贈り物のその先に   作:灯家ぷろふぁち

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ガンビア・ベイの事を心配した提督が彼女の相談に乗っています。単にそれだけであれば別に良かったのですが…。


見逃されたサイン

 日の高さを見ると、夕刻まではまだ余裕がある。そんな時間帯に、艦隊が一つ、鎮守府に帰投した。

 旗艦を務める艦娘が点呼を取り、その場で一旦解散となった。

 その解散した艦隊の中には軽空母が一隻。ガンビア・ベイである。彼女はふう、と安堵のため息をついた。

「今日はありがとな。上空押さえてくれてて助かったよ」

 彼女の後ろから声をかけてくる者がいる、振り返るとそこにいたのは長波であった。

「あ、私も皆さんのお役に立てましたか?」

 控えめにそう聞くと長波は笑顔を浮かべて、

「あの状況であんだけやりゃ十分じゃない? おかげで損失出なかったようなもんなんだし」

 と、ガンビア・ベイの力量を素直に褒めた。

「そ、そうですか……」

 途端、ガンビア・ベイは照れたような表情になる。それを見た長波は微笑みをたたえたまま、

「ま、次も宜しく頼むよ。じゃ、あたしは先に提督に報告に行くから」

 と、ガンビア・ベイの肩をポンと叩いて去って行った。

(一歩前進、かな?)

 ホッとした気分とともにガンビア・ベイは心の中でそう呟く。彼女が苦手意識を持っている栗田艦隊のメンバーの内、その一人と艦隊を組んで無事に出撃任務を終える事が出来たからだ。

 

「ほう、それは良かったな」

 提督は執務室に据えられたソファに座り、斜め前のソファに座っているガンビア・ベイにそう言った。彼は先程帰投した艦隊のメンバーのうち、ガンビア・ベイからの報告は最後に回した。これは別に悪意があってそうした訳ではなく、彼女と話す時間を長く取りたかった為である。

 元々、ガンビア・ベイはかつての大戦における武勲艦ではあるが、悲惨な最期を迎えた艦でもある。帝国海軍から集中砲火を浴びせられて沈められたという経緯を持つ彼女は艦娘となった今も、日本の艦娘、特に栗田艦隊のメンバー達に恐怖感とも言える意識を持ち、着任当初から何かと怯えるような様子が目立った。

 戦力として期待してはいるものの、このままでは鎮守府の他のメンバーとの連携に不安が残る。それに、そんな状態で放ったらかしにしてしまっては彼女自身もここには居づらいに違いない。

 自分の権限で栗田艦隊の誰かと強引に組ませて慣れさせるという手も無くは無いだろうが、強烈なトラウマを持つ彼女にそんな事をしては却って逆効果だろう。そう思った提督はガンビア・ベイとの個別ミーティングの機会を設け、彼女の話を聞きながら解決の糸口を探る事にしたのである。

 そんな対話が数回程続いたある日、ガンビア・ベイの方から、「自分も栗田艦隊の誰かと出撃した方がいいと思う」と言って来たため、本人達の了承を取った上で、ガンビア・ベイが一番威圧感を覚えづらいであろう、気さくな性格の長波と組ませたという訳である。

 当の長波からは「別に混乱して変な行動を取ったりとかも無かったし、他と組ませても大きなトラブルを起こすような真似はしないんじゃないか」という報告を既に受けている為、提督としてもホッとしているところだ。

「で、これからはどうする? 俺としても連中と無理に組ませるつもりはないが……」

「そうですね……。あと、何回かは長波さんと……その後で、他の人と組めれば良いかなって思ってます」

 この反応を見る限り、状況は悪くは無さそうである。

「お前がそう言うのならその方向で考えようか。ただ、次に長波と組むのはある程度間隔を開けてからでも良いんじゃないかとは思うが」

「ええ……」

「とにかく、今日は疲れたろう。後はゆっくり休んでくれ」

 そう言って話を切り上げようとしたところ、ガンビア・ベイが声をかけてきた。

「あの、アドミラル……」

「うん? どうした?」

 提督が聞き返すと、彼女はおずおずと片手を差し出してきた。その手のひらの上には色とりどりの紙に包まれたキャンディが乗っている。

「えっと、これ、持って来たんですけど、いかがでしょうか?」

 そう言うガンビア・ベイの目には今までに見た事のない不思議な光が宿っているように見えた。期待を表す光とでも言おうか。

「ありがとう、頂くよ」

 提督は何の気も無しにそれを受け取った。些細な行動ではあったが、これがその後の話をややこしくする転換点でもあった。

 

 

 それから数日が経ったある日の事である。提督は休憩がてら庁舎の外に出て、そこで出くわしたとある艦娘と談笑をしていた。話題に一区切り付き、その艦娘は提督に挨拶をして自分の持ち場へと戻って行った。さて、俺も仕事を再開するか、そう思って執務室に戻ろうとした矢先、

「アドミラル」

 と声をかけられる。声のした方向を向くとそこにはいつの間にかガンビア・ベイがいた。

(コイツ、さっきまでここにはいなかったよな……)

 その点が不思議だったが、それ以上に彼女が不機嫌そうな表情をしているのが気になった。こんな表情をしているガンビア・ベイを見た記憶など提督にはほとんどない。

「何か、あったか?」

 と聞く。するとガンビア・ベイは、

「さっきの人なんですけど、ずいぶんアドミラルと仲が良さそうでしたよね?」

 と、妙な事を聞いてくる。その声のトーンもいつもより低い。

「うん? アイツはここに着任して結構長いからな。それなりにくだけた会話ぐらいはするよ」

「ふぅん、そうですか……」

 提督の回答を聞いた彼女はそうつまらなそうに言う。

「それがどうかしたか?」

「いえ、何でもありません。それでは失礼します……」

 そう言ってガンビア・ベイはその場から立ち去った。

(どうしたんだ、アイツは……)

 提督は内心で首をひねるしかなかった。

 

 別の日の昼休憩の時間、提督が今日の昼飯はどうしようかと考えていたところ、複数の艦娘から、食堂で一緒に食べないか、と誘われた。特に断る理由も無い為、昼食は彼女達と食堂へ移動して摂る事になった。皆で食事をしながらの会話も盛り上がり、結局昼休憩の時間一杯を提督は食堂で過ごした。

(やはり、ああいう時間も楽しいものだな)

 そう考えながら執務をこなしているとガンビア・ベイが執務室に入室してきた。入室前のノックの仕方から、入室時のドアの開け閉めまで、どこか乱暴さを感じさせ、いまいち彼女らしくない。

「前回の出撃についてレポートをまとめましたので提出にあがりました」

 そう言いつつ書類を差し出すガンビア・ベイの声には苛立ちが紛れているような気がする。

「ああ、ご苦労」

 と言いつつ書類を受け取る提督は彼女に何かあったのかなどと考えた。

「長波と組むのはこの出撃で二回目だったよな。あいつからは別段問題無かったという報告を受けている」

 提督の話を聞いているガンビア・ベイは無表情だ。

「後で時間を設けて詳しく話を聞こうとは思っているんだが、ひとまず簡単に聞いておきたい。お前自身は今回長波と組んで何か不味いと感じたことはあったか?」

 そう問われたガンビア・ベイは、

「いいえ、特にそういった事は……それよりも」

 と言って机ごしに身を乗り出して提督に顔を近づけ、

「なにか、今日の食堂で他の子と楽しそうにお昼ごはんを食べていましたよね?」

 と、全く関係のない事を聞いてきた。何だコイツは、と思いつつも提督は答える。

「うん、あいつらに誘われてな。部下と交流が出来ればそれに越した事は無い訳だから」

「そう、です、か……」

 そう呟いた彼女は「それでは失礼します」とだけ言って執務室を出て行った。入室時よりも心なしかドアの扱いが更に乱暴になっているように提督には見えた。バタン、と大きな音を立てて閉められたドアを見つめたまま、彼はしばらく唖然とする他なかった。

 

 更に別の日、提督は執務室の書庫にしまっていた資料を確認しようと思い、椅子から立ち上がったところ、そのタイミングで突如としてガンビア・ベイが勢いよくドアを開けて執務室に入ってきたと思ったら、提督の机を叩いた。驚いている提督に険しい表情を向けて彼女は言う。

「アドミラル……昨晩は艦娘の皆さんと飲み会だったそうですね!? 間違いを起こしかねない行動をするのはどうかと思いますよ? もう少し身の回りに気を使うべきです!」

 この日の前日、一部の艦娘達と集まって飲んでいたのは確かだが、それはガンビア・ベイには関係の無い事柄のはずだ。一体コイツは何を考えているんだ、と思いつつ、

「間違いも何も、別にあいつらの事はそういう目じゃ見ちゃいないぞ?」

 と答えると、ガンビア・ベイは更にこう聞いてきた。

「何で私に嘘を吐くんですか……。それに、あの人達だってアドミラルを狙っていないなんて断言出来ないでしょう? 次の飲み会の約束ももうしてるそうじゃないですか!?」

 流石に提督は眉をひそめた。あのおとなしいガンビア・ベイが、自分の上官が飲み会に出席した程度で何故ここまで感情的になるのか。大体、最近の彼女は提督の行動や予定についてやけに細かく把握しており、どうも薄気味悪い。

「あのなあ、お前が俺の行動に一々チェックを入れるのは流石におかしいだろ? お前が俺に対してそこまでするような義理なんか何も無かったじゃないか」

 提督もこれまではガンビア・ベイの性格を考えて控えてきたが、流石に今回ばかりは苦言を呈した。その途端、

「何も無い……? ふざけないで下さい!! 大アリです!!」

 と彼女は叫ぶように言った。その体は震えている。

「アドミラルは私の事が好きなんですよね!? だったら私達、相思相愛じゃないですか!! 何で好きな人が他の子と仲良くしているのを黙って見てる必要があるんですか!?」

「……はっ!?」

 突然、出自の不明な前提がガンビア・ベイの口から飛び出し、少なからず混乱する。提督と彼女が果たしていつ相思相愛になったと言うのだろうか。

「しらばっくれないで下さい!!」

 ガンビア・ベイは提督を更に問い詰めるつもりでいるようだが、そんな事をされても提督にしてみれば答えようが無く、困惑するしかない。

「俺はお前の事が好きだなんて言った事は一度も無いぞ!?」

「言ってなくても気持ちはちゃんと伝わってます!!」

「……?」

 いよいよ訳が分からない。そんな気持ちをガンビア・ベイに伝えた記憶が無いどころか、そんな気持ちを抱いた記憶すら無い。先程とは一転して、ガンビア・ベイはうつむき気味に弱々しい声で訴えかけて来る。

「私のキャンディ、受け取ってくれたじゃないですか……」

「キャンディ……?」

「忘れたとか言いませんよね? 初めて長波さんと出撃して、帰投した時に私がキャンディを渡したじゃないですか……」

(もしかして……)

 提督は思い出した。ガンビア・ベイに長波と出撃した際の経過や本人の気持ちについてヒアリングをしていた際、その終わりぎわにキャンディを渡された事を、である。

「あれって私の気持ち、受け取ってくれたって事ですよね……? 私の事、好きって事ですよね……?」

 ガンビア・ベイの目つきは真剣そのものだ。悲痛と言っても良い。提督自身は軽い気持ちで受け取っただけなのだが、ガンビア・ベイに取っては決してそうではなかった。あのキャンディは単なる差し入れではなく、ガンビア・ベイの提督に対する恋慕の情もが同居した代物だったのである。そんな物を受け取れば、それは相手の気持ちをも受け取った事と同義だ。もはや、自分の取った行動は、単に彼女の善意に甘えたというような、そんなレベルでは済ませる事の出来ない物であったという事を、提督はようやく理解した。

 彼は下を向いてガンビア・ベイから目線を一瞬外した後、改めて顔を持ち上げ、彼女の目を見つめて言う。

「俺はそんなつもりでアレを受け取った訳じゃない。そういった所までは気が回らなかったのは悪かったが、たまたま差し出されたから受け取ったというだけの話だ。お前の気持ちまで受け取ったと考えてしまっているのなら、それについては謝る」

「そ、んな……」

 ガンビア・ベイの顔がみるみる青ざめていく。これは提督が彼女の想いを拒絶したという事に等しい。

「嘘……嘘ですよ、ね……?」

「嘘じゃないんだ。俺の正直な気持ちだよ。どうも俺はお前に勘違いをさせてしまっていたみたいだな。飴玉を受け取った件については単に俺の気まぐれだと思って欲しい」

 そう言ってひと呼吸置いた後、提督は「すまん」とだけ言った。

 だが、ガンビア・ベイにとって、提督の言い分は到底納得出来るような物では無かった。

 まるで我が事のように親身になって自分の悩みや苦しみについて聞いていてくれていたではないか。自分を救う為に様々な手助けをしてくれているではないか。上官だからという理由だけでそこまでするとは思えない。

(いつも私の隣に寄り添ってくれていたじゃないですかアドミラル……あれがただの気まぐれのはずが無いですよね?)

 すっかりうつむいてしまい、ここまで考えてしまっているガンビア・ベイにいきなり諦めろと言っても無理があろう。そんな中、提督はこう続ける。

「ただな、俺がお前の心配をしているのは本当だ。好きかどうかという話は別として、お前の面倒はきちんと見ていくつもりでいるからそこはどうにか安心して欲しい」

 自分のミスを自覚した上で、相手をフォローする為に言ったのであろうが、こんな発言をした時点で、提督は更に判断を誤っていたのかもしれない。

 この直後にゆっくりと顔を上げたガンビア・ベイの目には、先ほどまでとは打って変わったような力強さが宿っていたからだ。

「……これから私の事を好きになる……ううん、私の事を好きになっても、ずっとずっと面倒を見てくれるという理解で良いんですね?」

 彼女の解釈にズレがあると感じた提督は少なからず慌てる。

「何もそこまで言った訳じゃ……」

「そうじゃないと言った訳でもないじゃないですか」

 ガンビア・ベイはそう言いつつ足を前に踏み出した。

「『好きかどうかという話は別』って言いましたよね? ……つまり、アドミラルが私の事を好きになってくれる可能性もあるという事ですよね?」

 ガンビア・ベイがゆっくりと歩みを進め、正面から提督にそっと寄り添った。これまでの彼女であれば決して取らなかったであろう行動だ。

「My knight……アドミラル……。……どうか、どうか私の事を好きになって下さい。私はアドミラルの事がどうしようもなく好きなんです。確かにアドミラルは私が単に勘違いしていると思っているのかも知れません。ですが、誰が何と言おうと私は本気です。その事を分かって欲しいんです。いえ、分かってもらいます」

 そう言う彼女の瞳は大きく見開かれ、提督以外を視界に収めていない程に真っ直ぐなものであった。まるでグローリーホールのごとく全てを吸い込むかのようなその視線に提督は思わず寒気を覚える。

「待ってくれ。少しは、冷静になってくれ」

「冷静……? 私は、冷静ですよ」

 そう言ったガンビア・ベイは視線を外さないままにそろりと、提督から離れた。

「別に今すぐって訳じゃないんです。いずれ好きになってくれれば、それで、良いんですから」

 ガンビア・ベイは最後にそう言い、ふわりとした挙動で執務室のドアを開け、そのまま退室した。

 その場に残された提督の心境は暗澹たる物だった。自分が無意識に取った何気ない行動が、自覚も無いままに一人の艦娘を妄執とも言うべき世界へといざなってしまったという事を、理解せざるを得なかったからだ。

 

 翌日。会議を終えた後で執務室に戻る提督の視界が認めたのは出撃へ向かうガンビア・ベイの姿であった。その表情からはこれまでにあった気弱さは影を潜めていた。

「これだけは、諦めませんから」

 すれ違いざま、ガンビア・ベイは提督にそう囁いた。いつも、「無理無理」とばかり言っていた彼女のこの姿勢を果たして進歩といって良いのかどうか、自分を諦めさせるにはどうすれば良いか、去って行く小さな背中を見ながら提督はそんな事を考える。

 とは言えガンビア・ベイの事ばかり気にかけている訳にはいかない。彼女の件はいかにも不味い状況だが、提督が面倒を見てあげなければいけない艦娘は他にもいる。その中にはガンビア・ベイと同じレベル、あるいはそれ以上に深刻な心の傷を抱えている艦娘だっているのだ。

 

「そうか、じゃあ今の所は問題は無い訳だな?」

「うん、まあ一応与えられた役目は出来てると思ってる。……確かにあの子達はウザいけど」

 提督の目の前にいるのは防空巡洋艦アトランタ。ガンビア・ベイと同じく出身はアメリカである。まだこの鎮守府においては新人の部類に入る。アメリカ当局からは「実力は十分にあると見ているが、どうもウチや日本の艦娘に苦手な子がいるようだ。出来る限りフォローをしてあげて欲しい」と頼まれている子でもある。

 他の艦娘からの報告を聞く限り、訓練や軽度の哨戒任務において問題は無いという。むしろ持ち前の高い防空能力だけでも十分に戦力になり得るとも聞いている。となれば問題となるのは他の一部の艦娘に対する深刻な苦手意識な訳で、そこを何とか解消出来ないかと思い、不定期ではあるものの、個別で彼女と会話する機会を設けているのである。

 今日もまた執務室にあるソファに座り、斜め前のソファに座っているアトランタの話を提督なりに丁寧に聞き取っていた。

「ま、ウザいのがいるのはどこも同じだが……でもお前の場合はそれどころじゃなかったろうしな」

 提督はそう言う。彼だってかつての大戦でアトランタがどのような最期を迎えたのかぐらいは流石に知っている。

「悪いヤツじゃない、とは思ってるし、あんまりムカつかないで済ませたいんだけどね……」

「怖い、と言う感じじゃ無いのかな?」

 そう話を繋げる提督に対して、アトランタはテーブルを見つめ、ほんの少し首を傾げながら、答える。

「それは、もうあんまり無い、かな……?」

「そう思えるなら、今は良いと思うがね。お前がここに居てくれれば、こっちとしても心強いからな」

 アトランタはふと提督の顔を見た。気のせいか普段の暗い表情が少しだけ晴れて見える。

「まあ、今の所はこんなもんだろう。このまま地道に進んでいけば良いと思うけどね、俺は。とりあえず、今日はもう休んでいいぞ」

 そう言って立ち上がろうとした提督に対してアトランタが声をかけた。

「提督さん」

 彼女はそう言って片手を提督に伸ばしてくる。その手のひらに乗っている物を見て彼は既視感を覚えた。

「あたし、今日はキャンディ持ってきたの。食べる?」

 彼女の目を見れば普段と異なる光が静かに灯っていた。その光には見覚えがある。

「……………………」

 提督は言葉に詰まってしまった。

 

 彼の背中をヒヤリと、冷たい汗が流れ落ちた。


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