特典で稼ぐ王者   作:ボルメテウスさん

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第30話 謎の現象

「・・・これは一体」

 

目が覚めると、俺の身体は別の誰かの身体に変わっていた。

 

いつも着慣れているジャージは変わりないが、鏡を見れば、そこにはダウナーな見た目をしており、高校生という見た目ではなくなっている。

 

「りんね!りんね!!りんね!!!」

 

「なんだ、めぐみん、そんなに騒いで」

 

何か大声を出してるめぐみんに呆れながら俺はドアを開ける。

 

そこには何時もの黒髪ではなく、腰まで伸びている銀色の髪の子だった。

 

「・・・誰だお前!!」

 

「あなたこそ誰ですか!!

というか、あれ、この声、もしかしてりんねですか!!」

 

「あれ、その声はめぐみん!?」

 

互いに声で姿が変わったのが確認できた。

 

「どうやら、私だけではなかったようですね。

とにかく、他の皆も確認しましょう」

 

「そうだな」

 

俺達はそう言うとすぐに他の皆の元へと向かった。

 

トリコがいるドアを開けると

 

「……Ar……thur……」

 

ドアを開いた先には、豪快に寝転んでいる黒い鎧を着ている何かがいた。

 

「「・・・」」

 

その光景を見た俺達はすぐにドアを閉める。

 

「Harahetaaaaaaaa!!!」

 

「うわぁ!!」

 

「ごめんなさい!!」

 

俺達はすぐに飛び出したトリコ?に俺とめぐみんは思わず避ける。

 

「トリコなのか」

 

「nannjakoryaaaa!!!」

 

そう叫び声に反応したのか、クロウのドアが開いた。

 

「クロウ、無事」

 

「ソーナンス!!」

 

「人間ですらねぇ!!」

 

出てきたのはクロウではなく、人間ではなかった。

 

そこにいるのは、青い胴体に人間だとは思えない存在が立っていた。

 

「あの、これは一体、どういう状況なんですか?」

 

そう言いながら、クリスも出てきたが、そこにいるのはピンク色の髪の女の子だった。

 

声からクリスも判断できる。

 

何よりも、トリコとクロウの二人のインパクトがあまりにも強すぎた為、まだ受け入れられた。

 

「とりあえず、状況確認!」

 

未だに混乱に満ちている空間を収める為に俺は叫びながら、互いに確認する。

 

「なんで、こんな状況になったのか、原因が皆、心当たりないか?」

 

「それがさっぱりだったんですよ。

私が目を覚ましたら、この身体でした」

 

「私も」

 

「mattaku」

 

「ソーナンス」

 

「・・・よし、状況がまったく進展していない」

 

全員が見覚えがなく、判断する事ができない。

 

「とりあえず、死神道具で調べて、あれ?」

 

俺はすぐに死神道具を取り出そうとしたが

 

「あれ、取り出せない」

 

「ソーナンス!!」

 

どうやら、俺以外にも力を発動する事ができないようだ。

 

「そんなっ、私の爆裂魔法が使えないなんて!!」

 

「お前、いきなり爆裂魔法を使おうとするな!!」

 

そう言い、俺はめぐみんを首を締め付ける。

 

「だってだって、爆裂魔法は私の生きがいなんですよ!!

こんな事をした奴はただじゃおきませんよ!!」

 

その言葉と共にめぐみんは飛び出す。

 

「待てよ、めぐみん!!」

 

俺達もそれに合わせるように全員が飛び出した。

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