暗く生い茂った森の中、そこに5人と目標がいた。
「・・・目標を補足、いつでもかかれる。」
「了解、捉える際は気をつけろ。無傷で捉えるんだ。」
「合図をしたら捕まえろ、
3、2、1、GO!」
カカシの合図にナルト達は目標を捉えんと走り出した。
駆ける、迫る、目標がナルト達に気がついたがもはや遅く既にナルトの手の届く範囲にあり目標はそのまま補足され………るわけには対象もいかず掴まれたあとも必死に抵抗し、がむしゃらに自慢の武器をナルトの顔に突き立てようとする。
その反撃を予測できなかったナルトの顔にそのまま・・・
「ニャー!」
「任務成功!っていたい痛い!」
いくつもの爪痕を残した。
………そう、今回のターゲットは猫。
迷い猫の捕獲であった。もちろん政治的に関係するとかではなく単なる迷い猫。
しかしこれもまた立派な任務の一つである。
「大丈夫か?獣の爪痕はすぐに手当てしなきゃやばいぞ。特に迷い猫だからどんなもんを持っていたかわからんからな。」
「はーい。」
脅しをかけるようだが本当に獣は何を持っているかわかったのものではないので気をつけて欲しい。
「いい加減すごい任務したいってばよ!」
そんな事をナルトが言いだしたのは今回の任務の目標を無事に依頼人に渡したあとであった。
ちなみにだがあの依頼人は多分また同じ依頼を出すだろう。猫との接し方がわかっていないからな、あれは蛇とかとのふれあい方だと思う。
しかしすごい任務といってもまだ下忍もいいとこのナルトやサクラができるすごい任務なんてあるか?
すごい死にたがりだ。
だが待てよ、早いうちに任務の恐ろしさとか教えたほうがのちのち安全な選択とかしてくれるか?
「まあいいじゃないですか、こいつもこんなにやる気になってんですし。
いざとなったら私が守りますから。」
どうやらかカカシも同じこと考えているようだしここは火影にお願いしてみるか。
「自分からもお願いします。こいつらにもいい経験になると思いますし。」
「・・・いいだろう、Cランクの任務をやってもらう。」
「ありがとうございます。(軽っ!)」
そのご任務内容を説明される。
どうやらとある人物を守る護衛任務のようだ。
そしてその守る人物が扉を開いて出てきた。
見た目はおっさん。ひげもはえている。
護衛になるナルトたちを見て心配していたがCランク程度なら大丈夫だろう。
名前はタヅナ。波の国まで送って欲しいそうだ。
………だが、波の国は確かかなり貧しい国だったはず。
この任務の報酬料だって馬鹿にならないはずだ。
そこまでして自分は襲われるという確証まであるというのだろうか。
………いや単に治安が悪いだけ、だよな?
「荷物をしっかりと確認しろよ、いらないものはなるべくというか絶対置いてこい。特にナルト、お前は怪我しやすいんだから無駄なものより治療用のもの入れておけよ。主に消毒とかな」
「フータ先生わかってるって。んじゃー出発!」
「なんであんたが仕切ってんのよ!」
「このバカ。」
「はいはい、喧嘩しない。」
相変わらずの仲の悪さで第7班は出発した。
・・・がここでフータは既に悪い予感がしていた。
Cランク任務に出てくる敵といえばせいぜい山賊程度なのだが明らかに別の存在がこちらを追ってきている。
そのことに気づいたためだ。
それを理解したあとぼそりと呟いた、
荒れるなぁ(涙)。