900QPで構わないよ。」

 

 安いですね。

取り敢えず十本買いましょう。

 

>あなたは黒鍵を十本購入した。

「まいどあり、今後ともご贔屓に頼むよ。」

 

 ではあ ま く さ のもとに行きましょう。

黒鍵があるので頼めば黒鍵技能を教えてくれますから。

 

>あなたは工房を後にした。

 

 あ ま く さ はこの時間には多分食堂に居ますね。

というより、カルデアに居る職員や鯖は一部を除き、この時間は朝飯を食いに来ます。

なぜならオカンを召喚したので、飯のクオリティが上がっているからですね。

 

 飯は大事です。

オカンの料理は施設に居る人たちのストレス値を下げてくれます。

彼やキャットがいないだけで職員のストレスが溜まり、下手したらエロ同人の世界のように職員が好き勝手やりだしてフォウ覚醒で即がめおべらがデフォルトであるほどです。

 

 料理は世界を救うんやなって。

 

>あなたは食堂に着いた。

>中は大盛況のようだ。

 

「うめぇ・・・・うめぇよ・・・やっぱ日本の飯はうめぇ・・・・・」

「レーションなんか食えたもんじゃないからなぁ、あーあ、あれもこのくらい旨くならないかな?」

「こういうのでいいんだよ。こういうので・・・・・・」

 

>職員達は思い思い料理に舌鼓を打っている。

 

 みんな幸せそうですね。

まるでスマイルワールドだぁ・・・(洗脳済み)

じゃけんアクションカードを探す要領で天草も探しましょうね~あくしろよ。

 

>あなたは天草に話しかけた。

 

「おや、どうしましたか?」

 

 黒鍵の特別な稽古をつけてください!

オナシャス!センセンシャル!

 

>あなたの要望を聞いて天草は笑顔で頷く。

 

「いいでしょう。自ら修練することは良いことです。私に教えられることなら是非に。・・・・まだ私も食べている途中ですし、あなたも買ってきたらどうですか?朝食はまだなのでしょう?」

 

そうっすね。

 

 ということで天草に促されるままに朝食を食べましょうね。

 

>あなたは食堂の受付に向かった。

 

「おや、元昭か。今日の朝食は焼き鮭定食だ。小鉢は3種で納豆や海苔なんかはあそこに置いてあるから好きに取ってくれ。」

 

>あなたは焼き鮭定食を受け取った。

 

 ご飯を受け取りましたね。

ではどこか適当な所で食べましょう。

べ、別に一緒に食べる人がいないわけじゃないんだからね!

 

「あ、元昭ー、こっちこっち! 」

>声のする方向に目をやると立香が手招きしている。

 

 立香ちゃんですね。

いやー、助かりました。

流石にホモ君をボッチ飯させるのは忍びなかったんでね。

 

>あなたは立香ちゃんの横、マシュの前に座った。

 

「ふっふーん、今日は私の方が起きるのは早かったみたいだね!」

>立香は誇らしげに胸を張る。

 

 胸を張る立香ちゃんBB。

イイゾ~これ。

かわいさの権化かよ・・・。

とりあえず誉めておきましょう。

えらいえらい。

 

>あなたは立香を誉めながら、立香の頭に手を置いた。

 

>立香の頬が赤く染まる。

「そ、そこまでしなくていいから・・・・」

 

 ファッ!?

なんで急に頭なんか撫で出したんすかねぇ・・・。

普通にキモくて草。

これ幼馴染で好感度高いから許されてる感じですかね。

そんなこと(頭撫で)、しちゃぁダメだろ。(マジメくん)

 

「?なんで先輩は赤くなってるんですか?」

 

なんでやろなぁ・・・・。

取り敢えず知らないと言っておきましょう。

それにしてもそろそろ立香ちゃんの好感度を下げた方がいいでしょうか?

赤くなるのは異性として意識している証拠です。

・・・・んー、でもまだ依存の兆候である質問攻めとかはないんですよねぇ。

それにストレス値管理もエミヤ兄貴のお陰で出来てるんで、別に依存するほど好感度高くても暴走する危険はありません。

 

無暗に下げて立香ちゃんの好感度イベを逃すのもRTA的には微妙なんでやっぱ下げるのはまだもうちょっと後にしときましょう。

 

「ま、マシュは気にしなくて良いよ!・・・はぁ。」

 

立香ちゃんが此方を見て溜め息を吐きます。

なに見てんねん見世物ちゃうぞコラァァァ!!(ポプテピ)

 

とにかくさっさと用意を済ませて天草との訓練を始めましょう。

 

>あなたは食べ終わると立ち上がる。

>すると立香はあなたを呼び止めて口を開く。

 

「その、今度ガンドの練習の成果を見せたいから・・・・一緒にシミュレーション室に行こ?」

 

おかのした。

じゃけん黒鍵技能を習得したら行きましょうね~。

 

では天草の所に行って、シミュレーションルームに行きます。

 

>あなたはシミュレーションルームに入った。

 

そして天草が黒鍵の投げ方など解説している間に今後の流れを説明します。

 

この後黒鍵を装備して、出てくるターゲットを黒鍵で射ぬくミニゲームが始まります。

ぶっちゃけ難易度は簡単です。

完璧に近ければ近いほど良いのでパーフェクト目指しましょう。

ノーコンティニューでクリアしてやるぜっ!(宝生永夢)

 

・・・・はい、パーフェクトですね。

や っ た ぜ。

やっぱ完全成功は・・・最高やな!

 

「驚いた。初めてにしては筋が良いですね。教えがいがあるというもの。」

 

>天草はニコニコしながらあなたの腕に感心する。

>あなたは『黒鍵』(仮)を習得した。

 

はい黒鍵を習得しましたね。

それでは部屋を出てメイドオルタのコーチングを受けに行きましょうね~。

 

>あなたはマイルームの扉に手を掛ける。

>中ではアルトリアが掃除をしていた。

 

「早いおかえりだな。ご主人様よ。掃除の途中ではあるが、そこのソファで好きなだけくつろぐといい。」

 

アルトリアが掃除してくれていますね。

主人の不在でも奉仕を欠かさないメイドの鑑、誇らしくないの?

ん、奉仕?(意味深)

 

ソファに座ってくつろいでもいいですが、これはRTA。

部屋に入って5秒で会話しましょう。

あ、お前さ、アルトリアさ、お前コーチング持ってただら?

指導してくれよな~頼むよ頼むよ~(野獣ママ)

 

「ほぉ、新しい戦い方を覚えたか。なるほどそれで更に私に指導を頼みに来たということだな。安心しろ。私の手に掛かればご主人様を一人前にすることなんて容易い。早速行くぞ。」

>あなたはアルトリアを連れてマイルームを出た。

 

 

>あなたはシミュレーション室に入った。

 

 名称を悶絶マスター調教センターにしたほうがいいと思います。

コイツ1日に2回もシミュレーション室に入ってますよ。

やっぱ好きなんすねぇ。

 

これでコーチングを受けることが出来ますね。

というわけでホモ君が地獄の訓練を受けている間、倍速します。

クロックアップ!(クロックアップ....)

 

倍速している間に、黒鍵から(仮)を外した場合に取得できるトロフィーについて説明します。

 

取得できるトロフィーは『物好き代行者』と『邪教徒』です。

物好き代行者の名称の由来は本来黒鍵が扱いにくく代行者の間でもあまり使用する人間が少ないことでしょう。

やっぱ言峰は武装のチョイスからして変わってますね。

物好き代行者の効果は黒鍵を投げる際に命中率とダメージを上昇させます。

 

 『邪教徒』はトロフィー『深淵への第一歩』を持っている場合解放されるトロフィーです。

効果としては既存の宗教体系に対する攻撃の威力を上昇させるという効果、そして洗礼詠唱(外)を得ます。

これは人属性のエネミーの魔力を減少させて、自身の魔力を一定時間ごとに上昇させるという効果を持っています。

これは人属性持ちであればモブどころか鯖相手ですら効果があります。

ぐうの音も出ないほどの有能スキル誇らしくないの?

 

>トレーニングが終了した。

>あなたは疲れの余り、床に横に寝転がった。

>耐久が上がった。

 

 

「ふん、だらしないな。それではどれほどかかるか分からんぞ。気をしっかり持て、ご主人様。」

 

>アルトリアは倒れ伏すあなたを見下ろして呆れた様子で鼻を鳴らすも、あなたの身体の汗を拭くなど甲斐甲斐しく世話し始めた。

 

 どうやらトレーニングが終わったようです。

呆れながらも世話をしてくれるのいいゾ~これ。

やっぱ好きなんすねぇ・・・・。

ホモ君の体力はちょうど半分。

スタミナはもうほぼありません。

もう倒れる寸前です。

 

時間を見るともう昼なのでお風呂入りにいきましょうね~。

 

>あなたは入浴した。

>スタミナが回復した。

>体力が回復した。

>ストレス値が上昇した。

 

 そして夜ごはんを食べて寝ましょうね~。

 

>あなたは食堂まで続く廊下で天草四郎を見つけた。

 

「おや、今日はよく会いますね。」

 

 あ ま く さ 兄貴おっす!おっす!

 

>天草はあなたの顔を見ると、微笑みながら口を開く。

 

「前から思っていましたが、あなたからはなにか恐れや後悔を感じる。」

 

 ん?なんかイベント始まりましたね。

そしてこのイベント覚えがあります。

これはもしかして・・・もしかするかもしれないですよ。

 

「私はこれでも聖職者です。話くらいなら聞けますよ・・・。」

>胸の内を吐露しますか?

Yes/No

 

 懺悔イベントキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

これは聖人・聖職者系のサーヴァントとカルマが0以下の時に話すと稀に発生する良イベントです。

Yesとすると自身の罪を告白してカルマを上げることが出来ます。

これもぐうの音も出ない有能イベントですね。

天草ありがとナス!

 

>あなたは胸の内を吐露した。

>天草は静かに目を閉じて聞くと、目を開いてあなたの顔を見て微笑む。

 

「・・・・あなたの罪をあなた自身は何度と繰り返そうとも許せないかもしれない。しかし神はいつでもあなたを見守っているのです。・・・私があなたの為に祈りましょう。」

 

>そうして天草はあなたの為に祈った。

>あなたは誰かに懺悔することで胸の内が晴れた。

>カルマが10上昇した。

 

 これで現在のカルマが+3です。

カルマがようやく正の位にまでなりましたね。

このイベントを一度経験するとそのサーヴァント相手で『懺悔』のコマンドを選ぶことが出来るようになります。

これでカルマ上昇手段が増えましたね。

や っ た ぜ 。

 

 この後、夕食を食べてストレス値を下げにBBちゃんに添い寝します。

黒鍵はメイドオルタとの訓練で使い切ってしまいました。

まぁ朝にまた買えばいいので多少はね?

これからは朝、黒鍵をダヴィンチちゃんから購入して、天草と12時まで黒鍵を投げて、昼までメイドオルタに指導してもらい、夜はBBちゃんと寝る毎日を(仮)が外れるまで繰り返すだけです。

 

 育成期間中は単純なことしかしないので倍速します。

 

 しかしその間、退屈であろうみ な さ ま の た め に ~・・・・・・

 

 次のオルレアンにおいての必須事項についてお話します。

まず必須事項としては原則バーサクサーヴァントは全員相手はしません。

バーサクサーヴァントは狂化で強化(激ウマギャグ)されており、それに加えて女性特攻宝具を持つカーミラや魅了を持つオペラ座の怪人、そして串刺し公など面倒な鯖が多いので戦いやすい鯖を選んで戦うことにしましょう。

面倒な鯖と出くわしたら意地でも逃げます。

デオンやアタランテらへんの楽な鯖に出くわしたら幸運ですね。

 

 そしてオルレアンでの一番のラスボスは邪ンヌです。

ファブニール?すまないさんの宝具で一撃だから・・・・。

邪ンヌは圧倒的火力でごり押ししてくるんでオルレアンで一番めんどくさい鯖です。

なにが面倒かって強い癖に倒しても別に特異点を修正できるわけでもないし、なんなら黒幕のクールな旦那が激昂して強くなります。

邪ンヌで疲弊したホモ君達に無限海魔は、やだこわい・・・・やめてください、アイアンマン・・・。

ジル・ド・レェはただ海魔をポコポコ無限出しするだけなんで楽なんですわ。

なので敵の本拠地に着いたら、なんとか立香と二手に別れて、立香ちゃん達と邪ンヌが戦っている間にいち早くジル・ド・レェを片付けます。

 

 旦那の本拠地には魔女狩りの楔という装備もあったりするのでそれも逃がせません。

カルデア礼装の上から楔を纏うと、キャスターの攻撃に対してダメージを大幅に減少させることができるのでうま味です。

なんでジャンヌのオルタである邪ンヌの本拠地にそんなもんがあるんですかねぇ・・・・

 

>あなたは息を切らしながらなんとか立っている。

>そしてそんなあなたを見て、アルトリアは感心した表情をする。

 

「まさか私に攻撃を当てるとは・・・よく鍛錬に励んだな。マスター。メイドとして主の成長は喜ばしく、同時に誇らしいものだ。」

>アルトリアはどことなく胸を自慢げに張っているように思える。

>アルトリアの好感度が上昇した。

>ストレス値が上昇した。

>あなたは黒鍵の使い方を完全に理解した!

>トロフィー『物好き代行者』を獲得した。

>トロフィー『邪教徒』を獲得した。

>洗礼詠唱(外)を習得した。

 

 

 はい、ようやく(仮)が外れましたね。

ぬわあああああん!疲れたぁぁぁぁぁん、もう!

これで黒鍵を問題なく投げられます。

ここまで来るのに5日使いました。

結構長かったですね。

それだけ黒鍵は扱いが難しい礼装なのでしょう。

 

 ではとりあえず風呂に入りに行きますよー、イクイク!

 

>あなたはシミュレーション室を出ると扉の前にロマニが居る。

 

 ファッ!?

なんでいるんですかね?

お前、俺の事好きなのか?(勘違い)

 

「元昭くん、お疲れ様。その様子じゃ物にしたみたいだね。」

>ロマニはあなたを労う。

 

 部下を労うロマニ兄貴は人間の鑑。

こんな善人を最終局面で消してしまうゲームがあるらしい。

そんなゲームあるなら拝んでみたいものですね。

まぁこのゲームなんですが。

 

 それにしてもロマニは忙しいキャラなんでわざわざホモ君に会いに来るなんて珍しいですね。

なんの用でしょうか?

ぶっちゃけちょっと察してはいます。

 

「おっと、本題はそのことじゃなく別にあるんだ。実は・・・・さっき新たな特異点を観測したんだ。さっきまで鍛錬をしていた君には申し訳ないが、ブリーフィングルームに来てもらう。いいかな?」

 

 あっ・・・・(察し)

まぁそろそろかなと思っていました。

特異点発見後はすぐにレイシフトなんでその前に黒鍵を習得できたので良かったです。

 

では今回はここまで。ご視聴有難うございました。

 

 

 

 

 どこか中世的な教会の中、中の椅子などの内装は灰燼と化しており、外壁に何人もの焼死体が磔にされている。

 

 そしてそれをどこかつまらなそうに見つめる女性とその女性の近くに控える目の飛び出た男。

 

男は芝居がかって見える程大仰な仕草で話す。

 

「なんといい風景なのでしょう!我が聖処女を貶め、陵辱した者共の末路はッ!!なんと甘美で美しい恐怖に怯えた醜悪な表情ッ!」

 

そんな男を呆れたような目で見つめる女。

 

「そんなに良いものかしらね?これ。ただの焼けてる死体じゃない。」

 

そんな女に対してまるで自らの生徒に教え諭すかのように話す男。

 

「いいですかな?ジャンヌゥ・・・死体と言うのは生きている人間の死を前にした瞬間の湧き上がるような情動をありのまま表現した絵画よりも雄弁な芸術作品で「それ前も聞いたし飽きた。」そうですか・・・・・あなたが興味がないというのであればこの話はもうやめましょうか、ジャンヌよぉ・・・・。」

 

残念そうに肩を竦める男。

女はそんな男を気にも留めず、続ける。

 

「そんなことより私の関心は来訪者よ。それ以外は塵芥にしか過ぎないわ。」

 

その言葉を聞き、男も声を張り上げる。

 

「えぇ!それは私も同じ、我が友とよく似た少年が来るというではありませんか!であればその少年には目も当てられぬ程の惨状を見せてやらねばなりますまい。

きっとその少年もプレラーティのように喜んでくれるはずですっ!!」

 

「えぇ、頼んだわ。」

 

そう返事しつつ、女はため息を心中で吐く。

 

本来、女は自らが何者かを知ることはない。

 

しかし、聖杯を所持したことでとある世界の記憶を手に入れた。

 

そこから裁定者であるはずのクラスを復讐者に自己改造し、とあることを自らに誓う。

 

輪廻の輪に絡まり、終わりを繰り返す少年を救うと。

 

その為に自らの製造主であるこの男、ジル・ド・レには一つ嘘を吐いたのだ。

 

これから来る少年はあなたの盟友、プレラーティによく似た男であると。

 

あのバカが変わっていないのだとすれば、それは別に嘘ではあるが間違いではない。

なぜならプレラーティは薬によって狂気に陥り、『繋がってはいけない領域』に繋がった少年であるというではないか。

それは女の救いたい男の末路とそれに至るまでの過程と酷似している。

 

この嘘によってジルは少年の存在を盟友に近き者として歓迎する可能性が高くなる。

であれば自分の計画も問題なく進行できるのだ。

それにもし計画が崩れたとしてもいつものように私達がカルデアに負けるのは明白だ。

であればこのぐらい好きにしても良いのではないか?

 

「・・・・アンタはどっちみち繰り返してるんだからこのくらいの我儘くらい良いでしょう?」

 

ぼそりと呟く女。

 

女はある日考えついたのだ。

 

自分にとって大切な少年を救うにはどうすればいいか。

 

・・・・本当に大切なら自分の手元に置いてしまえばいい。

 

あの日ともに地獄へ行くと約束した少年。

 

そして約束を果たすことなく逝ってしまったあの人。

 

彼のためならば世界を敵に回すことなんて惜しくない。

人理など放り捨てたって構わない。

 

「見てなさいよ・・・・馬鹿マスター、私みたいな女と約束したこと、後悔させてやるんだから。」

 

黒い魔女は見えない天を仰ぎ、そう嘯くのだった。

 

 




昨日、ゲイツマジェスティを見ました。
我が魔王の夢がブレていなくてイイゾ〜これ。
ゲイツくんはやっぱかっこいいっすね。
海堂大樹はホモ、そしてそんなホモに気に入られる。
ゲイツは遠野だった可能性が微レ存?

ユゥユゥとアビーのかもは特異点でいっぱい出します。 
なので今回出番がなかったのは許してください!なんでもしますから!

魔女って誰でしょう・・・?(すっとぼけ)
勘のいい読者ニキなら少年が誰か、おわかりですね?

立香ちゃんとの約束はまだ果たせてません。
多分走者、育成に気を取られて忘れてますねクォレハ・・・・。
それがチャートに響くのか響かないのか楽しみですね。(白目)

ジオウを倒すのは俺の使命なんで、失踪します。

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