特典で稼ぐ王者   作:ボルメテウスさん

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第18話 本能覚醒

「堕天使の調査?

別にそれぐらいは良いけど」

 

普段の仕事を終わらせると共に、ジュウオウキューブから来た連絡を聞きながらりんねは頷く。

 

「さてっと、堕天使堕天使ねぇ」

 

「なんですか仕事ですか?」

 

そうしていると、めぐみんはクラッ化ー石のカナッペをシャリシャリと音を立てながら、食べていた。

 

「仕事だよ。

堕天使がいるそうだから、動きを探ってくれだって」

 

「堕天使の?

悪魔からの依頼ですか」

 

「面倒ですね。

最近はあの偽物転生者の所為で、ただでさ困っているのに」

 

そう言いながら、次々と食べていくが

 

「あっダークマターチョコレート」

 

「んっなんですかそれ?」

 

そう言いながら疑問に思って、カナッペの上に載っているチョコレートを見つめる。

 

「トリコが戦いの時に丁度良いって言っていた奴だぞ」

 

「・・・あのトリコが?

待ってください、それって」

 

「なんでも味は良いし、小さいから食べやすくて、しかも一口でカロリーをかなり補給できるって」

 

「なぁ!!」

 

その言葉と共に持っていたカナッペを思わず、地面に叩きつけた。

 

「そういう事を早く言ってください!!

えぇ、私、結構食べたんですけど!!」

 

「まぁ大丈夫だろ、成長期だし」

 

「いや、かなりありますよ」

 

そう言いながら、悔しそうに地面を叩いていた。

 

「とりあえず、さっさと堕天使を探すぞ」

 

「うぅ、私の体重」

 

そう言いながら、項垂れているめぐみんを連れて、残りの三人と合流する。

 

「んっよぅ、リーダー」

 

「遅かったな」

 

「あっクラッペ食べますか?」

 

「・・・・」

 

合流した三人からクラッペを見つめためぐみんは

 

「それ、かなりカロリーありますよね」

 

「んっあぁ」

 

「結構美味いからな」

 

「なぁ!!」

 

その話を聞いた瞬間、クリスだけがショックを受けているようだが、他の二人は何事もないように言っていた。

 

「何か問題でも?」

 

「まぁ、女にはつらい話じゃないのか、たぶん」

 

そう言いながら、落ち込んでいる二人を連れて、堕天使の動きを探る事にした。

 

「さて、堕天使は教会にいるのは分かったな。

あとはどうするかだな」

 

そう言いながら、その探索は以外にもあっさりと分かってしまった。

 

ジュウオウイーグルに変身したりんねはそのまま上空から怪しい箇所を探り、聴力に優れためぐみんによって怪しい音を探る。

 

そして、トリコとクリスは情報収集を行いながら、クロウが遠距離から怪しい奴がいないか見張っていた。

 

そうした連携もあり、1時間も経たない内にその尻尾を掴んだ。

 

「まぁ、一般人には魔法では誤魔化されるからな」

 

そう言いながら、下手に手を出せなかった。

 

「まぁ、とりあえず報告だけでもっ」

 

そう言おうとしたが、ジュウオウイーグルの目の前に赤い光が通り過ぎる。

 

同時にその場を翻して、攻撃したと思われる場所を見つめる。

 

「あいつは士郎?」

 

そこにはキラメイレッドがその手にキラメイバレットで次々と攻撃を仕掛けていた。

 

見ると、他の場所にいた仲間達も他のキラメイジャーからの攻撃を受けていた。

 

「・・・なんか可笑しい」

 

そうして全ての攻撃を受け流しているが、奇妙な疑問があった。

 

「キラメイバレットだけしか、なんで攻撃しないんだ?」

 

それらの攻撃を受け流しながら、士郎の特徴を思い出す。

 

相手によって、その攻撃を変えるはずの士郎が馬鹿の一つ覚えのようにキラメイバレットでの攻撃を続けていく。

 

それも様子見ではなく、本気で行うように

 

「斬の時と同じか」

 

その決断をすると共に確かめるように急降下して、キラメイレッドに向かって突撃する。

 

光り輝く銃弾が次々とジュウオウイーグルに向けて放たれるが、空気を切り裂く音と共に、その全ての銃弾を避けていく。

 

「はああぁぁ!!」

 

そして放っていくキラメイレッドに向けて、鋭い一撃が突然襲い掛かる。

 

「っ!?」

 

「余所見をしている場合ですか」

 

その攻撃を放ったのは、ジュウオウシャークだった。

 

「めぐみんっ!!」

 

「なんとか合流できましたかっ!」

 

背中にはこれまで見た事のない小さな背びれがある。

 

そんな彼女を背後から襲い掛かるキラメイブルーが襲い掛かる。

 

だが、瞬時に地面へと倒れ込むと、まるで水の中へと飛び込むように入り込んでいき、そのまま姿を消す。

 

「おらぁ!!」

 

同時に聞こえる声にキラメイレッドは見つめると、こちらに向かって吹き飛ばされるキラメイイエロ―の姿だった。

 

それを見て、二人はそのまま避け、キラメイイエローはそのまま地面へと叩きつられる。

 

「まぁ、普通のパンチならばこの程度だな」

 

そう言いながら、まるでライオンの腕を思わせる爪を生やしたジュウオウライオンがそのまま構える。

 

だが、彼らの攻撃はそれだけでは終わらなかった。

 

その手にキラメイサイズを持っていたキラメイグリーンだったが、その武器よりも巨大な鋏型武器、エクスタスを手にしたジュウオウエレファントが脚を巨大な象の脚へと変えて、振り上げていた。

 

「こういう武器を使う時には本当に役に立つぜ」

 

「一体、どこから取り出したんですか」

 

そう言いながら、ジュウオウタイガーもまた、キラメイピンクに向けて、ジュウオウエレファントから借りた武器パンプキンとジュウオウバスターを使い、乱れ撃ちを放っていた。

 

「っ!?」

 

「まったく、最初見た時には驚いたが、やっぱり予想通りだな」

 

そう言いながら、ジュウオウイーグルはキラメイジャー達ではなく、別の方向へと目を向ける。

 

「さっさと出てこいよ」

 

「へぇ、俺の事が分かっていた訳か。

流石はジュウオウジャーという訳だな」

 

そう言いながら、出て来たのは青いフードを身に纏った存在であった。

 

「まったく、この姿も窮屈で仕方ないっての」

 

そう言いながら、青いフードを脱ぎ捨てると共に、そこから現れたのはとてもフードの下に隠れていた時と同じ体格とは思えない存在が立っていた。

 

青い体に六つの眼、左手は機械のフックを持った怪人が現れた。

 

「お前か、転生者やそいつらの偽物を作り出したのは」

 

「へぇ、察していた訳ね」

 

「当たり前だ。この程度でそいつらがボロボロになる訳ないし、仲間を助けない奴じゃないからな」

 

「信頼っていう奴か。

下らないなぁ、本当に」

 

そう言いながら、怪人はため息を吐きながら、睨みつける。

 

「まぁ良い、今日は様子見だ。

どうやら、こいつらでやってもあんま意味はなさそうだし、次はもっと面白い奴で仕掛けるぜ」

 

「逃がすとでも」

 

「逃がさせてもらうぜ、ジュウオウイーグル」

 

その言葉と共にキラメイジャー(偽)はこちらに向けて攻撃を仕掛けようとした。

 

「俺はバングレイ。

またな、ジュウオウジャー」

 

「ちっ」

 

すぐにバングレイを追うとしたが、目の前で必殺技を放とうとしたキラメイジャー(偽)に隙を見せる訳にはいかなかった。

 

だが、それでも全員がその手にジュウオウバスターを手に持ち、そのまま必殺技を放とうとしたキラメイジャー(偽)へと走り出す。

 

同時に5人が飛び上がると同時に、各々の色に合わせた獣の爪を思わせるエネルギーを纏い、同時に上空から斬撃を放つ。

 

【ジュウオウスラッシュ!】

 

その音声と共にその一撃をキラメイジャー(偽)を切り裂く。

 

「あいつはっもういないっ」

 

周りを見渡しても、既にそこにはバングレイの姿はなかった。

 

「どうしますか?

厄介な奴が現れましたが」

 

「あぁ、それにあいつはなんというか、全然違うような気がする」

 

「それって、良い意味でですか?

それとも」

 

「確実に悪い意味だろうな。

なんたって、記憶から新たな存在を作り出すなんて」

 

その言葉に頷きながら、既にいなくなったバングレイを睨むように拳を握りしめる。




今回はトリコの食材として
はっぴーでぃすとぴあさんの
食材の名前:クラッ化ー石
主な生態:遥か古代に生息していた生物の骨格がある特殊な地層から染みだす成分によって変成し地熱によって気が遠くなるような時間を掛けて焼き上げられたクラッカーのような化石。
古代にロマンを馳せながら齧るそれはサクサクと歯触り良くいくらでも食べられる。
料理:クラッ化ー石のカナッペ
手頃な大きさのクラッ化ー石に各々好きなものを乗せたカナッペ。

食材の名前:ダークマターチョコレート
主な生態:極めて稀に隕石の内部から発見されるチョコレート。
あらゆる種類の光を一切反射せずに全て吸収してしまう為にその色は何処までも黒い。
官能的な迄に完成されたチョコレートの香りに芳醇なコクとダークチョコレートのそれとは比較にすらならない強烈な苦味と渋味、そして僅かな酸味がある。
無論これを湯煎してミルクや砂糖を加えれば格別のチョコレートになることは言うまでも無いのだが愛好家で尚且つ左利きともなればこれをそのまま齧りながら蒸留酒の類を呷る。
スイーツやアルコールのアクセントの他にも肉類のソースの素材としても無類であり活躍の場は広い。
料理:ベーコン・ダークマター・チョコレート
厚切りにしたベーコンを表面がカリッとなるように焼き上げてそこに溶かしたダークマターチョコレートを振りかけたアメリカ名物ベーコン・チョコレート。
時として食にはカロリーに目を瞑る勇気が肝要となる時もある。

クロウの戦利品
烈 勇志さんのアイディアで
名前:帝具“万物両断”『エクスタス』(コピー)
概要:
【アカメが斬る!】で登場した特殊武器《帝具》の一つをとある転生者が模倣したモノであり、形状は人間の大人くらいの大きさの鋏。どんな物でも両断できる優れた切れ味を持ち、非常に高い硬度を持ち、防御にも使用が可能。
奥の手として、金属部分の発光により強烈な目くらましを行う「鋏(エクスタス)」という機能がある。

名前:帝具“浪漫砲台”『パンプキン』(コピー)
概要:
【アカメが斬る!】で登場した特殊武器《帝具》の一つをとある転生者が模倣したモノであり、形状は巨大な銃。使い手の精神エネルギーを衝撃波として打ち出す機能を持ち、銃口はアタッチメント方式で換装が可能。使用者がピンチに陥るほどその威力が増し、戦況によって形状も変化する。
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