Fate/Sprits Team   作:ふぇるみん

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箱クエは進んでいますか?自分はひとっつも進んでおりません!


第13節 復讐者は闇に舞う

銃撃音と打撃音が飛び交う戦闘空域。何度もリロードしていた狂三だったが霊力と自身の時間が切れてきたのか既に息が詰まっていた。

 

「はぁ....はぁ....これだけ一点集中しても.....ダメージを与えられないのはおかしいですわよ....?」

 

「ハハハハハハ!!!!バーサーク・ライダーの使うタラスクは魔力を与えれば与えるほど装甲は固くなるのよ!!その様子を見る限りもう息切れみたいね?」

 

「何を言いますか!!だったらこっちも第一の切り札を使うまででしてよ!!」

 

狂三は影を伸ばして街全体を覆っていく。周囲にいた取り巻きのスケルトンがどんどん倒れていき、バーサーク・バーサーカーと戦っていた立香達も少しばかり膝をついた。

 

「な、何....これ....!」

 

「少しばかり、時間をもらいますわよ!!【四の弾】!」

 

吸い上げた時間を使って弾を生成し自らの負傷を治療した狂三は弾切れしていたライフルを軒並みリロードした。尚これで先程吸った時間の殆どを使い果たしてしまっているのだが。クロエは一旦下がり同じくバーサーク・バーサーカーと対峙する折紙の元へ来た。

 

「折紙ちゃん、残りの霊力はどれくらい残ってる?」

 

「さっきまでオルタさんを抑えるのに全力でしたから....多く見積もっても3割かな....。」

 

「.......あいつを呼ぶか!!時間を稼いでくれ!!」

 

「分かりました!!」

 

アイツですべてを察した折紙は再び浮遊するとビットをすべて展開し一点に集中させる。

 

「【王冠】っ!これで落ちてっ!!」

 

残りの全霊力を持って放たれた極太のレーザーはバーサーカーに直撃はせずとも獲物を吹き飛ばし直接的な攻撃手段を奪った。だが、折紙も霊力切れでもう動けない。

 

「チィッ.....お願いだから早く気づいてよ....!!」

 

クロエとて自衛能力がないわけでもない。立香たちの援護もある中、バーサーカーは見向きもせずこちらに向かってくるあたり相当あの【王冠】を脅威と認定したらしい。そこらへんにあった棒を新たな獲物としてこちらへと向かってきていた。同時に狂三も流石に息切れのようで完全に背中合わせだった。

 

「あっはっははは!!!!どれほど早かろうと!!どれほど強かろうと!!私の前には無力なのよ!!さっさと焼かれてしまいなさい!!まあ、かわせたとしてもどこまで反応できるかだけど!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『......早い?今自分の方が速いって言ったよね?』

 

『......もう、呼び出すのが遅いんだから〜!』

 

 

「全く、遅いよふたりとも!!」

 

「....なるほど、たしかにこの二人は最大の戦力だね...。」

 

アリスに頼んで書いてもらった方陣から出てきたのはアストルフォと見慣れない銀髪の少女。しかしこの少女について、クロエは面識があった。

 

「あなたの事だからね、煽てれば速いと煽ってくるって踏んだから方陣にスピーカー制御を入れておいて正解だったよ。」

 

「ボクより速いサーヴァントがいるのは我慢ならないからね。」

 

全身が黒い体で覆われかろうじて顔だけがまともな感じの少女。対してアストルフォはカリゴランテの剣を素振りしており準備は万全なようだ。

 

 

「敵のいない地まで撤退するからそれまでの時間稼ぎ!出来る?」

 

「お安い御用さ。その代わりあっちに戻ったら存分に甘えさせてね?」

 

「そりゃもちろんいいよ!何だったら全員倒してくれたらいくらでもひっついてていいとも!」

 

「っ!?」

 

クロエの軽率なこの発言が彼女とアストルフォのエンジンに火をつけた。

 

「さて.....三人共、それと立香ちゃんたちも!一旦近くの街まで後退するよ!!」

 

「で、ですがここで戦力を減らしておいたほうが.....!!」

 

「死にたくなかったら下がるのよ!!!どうせ敵の本拠地は目の前!ならば今は戦力を整えて一斉に乗り込む方がいいわ!!だよね、琴里ちゃん!」

 

『ええ、少なくとも今は彼女の言うとおりよ。すでに半数のサーヴァントを撃墜できた今我々は十分な戦力を保持したままここまで来れてるわ。なら一旦下がって休憩したほうが後々のためにもなる。』

 

「そういう事だからドクター!!安全な街までの撤退経路を出して!!」

 

ドクターは示し合わせたかのように付近の地理図を出し一番最適な経路を示しだした。この場を二人に任せても大丈夫だと判断したクロエは真っ先に狂三をおぶり撤退の準備を始めていた。アリスも折紙を抱え下がる準備はできている。その後ろには天香が二人を守るように構えておりいつ来てもいいような状態だった。

 

「立香、判断を謝れば世界は滅ぶのよ!!」

 

「.....分かった、いったんさがろう!」

 

立香も決心したので全員が経路を辿って撤退していく。オルタは容赦なく追撃の指示を出そうとしたがやはり天香やアストルフォ、そして両腕に剣を構えた少女が追撃を許すはずもない。

 

 

「くっ.....。」

 

ここまで計画が狂わされたことにジャンヌは歯軋りをするのだった。

 

To be continued.....

 

 




どうも自分は物事のストーリーを進めるのが苦手らしい。
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