あれ実はアドリブです。介入させるつもりはなかったんだけどもまあ、こんな世界線があってもいいよねってことで永続的に介入してます。
永続的に介入してます←ここ重要
※今回結構時間飛ばしてます。あるイベントの構想があるので早めに消し飛ばしたい。決してキャストリアとキャルトリア構想ではない。
あれから数時間。立香達一行はキャスタークーフーリンと合流し大聖杯があると思われし地点である大空洞に向かっていた。その際、途中でシャドウサーヴァントと呼ばれるものと邂逅していた。
「くっ、まさか大空洞のサーヴァントにやられた奴らが全員残留思念がのこってシャドウサーヴァントになってるとでも言うの!?」
「狂三ちゃん、みんなを大聖杯までおねがい!私がここで食い止めるから!」
「クロエさん!?....だったら私も!」
「私にはこの子達がいるから!」
そう言ってクロエは懐からもう一つの触媒であるUSBメモリーを取り出した。と言うのもここまでの道中のことである。
クロエは一人寄り道して図書館らしき場所に来ていた。建物は崩落しているが辛うじてパソコンの電源は生きており何とかメモリは読み込める状態だった。クロエは中身を確認すべくそのメモリーをパソコンに差し込んだ。画面を開けてみてみると、
【触媒ファイル】
・H.A.D.E.S.
・Pay.
・Tol.
・Lur.
・Nep.
・A.L.I.C.E.
・Kyar.
・VTD.
・5th.
・???.
と映し出されていた。しかし、クロエはそのファイル群の中にひっそりと紛れていたそれを見逃さなかった。
「.....ん?無記名結晶....?まさかね....?」
最悪の事態ならば、このメモリーは切り札として使える。だが、この5文字がどうしても気になってしょうがないクロエはしばらくその場を動くことができなかった。が、次の瞬間、突如としてパソコンから光が溢れ、その周囲は電撃がバチバチと光っていた。
数秒して3本の帯が出てきたかと思えば一気に爆発し、それと同時にクロエは自身の体内からごっそりと魔力が抜ける感覚がした。煙を掻き分けてクロエが正面を見る。そして青ざめた。なぜならそこには.....。
「おい、遅いぞマスター....いやクロエ。まだボク達の手は借りないってことか?」
「この私が来たからには!万事解決です!」
「マスター!私の声、聞こえてる!?」
「......あっ....終わったこれ.....。」
目の前には受肉した3人の少女.....【キャロル】・【エジソン】・【クーロン】の姿があった。
クロエはなぜ呼び出されたかは知らないが来たからには手伝ってもらう腹積もりで現状を説明した。クロエの話を聞いて真っ先に理解したのはやはりと言うべきか。
「ふむ、魔術が主な技術源のこの世界でクロエたちの世界が崩壊するから手伝ってくれ....ですか、良いですねそれ!」
「ふっ、実働担当、技術担当、戦闘担当。バランスが良くて何よりだ。」
「狙ったように召喚されてますねそれ。」
「因みにみんなのクラスは何なの?」
クロエは思いついたかのように問うた。はてなマークを浮かび上がらせていた彼女たちは頭から絞り出すように考え込んだ。やがて出てきたのかそれぞれ頭を上げた。
「ボクはバーサーカーだね。理不尽極まりないが。」
「キャロル?それラビットタイプとフラグメントタイプの自分見てから言い直して?」
「オッケーわかった辞めろ。」
「まあちなみに私はキャスターですね。」
「私はルーラー・フォーリナーだったよ!」
「相変わらずのクーロンちゃんで安心した....。」
「なんで!?!?」
「だーれが光源からレーザー出すんですか、あんなの私でもできない技術ですよ?」
それぞれが言い合う中、ひっそりとメモリーを回収していたクロエは建物から出るべく出口の方へと向かっていく。
「あっ!クロエちゃん待って!」
「急がないといけないの!霊体化出来るでしょ!」
そう言ってクロエは全速力で空洞の方へと再度向かった。キャロルたちも後を追うべく霊体化し空洞へ向かった。
そして現在に戻る。立香達は既に大聖杯の方へ向かっているため姿が見えなくなっている。それを確認したクロエは見えてるかのように見渡す。
「居るんでしょ?出てきて!」
クロエが叫ぶと同時に左右に出てくる3人。
「さて、敵はあいつか。弱すぎて笑いそうだ。」
「キャロルさん?油断は禁物ですよ、クラス詐欺なんてしょっちゅうありますから!」
「とりあえずバテるまでやれば良いよね!?」
「頼める!?私は立香達を追うから片付き次第合流を!」
「「「分かった(よ)!!」」」
クロエは3人に指示を出して一人大聖杯のもとへ走って行った。それを見送った三人は各々の武装を取り出した。キャロルは電子蝶々を、エジソンはスタンライフル、そしてクーロンはライトとマイクを。
「「「さぁ、戦闘開始だ(よ)!」」」
三人にシャドウサーヴァントの相手を任せて狂三ちゃん達のもとに追いつくため大聖杯へと全力疾走していた私。さほど距離も無かったのかすぐに入り口が見えてきて私は更に速度を上げた。入り口をくぐるとそこには息を呑む光景が写った。
そこには精霊四人が総出で対面する姿があった。立香達も四人の援護をするべくその巨大なシールドで攻撃をはじいている。そして、その攻撃している主は持っている剣を光らせ今にも振り下ろしそうな光景が見えていた。条件反射で私は全員をこの場から帰らせるため、こう命じた。
「皆!!天使を!!!」
「皆!!天使を!!」
遠くから聞こえたその小さな声を四人は見逃さなかった。
「きひひひひっ!!ようやく私達の本気が出せますわね!!」
「クロエが言うのならば、こやつはそれを使うに値するとクロエが認めたのだ、最初から全力で挑もうではないか。」
「....ふん。私にとっては有象無象も甚だしい。」
「まあいいじゃない。でも、あいつには手を抜いたら私達でもただでは済まないわ。」
四人はそれぞれ自身の最強の矛である天使を顕現させる。それを見てマシュ達四人はそれぞれようやく彼女たちがどういう存在であるのか気づいたのか顔が真顔になった。
「えっ....天使って、もしかして.....。」
「ええ、そうよ。私達は大昔この地球に顕現してこの地を破壊し、最終的に消え去った精霊。その本人よ。まあ、実際精霊だからって肉体年齢が変わるのかと言われると答えはNoになるけど、少なくとも今の私達の記憶は死んだところまでしかないわ。それより!!あの女性の名前は何よ!剣は禍々しいし!さっきからモルガンとか言ってるし!」
最初は丁寧に説明していたが後からキレだした琴里に対し、オルガマリーは最後の言葉を聞き漏らしていなかったのかしばらく思案し、そして閃いたかのように叫んだ。
「モルガンってことはその剣士はブリテンのアルトリア王よ!それもおそらくその負の側面!!」
「ファァァァッツゥゥゥ!!アルトリアってあれでしょ!!アカン剣ビーブッパする剣士でしょ!?ファァァァッツゥゥゥ!!」
「刻々帝じゃ射程の割が合いませんわ!?」
「かと言って私の【最後の剣】でも.....。」
「私の【砲】は一応射程内だとは思うけど多分届かないわね。そのアルトリアが伝説のとおりなら私達の攻撃なんて全部弾かれるわ。」
「....アレがあれば問答無用で消し飛ばせるんだけど....。」
『そんなに悠長に話してる時間は無いみたいだよ!敵サーヴァントより膨大な魔力反応!』
ロマニからの報告を聞いた三人は瞬時に目の前のブリテン王を見る。そこには剣を真っ直ぐに構えたアルトリアの姿が....。
「ファァァァッツゥゥゥ!?アバババッバババあれを防ぐ手立ては私達には持ち合わせてないよ!?」
「マシュ!!」
「っ!.....はい!」
慌てるクロエを目の前に立香はマシュのシールドを思い出しマシュに叫ぶ。マシュはその意図を読み取りその巨大な盾を全員の目の前にドスンと構えた。
「嬢ちゃん、気を強く持つんだ、そうすればあいつの宝具は防げる。」
「はい!」
クーフーリンから助言をもらったマシュはここぞとばかりに盾をガシンと音を立てて目の前に展開した。
「覚悟は決まったようだな...!!エクスカリバー...モォォルガァァァンン!!」
負の王から放たれたそれは周囲を吹き飛ばしマシュのシールドを襲う。あまりの出力にじわじわと押される。が、それを立香が支え必死に食らいつく。
「マシュ、やるぞ!」
「はい!マスター!」
二人がかりで防いでいた宝具はとうとう使い果たしたのかその奔流は消え去った。
「ほう、防ぎきったか。流石はあいつが見込むだけある。」
「あいつ?」
クロエはアルトリアか発した言葉に疑問符を浮かべていた。見込み通り、それを彼女が述べていたならば誰かがうしろについている。
だがその考えは他ならぬ彼女によっておられようとしていた。
To Be Continued......
次でプロローグは終わりそう