特典で稼ぐ王者   作:ボルメテウスさん

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今回の話はガンダムラザーニャさんが担当したパートです。
次回の2パートは私がやらせてもらいます。



第12話 眠れる雷

「キヒヒ、お前たちが俺の相手カチャ?」

 

善逸、武、エレファント、スナッパーは歯車の怪人の前にする。

 

「そういうことになるな」

 

「そういうことだから、頼むぜルーキーども!」

 

「おっ、任せてくれ!

それにあんたらと四人でなら、あいつも怖くねぇぜ!」

 

「おいちょっと待てよ!?

それ俺も含んでんだろぉっ、ざけんなよ!?

俺めっちゃ弱いの知ってるだろぉ!?」

 

三人は戦闘態勢に入りながらそう言うが、善逸は泣き喚く。

 

「おいおい、大丈夫だって!

お前本当は結構強いんだって、俺が保証するから!」

 

「はっ、ふざけんなよ全然強くねぇよ!」

 

「…お前のとこも大変だな坊主」

 

「まぁいつものことだけどな」

 

「…話は終わりカチャか?」

 

武たちが話をしてる最中に、怪人が痺れを切らして身構える。

 

「なら、こっちから先に行かせてもらうカチャ!!」

 

「っ、来るぞ!

構えろぉ!!」

 

怪人は大量の歯車を投げつけ、それを避ける。

 

「この歯車、結構数あるな…!」

 

『キューブハリモグラ~!』

 

ハリネズミ型のジュウオウキューブ、キューブハリモグラを取り出したエレファントはジュウオウバスターに装填し銃にし、次々と飛んでくる歯車を撃ち落とす。

 

「ならこっちも!

時雨蒼燕流 守式 七の型 繁吹き雨!!」

 

武もそれに続くように巨大な水飛沫を上げて歯車を弾き返す。

 

「全部当たらなかったカチャ…、だがこれでもどうカチャ!」

 

怪人の言葉と共に無人の車やトラックなどの乗り物が独りでに動き出した。

 

「こんなことあるぅ!?」

 

「キヒヒ、俺の歯車は機械に寄生することで操り暴走させる能力なんだカチャ!!

くらえぇ!!」

 

車やトラックがすごい勢いでエンジンを吹かせて突っ込んでくる。

 

「くっ!」

 

武たちは轢かれないように避けようとするが、大きさに加えて凄まじい速度で突っ込んでくるので避けるのが困難だった。

 

「ちっ、避け切れねぇぞこいつは!」

 

『キューブセンザンコウ~!』

 

エレファントはセンザンコウというアルマジロに似た生き物のジュウオウキューブ、キューブセンザンコウを取り出してジュウオウバスターに装着させてチェーンソーのような剣にして真っ二つに切り裂く。

 

「うおおおおおっ、釘パンチ!!」

 

スナッパ―は膨れ上がった片腕で乗り物を殴りつけ、三発ほどのクレーターができるほどの衝撃を与えて爆散させる。 

 

「時雨蒼燕流 功式 一の型 車軸の雨!!」

 

衝突せんとする乗り物に向かって突っ込んだ武はキラメイソードでタイヤを抉るように突き刺し軌道をずらし他の乗り物にぶつけさせる。 

 

「あ”ぁーーーーーーーーーーっっっっっっ!!!!!!!!

来ないでっ、来ないでくれぇっ!!

やーめーてーーーーーー!!!」

 

三人が乗り物を破壊して攻撃を防いでる間に、善逸は向かってくる乗り物から汚い高音をあげながら逃げ回っていた。

 

「しまっ、善逸!!」

 

「あの黄色いの、真っ先に逃げやがった!

どんだけビビりなんだよ!?」 

 

「援護に回ろうにも、俺たちにはそう言う余裕はなさそうだぜ?」

 

エレファントの言う通り、乗り物たちに行く手を遮られてるため、援護に向かうことができない。

 

「キヒヒ、まずはあの黄色のやつからだカチャ!」

 

「ちょっ、こっちに狙いつけんなよ!?

ちょっとで良いから一人にしてくれよちょっとで良いからーーーっ、うがっ!」

 

必死で逃げ回る善逸だったが、地面に足を引っかけて転んでしまう。 

 

「ひぃ!」

 

すぐに立とうとするが、恐怖の余り足が震えて上手く立てないでいる。 

 

だがそうしてる間に、乗り物が迫ってきた。

 

「ひっ、ぃあ…っ、…あっ」 

 

マスクの下で泣き崩れる善逸は後退りするが、それでも恐怖のあまり気を失ってしまう。

 

それを見て怪人は乗り物に操作して、最高速度で善逸を轢こうとした。

 

しかし、当たる直前で善逸は消え、同時に乗り物に何発もの風穴が空いて爆散する。

 

その直後に善逸はキラメイソードを居合のように構えた状態で降り立った。

 

「おっ、あいつ本領発揮したみたいだな。

寝てるけど」 

 

「ぐっ、何だこいつ…!

こうなったらこいつらをくれてやるカチャっ!!」

 

怪人の言葉に、武たちを囲んでるやつとは別に、他の乗り物たちが凄まじい勢いで善逸に向かいをどこにも逃げられないように周りを塞ぎながら走る。

 

「くたばれカチャ!!」 

 

「…雷の呼吸 壱の型改・風式 霹靂一閃・嵐!!」

 

当たる寸前、善逸が勢いよくキラメイソードを横薙ぎに振った途端に、雷を帯びた嵐が巻き起こり、容赦なく乗り物を吹き飛ばしていく。

 

「なっ!?

今ので操ってた乗り物が一瞬で!?」

 

「おいおい、あいつがその気なら、俺も負けてられねぇな!」

 

地面を思い切り殴ると、殴ったスナッパ―を中心に地面が溶岩のように歪み、乗り物が沈んでいく。

 

それ故いくらエンジンを吹かしてももうこれ以上動けない。

 

「助かるぜスナッパ―!

おい青いの、今のうちに畳みかけるぞ!」 

 

「わかったぜ!」

 

『キューブキリン~!』

 

武はキラメイソードに雨の炎を纏った上で小次郎を召喚及び前進させて巨大な波を作りながら怪人に向かって突っ込み、キューブキリンを装填したジュウオウバスターを狙撃銃のように構える。

 

「くっ、こっちに来るなカチャ!!」

 

「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃 六連!!」

 

大量の歯車を投げつけるが、善逸が二人の露払いをするように一瞬で歯車を切り裂く。

 

「なら、これはどうだカチャ!!!」

 

怪人は今までにないほどの巨大な歯車を召喚し、それを投げつける。

 

「悪いが、てめぇはここで終わりだぜ?

…3連熱釘パンチ!!」

 

スナッパ―は赤化し膨れ上がった腕で思い切りパンチを喰らわせ、歯車が原形を留めないほどまで融解させ消し飛んだ。 

 

「ありがとな二人とも!

…時雨蒼燕流 特式 十の型 燕特攻スコントロ・ディ・ローンディネ!!」

 

「そこだ、狙い撃つ!」

 

二人の攻撃により大きく切り裂かれ、撃ち抜かれた怪人は倒れ込んだ。

 

「こ、これほどとは、カチャ…」

 

「悪いな、これで緊急時には共闘するようにしてるから、簡単には負けないんだ」

 

武はそう言うと気を失った怪人から宝石を採掘し、スナッパ―は地面を元に戻す。 

 

「よっ、お疲れだな青いの!」

 

「あぁ、あんたらもな!」

 

 

 

「…んがっ!

あれ、もう終わってる!?

ぎゃーーーーーっ熱い、クッソ熱すぎるよぉ!!!

何これ、もしかしてそこのゴリラさっきマグマの力使った!?」 

 

「…お前はもうずっと寝てた方が良いんじゃねぇか?」 

 

エレファントと武は互いを労い、スナッパ―は呆れながら騒ぐ善逸を見る。

 

「…とりあえず、俺たちは終わったけど、士郎たちは大丈夫なのか?」 

 

「それだったら他のジュウオウジャーのメンバーもそうだけど、いろはちゃんと切歌ちゃんも心配だよぉ!」

 

「心配するなよルーキーども、俺らのとこだってそう簡単には負けねぇよ。

 

だからお前らのところの奴らのことも、信じてやれよ」

 

「そうだな、確かにそうかもしれねぇよ」

 

話が終わって、武たちは他のメンバーの下へと向かった。

 

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