古の剣を携えし白き勇者     作:夕陽さん

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大きな犬や猫の絵をみてそこからなんとなく考えた物語です。



巨獣世界

ニュースキャスター「ニュースです、日本海域に億年亀が二年ぶりに近づきました。日本政府はトータル国との電話会議による貿易の~」

 

この世界は転生する前の現代の日本と同じだ

ただ一つ違うとしたら

大きいのだ、動物や虫、が、かなり巨大なのだ

犬や猫が乗用車程大きいのだ、しかもその大きさはまだ子供でまだまだ成長する

最大はトラック程大きくなる

一部老獣と呼ばれる、その動物種の長となる動物がいてそれがかなり大きいのだが、そんなのは大きくなる前にそそくさと山に消えていく

出かさの倍率はまちまちで

元々でかい象がその分大きくなるわけではなく、まぁでかいはでかいのだが、犬や猫を大きさ倍率を考えるとそんなにである

まぁ、象がいるような地域は大きくなる前に肉食に食べられる訳だが

虫もでかい、蟻が元の世界の犬サイズ

肉食系の虫は何を食べるのか?、我々人間だ

まぁ現代日本とお馴染み科学力で撃退できるのだが

大昔では動物と協力して対峙したりする

今では虫被害は、あまりない都心ではない

ただ、蜂蜜をとる職人は毎年死人が出る、お給料がサラリーマンの給料3ヶ月分を1ヶ月で貰える

文字通り高給取りだ

蜂蜜の物価はかなり高い

この世界は犬の種類はかなり少ないポメラニアンとかはいない、ほとんど狼種のみだ

猫も三毛猫とかではなく真っ黒か真っ白の単色だったり

それと犬の人間に対する仲良さが尋常じゃない

犬は序列性の群れる生き物の筈なのだが、、、野良犬

飼い犬関わらず、人間にとっても懐く、、

猫も、、、なんというかツンデレだ構うとうざがるが構わないと凄い構って攻撃をしたりする

人類は基本的犬か猫に守られて文明を築いてきた

車やバイク、バス、、電車が必要がないためないが

犬がその代わりをする

そんな犬や猫は何を食べるか?

魚や野生動物を狩ってくるのである

馬や鹿を狩ってくる、

人類の敵と言えるのは、虫だけではなく陸なら蜥蜴や蛇である

蜥蜴は極たまに都会のビルの谷に現れては、人間が食われる等の被害がある

蛇の場合はもっと厄介である、、何処のジェラシックだ、や、神話だ!と突っ込み入れたい位でかい

電車と同じデカさって、、スゲーな

普段は人も立ち寄らない山の奥にいるが

たまに人のいるところに現れては退治する

死者もでる

湖はあまり問題ないが海は最悪である

神話に書かれてるようなクラーケンが普通にいる

まぁその子供もどうにかして捕らえて食べるのだが

サメなんてメガロドンだ

まぁ、浅瀬にメガロドンのような奴は来ないからいいのだが

海の死亡事故が一番多い

メガロドンに船ごと食われる、クラーケンに食われる

デカイ魚に食われる等で

因みにイルカや鯱はいない、、多分とっくに絶滅したんだろう、、、しらんけど

驚きなのが鯨が空を飛んでることだな、、、メガロドンを避ける為に進化したのだろうか?

鳥もデカイ

雀などならいいが、肉食系の鷲や鷹による被害があり、人が拐われてそのまま食われるか、、雛に、、、ばらばらで、、、

以外なのが、カラスが犬や猫のように人間にそこそこ懐いてることだろうか

この世界は動物による死亡率が高い

殺人など人間による犯罪はほぼない

事故などによる死亡もあるが、それよりも動物に襲われての被害が多い

先ほどのニュースの、亀はただ浮かぶだけで、回遊してる海亀らしい

大昔、その亀の背中に国を作った人々がいて今では、他国と電話して、其処近く通りますとか、観光の事とかいろいろ話してるらしい

そんなに頻繁に移動してるわけでもなく 

亀の気まぐれだが、数ヶ月から数年ずっと同じ場所にとどまる事があるとか

因みにメガロドンよりデカイなんならメガロドンより噛む力が大きくメガロドンが逃げるんだとか

暫くは亀が寄った海域は安全で、海水浴が楽しめるとか

こんだけ世界がスゲーならドラゴンでもいないかと思ったが、そんなのはおとぎ話だと笑われた、、、うんこの世界も大概だけどね!?

さて、それでもこの世界は、元の現代と同じ様に二回の大戦があった

一次でナチスが滅び、ロシア崩壊一歩手前

二次でアメリカが滅んだ

 

え?日本は先勝国なのかって?

いやいや、負けたよ

負けた後、核なんて落としたのを怒った獣がアメリカ蹂躙したんだ

その結果滅んだ

ナチスが滅んだのもロシア崩壊一歩手前も同じ理由

俺の知ってる現代とは違い、核は何処の国も保有してない

ミサイルはあるみたいたが、、核をもってた国が滅んだから開発しなかったようだ、、、まぁそうだろう

生き残った人間も虫に襲われて結局、、、、

ロシアは何とか崩壊一歩手前だったのが奇跡なのだから

この世界での軍事力はどこもにたようなものだ

いや、日本が少し頭が一個でてるぐらいか

他の国だと日本にはいない外国特有の巨大生物がいて、大変なんだそうだ

まぁ毒を吐く蛇や、日本以上の驚異のある虫なんているんだし、、かなり、、いや絶望的なんだろうな

それで比例的日本が豊かなので、無許可に日本に来ようとする、海や空から

海は昔から絶望的だ

メガロドンにクラーケン(タコ又はイカ)に食べられる

空からは武装積んで何とか行けるかどうかだ

何とか行けてもその土地、自衛隊に捕まるか野生動物餌食

そもそも地元の鳥をどうにかして避けなきゃならない所で無理ゲーだ

こんなんでどうやって大戦なんてしたのかわからんが、まぁいいか

さて、奇妙の世界の紹介はこの辺でいいだろう

今回の名前は、豊川勇作、、父親がサラリーマン

母親はパート、一世代の集合住宅住み

両親の祖父母健在、

現在12歳、前世の死因、老衰

母「あら、残念ね、日本海じゃないから夏休みはおばあちゃん家の実家で泳げないわ」

父「母さんも悔しいとかいってそうだな」

勇作「そうかぁ、、、」

父「、、行きたいか?海」

いや、ぶっちゃけ恐ろしくて行きたくない!!

いや白騎士あるけどさ!!!あるじゃん、海の中にそんな巨大生物がいるという恐怖心が!!

勇作「いや、、あんまり」

父「たまには我が儘を言って良いんだぞ?、お前誕生日もお菓子コーナーのオモチャしか選ばなかったじゃないか、、父さん別に稼げてない訳じゃないんだ、、は蜂蜜ぐらい勇作用に二ビン買うぐらいできる」

因みに二ビンで3万する、これが高級蜂蜜や、外国産だったら10倍値段だ

勇作「別に蜂蜜にそんなこだわりないから」

父「そうかい?、、となり美世ちゃん、蜂蜜もらって虫歯になったぐらい喜んだらしいぞ?」

勇作「いや、別に甘いのが好きなら砂糖でもいいでしょ」

父「はぁ、蜂蜜をわかってないなぁ勇作は」

この世界は蜂蜜が貨幣の代わりになったことがあるぐらい、蜂蜜は貴重品なのだ

母「そうよ!蜂蜜はね、蜂蜜はね!」

と興奮してる母親

正直、今までの世界はそんな貴重品じゃなかったし、

そんなに好きって訳でもないしなぁ、、、

父「母さん、、興奮しすぎだよ」

因みに世界共通だが、蜂蜜を結婚指輪変わりに贈る人もいるぐらい蜂蜜人気なんだそうだ

なんなら蜂蜜業者が他業者の蜂蜜業者との殴りあいの戦闘も起きるとか

世界も変われば基準も変わると言うがかなり変わってるなと思う

勇作「はぁ、、学校いくよ、」

母「あ、気を付けるのよ!」

勇作「うん」

ワンワン

勇作「行ってくるな」

そういって父の車の立ち位置の犬に言う

名前は、四郎という

なんでも父親の実家の犬の四番目子だったらしい

美世「あら、勇作、乗ってく?」

そういって、父親の犬より半分ほど、子供が乗るにはちょうどいいサイズの犬にのったお隣さんがいた

勇作「ありがたいよ、、四郎、父さんよろしくな」

ワンワン

美世「最初ころは、悲しそうな顔してたけど、もうしないわね」

勇作「五年すれば理解ぐらいするだろ」

美世「それもそうね、りり、いって」

わふわふ

今日は終業式、、明日から夏休みである

 

学校につき終業式をして

教室でプリント配ったりしていた

美世「勇作夏休みは何をしてるの?」

勇作「ん?、、まぁ二週間ぐらいは両親の実家だろうね、母親と父親の、残りは家だよ」

美世「去年と一緒ね」

勇作「まぁ毎年だからね、」

美世「家はもう、両方いないから、、、」

勇作「悪い」

美世「な、なんで謝るのよ私から言ったのよ」

勇作「いや、、そうだけどさ」

このように野生動物や、虫に襲われて祖父母が既に、、、という家庭も少なくない

なんなら片親もいる

自衛隊や警察が完全装備して見廻りしてこれなのだ、、自然界はかなりの驚異である

勇作「お土産、、、何がいいんだ?」

美世「え?」

勇作「毎年あげてるだろ?何がいいんだ?」

美世「あぁ、、なんでもいいわよ」

勇作「蜂蜜とかいいのか?」

美世「馬鹿ねあれは高いのよ!友達にもらうお土産じゃないわ!」

という認識らしい

その後、またりりに乗せてもらい家に帰った

母「明日からお母さんちに行くからね準備しておいてね」

勇作「ママの方のおばあちゃん?」

母「そうよ、山が近いけど他所ほど危なくないから、、あでも去年見たいに勝手にいなくならないでよ!?」

勇作「は、はーい、、随分急じゃない?」

母「お父さん有給が明日からじゃないと駄目だったんですって」

勇作「へぇ、、いつも通り一週間泊まって、四郎にのって父さんの実家に帰ってそのまま父さんはここに戻って次の日から仕事?」

母「ええ、私達はお義父さん犬で一週間後にここに戻るわ」

勇作「いつも通りねわかった」

母「宿題忘れないでね」

勇作「もう終わった」

母「もう、、それじゃあ宿題の意味ないじゃない」

 

 

母親の実家は内陸にある

とても良いところだ、他と比べて山での危険度はかなり低いから

 

 

 

祖母「あらいらっしゃい勇ちゃん」

祖父「おお来たか勇作」

母「ただいまお父さんお母さん」

父「お世話になります」

勇作「ます」

祖母「いいのよ!頭なんてさげなくて、さ入って」

昼頃に母方の祖父母の家に到着した

祖母「今年は早く来たからねお祭りが間に合うね」

母「そういえばこの季節だったわね」

父「お祭りですか?」

祖父「うぬ、白蛇様を祭っておるのだよ」

勇作「白蛇?」

祖母「なんで白蛇様がこの地を守ってくださっているんだよ、ここの神社でお祭りをするんだけどねぇ、、蛇を祭ってるよ」

父「蛇ですか?」

祖父「実際蛇による被害もないし、蛇が狂暴な野生動物や虫を食べてくれているよ」

父「へぇ、珍しいですね」

祖母「どうせなら連れていっておやりよ」

祖父「そうじゃな、勇作行こうか?」

まぁ暇だしな

勇作「うん」

 

神社についた

蛇白神社というらしい

おじいちゃんが神主と話してる間神社を探検する事にしたんだが

 

どうやら変な所を迷いこんでしまったらしく

なにやらものものしい所に迷いこんだ

「だれ?」

勇作「すまん、母親の実家帰省でな、お祭りするっていうから神社におじいちゃんが案内してくれてな、、探検してたら迷ったんだ」

「そうなんだ」

自分より歳上と見られる少女が其処にいた

勇作「俺は勇作、お姉さんは?」

茜「茜、、茜よ」

勇作「茜お姉ちゃんはここは」

茜「お祭りがあるって言ったじゃない、、私はここの娘なの、言うなれば巫女かな」

勇作「それで、、なんでこんな薄暗いところに?」

茜「禊を行っているのよ」

勇作「へぇ、」

茜「入っちゃいけないのよ?、、お父さんが戻って来る前に出ていきなさい」

勇作「わかった」

俺はその日はその場を出ていった

帰り道

勇作「、、、ねぇおじいちゃん」

祖父「どうした」

勇作「あっちの凄い古い神社は?」

祖父「うむ、、、昔からあるらしい、蛇白神社の管理でもないからわからないんだそうだ、、なんの神社かもわからんのだ」

勇作「、、、、、あれ、」

その神社に一人女の子が出てきた

神社の女の子より少し上だろうか、、

勇作「あの子は?」

祖父「ありゃ、、蛇白神社の娘じゃのう」

勇作「娘?」

祖父「そうじゃ」

 

次の日その神社に張ってみた

 

昨日見た女の子が入ってきた

こっそり後を着けた

 

「はぁはぁはぁ」

山道を歩く少女は息も絶え絶えになっていた

勇作(なにか、、探してる?)

「何処にいるの、、」

やはりなにかを探してるらしい

そこへ女の子に忍び寄る虫

「!?きゃぁ!!」

ズバッ

俺は助ける事をした

「、、、、あなたが猫の守人と?」

勇作「いや違うけど、なにそれ?」

「ち、、違うの、、、それじゃ、、その剣は?、三種の神器とかと同等のものじゃ!」

勇作「三種?いや違うよ、俺は最近母親の帰省できた勇作だよ、昨日、お姉さんがここから出てきたから気になって今日後をつけたんだ」

「そ、、、そうなの」

勇作「お姉さんは何て言うの?」

緋奈「緋奈よ、、」

勇作「どうして山に?」

 

事情聞いた

なんでも生け贄になる妹を助けたいとのこと

白蛇とは実在し、50年に一度生け贄を貰う代わりに、次の50年目まで驚異から遠ざける約束したんだとか

それが今年

生け贄に選ばれたのが自分の妹の茜であること

茜は元々生け贄と選ばれた為、戸籍とかいろいろないらしい

生け贄となると知った緋奈はそれでも可愛い妹のために勉強を教えたりした

理由単純、、妹を愛してるからだ

百合的な意味でなく、純粋な家族、姉妹として

父親に何度役目の変更を言い渡したか、、それだけ妹が大切だったらしい

緋奈「茜、、一度も外を出たことないの、、ずっと暗い部屋で、、寝て起きてを繰り返して、、なのに、最初で最後が蛇の食べられる為なんて嫌じゃない!!」

勇作「、、、猫の守人ってのはなんだ?」

かつて蛇を信仰する前に猫を信仰していた

害獣や害中が大量発生し、信仰していた猫神様と猫の守人は姿を消していて、困っていたところ白蛇に契約を持ち掛けられて、、そこから蛇信仰に鞍替えした

村人は忘れさった、神社の古文書に記載があり、妹為に命の危険を省みず猫神様を探してるそうだ

緋奈「ごめん、、あなたには関係無いわよね、、、もう大丈夫、、早く猫神様探さなきゃ」

勇作「、、昨日は何処まで探したんだ?」

緋奈「ここよりちょっと先」

勇作「一旦戻って本格的探そう」

緋奈「え、、、」

勇作「犬を使うんだよ、猫の匂い辿って貰おう」

緋奈「何をいって」

勇作「ここに来たとき、偶然かと思ったけど猫を見たことなかった、、そういう土地だと思ったけど、、、蛇から隠れているなら合点がいく、、それにこの土地は犬がいるようになったのはじいちゃんの代からだ、、もしかしたら大昔蛇が追い出したのかもしれないしな、」

緋奈「あなたには関係ないのよ!?」

勇作「ん?そだな」

緋奈「ならどうして」

勇作「茜お姉ちゃんね、、偶然昨日神社を探検してたらあってね、、他人事って割りきれないじゃない?」

緋奈「で、、でも」

勇作「うるさいぞ、さっさとこい、五郎ならじいちゃんも許可くれるはず」

 

 

五郎という犬をつれて先程の神社についた

神社のお姉さんに案内してもらってると言ったら許可が降りた

緋奈「そういえば、、勇作君、、さっきの剣はなんなの?」

勇作「、、、さぁ?なんでもいいんじゃない?」

緋奈「、、、」

勇作「さて五郎」

ワンワン

勇作「よしよし、猫を探してるんだ、、匂いを辿ってくれないか?」

くぅーんくぅーん

緋奈「人の言葉を完全に理解なんて、、、」

ワンワン

勇作「お、こっちか?」

緋奈「え、えぇ」

犬についていくこと一時間

猫に出会う

フシャー!

威嚇されたが

緋奈「お願い猫神あわせて!!」

フシャー!

グルルル

勇作「五郎、、どうどう」

くぅーん

勇作「俺が話てみる」

フシャー!

勇作「君たちの親に会いたいんだ」

、、、、にゃお

勇作「いいってさ」

緋奈「ねぇ、、どうやって会話してんの?」

勇作「ん?、、いや普通に通じろ!って感じて念じてる」

緋奈「根性論!?」

猫についていくと、洞窟に入っていった

猫が車ほどデカイ、、もはやトラすらも越えてるのだが、、、まぁ虎もライオンもこの猫よりデカイのだか

さて、神がつくんださぞかしデカイのだろう

「人間かにゃ、、久しいにゃ」

語尾ににゃを着けたあざといデカ猫様だった

緋奈「あなた様が猫神なの!?」

「いかにも、もはや名も忘れにゃが、そのような存在にゃ」

緋奈「お願い妹を救ってほしいの」

「おかしい事をいうにゃ、、人間は我々を捨て、蛇にすがったのであろう?わざわざ捨てた信仰をどうしてまた?」

緋奈「白蛇は生け贄を求めるんです!次のお祭りが終わったら白蛇に妹が食べられちゃう」

「それは知らなことにゃよ、それでもいいと我々猫を棄てたにゃ、、守人も、、そのせいで死んだにゃ」

勇作「、、、俺はこの土地の人間じゃないんだ、、どういうことか教えてくれないか?」

「にゃ、、遥か昔、守人と遊んでにゃ、、、そしたら蛇に襲われたにゃ、蛇に敵わず喰われかけたにゃ、、、守人の決死で逃げたにゃが、、守人は食われたにゃ、、傷を癒すためここに隠れてるにゃが猫たちも危ないからにゃここに避難させているにゃ、村人がどうなったか確認させたにゃが、どうやら蛇を信仰したと言ってたにゃ、定期的に見にいってもらったにゃが猫を祭る祭りを辞め蛇を祭り、蛇の飾りをしたりと蛇一色と聞いたにゃ、、我々を棄てたのは人間にゃぞ?」

緋奈「待ってください!、それは仕方なかったのです!、我々は獣や虫に襲われてて!生け贄を差し出せば助けてやると白蛇に言われててそれで、、私達は猫神に見捨てられたと思い!これから見捨てられないように白蛇に尽くしたのです」

「にゃ、、」

勇作「つまり、、蛇が仕組んだってことじゃないか?」

「にゃるほど、、まぁそういうことにゃら仕方にゃいと思う」

緋奈「お願いです!白蛇を追い出すだけでも!」

「無理にゃ」

緋奈「ど、どうしてですか!」

「、、、、、」

勇作「首もと見てみろ」

緋奈「え?」

勇作「毛で埋もれて見えないけど、蛇の牙だ」

緋奈「てことは」

「察しの通りにゃ、これ外せば大量に血が流れるにゃ、、それに毒もあるにゃ、、幸い痺れるだけにゃが、、、それにわたしにゃでは勝てないにゃ、、、蛇は天敵にゃ、、自分と同じ神がつく蛇にゃし、、、格下ならまだしも同等にゃら相性不利にゃ」

緋奈「そんな、、、茜、、、茜」

泣き出す緋奈

勇作「つまり、、白蛇がいなくなれば、大昔と同じ様に猫達でこの土地を守ってくれると?」

「お前達のせいじゃにゃいとわかるが、、それでもちょっとモヤモヤするにゃ」

勇作「、、それならその牙引き抜いて怪我を治してやる、」

「、、、それが出来たらいいにゃ、、水に流してこの土地を守ってやるにゃ」

勇作「約束だぞ?」

「にゃ、猫は気まぐれ、、でも約束は守るにゃ」

俺は牙を抜いてヒールをかけてやる

「ん、、痺れも抜けたにゃ!感謝するにゃ!、、でも蛇には」

勇作「わかってる」

 

 

森からの帰り

緋奈「ねぇ、、白蛇は」

勇作「俺が倒すよ」

緋奈「そんな!無茶よ!」

勇作「生け贄はいつやるんだ?」

緋奈「無茶ややめて!後はお父さんを説得して」

勇作「無理だよ、」

緋奈「へ、」

勇作「それで、蛇信仰やめてみろ、、この土地の人間は蛇の腹の中だ、猫が勝てないどうやって対抗するんだ?」

緋奈「そんなの、、自衛隊とか警察とか」

勇作「神と呼ばれる蛇に自衛隊の武器が通じるのが?」

緋奈「そ、それは、、」

勇作「ミサイルだって効くかわからねぇ、核なら行けるかもしれないけどな、、それにやつは狡猾らしいな、、一匹ずつなら俺たちも喜んで差し出すと思ったのだろう、、、、人間の味を覚えた獣は好むから、、神と呼ばれるぐらいだし、、考える事ができるようになったようだしな、、かなり狡猾だとわかったか?」

緋奈「だったら!勇作一人でも無理でしょ!」

勇作「いやできるよ」

緋奈「ふざけないで!」

勇作「あ、おい」

走って言ってしまった

 

その日は普通に家にかえった

 

勇作「おじいちゃん、お祭りっていつなの?」

祖父「なんじゃ、楽しみなのか?ふふ、二日後じゃ、昼頃に始まって8時終わるんじゃ」

勇作「そうなんだ」

 

 

次の日

 

蛇白神社に行き茜にあいにいく

勇作「茜お姉ちゃん」

茜「、、怒られると言ったでしょ?」

勇作「儀式っていつやるの?」

茜「姉さんね」

勇作「教えて」

茜「駄目よ、あなた来るつもりでょ、、姉さんに何を聞いたかわからないけど、、、変なこと考えないでいいから」

勇作「いいから」

茜「、、祭りが終わって日を跨いで深夜の一時よ」

勇作「場所は?」

茜「神社の裏に細い道があるらしいの、そこを辿れば白蛇の祭壇があって其処に待てばいいそうよ、、」

勇作「一時に家を出るってことでいいの?」

茜「え、ええ」

勇作「わかった」

茜「ねぇ、」

勇作「、、、」

茜「昨日姉さんに抱き締められたの、、絶対に何とかするって、、、それってもしかして君?」

勇作「俺は君って名前じゃない、勇作だ、それとその答えにはあえてこう答えるよ、知らないって」

茜「そう、、無駄なのに、、、」

勇作「お姉ちゃん、、聞いておくよ、祭りが終わった後、、何が食べたい?」

茜「なにを言ってるの?そんなの無駄よ、もう帰りなさい」

勇作「、、、、、」

 

 

その日は緋奈とは会わなかった

 

 

次の日

 

 

祖母「お祭りは楽しい?」

勇作「うん」

 

 

 

お祭りが終わり、大人たちが眠ったのを確認して

家をでた

ワンワン

勇作「五郎シッ!」

くぅーん

勇作「危ないからダメ」

くぅーんくぅーん

勇作「、、、仕方ないなぁ、、わかった神社だ、、わかるか?」

わふ

 

 

茜視点

 

 

あの子には嘘を時間を教えた

一時は祭壇に白蛇様が現れる時間

家を出るのは12時

父親の犬につれられていく、どれくらいかかるかわからないけど

最後の禊を終える

全裸になり祭壇に横たわるのだ

少し寒いけど、、、

茜「くしゅん、、ははおかしいな、、くしゃみ出来るんだ私、、姉さん」

最後の日、姉に今日までの事をお礼を言いたかったが、、私の事を悲しんでか会えなかった、、、

茜「、、、仕方ないよね」

ガサガサ

白蛇様かな?

緋奈「茜!!」

茜「姉さん、、、?どうして」

緋奈「ごめん、、どうやって助けようと頑張ったけど、、、駄目で、、、、ごめんごめん」

茜「、、、いいの姉さん、、最後に会えてよかった、、」 

緋奈「茜、」

茜「今までありがとう、、、だからもう危ないから」

ガサガサ

先程よりも大きな物音

「今宵は二匹か、太っ腹ではないか、」

血の気が引いた、、頭は冷めて口がガクガクして、、いた、、いけないこのままじゃ姉さんも!、

緋奈「生け贄は私です!この子は迷い子なんですこの娘は見逃してください!」

「、、、ほう良いだろう、なら、お前を食うとしよう」

ゆっくりと蛇近づき

姉を真上で口を開いた

今までの姉との思い出がめぐる

外に出られなち私の為に花を積んだこと、、お小遣いでお菓子を買ってくれたこと、、勉強教えてくれたこと、外の出来事を、、沢山沢山

茜「駄目、、駄目!!」

私は姉に突撃した

「、、、、何故、邪魔する?」

茜「本来の生け贄は私です、、姉さんは関係ありませんだから!」

緋奈「な!茜駄目よ!そんな」

茜「姉さん、、お願いがあるの」

緋奈「な、、なに?」

茜「多分ねここに男の子が来ると思うんだ、、わざと時間をずらしておいたけど、、きたらお願い、勇作っていうの」

緋奈「茜!ちょっと」

食われる恐怖で腰が抜けたのか、、、立ち上がれない姉を背に白蛇様に向かう

茜「それとね、、姉さん、、、幸せになってね!?」

緋奈「茜ぇぇ!!!」

「別れ話はすんだか?食うぞ」

 

「ソニックブレード」

「ぐおぉぉぉ、、今度はなんだ!!」

「おいおい、時間わざとずらしたな?、五郎に乗ってなかったら完全に遅れてたわ」

緋奈茜「勇作君!?」

勇作「はいはい」

茜「!?犬がいるのなら早く逃げて!姉さんをつれてはやく!」

「もう遅い!貴様ら全員食ってやる!」

勇作「コキュートス」

「ぐ!さむいさむいさむいさむいさむい」

勇作「シャイニンググレイブ!」

「がぁぁぁ!」

勇作「かてぇな、、まぁ斬れないほどじゃない」

「貴様、、なぜ、、」

勇作「ふん、悪党に答える義理はない」

「悪党?、、我は神だぞ!人間!」

勇作「ただのデカイ蛇だよ俺からしたら」

「このぉ!!!」

勇作「潰れろ!テラブレイク」

白蛇の胴体を潰した、白蛇は死んだ

緋奈「な、、なによいまの力」

茜「外では普通なの?」

勇作「あぁ普通だ」

緋奈「違うわよ!」

茜「、、、私これからどうしたら、、」

勇作「とりあえず服着たら?」

茜「あ/////」

勇作「上着ほら貸すから」

茜「うん、ありがとう」

緋奈「これから、、どうするの?」

勇作「俺達はこの首をもって、猫に伝えるよ、お姉さんたちは家に戻るといいよ、、」

茜「で、、でも」

勇作「大丈夫、、今度はちゃんとしっかり任せてくれるよね?二人とも」

そう笑いかけると

茜緋奈「/////うん」

 

 

俺は蛇の頭を斬りとり

背負う

勇作「五郎、、昨日の猫の所へ重いけど行けるか?」

ワンワン

 

 

「にゃ、、にゃんとあの憎き白蛇を倒したのにゃ!?」

勇作「約束守ってくれるか?」

「約束守るにゃ、、」

勇作「それと、、、これ」

「にゃ、、、守人の遺品にゃ、、、」

勇作「あぁ、この刀あんたに渡すよ」

「承知したにゃ、、お礼にゃ、何か一つ願いを叶えるにゃ、際神としての久方ぶりの仕事にゃ」

勇作「なら是非とも頼みたい事があるんだ」

「にゃ?」

 

 

 

茜視点

 

 

その日はぐっすり眠った、姉さんとぐっすり

本当はいろいろ話したかったけど、、、明日があるからそう思って、涙が流れる私をそっと抱き締め、深い、、深い眠りに落ちた

 

 

「なんだこれは!!!」

朝、父親の大声で目を覚ます

緋奈「、、、お父さんの声?」

茜「な、、なにが?」

ドタドタと姉さんの部屋に入ってきた

父「緋奈!、、茜?、お前がどうしてここに!!庭の白蛇様と関係あるのか!!」

茜「え?」

父「どんなんだ答えろ!!茜!」

緋奈「怒鳴らないでお父さん!!」

父「お前も知ってるのか!答えなさい!!」

ドスン!

父「な、なんだ」

ドスン!

父「庭から!?」

急いで出ていく父親

私達もそれに続いた

父「な!、、」

「白蛇は死んだ、、、この土地は私が管理することににゃった」

父「そんな急に!」

「茜、、という娘は居るかにゃ?」

茜「わ、私です」

「にゃ、我が社が古びてしまっていて使えないにゃが、

管理してほしいにゃ、頼めるかにゃ?」

茜「わ、私」

「巫女になってほしいにゃよ、、大丈夫にゃ、もうこの土地は生け贄など必要ない、、私達がこの土地を守ろう」

茜「私、、私は巫女に、、巫女になります!」

「ありがたいにゃ、、じゃ早速にゃ、、社を直すにゃ」

緋奈「私も!、私も手伝わせください!」

「にゃ?」

緋奈「茜は外に出たことないのです!、私なら大工の場所など知ってます!だから私も」

「にゃ、、じゃあ行くにゃ」

父「そ、、、そんな、この神社はどうなる!戻れ戻ってくれ」

 

 

主人公視点

 

 

祖父「たまげたなぁ、、、」

祖母「そうねぇ、、まさか生け贄として子供食べさせていたなんて」

父「ええ、本当に怖い」

祖父「わしらの時にも一度はあったということじゃろ、、知らずに騒いでたとなると心がいたむ」

祖母「そうね」

勇作「あの神社はどうなるの?」

父「あぁ、今まで出生届けの件、子供の虐待で神主は連行されたよ少なくとも、、この土地には戻ってこれないだろうね」

田舎だしな悪いことしたら肩身が狭くなる

勇作「その娘達のお母さんは?」

祖父「、、昔自殺したんじゃ、、、多分理由は、、、」

母「、、、、」

祖母「先代の奥さんも、、、先代も今の代に変わったとたんにね」

勇作「、、親がいないと施設とか?」

祖父「いや、特例があっての、その土地の神様に巫女に選ばれたらそこにいないと行けないんじゃ、なので、この土地の者達があの娘達を見るんじゃよ、まぁ幸い母親の妹さんが神職についてもらうらしいからの、、好い人だといいのじゃが」

祖母「悪い人なら猫神様に追い出されるから心配ないと思うけどねぇ、、まぁこの先幸せになって貰いたいね、、今までの犠牲になった子供達の分まで」

父「う、くぅ、、」

父さんは泣き出した

母「あんたは本当に涙脆いんだから、泣くぐらいなら、神社の修復修理手伝って来なさいよ!」

父「は!そうだ!行ってくる!!」

勇作「僕もいくよ」

祖父「わしも行こうかの」

祖母「あんたはやめときなさい!また腰やるよ」

 

 

 

 

 

父「僕にも手伝わせてくれ!」

茜「え、、っと」

緋奈「あ、あの」

勇作「父さんは、、まずは自己紹介でしょ?、、初めまして巫女さん、豊川勇作です。」

父「父の優真です!」

茜「えっと、、緋奈川茜です」

緋奈「姉の緋奈です、、よろしくね勇作くん」

 

既に村人総出で手伝っていたらしい

母さんや、おばあちゃんも村の女性達で炊き出ししていた

 

そうして神社はきれいなり、折角だからお祭りをし直そうとい話なった

残念なことに自分達はその日の朝に出るのだか

 

父「残念だ、、」

母「そうね、でもまた来年これるじゃない?」

父「頑張って有給狙わないとなぁ、さあ四郎」

わふ、、、、

父「ん?どうした?あ、」

茜と緋奈が走ってきていた

父「神社の姉妹だね、、どうしたんだろ?」

茜「勇作君!!!」

母「、、、勇作呼んでるわよ、行ってあげなさい」

勇作「うん、わかったよ」

 

 

二人の元に行く

 

茜「はぁはぁ、、どうして言ってくれなかったのよ!」

勇作「え?、、あぁごめん、神社に夢中になってた」

緋奈「もう、戦ってる時はあんなに格好いいのに!抜けてる!!」

勇作「そうかい?、、」

茜「また、会えるよね?」

勇作「まぁね、来年になればまだ帰省しにくるさ」

緋奈「今度は祭りに参加してよね」

勇作「それは、、父親の有給次第かな?」

緋奈「もう!約束しなさいよ!」

勇作「できない約束はしないよ、できる約束はするけど、、叔母さんは好い人だといいな?」

茜「心配しないで、お母さんのことずっと気にかけてくれてた人でねとっても優しい人だよ」

それは安心だな

勇作「そうか、よかった、、俺はそろそろ行くから」

緋奈「必ずまた会いましょう!絶対だから!」

俺は振り向かずただ手をふった

 

 

 

母親視点

 

 

父「なんで、勇作を呼んだんだろう?そんなに仲良く話してたっけ?」

母「相変わらず鈍いのね」

父「へ?」

母「恋よ」

父「え?二人ともかい?」

母「えぇ、そうよあの娘達、勇作の好きな食べ物とか聞いてきたわよ?、料理作る手伝いも一生懸命で、可愛いわ、、まるで若いときの自分を思い出すわぁ!」

父「そ、そうなのかい?」

母「あんたに学生のころ渡した弁当よ!」

父「え、ええと」

母「はぁ、、、勇作、あんたに似て鈍いから、、、どうなるのかしら?お隣の娘さんともあるし」

父「え?そんなに勇作はモテモテなのか!?」

母「あなたに似てね」

父「?、、僕はそんなにモテてないよ?」

母「はぁ、、、」

父「え?、、え?」

 

 

 

主人公視点

 

 

疑問符浮かべる父親がいたがそれはスルーして

勇作「もう大丈夫だよ」

 

 

そういって出発した

 

 

次は母親方の祖父母の実家か、毎年行ってて事件が判明するなんてそんな偶然、連続でなんて無いよな

 

 

母方の祖父母との会話を似たような、会話した

お祭りはとっくに終わっていて

父親は祖父母に何か不自然な事はなかったか、生け贄はと迫っていた

あっても知らない場合はどうなのか?

母親に追い出されるように家に帰った

 

 

 

「あ、ゆうちゃん!」

父親の弟の娘、、いわゆる従姉妹だ

母「あら、葉ちゃん久しぶり!!大きくなったわね」

葉「うんおばちゃん!」

勇作「おじさんお久しぶりです」

おじさん「勇作君、久しぶりだね、相変わらず

礼儀正しいね、娘も少しは見習ってほしいものだ」

勇作「おばさんは?」

おじさん「うちのは今買い物だよ、今日はパーティーする予定だからな、兄さんどうしたんだい?」

母親「和馬さんお久しぶり、後で話すわ」

 

葉「ゆうちゃんゆうちゃんあそぼ」

勇作「あぁ、遊ぼうか」

今年で小学三年生になった葉は

だいぶ幼さがあるが、学校ではどうなのだろうか?

葉「ハム!」

ハムというのはここの家の犬の名前

葉専用犬だ、

他にもダンとかララとかいるらしい

ララはおばさんが買い物で

ダンは祖父母が普段使いしてる犬だ

こちらをみて尻尾を振っている

 

葉「ハム行こう」

ワンワン

俺がハムに乗ると葉はそういった

俺は特段彼女がつれていく場所は気にしない

いつも通り町に繰り出すと思ったから

 

勇作「あ、、あれ?何処に向かってるんだ?」

葉「いい場所!」

新しい遊び場だろうか?

 

暫く好きにさせると

勇作「お、おいこの先海だぞ!」

葉「大丈夫大丈夫!大きな亀が来たから心配無いって!」

勇作「いや、それは日本海じゃないから!太平洋のほうだから!」

葉「海は海だよ?」

勇作「いや!違うから!表裏的な意味で違うから!」

悲しいかな、風を切る音で俺を声は聞こえない

葉「きゃははははは」

いや、本人の笑い声が要因だろうな(七割ぐらい)

海に着いた、、、着いてしまったというべきか

葉「海だぁーー!」

勇作「お、おい!!」

グルルルル

ハムが唸り初めた

勇作「!、、戻れ葉」

葉「え?何!?聞こえない!ははは」

大きな波が来た、その波に移ったのが、、巨大なイカだった

勇作「ちぃ!」(だから嫌なんだよ!!大量の水って怖い!!)

葉「きゃはは、、え!?いやぁぁぁ!!!」

イカの触手に捕まれた葉そのまま海に引きずり込まれた

勇作「変身!!」今回は隙がないのでフル詠唱無しだ

葉「ぐぽ!、、、」

勇作「ソニックブレード」

触手を切る

そのまま葉を陸地戻る

葉「げほげほ!凄い凄い!!」

葉ちゃん、、君一瞬とはいえかなり深くまで引きずり込まれたんだけど、、、、かなり丈夫じゃないか

葉「ゆうちゃんゆうちゃん!それなぁに!!」

勇作(バッチリ見られてた、、、後でオンディーヌに頼むとして)

葉「かっけーー!!」

勇作「葉ちゃん、、まだ駄目、、ハムの所まで行ってて」

葉「え?」

勇作「ほら、お怒りだ」

ザッパーーーン!!!!

「グキャャャャ」

イカに鳴き声なんてあるのか、、、、、

葉「ひぃ」

勇作「ハム!葉を」

ワン!

葉「わ!」

勇作「さて、、イカはあまり好きじゃない、、たこ焼きが好きだからタコに出てきて欲しかったけど、、まぁ向かってくるなら殺らせてもらう!」

「グキャャオオオオオオ」

ここら一帯を腹に納めるらしい丸のみするつもりだ

勇作「ちょうどいい中から調理してやる!!」

 

 

 

 

 

 

腹の中で聖剣解放を放ちイカをズタズタにした

こんな死体があるのはヤバイのでイカを沖に流しておいた

メガロドンに喰われいた

 

浜辺まで戻る

 

葉「すごーい!!」

あ、忘れてた

葉「ねぇねぇ!!それなに!なに!なんなの!!」

勇作「はぁ、、ごめんね忘れて貰うから」

葉「ふぇ?」

勇作「オンディーヌ」

葉「凄い!水が!」

勇作「、、、、」

葉「きゃはは」

勇作「オンディーヌ?、、あの、記憶を、、」

水の精霊「無理だ」

勇作「え?、、なんで」

水の精霊「わからん、、たまにいるのだ、私達のようなものに抵抗する力をもつ人種かもしれぬ」

葉「お喋り出来るんだ!!すごいー!!」

勇作「マジか、、、、」

こんなお喋り大好き元気っ娘、、、約束してもすぐに忘れて、今日の事べらべらと喋るぞ、、、

葉「ねぇねぇ!お水さんお水さん!なんて名前なの!?」

水の精霊「オンディーヌだ」

葉「オンディーヌって言うんだ!!私はね葉だよ!」

水の精霊「葉、、」

二人が話し込んでいる、、とりあえず対策を考えよう

 

 

 

 

 

勇作「葉ちゃんこの事は秘密してほしいんだよ、、今日の事丸々全部」

葉「え?なんで?」

勇作「いや、ほらテレビである戦隊やライダーも誰にも自分がヒーローだって言ってないだろ?、、あと魔法少女とか」

葉「あ、アニマルキューティーだね!」

知らないけどそういう事にしておこう

葉「うんうん、わかったよ!!絶対秘密にする!!」

凄い不安だ

オンディーヌ「我の分け身を与えよう」

勇作「、、、頼める?」

オンディーヌ「」コクリ

葉「小さいオンディーヌだ!!」

とても喜んでいた

葉「は!?わかったよ!!ゆうちゃん」

凄い不安だ

勇作「、、な、何をだい?」

葉「これからオンディーヌちゃんで魔法少女になってこの土地の皆を守るんだね!!」

違うよ!!!!

勇作「いや、その、違うんだけど」

葉「葉頑張る!!」

あ~これは聞いてないパターンだ

葉「人々を虫や野生動物、、、イカから皆を守る!!」

どうしよう後戻りできないぞ、、、

勇作「いや、、戦う必要は、、、オンディーヌ、、、」

小オンディーヌ「危ない事はさせない」

その言葉信じるぞ、、、オンディーヌ

 

 

その日祖父母の家に帰って

おじさん「おお、お帰り、、、葉凄い元気だな」

葉「うん!!」

おばさん「葉は勇作君大好きだもんね」

葉「うん!将来結婚するんだ!」

おじさん「お父さんの言われたい個人的ランキング一位が!!、勇作君に奪われた!!」

祖父「おじいちゃんの言われたい個人的ランキング一位が孫に奪われた!!」

ゴチンゴチン

祖母とおばさんに拳骨をそれぞれ貰う二人がいた

祖母「しょうもないこと言ってじゃないよ!」

おばさん「あなた!娘の事をどう思っているか本格的に話し合いが必要ですね?」

母「相変わらず賑やかね、ふふ」

母さん笑い事ではないと思う

母「葉ちゃんお母さんとおばあちゃん忙しいみたいだしお風呂入ろうか」

葉「入る入る!!」

オンディーヌ!!頼むぞ!オンディーヌ!!

母親が出てくるまでドキドキしっぱなしだった

どうやら約束は守ってくれたようだ

 

 

次の日

 

葉「ゆうちゃんこうかな!」

と決めポーズしている葉

勇作「ええと、、、なにが?」

葉「もう!変身ポーズだよ!」

勇作「いや、、、」何を言ってもしょうがないよなこれ

勇作「魔法少女モノは俺にはわからないよ」

葉「うー、、そうかぁ、、どんな事できるかな?」

勇作(いや、、そういうのの為の小オンディーヌじゃないんだが、、、)

葉「いっぱいお勉強しなきゃね」

勇作「う、うん頑張ってね」

葉「所で名前なんだけどね!」

マジカルポセイドン

マジカルアクア

マジカルウォーター

と水に関連する単語の魔法少女になるらしい

葉「いつか!炎の魔法少女とか!雷の魔法少女とか仲間を集めて~」

いや増えないと思うよ、、、、、俺が宿してるのオンディーヌだけだし

増えないよね?、、

魔法を奥義やらなにやらをしつこくきくので、このままだと面倒な事になるから教えた、まぁ魔法少女になれる訳じゃないし、適当に教えて煙巻こう

おじさんの犬に乗せられ家に帰る事になった

 

 

おじさん「葉と遊んでくれありがとうね」

勇作「僕も楽しかったよ」

おじさん「ははありがとう、じゃあまた、今度は年末かな、、この家に皆で集まろうか」

母「ええ、楽しみにしてますね」

おじさん「じゃあ、待たな」

母「気をつけてください」

 

 

 

母「ふう二週間の帰省が終わった、掃除からしないと勇作手伝ってちょうだい」

勇作「はいはい母さん」

お昼過ぎだが、、昼は軽食をとったし問題ない

軽く掃除をして夕食を買いにいく母親

母「晩御飯買いにいくから、その間にお隣さんにお土産渡してくれるかしら」

勇作「うん」

 

 

母親が買い物にでかけ

自分は小和田家、、つまり美世の家にお邪魔する

美世母「あら帰省から帰ったのね、上がっていきなさい美世呼ぶから」

勇作「はーいお邪魔します」

美世母「美世!勇作君よー!」

美世「はーーい」

 

客間に案内される

母さんからのお土産をおばさんに渡した

美世母「毎年ありがとうね」

勇作「いえいえ」

美世「お帰り勇作」

勇作「あれ?髪切った?」

美世「うん、、どうかな?」

ロングからショートボブに変わっていた

勇作「良いんじゃないかな?、犬に乗るとき髪の毛が顔に当たらなくてすみそうだ」

美世「もう!褒めてよ!!」

勇作「はは、悪い悪い、お土産だよ」

美世「猫のキーホルダーと、、御守りね」

勇作「いつも同じですまんね、食べ物だと母さんのと被るからさ」

美世「いいわよ、、くれるだけ嬉しいもの、、、でも珍しいわね、蛇キーホルダーじゃなかったかしら?」

勇作「あぁ、蛇から猫に変わったんだ」

美世「へ?どゆこと?」

自分か白蛇を倒したこと以外の事を話した

美世「珍しいわね、、神獣同士の縄張り争いねぇ、にしても猫がよく蛇に勝てたわね、、」

勇作「そだね、、」

 

 

母親が呼びに来るまで話し込んでしまった

次の日、から夏休みが終わるまで美世と遊んでいた

 

 

 

とある警察庁視点

 

「あの、部長」

「なんだね?」

「ここの土地の住民の被害は少ないですね」

「あぁ、その事かね、、私もこの仕事長いがここの住民の獣や虫被害は異常に低いのだ、、田舎の神獣の縄張りならあり得るのだが、、、ここの土地は違う、、なのにこんなに低い」

「見つかる虫や蜥蜴死体、、何かに切られてるか石で頭部を貫通されたりとしてます」

「全力で捜査をしてるのだが、、何も進展ないのだ」

「捜査してるのですか?」

「当たり前だ、、虫や蜥蜴以上の驚異かもしれないだろ?、、対策チームが設立してるが成果が何もない、、無視する事もできないから、今じゃその対策チームは、扱いに困る人種を置くためのポストになっているよ」

「うへぇ、、いやですね」

「お前も、身の振り方を間違えるなよ」

「ええ、はい、、そういえば聞きましたか?」

「なにをだね?」

「内陸で神獣同士の縄張り争いの話ですよ」

「あぁ、あの白蛇の、、」

「何でも鋭利な刃物で首を切断された白い大蛇だそうです、おかしいですよね」

「なにがだ?」

「鋭利な刃物で切られたようなですよ?、、猫の爪じゃ無理ですよ、切り口写真見てないんですか?」

「見たけど、、正直我々の管轄外だしなぁ、、」

「あんがい、、ここの土地のやつと同一人物なのでは?」

「まるで人、見たいな扱いだな」

「いや、わかりませんよ?」

「ふむ、人だったら、高級焼き肉店奢ってやろう」

「あ、言いましたね」

「変わり違った俺が奢って貰おう」

「え、あ!ちょ」

「精々稼ぐんだなはっはっはっ」

 

 

 

魔法少女!!ティア!!

 

 

私の名前は豊川葉!

夏休み、お父さんのお兄さんの家族が帰省しに毎年来るんだけど、その年はいつもと違ったの!!

大好きな格好いいお兄ちゃんが白い騎士なって、私を大きくて悪いイカから助けてくれたの!

その日、水の精霊オンディーヌの分け身を貰ったの

これって魔法少女になってこの町を守れってことだよね!、頑張るよお兄ちゃん!!お兄ちゃんが教えてくれた魔法の極意、、役立てみせる!!

 

 

 

葉「ねぇ、オンディーヌ変身したい!」

オンディーヌ「何ゆえ?」

葉「だってだって一度くらい先にしたいじゃない!」

オンディーヌ「だめ」

葉「なんでよ!!」

オンディーヌ「、、、、人見られる、、、困る」

葉「た、、確かに」

オンディーヌ「そもそも変身と言われても、、、困る」

葉「?あ、そっかデザインないもんね!!!」

オンディーヌ(そういう意味では、、、)

葉「こんなの着たい!」

オンディーヌ(あんまり戦闘に適してないと思うのだが、、、、戦いの素人の考えなのか、、、、我わからぬ)

 

 

夏休みが終わり

学校で友達にあう

雫「葉ちゃんおはよう」

葉「雫ちゃんおはよう!」

雫「元気だねぇ、、宿題やったの?」

葉「うん!お父さんにやってもらった!」

雫「よ、、葉ちゃん」

オンディーヌ(やっぱりあれはいけない事か)

 

始業式が終わり

暫く学校生活を送っていた

葉(うーん、、変身したいなぁ)

オンディーヌ(変身したい、ということは誰かが不幸になることだぞ?それはいいのか?)

葉(は!、、、私は悪い子だ、、、、)

雫「葉ちゃんどうしたの、、、、なんか落ち込んでる?」

葉「雫ちゃん、、私は最低だ、、、」

雫「え?、、え?、、ど、どうしたの?」

 

うーーーうーーうーー

雫「サイレン!?」

「窓閉めなきゃ!」

「扉も!!」

葉「手伝う!」

私は教室の窓を閉めるのを手伝った

雫「シャッターボタン押すよ!」

雫ちゃんがシャッターボタンを押すこれで大丈夫だ

 

放送「カマキリが侵入しました児童は速やかに教室に入ってください」

雫「放送遅いよ」

葉(あ、、あれ?今が変身するときじゃ?)

オンディーヌ(今からか?内側から厳重に閉められてる、開けるには専用器具が必要なのだろう?、壊したとしてもカマキリが一匹ではない場合ここの子供が死ぬぞ)

葉(う、、そうだね、)

ゴス!ゴス!

「扉を叩いてる!!」

「扉から離れて!!」

「机で壁を作るんだ!」

「ばかやめろ」

「固まれ!!」

ザ!

「ひぃ!カマキリの鎌だ!」

「駄目だおしまいだぁ!」

葉(オンディーヌ!!これは変身するしかないんじゃない!!)

確かにこの場合、、葉を守るために彼女に力を授けるべきかもしれない、、、

葉「オンディーヌ!」

オンディーヌ(わかった、、皆を眠らせてから)

 

葉「よし変身!!」

カマキリが扉を完全に斬りやぶり入ろうとする

葉「ええと!ショット!!」

水が放たれカマキリは吹っ飛んだ

「きしゃゃゃ!!」

葉「ここじゃ戦えない!!屋上いかないと!!」

私は出来るかわからないが飛んでみた

葉「飛べた!」

オンディーヌ「非常事態だしな、来るぞ」

「きしゃ」

葉「こっちよ!!」

私は屋上に誘導した

きしゃゃゃ!!

葉「くらえ!」水を放つ!

吹っ飛びはするがそれでは倒せない様子

葉「ど、、どうして」

オンディーヌ「威力が弱いもっと強いイメージで、、」

葉「強い、、イメージ、、、、、、、そっか!空気を混ぜれば!!、、アクアショット!」

カマキリの胴体を貫通しカマキリは倒れた

葉「ふう、、良かった、、」

オンディーヌ「いや、そうでもない、、」

葉「うそ、、あれって大カマキリじゃない、、アクアショット!」

キシャャャャーーーー!!

オンディーヌ「奴には効かないようだ」

葉「どうすれば」

オンディーヌ「逃げるのだ」 

葉「駄目!」

オンディーヌ「?、、何をいってる勝てないのだ逃げるしかあるまい」

葉「ここで私がにげたら学校皆が!!」

オンディーヌ「、、、、」

葉「なにか、、なにか方法は、、」

オンディーヌ「葉、、奴の腹にアクアショット何度も撃ち込め」

葉「でも、、」

オンディーヌ「効かなくていい撃ち込め」

葉「わかった!アクアショット!」

 

 

数十発撃ち込んで、大カマキリは突然反転しどこかえ向かった

葉「、、?なんで」

オンディーヌ「狙い通りだ」

葉「どういうこと?」

オンディーヌ「後を追えばわかる」

私は後を追った

大カマキリがお尻を水に浸けていた

葉「なにをやってるの?」

オンディーヌ「寄生虫を出すんだ、、針金虫というな」 

暫くみていると

葉「うぇ、、気持ち悪い、、、、」

ぎょぉぉ!!

オンディーヌ「魚が、やつを食った、、これで一件落着だな」

葉「なんだか、、、あんまり勝った気がしないよぅ」

オンディーヌ「、、、これでわかっただろう?お前には正義の味方などはや過ぎる」

葉「そんな事ないもん!!」

「手をあげろ!」

としたから声が聞こえる

「君は何者だ!!」

葉「あ、、あれれ、なんでか、こっちが悪者見たいな扱い受けてる、、」

オンディーヌ「そりぁ、、お前が未知だからだろ」

葉「ヒーロー物でそうなるシーンがあるの見たことあるけど、、、実際受けると、、心が痛いね」

「ゆっくり、、、降りてこい!」

葉「、、、、、私は正義の魔法少女!!ティアよ!」

「な!?おま」

葉「またね!」

「ちぃ、」バキュン

 

 

 

 

急いで学校に戻り寝た降りを始める

葉(本当に撃たれた!!!)

オンディーヌ(我の力がある、、銃程度いくら受けても弾く)

葉(痣になってないかな?)

オンディーヌ(無論だ、、、それで続けるのか?、、助けても同胞にこのような仕打ちを受けるのだぞ?)

葉(うん、だって、あの時皆を守りたいって思ったのは嘘じゃないもん、、だから守るんだ、、まだ私は弱い、ほんの雫のような力だけど、、いつか胸はって正義の味方って言うんだもん)

オンディーヌ(、、、そうか、、一つだけ約束だ、、逃げろと言ったら逃げろいいな?)

葉(、、、えへへへ)

オンディーヌ(誤魔化すな)

 

 

 

主人公視点

 

 

ニュースキャスター「ニュースです、◯◯県の◯◯市◯◯で」

母「あら、お父さんの実家」

父「なにかあったのか?」

ニュースキャスター「魔法少女ティアと名乗る少女が◯◯学校に侵入したカマキリを討伐、その後大カマキリと戦い、、頭脳戦にて勝利しました。警察が発泡したとの事ですが、少女が怪我したと見られず、少女は姿を消すように消えてしまいました、」

勇作「ぶふぉ!」

母「ちょどうしたの!?」

父「勇作!?」

勇作「げほげほ、、いや何でもない器官に入っただけ」

母「◯◯学校て葉ちゃんの小学校よね?」

父「無事かどうか電話しなきゃ」

うん、、無事だよ、、

 

 

学校にて

 

美世「そういえば昨日ニュースみた?」

勇作「ええと、魔法少女?」

美世「そうそう可哀想よね、カマキリから守ったのに撃たれたんでしょ、酷いことする大人がいるものね」

勇作「う、うんそうだね」

キーンコーンカーンコーン

チャイムがなり席にすわる

 

先生「皆、今日から新しい仲間を紹介するぞ、、入ってきてくれ」

あ、、あれ、、あの娘は、、母親の実家の

茜「緋奈山茜です◯◯県から引っ越して来ました、趣味は料理です、よろしくお願いします」

先生「みんな緋奈山と仲良くするように!、、豊川お前の知り合いだってな聞いたぞ、お前が世話をしてやれ」

勇作「は、はーい」

あれ、、歳上だと思ってたけど同い年!?うそぉ!

転校生の質問タイムが終わり俺が案内することになった

勇作「な、なんで、、」

茜「あぁ、、うんお母さんさんがね」

勇作「お母さん?」

茜「あぁ、ほら新しい」

勇作「あ、あぁお母さんの妹さんね、、戸籍が一緒になったのか」

茜「うん、でも学校通ってないのは問題だって事になってね、お母さんの実家にお世話になってるの」

勇作「巫女業は?」

茜「猫様も、勉学は必要だからちゃんと学んでから勤めなさいって、地元だと変に目立つから、、でも同じ学校とは思わなかったよ」

勇作「てっきり歳上だと」

茜「あぁ、うん皆より身長あるもんね」

勇作「緋奈お姉さんも?」

茜「姉さんは私の変わりに巫女をやってるの、行きたがってたけど私みたいな事情がある訳じゃないから」

勇作「まぁ、、そうか、」

茜「高校はこっちに進学するって」

勇作「お姉さんは」

茜「13よ?」

嘘だろ、、二人とも大人びてるな、、、環境か?

茜「でも良かった勇作君がいるなら何でもへっちゃらだね」

勇作「あ、うん」

 

 

その日の夕食

 

父「え!?そうなのかい!?」

勇作「うん、、驚いたよ」

父「凄い偶然だね」

母「恋の力ね」

勇作「?」

父「どうしたんだい?」

母「下心を恋と呼び、、、相手の事を思えて愛になるのよ!」

父「、、、、、勇作、今度家に招待してあげなさい」

勇作「う、、うん」

 

 

学校にて

 

茜「勇作君ここは」

勇作「それは」

 

茜「勇作あの」

勇作「あぁ、それは」

 

 

茜「勇作君」

美世「茜さん、私に聞いてもいいのよ」

茜「いえ、私は勇作さんに頼みたいです」

美世「いやいや、毎回大変でしょ、私は勇作の幼馴染みだから!そこら辺わかるからさ!」

茜「幼馴染みなんですか?」

美世「ええ、毎朝同じ犬にのって登下校よ!家もとなりなんだから!」

茜「それは羨ましいです、それなら私は今度から早起きして猫でお迎えに上がりますね、勇作さん今日はお家に伺っても?」

勇作「え、、」

美世「」ギロ

勇作「あ、、いや、、ちょ」

茜「小和田さん睨み付けるのはどうかと思います」

美世「んな事してないわ!」

茜「では、いつもあのような目で見てるのですか?、、勇作君が可哀想」

こういうときは逃げるものだ

 

 

 

魔法少女!!ティア!!

 

 

初めて変身してカマキリを倒しのはいいけど!大カマキリには苦戦した!オンディーヌのおかげで勝てたけど、私はまだまだ半人前にもなってないわ!

休みの日は変身して虫や動物を退治して修行するの!

いつか、海の生物だって倒しちゃうだから!

 

 

葉「はぁはぁはぁ、、、どう?」

オンディーヌ「、、蟻の巣を全滅させるとは、、、」

葉「高圧水流カッター、、、テレビでやってたのみたの」

オンディーヌ「いや、練習もなし、一発目で出来るとは、、」

葉「うぇ、、蟻の液体でぐちょぐちょだよぉ」

オンディーヌ「綺麗してやろう」

葉「ありがとう」

オンディーヌ「しかし無茶をする」

葉「そうかな?、、因みにゆうちゃんならどれぐらいかかる?」

オンディーヌ「三分ぐらいかな」

葉「二時間かかるのに、、どうやって、、、」

オンディーヌ「なんなら騎士の姿にならなくても出来るな」

葉「うそ!」

オンディーヌ「イカ戦だって、騎士にならずとも勝てたさ、ただお前を助けるために深くまで潜らないといけないから変身した」

葉「ゆうちゃんの背中遠いなぁ、、、」

オンディーヌ「そもそもとして、比べるのが烏滸がましいぞ」

葉「う、、これでも強くなってるもん」

オンディーヌ「そうだな、お前は才能がある、いまなら大カマキリだって、倒せるだろう」

葉「でしょう!」

オンディーヌ「だか勇作ならお前の頃にはすでにあのイカなら倒せてる」

葉「、、、、、」

オンディーヌ「どうした?」

葉「私は追い付けるのかな?」

オンディーヌ「お前次第だ」

葉「よーし、もう一件いくぞーー、!」

オンディーヌ「まだやるのか」

葉「当たり前じゃない!蟻による被害が大きくなると大変なんだよ!後二つは潰さないと!!」

オンディーヌ「そうか、、」

葉「それにコツはつかんだよ、今度はステッキからじゃなくて魔方陣から出すよ!2つ展開して!」

オンディーヌ「、、、やってみるがいい」

その後、蟻に拐われた大人を助けて、感謝されました

オンディーヌ「当たらなくてよかったな、、、」

葉「うん、、そういった事をを考えないとね」

 

 

主人公視点

 

茜が転校してきて数ヶ月季節は秋になった

 

ニュースキャスター「ニュースです、魔法少女ティアがまたまた活躍、蟻の巣を四つほど駆除しました、その際蟻に拉致された大人を10数人救いだしました」

オンディーヌ、、反抗期か?

俺はお前にそんな事をさせるために葉に分け身を許可したわけじゃないぞ、、、

オンディーヌ(我ではない)

じゃあなにか、あっちの小オンディーヌの勝手の判断だと?そういうのか?

オンディーヌ(そうだ)

はぁ、、わかった、、そういうことにするよ

暫く頭を悩ます事になりそうだ

 

 

葉視点

 

葉「私ってば人気物だね!」

オンディーヌ「そうだな」

葉「あれ?、でもゆうちゃんはテレビでは言われてないよね、、、ひょっとして私の方が活躍してる?」

オンディーヌ「今日は勇作は熊四頭、鷲2頭、蜥蜴七ひき、芋虫50匹を二時間で討伐してますよ」

葉「ちょ、そんなの嘘だ!だってテレビで」

オンディーヌ「被害が起きる前にやっている、感謝する人がいないのは当たり前」

葉「目立つってそれほど未熟ってこと?」

オンディーヌ「そうだ」

葉「うう、、全然だね、、」

オンディーヌ「都会のその数だ、田舎で活動したら10倍は討伐してるだろうな」

葉「まだまだ頑張るんだから!!」

 

 

 

 

オマケ

 

 

やぁ皆、歩家路町の士だ

 

夏休み終了まで四日を切った

今日は予定もなく、ちょうどルカさんからメールが来たのでお呼ばれした

 

ルカ「お久しぶり士君」

士「ルカさん!」

変装したルカさんがいた

ルカ「白いタキシード、、あつくない?」

士「いえ、別に!」

ルカさん金持ちなので、奢りといってスーツ着用店とか平気で誘う、、白いタキシードの意味は特にない、、特にない

ルカ「事務所が変わるの」

士「え?、、ええと何処へ」

食事中そんな話になった

ルカ「ミクちゃんのところよ、だから」

俺の耳元で

ルカ「恋愛、、出来るね」

士「ルカさん!!」

ルカ「ふふ、冗談」

ルカさんはやはり俺で遊んでいるらしい

俺はルカさんが本気ならハクと同時に付き合うこともやぶさかじゃない!!

え?ハク、土下座して許して貰おう

 

その日はルンルン気分で家に帰った

 

士「ただいま!あついなぁ、」

と俺は居間で麦茶でと、飲もうとしてたら

居間で母親に土下座した父がおった

士「へ?、、、」

母「お帰り士、ちょうどいいわ聞きなさい」

いや、俺は喉がからから

 

 

 

士「なるほど、、不倫をしていたと」

母「そうなの」

父「ワンナイトラブだった!あの一回で子供が出来るなんて思わなかったんだ!!」

母「黙りなさい!」

父「ひぃ」

士「それで、、浮気してごめんって謝ってるわけ?」

母「それもだけど、それがね娘残して事故で死んじゃったのよ、、、その娘の親権が」

士「父さんにあると?」

母「はぁ、、その娘に同情するけど、、悪いのはあなただし、、」

父「頼む!!」

 

父親の必死の説得で離婚は免れ、その娘も俺の妹ということで家にすむことになるらしい

2日後

 

「イアです、、これからよろしくお願いします」

なんですとぉぉぉぉ!!!!

あのくそ親父の遺伝子からイアが産まれたぁぁぁぁ!!!

母「畏まらなくていいわ、あなたが悪いわけじゃないし、家を本当の家だと思って、お母さんのことは残念ね、、、私はイアちゃんにお母さんと思えるぐらい頑張るから、、ほらお兄ちゃん!」

士「あ、、ああうん、イア、士っていうんだ高校二年生なんだけど、、、イアちゃんは」

イア「中学二年生です」

士「そうなんだ、、、もしかして歌ってたり」

イア「!?、、その私の事しってるんですか!?」

士「え、あぁうん」

イア「私、ミクさんとか好きで、ミクさんとか

の曲カバーしてネットにアップしてるんです!」

母「あらミクちゃんなら隣よ」

イア「ええ!!」

士「、、、あ、収録で夏休み中はほとんどいないよ、夏休み終わったら行こうか?」

イア「はい是非!、てことはハクさんも?」

士「あぁ」

イア「やったぁぁぁ!!」

士「ええと」

イア「ハクさんの大ファンなんです!!」

ハクよ、今時珍しいお前のファンがいるぞ、、、珍しい

士「ハクなら家にいるからすぐに呼べるな」

 

 

 

 

ハク「ど、どうも」

イア「本物だぁ!!」

ハク「ええと」

イア「ごめんなさい私イアっていいます!」

士「腹違いの妹だ、、父さんがワンナイトラブで浮気した、、浮気相手が事故で、、、家の家族になった」

ハク「うん、重い」

イア「ハクさんハクさん」

士「よかったな妹欲しいって言ってただろ?」

ハク「そうだけど、、でもいきなりなんて」

 

 

 

ハク「寝ちゃった」

士「まぁ、、出生が出生だからな、、不安とかいろいと心にのし掛かってて疲れてたんだろ、すまないな」

ハク「いいよ、これから妹になるんだし、、可愛い寝顔ね」

 

 

 

 

イア「、、、あれ」

士「起きたか?」

イア「は!?ごめんなさい!!」

士「いいよ別に、ハクが連絡してねだってさ」

そういってアドレスを渡した

イア「、、、、、」

士「どうした?嬉しくないのか?」

イア「いえ、とっても嬉しいです、でもなんだか、、、信じられなくて」

士「?」

イア「本当はまだ電車の中で、、私は眠っていて、、、ここが夢の中なんじゃないかって、、、おかしいですよね?、、でもなんだか、、幸せ過ぎて」

士「、、、、、」

俺はイアを抱き締めてやった

士「どうだ?夢から覚めそうか?」

イア「おかしいです、、普通は頬をつねるんですよ」

士「俺がつねったら千切れる」

イア「はは」

士「何が聞こえる?」

イア「お、、士さんの鼓動?」

士「お兄ちゃんでいい、そうだ、こんな音は夢じゃ聞こえないだろ?、、お前はちゃんと現実にいるよイア」

イア「お兄ちゃん、、、お兄ちゃん!」

士「寂しかっただろ、、いいんだ泣いて」

イア「大好きだったんです!お母さんが!毎日夜遅くまで働いて、、私のためにご飯も作って!なのに、、なのに!、、、うわーーーん」

 

 

 

 

泣きつかれたのかイア寝てしまった

俺はイアの部屋にイアを寝かした

士「お休みイア」

 

 

母「驚いたね」

士「うぉ、ビックリした」

母「驚いたのは私だよ、本当は私がやろうとしてたのに」

士「お兄ちゃんだからな」

母「はぁ、、なんで普段からきちんとしないんだろ?」

士「毎日ビシッとできるか、一番必要な時に最高にピシッとするんだよ」

母「はぁ、、、父さんみたいな女癖にならないでおくれ」

士「、、、おう」

母「なんだいその間は」

士「いや、なんでも、イア起きるから、、飯出来てる?」

母「さっさと食べな」

 

次の日

母親が女の子同士話があるからとかいって追い出された

子の部分に些か疑問が残る、ハクの

所に行こうにも、その話でいない

 

 

夏休み最後、ゴロゴロ過ごすつもりが、、、

「あのすみません」

士「はい?」

「ここに行きたいんですけど、」

、、、緑の髪の、、、だれだっけ、、、ボカロにいた気がするんだけど、、、ええと

「あの」

士「いやぁ、すみません、綺麗なんで見とれちゃいました!ええとここですね、、あぁこの道複雑ですからね一緒にいきましょうか?」

「はい///ありがとうございます」

道すがら話を聞くと、帰国子女らしく

こちらに転校する事になった、同じ学校だといいですねぇと談笑していた

 

士「ここですね」

タワーマンションについた

「ありがとうこれは御礼」

と頬にキスをされた

士「あ、えっと」

「迷惑だったかな?」

士「いや全然」

ルカ「あら、士何をやっているの?」

士「ルカさん?」

ルカ「、、、ん、、、あなた」

「ん?、、」

 

 

<ここからは主人公以外は英語で話しています、作者英語なんて打つの面倒なんで、、察してください>

 

 

ルカ「さっきあなた士にキスをしたわね?」

士「え?突然英語?、、なぜ?」

「あら!貴方の彼氏?ならごめんなさい」

ルカ「いいえ違うわ、皆の彼氏よ」

「?、、皆?どういうこと!?」

ルカ「いずれそうなるのよ!彼を中心とした理想郷が!」

「な、、なんてこと、、、確かに彼からははかりしれない懐の広さがある!」

ルカ「彼が一人の女だけなんて、無理の話よ」

士「あ、あの何を話してるんです?」

ルカ「彼が無自覚で堕とした女数は数知れず、私含めてね、、でも残念なことに彼は彼女がいる」

「なんですって!!」

ルカ「でもね、その彼女もとりこんで!私達は幸せになるのよ!!」

「そ、そんな非道徳的だわ!」

ルカ「ふん、戸籍に入らなければただの友達、、、、実情がそれ以上の関係なだけ、、それが何が悪いのです?」

「だって、そんなの!」

ルカ「私は本気よ?、、貴女はその程度なの?」

「、、、、、時間をちょうだい」

 

 

士「え?、、あのえ?」

先ほどの女性は落ち込んだ様子でタワーマンションへ入っていった

 

士「ええと、、いったいどんな会話したんだ、、」

ルカ「士君、家まで送るわ、今日は車なの」

士「はい!」

 

 

次の学校で

メグ「メグですよろしく!」

 

メグッポイドだった!!

メグ「元アイドルです!今は活動自粛してます」

アイドルだった!!

俺の後ろの席だ

因みに左右はハクミクだ

俺に笑いかけるメグをみた二人は俺に問い詰めるのであった。

 

 

レン「先輩、、かなり濃い夏休みっすね」

士「そうか?」

レン「いいなぁ、帰国子女のキスかぁ、、」

士「経験ないのか?」

レン「ありませんよ」

士「え?でもこの薄い本でリンと」

レン「ぶふぉ!ちょそれ二次創作じゃないっすか!妹なんてそういう対象になりませんよ!」

士「んじゃこっち?カイトと「違います!!」あ、そう」

レン「そもそもなんでそんなのあるんですか、まさか」

士「いや、カイトさんとメイコさんが愚痴の種でもってくる」

レン「うわぁ、ご苦労様です」

士「売ったらいい金になった」

レン「ちょ、僕にも分け前を!」

士「ありませーん」

レン「そんなぁ!!」

士「そもそも、お前がメイコさんに全部処分を頼んでるのがわるいんだろ?」

レン「そうですけど、うう」

士「いや、そんなに?、お前たちかなり稼いでるだろ?」

レン「リン、お金にうるさいんですよ」

士「あぁ、、なるほどね」

レン「先輩ってバイトとかしてるんですか?」

士「ん?してるぞ」

レン「以外ですね、どこかの組を潰すとか?」

士「お前、、おれにまだそんな印象あるのか?」

レン「じゃあなんです?」

士「うーん、、とあるお嬢様の家で」

レン「あぁ、ボディーガード」

士「いや、荷物下ろしたりあげたりするんだ」

レン「荷物運びですか?」

士「いや、単純に持って下ろして持って下ろしてって」

レン「、、、、、なんの意味が?」

士「お嬢様曰く楽しいらしい」

レン「ドS!!」

士「後」

レン「か、かけもち!?」

士「お嬢様の話相手だな」

レン「うそ!それ仕事ですか!?」

士「あぁ、給料でるぞ、即日払いだ」

レン「え、えぇ、最初の仕事はいくら貰えるんです?時給は!?」

士「いや、お嬢様が飽きるまでから時給とかはないかな、だいたい二時間ぐらい、長ければ三時間、、一律五万かな?」

レン「なにその美味しい仕事!!」

士「いや、毎日あるわけじゃないぞ?、不定期の仕事だし、1ヶ月七回やった時もあれば一度もない月もある。」

レン「だとしても高いですよ!、じゃぁ話相手は?」

士「これも不定期だ、1日潰れることもあれば、二時間か三時間ぐらいで終わる三万貰えたな」

レン「いや高いって、人生舐めてんすか!」

士「解せぬ」

するとそこへ

ルカ「あら士くん」

士「ルカさん」

ルカ「次のお休みどうかしら?」

士「えぇと、、確認します、連絡しますね」

ルカ「ええ、わかったわ」

と手を振り行った

レン「まさか、、お嬢様って、、ルカ姉さん!?」

士「ルカ姉さんって、、お前たちの後輩だろ?一様」

レン「キャリアが違いますし、そもそも歳上を呼び捨てできませんよ」

士「あぁ、、だからミクもルカ姉って言ってるのね」

レン「凄いですよね、英語ペラペラで、博識で、、完璧超人です」

士「最近、メイコ事務所はデュエットで更なる可能性を~とかカイトさんが、テレビで言ってたっけ?」

レン「ええ、他事務所との連携も視野に入れてるそうです、権利問題が複雑であまり上手くいってないと聞きました」

士「へぇ、、大変なんだなぁ」

レン「レコードして売るとなるとやっぱり複雑でして、、」

士「だろうなぁ」

レン「あ、今日放課後ミクさんにカラオケ誘われているんですよ」

士「おう、そうか」

レン「?あれ士さんはいかないんですか?」

士「家が隣で、誘われていない、ということを察してほしい」

レン「え?、、えぇどどうしてですか!?」

士「用事がある」

レン「え?あぁ妹さんですか?でもミクさんイアちゃんも誘うって言ってましたよ?」

士「、、、、レン、お前は知らないだろうけど、俺は頑なにミクと、、、とりわけ歌手とのカラオケはいかないことにしてる」

レン「え?何故ですか?」

士「前にミクとハクで行ったんだ、、二人は100点を連発して、、俺は60から65付近、、別段競ってるわけじゃないのは理解してるがそれが何度か続いたら行きたいと思うか?」

レン「まぁ、、、確かに、、、ちょっと心に来ますよね」

士「まぁ、いいんだ二人は昔から歌が旨かったから納得はできる、、でも歌手になってからカイトさんやメイコさんも一緒にするようになった、、、、二人も100点を連発する、、、、四人が100点を連発してるのに自分だけ65って、、、かなり惨めな気分になるんだ、、、」

レン「いや、ほら今回は僕達もいますから!、カラオケなんて久しぶりだから僕もそんなに点数とれませんよきっと!」

士「いいんだよ、レン、、、お前たち歌手が特殊なボイトレしてることはミクやハクで知ってる、、、ハクが気を使って点数落としてくれた時もあったけど、、、それ以来行ってない」

レン(あ、これ逆に心が傷ついたパターンだ)

士「イアが行くんだってな、、お金渡しておくからイアに払わなくていいと言ってくれ」

レン「は、はい」

士「イアがいなかったらまぁ、好きに使うといい」

レン「先輩、、、」

 

 

 

主人公視点

 

メグ「珍しいね、皆と帰らないの?」

士「メグさん」

メグ「さんはいいって、それで?」

士「皆カラオケだ、、俺は苦手だから今日は一人で下校です」

メグ「ふーん、、、歌苦手?」

士「苦手、、というよりはプロに囲まれるとね、、、」

メグ「あぁ、、そういう」

士「んじゃメグ、俺はCOOLに去らして貰うぜ」

メグ「、、、士君」

士「はい?」

メグ「何も予定ないなら、今日は私と一緒に過ごさない?」

士「え、いいですよ」

メグ「よかったぁ!見たい映画あるの!一人だと寂しいから一緒に見てくれる人がいてよかった!!」

士「わかりました行きましょう」

 

 

 

メグ「エグエグ」

士「メグさん、、そんなに泣かなくても」

メグ「だって、、だってポニーが!!」

士「あぁ、、はい」

メグ「あんなラスト可愛いそうだよ」

メグはかなり涙脆いようだ

 

その後ゲーセンに行ったりして家まで送った

メグ「今日はありがとう、デート楽しかったよ!」

と前のように頬にキスをされた

 

士「うん、帰ろう」

 

 

家に帰ると

イアが

イア「お帰りー!!」

士「ただいま、、カラオケどうだった?」

イア「え、えぇーと、、、その」

士「?行かなかったのか?」

イア「行ったよ?、、その」

士「点数の事なら気にしないから、、んで何点だったんだ?」

イア「100点」 

士「凄いじゃないか?」と頭を撫でる

イア「嫌いにならない?」

士「なんでさ?」

イア「だって、、」

士「別にそんなことで嫌いにならないよ、俺が歌下手なだけだしな」

イア「歌の勉強する?」

士「いや、別に歌手になるわけじゃないし」

イア「、、、、」

士「まぁ、お前が歌手を目指してるなら、横で聞くのもありかな」

イア「!?、、一緒にだよ!」

士「う、うんわかったわかった」

今にも泣き出しそうな顔せんでもいいじゃないか、、、

 

後でハク連絡をしてみた

 

ハク「イアちゃんなんで士がいないのか聞いてね、、理由言ったら泣いちゃって、100点取っちゃったから嫌われるって、、皆大丈夫だからって行ったんだけど、、、まぁ歌える気分じゃなくなったから帰る事にしたのよ」

士「、、悪いな、行くだけ行けば良かったな」

ハク「謝らなくてもいいよ、あの時調子に乗ったミクも悪いんだし、それでカラオケ嫌いになったのはしょうがないもの」

士「次も誘ってやってくれ」

ハク「うん!誘うよ、イアちゃんの声スッゴク綺麗なんだよ!」

士「へぇ、そうか」

ハク「ネットアップしてるって聞いたけど、凄いね、私さっきまでイアちゃんの歌を聞いてるけど本当に凄い!!」

あれ、、ファンがファンのファンに、、、、ファンファンうるさいわ!警察か!

ハク「今、、しょうもないこと考えなかった?」

士「いや別に」

ハク「?、そう今日は何してたの?」

士「え?外をぶらぶらしてたよ?」

ハク「一人で?」

士「友達とだが?」

ハク「男?」

士「メグだが?」

ハク「、、、、まぁいいわ今回は私が士をほっといたから、、ねぇ何もしてないわよね?」

士「何って何さ!?」

ハク「キスとか、、その、、、、」

士「やってないよ!」(頬はセーフだよね、帰国子女だから海外の挨拶的な奴だもんね!)

ハク「ならいいわ」

士「じゃあまた明日な」

ハク「うんお休み」

 

 

転生してから17年

白騎士の力を使わず今日まで生きてる

まぁ、こんな平和な世界

使う事なんてないだろう

たまにはこんな世界もいいよな?

 

 




巨獣世界はまだ続きます
主人公が小学生で終わらせるとも?
残念、まだ中学生編と高校生編があるのさ
話数的には2話かな?って予定してます
ボカロ世界に、ついても、同じくらいですね
イアとメグの掘り下げはこんなもんでいいかと思ってます
次書くとしたらミクをヒロインにしてハクとバチバチさせてる予定ですね
終盤ルカがかっさらって
ハクが奪い取る
って形にする予定です
まぁオマケなので、予定は予定なので

気が五章はまだどうするが考えつかないので
次も巨獣世界かと思います
今月には五章は描きたいと思ってます予定は6章何です
6章はそこそこ構想は出来てるんですよ
五章だと、どうしても序盤で敵がいなくなる
100文字いくの?というレベルなんですよ
流石にそれは不味いし、イベントも集約させてしまおうかと考えてます
五章、、どうすればいいんだ、、、


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