Muv-Luv Alternative ハッピーエンドと退廃的な生活を目指す 作:白銀の勇者
またお前かよ、という方。また私です
今回からマブラヴの二次をやっていきますが、注意事項があります
作者はマブラヴオルタナティブは一通りやりましたが、結構前の事なので小説版を見ながら書いていきます。時間があればマブラヴオルタナティブをプレイして小説版に無い部分を確認していきます
次に、軍事関連等はあまり詳しくないので、ここが滅茶苦茶だ。という所がありましたらご指摘ください
あと、主人公の口調が安定するのに時間がかかると思われます
最後に。次回から前書きはTV版ナデシコのアバンみたいな感じになります
それでは、始まります
唐突な『転生』
「あなたは死にました。なので転生してもらいます」
「ごめんなさい。何言ってるのかさっぱり分からない」
辺り一面が真っ黒で何もない空間。その中に二人の女性がいた
一人は何処か神々しい雰囲気を纏っているが、一人は何処にでもいそうな女性だった
何処にでもいそうな女性が何でこんなことになったんだと記憶を探る
確か、大学から帰ってる途中、道路に転がっていたボールを取ろうと飛び出して、大型トラックに轢かれそうな子供がいて……柄にも無くその子を突き飛ばして助けて……そこから先の記憶がない
で、先程の女性の転生と言う言葉
「え?何?私死んだの?」
「言ったじゃないですか。死んだから転生してもらうって」
まだ結婚どころか彼氏も一度も作った事ないのにぃぃぃ!と膝をついて頭を抱える女性
「あれ?でも死んだんだから天国か地獄に行くんじゃないの?」
「あ~、実は私が居眠りしてたらあなたに関する重要書類を釜茹で地獄の釜に突っ込んでたらしく……」
「何で釜茹で地獄!?」
「あそこあったかいんですよ……何時も火が付いてますし。仕事が捗るんですよ」
地獄で仕事すんなよ……と内心突っ込む女性
と、ここで一つ気になることがあった
「そういえばあなたは?」
さっきから地獄とかなんとか言ってたけど、そもそもこの女性は何者なんだ?と疑問が湧き出た
「神ですけど?」
「…………えっと、黄色い救急車は……」
「遠回しに精神病院に連れていこうとするのは止めて!」
何故かポケットから携帯電話を取り出した女性は黄色い救急車を呼ぼうとするが、羽交い締めにされて止められる
離せ!という声と離すか!という声が暫くの間交互に聞こえた
「証拠!証拠見せるから!」
「証拠……?」
羽交い締めから解放されたが、片手には携帯を持っている
(自称)神の女性は指先を自分の真横に向けた
その瞬間、そこからにょきにょきと木が生えてきた
「ま、まさか……ゴールド・エクスペ○エンス……」
「違います。スタ○ドじゃありません」
スタン○じゃないなら……と、一応信用した女性
自分が死んだ記憶もあるし、まぁ信じてみてもいいかな。と
「ごほん。え~、まずはあなたに転生してもらうのですが……転生する先はマブラヴ オルタネイティブ……痛い痛い痛い痛い!!コブラツイストは止めて!」
「マブラヴ!?しかもオルタ!?よりによってか!?死ねと!?生き返った瞬間食われろと!?」
グギギギギ!と骨が軋む音が聞こえる
「死なないように特典を五つあげるから!」
「じゃあいいや」
と言って神をポイ捨てする女性
「へぶっ!?」
そして顔面着地。10.0点
「あ、なんか特典に決まりとかある?」
顔面を抑えて蹲る神のよこに座ってよしよしと頭を撫でる
「えっと……ガンダムとかでコロニーが欲しいとか戦艦が欲しいとかの特典はおまけで弾薬、燃料、食料等は無限にしておきます」
「結構サービス精神旺盛ね」
「そりゃあ、こちらのミスで死んだんですし……それくらいは」
「そう……じゃあちょっと考えさせて」
女性はそう言うと、う~ん……と言いながらウロウロとし始めた
そして、数分が経った後
「決まった」
「案外早いですね」
「取り敢えず、ナデシコCとエステバリスを全フレーム含めて五機、それと──────を頂戴」
「……死ぬ気あります?」
「無い!」
死ぬ気はさらさらない様子である
「で、次に遺跡と演算ユニット無しでのボソンジャンプを可能にして、ついでにオモイカネでのナデシコCの自動運行を可能にして」
「え、それで一つですか?」
「これで一つ」
最近の人って欲張りだな~……なんてボソボソと呟いていた神だが、女性は構わず特典について話す
「で、私をA級ジャンパーとIFS強化体質にして」
「まぁ、それくらいならいいかな?」
これで三つの特典が決まった
「四つ目はナデシコCと──────、それとエステバリスから他のエステバリスを遠隔操作出来るようにして」
「はい、大丈夫です」
そして、次が最後の特典
「最後は私がマルチタスクを使えるようにして」
「なんだか二つ目が欲張りすぎて最後辺りが普通に聞こえる……ちょっと待っててくださいね」
そう言うと、神は何処かに消えていった
ポツン。と残された女性はどうしようかと悩んだ後、寝転がって寝ることにした
ぐっすりと夢の中に入って数分後、神が戻ってきて女性を叩き起した
「なに~……?」
「えっと、特典ですけど、ボソンジャンプについては遺跡と演算ユニット無しでも出来るっていうのは元からのサービスらしいのでそこはカットしますね」
「ほんとサービス旺盛ね……」
「昔、それで色々とあったようで……」
確かにボソンジャンプは色々と面倒だものね……と呟きながら目をこすって起き上がった
「あと、注意事項ですが、あなた以外の人物がボソンジャンプすると死にます」
「あ、そこは普通ね」
「くれぐれも注意してくださいね」
あ、と声を上げる神
「それと、弾薬やエステバリスと──────のバッテリー、食料は無限になってます。ですが、ナデシコCに関しては相転移エンジンの都合上、どうしてもグラビティブラストとディストーションフィールドは相転移エンジン頼りになるのでそこは注意してください」
「分かった」
「それの、エステバリスの銃火器の弾薬ですが、弾切れはしますので、弾が切れたときはちゃんとナデシコで補給してくださいね。ナデシコには弾薬は無限にありますから」
神が懐からカンペを取り出し、なんどか見る
「まぁ、これくらいですかね」
そう言うと、神は懐から何かを取り出した
「え、なにそれ」
黒光りして、何かが飛び出そうな穴がある
「転生用の拳銃です。最近、落とし穴とかはテンプレになってきてるので……あ、グラビティブラストの方がよかったですか?」
「どっちにしても死んじゃうから!当たったら死んじゃうから!」
「それでは、楽しい第二の人生を」
ターン。と乾いた音が響き、女性がスッとその場から消えた
「いや、実弾なわけないじゃないですか。転生用の特殊な弾丸ですよ」
そんな神の声は女性に聞こえる筈がなかった
「さて、後はあのヒゲオヤジにこの書類を提出しないと……あれ?容姿?歳?……あ、聞き忘れちゃった……まぁいいや。こっちで適当に決めておこっと」
神もその場から消えていった
その空間には誰も居なくなった
──────の部分は最後の最後で分かるようにします。──────は最後にしか出さない予定なので
一応、ナデシコ知らない方のために本編の方でも簡略化した説明が入ります
次回から本格的にスタートです