自由気ままに対戦車道~歩兵課、砲兵課、航空課~   作:超甲形巡洋艦

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─狩り──



ラハティ高校vsプラウダ学園 2

~カチューシャside~

この地域で戦うとなると必然的に市街地戦となってしまい『待ち伏せ』されると戦車側にとって不利である

 

今は部隊を五両づつの三部隊に分けて進撃していた

 

今更ではあるが一応歩兵側の敗北条件を確認しておこう

今回のルールはフラッグ戦だ。戦車道のフラッグ戦とは違い、歩兵道のフラッグ戦とは拠点を巡る戦いである。

戦車が守る、歩兵が守るの二通りがあるが今回は歩兵側の防衛戦。今回の防衛拠点は高松駅駅前広場だ。侵入後一定時間耐えられたら負け

 

「全車、進撃開始!待ち伏せと狙撃に注意しなさい!」

 

『『『уρаааа!!』』』

 

戦車団が動き出す。それぞれ海側、線路沿い、市街地のど真ん中を突っ切る進行ルートだ

カチューシャは線路沿いの部隊から指揮を取っており

一番危険な市街地の部隊は勘の鋭いノンナが指揮している  

 

┉歩兵第一普通部隊┉┉┉┉┉

「隊長!敵部隊が合計五両、内T-34四両、is-2一両が159号線を進軍中です」

 

「よーし分かった。防衛陣地の用意はいいな?」 

 

「第二分隊準備よし」

 

「第三分隊いつでもいけます」

 

「よし、目先を片付けるぞ。第二狙撃分隊の支援付きだ。やれるぞ。必ず」

 

「敵車両捕捉しました。距離800!」

 

伝令からの通報。各所に配置した3.7cm砲も活動を開始するだろう

 

┉歩兵第二普通部隊┉┉┉┉┉

高松駅駅前広場の人フラッグを守る第二小隊、

 

「小隊長、各隊陣地構築終わりました」

 

「小隊長、第二、第三狙撃分隊から通報です。敵は海沿い、線路沿い、159号線からこちらを目指して進行中です」 

 

「分かった。恐らく159号線の部隊は総隊長指揮の小隊と鉢合わせるだろう。ならばここから貴隊を派遣して海沿いの部隊を足止めして貰う。支援を第三狙撃部隊に頼んでおく」

 

「分かりました。第四分隊、精一杯やらせて頂きますが、別に倒してしまっても構わんのでしょう?」

 

「フフ、構わん!」

 

「第一狙撃分隊がどこに居るか誰かわかるか?」

 

「さあ、それを知ってるのは総隊長だけなので」

 

第一狙撃分隊は副隊長率いる狙撃部隊で色々な所から死神部隊と言われている。中でもその副隊長その人狙撃世界トップクラスで白い死神の再来と言われている程の実力者だ

そして第四分隊は自部隊のハーフトラックで移動、迎撃地点へ向かう

 

『こちら第一狙撃分隊、第二小隊へ。線路沿いの部隊の進行速度が予想以上に早いなぁ。こっちで貰ってもええかい?』

 

「りょ、了解しました」

 

『あんやとなぁ~』

 

┉第一狙撃分隊┉┉┉┉┉┉

ここでは副隊長がモシン・ナガンを、残りの九人でL-39対戦車狙撃銃を五挺を運用している

 

「さあ~、分隊の皆、用意はええな?」

 

「「「「「「「「「Suostumusta!」」」」」」」」」 

「こっちから見たら後ろ晒した瞬間死神分隊の狩りの始まりや」

 

その瞬間副隊長の目が変わった。今までは穏やかな目だったが獲物を狙う目、氷のように冷たく、一切の油断を捨てた眼だ

 

「なー、そっち撃ってこっちに気が向いたら俺撃つわ。頭出したのもこっちで頂くよ」

 

「分かりました」

 

副隊長は現役の猟師である。彼はスコープは猟師を始めた時から使っていない

彼の狙撃は中学の時から始まる。彼の親戚が猟師でありその猟師仲間から技を仕込まれた

 

「観測手、距離は?」

 

「650mです」

 

「じゃあ500で一斉に射撃開始して、全部狩るぞ」

 

死神の狩りが、始まる

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