戦姫絶唱シンフォギアーNo name monsterー   作:ハウスダストドラゴン

1 / 15
拙作ですが宜しくお願いします。

一応ツイッターやってます↓
https://mobile.twitter.com/5qJlV4Q1vtpyClH


序章
始まり


私は仲の良い友人の女の子と二人で、ツヴァイウィングのライブに来ていた。

前から楽しみにしていたライブ。

昨日の夜は友人の彼女と寝れずに夜中まで電話で連絡を取り合い、明日......つまりは今日の話をしていた。

今まであまり良い事のなかったこの人生だけど、今のこの瞬間はとても幸せだ。

 

 

 

 

 

幸せーーーだったんだ。

 

「ノイズだぁぁぁ!!!」

 

観客の誰かがそう叫んだ。

ノイズーーー人類共通の脅威とされ、人類を脅かす認定特異災害。

空間からにじみ出るように突如発生し、人間のみを大群で襲撃、触れた人間を自分もろとも炭素の塊に転換させ、発生から一定時間が経過すると自ら炭素化して自壊する特性を持つ。

 

そんなものに人間はただ逃げるしかなく、観客達はパニックになって逃げ出して行く。

だがその行為も虚しく、人々は次々と炭にされてゆく。

 

 

 

 

 

そんな時、歌が聞こえた。

 

Croitzal ronzell gungnir zizzl......

 

 

 

Imyuteus amenohabakiri tron......

 

 

声の方に視線を向けると、ツヴァイウィングの2人が不思議な姿になってノイズと戦っている。

私はノイズがツヴァイウィングの二人に気を取られている内に隣の友人を連れて逃げようとする。

 

友人は恐怖と混乱で動けなくなっており、抱きかかえて出口へと足を踏み出した。

その瞬間、友人の腕が黒く変色し、崩れ落ちる。

 

「ーーーえ?」

 

まさかーーーと思った。

 

夢であってくれ、幻覚であってくれと願いながら後ろを振り向くと、ノイズの腕が、友人の身体に触れていた。

 

「嫌だ!死にたくない!死にたくないよぉ!死にたくーーー」

 

声も直ぐにか細くなっていき、やがて聞こえなくなった。

 

私は絶望のあまり膝から崩れ落ち、目の前のノイズとてつもない憎悪を抱く。

 

その時ーーー再び歌が聞こえた。

 

見ると、天羽 奏さんが一人の少女を庇うように立ち、歌を歌っていた。

 

Gatrandis babel ziggurat edenal......

Emustolronzen fine el baral zizzl......

Gatrandis babel ziggurat edenal......

Emustolronzen fine el zizzl......

 

とても綺麗で、それと同時にどこか儚い。そんな歌だった。

 

天羽 奏が歌い終わると同時に物凄い衝撃が訪れた。

周りのノイズは全て吹き飛び、私も壁際まで吹き飛ばされる。

 

すると真横に、赤い色の破損したペンダントが転がって来た。

なんだろうーーーと手を伸ばし、それを広い上げたと同時に、一体のノイズがこちらに近づいて来た。

どうやら先程の衝撃で殺しきれなかったらしい。

 

そのノイズを見た瞬間、込み上げて来た感情は恐怖や焦燥ではなく、憎悪だった。

 

(憎い......あの子を殺したこいつらが......憎い、憎い憎い憎い憎い!!)

 

まるでその想いに呼応するかのように、手元のペンダントが変形し、私の胸に突き刺さる。

とてつもない激痛と全身を侵食される様な不快な感覚に苛まれる。

手元のペンダントが砕け散り、身体の底から力が湧いて来る様な感覚になる。

 

腕と脚に黒い鎧の様な物がが装着され、首に黒いマフラーの様な物が巻かれる。

触れたら炭になるとか、そういう事は最早どうでも良かった。

ただただ目の前のノイズを殺す事しか頭には無く、力任せにノイズに拳をぶつける。

 

すると今まで私たちの命を奪うばかりであった化物は呆気なく死んだ。

 

「はは......やった......殺した、殺してやった......」

 

そして私の意識は、そのまま闇に沈んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唐突に始まる設定紹介

 

名前・黒崎 刹那

身長・161cm

年齢・16歳

特徴・黒髪、黒目で髪型は長めのポニテ

血液型・O型

誕生日・8月8日

 

《備考》

10歳の時に米国からの密輸船にて発見された少女。

戸籍もなく、出所不明の状態だった。

そこを黒崎家という家庭に拾われ、ごくごく普通の生活をしていた。

本人が話そうとしない為、過去のことはあまり明らかになっていない。

ツヴァイウィングのライブ会場での事故により親友を亡くし、ノイズを憎むようになる。

それと同時期に両親が自分を捨てて蒸発したため、少なからず憎んでいる。

そのため苗字で呼ばれる事を極端に嫌っている。

現在は特殊災害対策機動部二課に所属しており、ライブ会場での事故で突如発現したガングニールの突然変異体だと思われる聖遺物を纏ってノイズと戦っている。

本人はこの力を『ギア擬き』と呼称しており、特に愛着などは無い模様。

学校にいる時間以外は全て戦闘訓練に時間を使っている為、独学ではあるが非常に高い戦闘技術を持ち、戦場で役立てている。

ノイズを前にすると感情を昂らせ、周りが見えなくなることが多々ある為、単独での戦闘を好む。

基本的に誰に対しても敬語で話す。

 

 

 

 

 

名称・ガングニール突然変異体(仮)

 

刹那に触れたことにより突然変異したガングニールである。

 

腕と足の造形はガングニールと同じ。

シンフォギアの様な服装の変更は無く、黒いマフラーが首元に巻かれているだけである。

 

刹那の身体と完全に溶け合っており、立花 響のような融合体とはまたベクトルの違った存在となっている。

 

機能としてはシンフォギアとほぼ変わらず、身体能力の増強やノイズからの攻撃を防ぐ等のことができる。

しかし、出力はシンフォギアシステムを大幅に下回っており、お世辞にも強力とは言い難い。




感想頂けたら幸いです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。