ヒーリングっど♥プリキュア 〜医神と地球の戦士〜 作:ゆぐゆぐ
それと、残念ながらラテ脱走回は益子道男に二フラムされてしまいました。その影響で前々回の内容をほんの少し変更しました。(そこまで重要なことではないので読み直しはしなくても構いません)
それとそれと…(続きはあとがきで)
「ん、どしたの?」
放課後
授業が終わり、談笑しながら廊下を歩いていると、不意にのどかが立ち止まり、後ろを振り返っていた。
「誰かが私たちを見てるような……」
「のどかも気付いた?」
「ちゆちゃん知ってたの?」
「昨日から誰かが付け回してるみたいなの」
「誰かって……誰?」
取り敢えず、尾行の犯人を突き止める為に空き教室へと待ち伏せすることにした。
それぞれ掃除ロッカーだの机の下だのに隠れて(なお、ひなたは知らない内にどっかに行ってしまった)犯人を待つこと数秒後、誰かが入ってくる音が聞こえた。
「……私達に何か用?」
「ずっと後を付けてたよね?」
「もう逃がさないぞ~!」
「うわぁ!」
そして、こちらに気付いてきたと同時に一斉に囲んでいく。ひなたが何故理科室から人体模型を持ってきたのかは置いといて。
「……またお前か」
情けない声に丸渕眼鏡、そして両手に握りしめているカメラ。同じ学校の同級生とはいえ、妙に見覚えのある奴だった。
「フッ、バレたからには仕方ありませんね」
その男はそうカッコつけながら言い放つと深呼吸を一つ整える。大体、こういうのは面倒事になる可能性が高いと何度も経験してきたので
『走り出したら止まらない!スクープを追いかけ東へ西へ!たまには行きます南も北も!あぁ、スクープ is beautiful!すこやか中n』
「益子道男」
「ちょっ、最後まで言わせてくださいよ!」
強引に名乗りをぶった切った。
最後まで言わせろとは言っても、名乗るまでここまで待ってやったんだぞ。充分だろ。
「飛鳥くん、この人有名な人?」
「ただの新聞部だ」
「Non non non non!新聞部ではありません、すこ中ジャーナル編集長原記者!」
「で、でも他に部員誰もいなくて一人でやってるんだよね~……」
「Non non non non.寂しくなんかありませんよ。他に僕以上の人材がいないからです」
確かにそうだな、お前みたいな奇妙な人間はこの学校にいないだろうに。
「それで、また僕にそのスクープでもしに来たのか?何度も断ってるだろ」
「いえいえ、今回は神医くんではありません……」
そう眼鏡をクイッとかけ直すと、のどかに向かって人差し指を指した。
「ズバリ、花寺のどかさん!君には秘密の匂いがしますっ!!」
「ふぇっ、私!?」
「まさにスクープの予感!見過ごせませんね~!!今、僕の魂はジャーナリズムという高鳴るリズムを激しく刻んでいるのですよ!」
「ジャーナリズムとリズム…………」
ナチュラルなダジャレにも反応するちゆはさておき、こんな笑顔を絶やさない天然に秘密もクソもないと思うのだが?
良く分からない事ではっちゃけている益子に、僕は声のトーンを下げて尋ねる。
「それで、その見過ごせない秘密とやらは何だ。早く言え」
「ここ最近、すこやか市のあちこちで目撃されている怪物のことはもちろんご存じですよね?花寺さんは、その怪物と何か関係がある。僕はそう考えています」
「「「ふぇっ」」」
「(怪物と関係があるって……)」
「(まさかまさか……!)」
「(プリキュアってバレた~!?)」
「花寺のどかさん、君は……」
「「「(ゴクリ……)」」」
「あの怪物を呼び寄せている張本人ではありませんか──ー!?」
……は?
「「えぇ~~!?」」
「ど、どうしてのどかが怪物を呼び寄せてるってことになるの!?」
「フッ、激しく動揺しているようですね。これまでの取材で、怪物は彼女が引っ越してきた日から出現していることが明らかになったのですよ。見過ごせない事実です」
だから、何故こんなキュアグレースになってる時以外は普段何を考えてるか分からんような奴が怪物と関係してるなんて思えるんだ。相変わらずの暴論で呆れの域を越えてしまう。
「わ、私は関係ないってば!(ってこともないんだけど……)」
「真実はいずれ明らかになります。このま」
「くだらない。結局こいつの子遊びに付き合わされただけかよ。さっさと帰るぞ」
「だから最後まで言わせてくださいよ!!」
────ー
「えぇ!?のどかがビョーゲンズだって疑われてるラビ!?」
学校から帰ると、すぐさまのどかの宅へと訪ね、ラビリン達に今回の事を伝えた。
「全く、濡れ衣も良い所よ!」
「のどかっちはメガビョーゲンを浄化してるプリキュアだってちゃんと言おうよ!」
「正体バラしたらダメだろうが」
「だ、だよね~……」
不満をぶつけたいという気持ちは分かるが、自分らがプリキュアだという事はバラしてはいけないというのはルールだから仕方がない。まあもし言っても良いならば、あの眼鏡しか取り柄のない男に洗いざらい話してやりたいが。
「そうラビ!もしプリキュアだって知られたらそれこそ一大事ラビ!そうなったら」
「ど、どうなるの……?」
「「「……さあ?」」」
「さあって……」
「バレるなんて前例にないからなあ」
「このままだとスクープを物にするまで毎日追ってくるだろうよ」
「飛鳥が言うと説得力あるわね……」
「飛鳥くんも何か疑われたの?」
何か疑われたというか、益子に取材を受けさせられた回数なんて学校で僕が一番多いだろう。
思い出したくもないが、大まかに上げるなら……
「神医飛鳥の勉強の秘訣ってネタで一週間、神医飛鳥は魔術師なんじゃないかってネタで二週間、そして神医飛鳥の普段の生活ってネタで一ヶ月間尾行された……あぁ、あいつの顔思い出しただけでムカついてくる!」
「す、凄い苦労してたんだね……」
「(でも……)」
「(確かにあっくんっていつも何してるか気になる……)」
「(勉強方法……参考にしたいわね)」
「(そういや飛鳥のパートナー見当たらねえな……マジで魔術師なんじゃねえの?)」
「「「じ──ーっ…………」」」
「……おいなんだその視線」
のどかの苦笑からしばらく間があったのも謎だし、何か良からぬことを考えていたのは確かだろう。
言っておくが、僕はキュアラピウスに変身出来る以外はいたって普通の中学生だからな。マッドサイエンティストとかでは決してないからな。
「とにかく、三人はしばらく私から離れた方が良いかも。益子くんが疑ってるのは私だってはっきりした訳だし」
ちゆとひなたにとっては複雑かもしれないが、益子は自分が納得するまでしつこく責めてくる厄介者だ。しばらくは学校生活を有意義に遅れそうにもないだろう……。
────ー
「……っ!」
「僕だ」
「飛鳥くん……!?」
翌日の放課後、強い雨でも降ってくるんじゃないかという空の下で歩いていると、ラテを抱えて歩くのどかに出会った。
やはり益子のおかげで気配に敏感になってしまったのだろう。背後から普通に歩く僕でさえも恐る恐る振り向いていた。
「飛鳥くんも散歩?」
「いや、のどかはこんな天気でもラテと散歩でもしてるんだろうなと思って……あー、尾行から逃げてる時に怪我でもするんじゃないかって心p……何て言えば良いんだ」
のどかが心配で出歩いたというのはあながち間違いではないが、どうにも言い回しが気に入らなかったので別の言い方を考えては見たものの、最終的には詰まってしまった。
「ありがとう。ごめんね、心配かけちゃって」
「だからそういうのじゃ……まだ追ってきてるのか」
たとえプライベートでも関係なしに、しかもゴミ箱で身を隠しながらのどかの尾行を続ける益子の気配が背後から感じた。
まさか自分は目立ってないとか思ってないだろうな……いや、そう思ってたらそもそもこんな気味悪いことはしないか。
「のどかは先行ってろ、あいつ足止めしておくから」
「う、うん!」
僕がそう伝えると、のどかはすぐに走り出していく。
「本当に懲りないな、お前は」
「ひぃっ!」
ここまで追跡をエスカレートされると流石に一つや二つ、言いたいことを吐き出しておかないと気が済まなそうだ。面と向かって話をつける為に、益子を隠すゴミ箱を強引に押し退けた。
「すこ中ジャーナルだか何だか知らないが、お前のやってることはスクープなんかじゃなくてストーキングだ。疑うにしても限度って物があるだろうが。分かったらとっとと」
「……いえ、このすこ中ジャーナル。たとえどうなろうとも、スクープを真っ当するのが僕の仕事なんです──ー!!!」
「あっ……くそ」
益子は取材に頭がいっぱいだったのか、説教する僕に構わず体当たりして体勢を崩した後、のどかが追いかけた方へと一目散に駆けていく。もはや強引に引き剥がすしか手はないのかもしれない。
「うわぁ!」
二人の後を追ってから数分後、木々が多い道の中で姿を捉えた瞬間、のどかがバランスを崩して転んでしまう。こんな足場の悪い所を走っているので、恐らく躓いたのだろう。
「あぁ!お、お怪我はありませんか?」
「え?あ、うん、大丈夫」
そのまま倒れてしまったのどかを、後を追っていた益子は心配そうに声を掛けていた。こういう事態になることは予想していなかったのだろう。
「取り敢えずそこに座れ、そして少し足を上げてみろ」
益子が親切にハンカチを敷いた岩にのどかを座らせ、足指から足首にかけて両手でギュギュっとマッサージをするように揉んでいく。
一、二回程ビクッと痛みを堪えるように反応するも、少し捻った程度なので時間が経てば勝手に痛みはなくなっていくだろう。
「すみませんでした、僕の尾行のせいですよね。ついジャーナリズムというリズムを激しく刻みすぎてやりすぎました。取材する相手に敬意を払うことを忘れては、ジャーナリストとは言えませんし、いつもそうなんです。しつこく取材して、学校でも煙たがられてますから」
ようやく我に返ったのか、益子は申し訳なさそうにのどかに謝罪する。その後に社会的に考えさせられるようなことをさり気なく言っていたが何も突っ込まないでおこう。
「ねえ、どうして益子くんは新聞部を「すこ中ジャーナルです」ごめん、どうして煙たがられてもすこ中ジャーナルを続けてるの?」
「……お二人は、雨上がりの蜘蛛の巣って見た事ありますか?」
「「雨上がりの蜘蛛の巣?」」
「すごく綺麗なんですよ!雨の雫が光で巣をキラキラと輝かせて、それが風に揺れて、あまりにも綺麗だったから小学校の壁新聞に書いたんです。僕が初めて書いた記事なんですよ。それを先生に褒められたのが嬉しくて、それからずっと……。でも、取材に夢中になりすぎて皆に煙たがられて……」
「……夢中になれることがあるって、素敵だと思う」
「え?」
「初めて記事を書いた時の気持ちって、きっとその雨上がりの蜘蛛の巣と同じ様にキラキラしてたんだね」
自分を尾行していた人間を煙たがろうともせずに、優しく自分の思いを伝えるのどか。
ジャーナリズムという名の何たらが無ければただの夢を目指す男子学生なんだけど……まあ好感が持てないこともない。
「……ん、晴れたな」
午前中に雨が上がってから長い曇り空の末、ようやく空が青く染まっていく。
取り敢えず、来た道を一度戻ろうかと伝えようとしたが、気が付くと益子の姿が見当たらない。
「おーい!」
「ちゆちゃんにひなたちゃん!?」
声が聞こえた方を向くと、こちらに駆け寄ってくるちゆとひなたの姿が見えた。よく僕らがここにいるなんて分かったな。
「なんか集まりたくなっちゃって」
「そうだよね、私も「くちゅん!」ラテ!?」
ラテの体調が悪化した。またもメガビョーゲンが出現したのか……。
『あっちで雨さんが泣いてるラテ』
「雨が泣いてる!」
「雨?」
「とにかく行きましょう!」
雨降ったの結構前だったような気がするが……とにかく、ビョーゲンズの居場所へと向かうことにした。
「いた、メガビョーゲンだ!」
「グワイワルもいるラビ!」
「みんな!」
「「重なる二つの花!キュアグレース!!」」
「「交わる二つの流れ!キュアフォンテーヌ!!」」
「「溶け合う二つの光!キュアスパークル!!」」
「絡み合う二つの毒、キュアラピウス」
「「「地球をお手当!ヒーリングっど♥プリキュア!!」」」
「さて、オペを始めようか」
……やはり僕の最後の台詞、カッコつけすぎているな。当分は慣れることなど出来なさそうだ。
「出たなプリキュア!時は来た!我が勝利の記念日!」
「メガ……ビョーゲン!」
傘のような姿をするメガビョーゲンは自身の体内にこびりついている大量の雨粒を分散して僕らに向けて放たれた。
が、それを僕の操る蛇が吐く息がバリアとなって弾き返していく。
「メガァ!?」
「「「はあぁぁぁ!!!」」」
自分の攻撃が綺麗に防がれて動揺を隠せないメガビョーゲンの隙を突いた他の三人は高く跳び上がり、一斉に敵を押し出すように拳を突き上げて攻撃する。
「スパークル、ニャトラン!」
「おっけー!」
「「キュアスキャン!」」
「あそこに雨のエレメントさんが!」
スパークル達がどうにか雨のエレメントさんの姿を検知するが、先程の攻撃で怯みかけていたメガビョーゲンは一瞬で体勢を立て直していた。そしてそのまま同じ攻撃が僕らに襲い掛かってくるのを、こちらも同じようにガードしていく。だが……
「悪い、抑えきれない……!」
「「「きゃあぁぁぁ!」」」
幾度も事が上手く行くはずもなく、今度はより強化された攻撃を浴びせられ、まともに喰らってしまった。
敵の行動もかなり瞬発的になってきたし、どう捕らえればいいのやら……。
『キュアラピウス!』
不意に、聞き覚えのなさそうである声が耳の中に入っていく。
辺りを見回してもそれっぽい声の主は何処にもいない。すると、ピンクの小さな物体が僕の顔面にずずいっと寄ってきたのでビクッと反応してしまったが、良く見るとその正体は実りのエレメントさんだった。
『遅れてごめんなさい、これを!』
「……これ何だ?」
『エレメントボトルです!メガビョーゲンの浄化の為に是非使ってください!』
「……分かった、早速使わせて貰おう」
どう使えば良いのかは分からないが、試行錯誤でエレメントボトルを杖にかざしてみる。
すると、杖から強力な光線がメガビョーゲンへと突っ込み、そのまま浴びせた。
「ラビ!?今のって……」
「後は頼んだぞ、グレース」
「分かった!」
「プリキュア !ヒーリングフラワー!」
「ヒーリングッバイ……」
「「お大事に」」
グレースの必殺技が直撃し、体内の雨のエレメントさんを救出したことでメガビョーゲンは浄化された。またも事を一つ成し遂げられることが出来た。
「飛鳥、さっきの力ってもしかして……」
「あ?これのことか?」
さっきから同様を隠せないラビリンに実りのエレメントボトルを見せてみる。
「ほ、本当にエレメントボトルだったラビ~!!何時何処でそれ貰ったラビ!?」
「え、なになに。そんな凄い物なの?」
「エレメントボトルはすっごく貴重な物ラビ!」
どうやらエレメントさんからボトルを貰うことはほんの稀らしい。こいつらが慌てるくらい大事な物なら、それはそれは慎重に扱わなきゃいけないな。
「じゃあ、のどかにあげるわ」
「ふえっ、私!?」
「僕には相性が合わなそうだ。念の為に持っておけ」
「あ、ありがとう……」
僕が慎重に扱うのが苦手というのもあるかもしれないが、奇妙な杖からピンクに染まった光線が打たれるという光景があまりにもシュールすぎて耐えられなくなるってのが一番の理由だ。他の奴から見た図を想像するだけで吐き気がしてくる。僕はのどかにスッとエレメントボトルを手渡した。
「スクープですよ!」
「ま、益子君!?」
いつの間にか姿を消していた益子が背後から僕らに声を掛けてきた。そのまま消えてくれれば良かったのに。
あまりに突然な出来事で、ヒーリングアニマル達はわーわー慌てながら木の陰に隠れていた。
「大スクープです。怪物を追い払ってくれた女の子達がいました!名前は、え~と……そうプリキュア!」
「へえ……」
「ソウナンダー……」
「シラナカッター……」
「花寺さん、君は怪物とは無関係でした。僕の勘違いです。大変な失礼を」
そう言って深々と頭を下げて謝罪する益子。こういう所だけは本当に律儀だな。
「これで君との取材は打ち切りです。あぁ、一刻も早くこのスクープを皆さんに知らせなくては!」
「ソウカ、チュウモクサレルトイイナ……」
ジャーナなんとかでテンションがまたも上昇しているんだろうか、ウキウキな気分でこの場を去ろうとする眼鏡に僕は棒読みかつ適当な素振りを見せる。
プリキュアの話題を記事にするつもりなんだろうが、そんなことされるとまた取材という名の面倒事に巻き込まれるのではないのかと不安になっているのはこの場で僕だけなのだろうか。
「ああ、それと……」
何かを思い出したように足を止める益子に、他の三人は一斉に今度は何だよと動揺してしまう。
ちなみに僕はというと、おい、何足止めてんだ。とっととこの場を去れ、去りやがれ。と怨念を送っていた。
「花寺さん、僕は既に真実を掴みましたよ。君が隠している秘密をね」
「へぇ!?か、隠してる秘密?」
「そうです、君達四人は……」
「実は凄く仲良しですよね」
「「「え?」」」
予想外の答えが返ってきたことに僕達はつい声が出てしまう。
「学校ではよそよそしい態度を取ったりしていましたが、僕の目は誤魔化せません」
「あ、あはは。バレちゃった?」
「またスクープかなー?」
「何を言ってるんですか。友達同士が仲良くするなんて、当たり前の事すぎて記事になりませんよ」
「記事にならないんだったらいちいち報告するな。もういい、帰る」
もうこいつとは二度と分かり合えることはないだろう。そう確信した僕は皆が互いに安堵する中、スタスタと先に歩き始める。
「それともう一つ!」
「「「まだあるの!?」」」
「神医くん!君は……」
「あ?」
どうせまたくだらないことだろう。聞くまでもないと、僕の足は歩く速度は遅くしたが止めないまま。
「……花寺さんとお付き合いをしていますよね!」
「……っ!?」
「ふえぇ!?」
「マジで!?」
「本当なの!?」
益子の意味の分からない発言に僕の足はピタッと止まり、のどかからは声が裏返るほどの反応。ちゆとひなたに至っては何で鵜吞みにしてんだよ。
「いや、飛鳥くんとは単に仲の良い友達なんだけど……。な、何でそう思ったの……?」
「だって、いつも学校で一緒に仲良く昼食を取っていたり、先程も花寺さんを逃がしてスクープを追う僕を止めようとしていたじゃないですか。あの時の神医くんの行動は紳士的でしたね~」
「そういえば、あっくんって妙にのどかっちに優しいよね……!」
「合流する時もいつも一緒にいる気がするのだけれど……」
「ご、誤解だよ~!」
まさかここまで二人に追い打ちを掛けられるとは思わず、のどかの顔は徐々に熱くなってしまう。
「そこまで恥ずかしがらなくても、お似合いだと思いますよ。では失k「おい、益子道男……」……何でしょう?」
「お前ってここまで面白いこと言うやつだったんだなこんな面白い冗談言える奴に会ったのは初めてだでもなこれだけは覚えとけ世の中には言って良い冗談と悪い冗談があるってことを具体的に説明するとだな……」
「えっ……?えっ……!?」
この後僕は滅茶苦茶尋問をし、一方のどかは滅茶苦茶ちゆとひなたにスクープされた。
この回書く前は楽しみにしてたけど、最終的に微妙な表現ばかりになっちゃったかな…。
ヒロインはのどかみたいになってますが、一応一人一人にフラグを立たせるつもりなので。