下忍?いえ、上忍です。   作:駄文書き

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14話

早朝、カカシと俺はどう行動するかを決めていた。

監視に貼っていた影分身が一体やられた、自分から消さないと情報が伝わってこないため何が起きたか判断ができない。

 

自身の影分身がやられた、考えられるとすればガトーたちの襲撃、しかし奴らが今になっても襲ってこないのはどうも解せない。

 

今この状況は奴らにとって一番襲いやすい状況のはずだ、ならばどうして?

それとも人質が欲しいのか?ならばここに一人誰か置かないといけないがただでさえ相手は上忍レベルが2人だ下手に減らすの難しい。

この状況は動かしにくい。そしてやってしまったことがある。

 

ナルトが疲れてダウンしている。

やりすぎた。まさかここに来て倒れてしまうとは。

このままナルトが目覚めないとなると一人戦力が減るかといって無理やり動かすには忍びない。

 

ならばこうなった責任を自分が取ろう、俺だって一週間前の俺ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局チーム分けはこうなった。

タズナ護衛班カカシ、サスケ

 

ツナミ護衛班サクラ、ナルト(ただし現在は寝ている)

 

単独班フータ

 

現在、森の中を駆けているそろそろ影分身を貼らせていた場所につく。気を引き締めていかないといけないな。

霧が出てきた、しかしおかしい。流石にこの辺は霧が出ないのだが。

・・・つまりは、もう敵がいるのだろう。

 

足を止めて周りの気配を確認する。

無音殺人術《サイレントキリング》はしたことがないがこの霧をどうにかして克服しないといけない。

どこにいる?下か?後ろか?

分からない、どこにいる、そんな気持ちが焦りを生むが今現在焦らないでどうする。優雅に紅茶でも飲めというのか、焦ってはいけないという人物にいつもそう言ってきた、焦るときは無駄に心を抑えず心に従って動いたほうが良いそれがこの世界で学んだことだ。

 

例えば後ろにさっきを感じたらすぐに距離を取れ下手に勘ぐるな、自分が最初に感じたことを信じることが大切なのだ。

 

・・・しかし、殺気は全く感じない。ここまでのやり手なのか。

退避した方がいいか、いや

 

「(・・・・・ッ!!)そこだな!!」

 

「おっとあぶねぇな」

 

見つけた、一瞬だが捉えたらよく分かる、距離をとったら無理だがな。

声からして桃地や仮面のヤローではない、新しい手練か。

 

「んじゃこいつを使わせてもらうとするわ」

 

この濃い霧の中でも相手が何をしたかわかるほど濃いチャクラであった。

棒のように伸びている、とりあえずは土遁で動きを封じる。

 

「(【土遁・土流壁の術】)」

 

術を発動するときは相手を威嚇する意味なども込めて術名を言うがこの場面ではそれは悪手、無言で発動して相手を動揺させるのがベスト。

とりあえずは眼前に出して何かを振りかぶっている相手に合わせて防御を図る、

・・・・・・が、それはどうやら悪手だったらしい。

 

「おしい!」

 

「チッ!!」

 

土流壁を貫く音が聞こえるのと同時に回避を試みるが少し肩をかすってしまう。

少しずつ霧が晴れていくとそこには風遁を纏ったチャクラ刀があった。

 

チャクラには相性というものがあり土遁は風遁に弱い。

狙われたのだろうか。

いやそれより気になるものがある奴……いや額あてからして水の国の忍者だ。

あいつが持っているものそれは少し離れているところでも分かるあれは・・・

 

「あ?わかったか、そうだよお前のチャクラ刀だ」

 

やはり、と歯ぎしりをする。

コイツが拾っていたのか、そもそもコイツはなんでここにいるんだ。

何が起こったのかを探りに来たやつを殺す係りか

 

「そういえばお前らガトーとやりあってるんだっけか、俺は関係ないけどな」

 

心を読むかのようにコイツは喋る。

関係ない?どういうことだ

 

「俺達のビンゴブックに乗ってる賞金首にこんなところであえるとはなぁ?」

 

「…俺は抜忍じゃないんだがな、その組織をあとでぶっ壊しておいてやるよ」

 

「そいつは無理な話だ、なんせあんたの獲物はとっくに無くなってんだろ

予備も折れているんだろ」

 

どうやら影分身修行を監視されていたらしい。

確かに、この状態では少々戦いづらいな。だが、

 

「お前は一つ勘違いをしている」

 

「ん?」

 

「確かに俺は剣を重視した近接戦闘を得意としているだからこそ剣遁のフータなんて通り名もついた。だがな

 

 

水遁のフータってのも忘れないで欲しいな。【水遁・大瀑布の術】」

 

「(こいつ、いつのまに印を!?)グフッ!!」

 

オーバーキルになるだろうがこれぐらい品と気がすまない。

木に打ち付けられた男は肺から空気が抜けたのだろう動きが鈍っている、

まだだ、顔に手をかざし

 

「【水遁・鉄砲魚】」

 

「ッ!?ゴボッ!!ゲkkdr」

 

込めるチャクラの量を変えればまさしく鉄砲水にふさわしい威力が出る。

水は大瀑布に使ったものを再利用だ。

けどまだだな、俺を怒らした罪は重い

 

「【水遁・水龍連弾の術】」

 

「ハアッ!!ふざガボォ・・・!?」

 

そろそろ止めと行くか、チャクラ刀も落としてくれたし一撃で楽にしてやる。

 

「(こんな強さ・・・手配書に載ってなかったぞ!!とにかく今は逃げないと)」

 

運が悪かったよ、お前みたいな低級な忍に影分身がやられるなんてな。

運が悪かったよ、お前みたいなやつに危機感を抱いたなんてな

運が悪かったよ、お前みたいなやつにチャクラ刀が取られるなんてな

 

「許さないけどな」

 

俺は、戻らないといけないんだ平凡なあの世界に、理不尽なせいで連れてこられたこの世界から、あの夢を見て再認識したよ、まだ戻れる可能性はある。

自分の世界からこっちの世界に来たのだ、ならばこちらからも向かうことはできるはずだ、だから、お前みたいなやつに手間取っている暇はないんだ

 

「(なんだよあのチャクラ刀の長さ!修行の途中じゃあんなに・・・、

あれじゃまるで...)」

 

「【大水流斬】」

 

「(滝だ!!)」

 

その瞬間、森が震えた。




今回はフータ無双回。
今回出てきたのは水の国の上忍、ちなみに前作のと同じ忍びで慢心が弱点の水遁使い。今回は怒ったフータにフルボッコにされております。

オリ忍術

・水遁・水龍連弾の術
・・・かっこつけたけど水龍弾を連続で放っているだけという。

・大水流斬
チャクラ刀と今回の修行により使用可能となった必殺技。
その刃はすべてを貫く
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