ごめんなさぁぁぁぁぁぁいい!!
「.....ひとまず現在位置を確認しなきゃね。アリスちゃん、現在地って特定できる?」
「人をGPS扱いしないでよ全く.....そこまで私も万能じゃないんだからもう....。」
二振りの剣を浮遊させながらアリスは周囲の地形と建物から推測を立てる。数分してようやく答えがまとまったアリスは答えを述べた。
「どうやらオルレアン城と呼ばれる地から南西の位置にいるみたい。距離もそこまで遠くないし一直線に殴ってもいいかもね。」
「ふむ.....アリスさん、オルタさんたちの場所は把握できたので?」
「ここから北東の位置.....いうなれば城下街付近にいるみたい。ロマニたちとの通信が取れればどうにかなるんだけど....。」
「グダグダ言ってても仕方無いでしょ。取り敢えず手っ取り早く完了するためにも目標はオルレアン城で!」
「「分かった(分かりました)わ。」」
目的地が決まった5人はひとまず当分の目的地であるオルレアン城へと足を運ぶため北東へ進路を向けるのだった......。
一方、分断された立香達は言うとおり北東の町外れに転移していた。
「.....いってて..。どうなってるんだ.....?」
「どうも何かに弾かれたみたいだな。」
「そこまで危惧することではないが一応、警戒はしておく。」
クロエたちと分断され覚醒した立香達だったが、人目のつかない林の入り口に一度移動し作戦会議を開くことにした。エミヤは弓を番えいつでも迎撃できるようにしており、ひとまずの安心は確保された。
「先輩、通信が回復しましたよ!」
マシュからの報告を聞いて二人はマシュのシールドの方に目を向ける。しばらくしてノイズ音とともにロマニの顔が写った。
『やーっと繋がった!!途中で誘導シークエンスが失敗して座標を特定できなくなって....。』
「多分、空にあるこの輪っかみたいなのの影響なのかな....。」
『輪っか.....?』
「はい、先p.....マスターの言うとおり空に何らかの術式で編まれたような円が浮かんでいるんです。」
『ちょっと待ってね......うん、こちらからも確認した。随時こちらで解析は勧めておくよ。』
ロマニはデータを確認すると早速簡易解析に移る。
『それでなんだが、現状クロエちゃんたちと連絡が取れないんだ。だからまずは合流を第一にしてくれ。合流が完了次第本格的に探索を始めるとしよう。』
「了解です。」
マシュの声を最後に通信はそっけなく切れた。
「どうやら、方針は決まったみたいだな。」
オルタが剣を鞘にしまうと出立の準備を始めた。エミヤにもこのことを伝え立香達も行動を開始するのであった。
そして再び舞台はクロエたちに映る。
オルレアン城を目指す途中、小さな町に来た。が、すでにその街は壊滅しており、まともな補給ができる状況ではなかった。
「全く......アリスちゃん、解析終わった?」
「ええ、これ、間違いなく魔力反応よ。しかもかなり濃度が濃い.....つい最近、いえ、数時間前に殺されてるわ.....。」
「やっぱりね....折紙ちゃんは救世魔王で全方位偵察を!アリスちゃんと天香ちゃんは私と一緒に迎撃スタンバイ、狂三ちゃんは先行してオルレアン城に潜って。後で寿命吸わせてあげるからとびっきり稼働時間長いやつで!」
「あらあら気前がよろしいことで.....二言はありませんわね?」
「忘れてたら全部吸っちゃっていいよ!その代わり連鎖式に響ちゃんと白狂三ちゃん来ることになるけどね!!」
「なんか裏があると思ったらやっぱりこれですわ!?」
狂三は渋々稼働期間5年分の影を生成し先行して潜入を命じる。そして自身も長銃と短銃を両手に持ち戦闘態勢を整える。数秒後、折り紙が何かを見つけた。
「っ....来ました!東方向より数10!うちサーヴァント反応5!」
「ヤーッパリ残党狩りに来たね.....天香ちゃん、やっちゃえ!」
「心得た......終焉に沈むが良い!!【終焉の剣】よ!!!」
すでにリチャージを終えていた天香の天使がその地を穿った。衝撃波で山が割れ、その射線上にいた空飛ぶ何か.....ワイバーンが半数は吹き飛んだ。
「くっ....突然何かと思えばいきなり宝具級の攻撃とは....おかげで貴重なバーサーク達が半数消えてしまったでは無いですか....この恨み、あなた達には死んでもらうしか無いでしょうね.....。」
「.....解析完了。フランス、そしてその旗、間違いないわ。あいつは救世の聖女ことジャンヌ!多分黒いしオルタでいいでしょ!どうせ恨み言ってるしアヴェンジャー認定!!」
「.....へぇ、この私を見抜くなんて。」
そう言いワイバーンの上から黒いジャンヌ....ジャンヌ・オルタが毒づいた。
To be continued.....
これから周期的になるしそこまでかかるとは思わないと思う。