東方逃亡精   作:鼠日十二

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流石にわからないでしょあの情報量じゃとタカを括ってものの見事に正解された作者がいるってマ?


あ、後この閑話は手遅れ感ありますがオリジナル展開なので些かキャラがブレていると思われます。具体的には少しテンションが高い。過度なキャラ崩壊は決してないですが少しでもダメという方は閑話とついてるやつは飛ばすべし。


閑話 I see in your eyes reflections

 

人物紹介からしないといけなかったから、かなりの時間が必要だった。具体的にはお昼ご飯を跨ぐくらい。それにしても輝夜さんは聞き上手だと思う。私の拙い語り口でも合いの手を入れて時たま質問してくれる。

 

 

 

「……というわけで、一回休みになったみたいです」

「不思議ね、ヴィーが自分で動いたわけではないのでしょう?どうやったのかしら」

「そうなんですよ、でも気付いたら全部自分でやってて……。一体なんだったんでしょう」

 

「………それだけだったの?」

「と言いますと」

「さっきから気になっているのだけど、貴女結構凄いわよ、今」

「な、何がですか?」

 

「すっごいきらきらしてるのよ。まさに雲母って感じ」

「…………?」

「前はこんなことなかったでしょう?だから、何か変わったことでもあったと思ったのだけど」

 

「私の能力ではこんなことにならないと思うんですよ。いつも発動させているわけじゃないですし、視線の方向にしか跳ね返せない制限付きですし」

「ふぅん……」

 

 

そういうと輝夜さんは袖から綺麗な玉が付いた枝を取り出した。

私を膝から退かして、少し距離を開けると、

 

「ちょっとこれ、跳ね返してみて」

 

と単発の大きめの弾を私に撃ち出してきた。

 

 

「は、はい!行きますよ!」

 

それが私の体に触れた瞬間。

 

 

パシュッ

 

 

と音を立てて弾が消えた。衝撃があったから、三割は引き受けたんだと思うけど……?

 

 

 

「凄いじゃない、綺麗だわ」

「ええと……?」

「まず貴女の能力が変化してるのは間違い無いわね。自分が何なのか知りたいと願えば、自分の能力なんてすぐわかるわよ。さぁさぁ」

 

 

 

私はしばらく目を瞑って真剣に考えてみた。

浮かんだ言葉は口からするりと出てきた。

 

 

 

「………『七割まで乱反射する程度の能力』?」

「もうちょっと自信持ちなさいな」

「いや、でも私こんな能力持ってないはずなんですけど」

「ふふ。それに関して推理してみたわ。最近人里で売られている推理小説にはまっているのよね」

「推理小説なんて売ってるんですか」

「そうなの……ん、ん。おほん。つまりだ、友よ。君の能力が変化したのはおそらくその八咫烏の権能そのものに触れたことが大きいだろう」

「と、仰いますと?」

 

ちょっと楽しくなってきた。

 

 

「八咫烏、太陽の化身、核融合。おそらく月が持つ「太陽の光を受けて輝く」ことと太陽の「自ら光り輝く」という部分が融合したのだ……極一部だろうがね。月の見える夕方に鈴仙が君を見つけたのも偶然では無いだろう」

「な、なるほど」

 

なんだか凄い説得力だ。

 

 

「今の君なら殆どの攻撃を無力化できるということだね。クッションみたいなイメージだ。衝撃を受け止めて、散らす。この際だ、どこまで能力が使えるのか試してみようか」

「やりましょう、私も能力を使いこなせるようになっておきたいので!」

 

 

 

 

 

▽▽▽▽▽▽▽▽

 

 

 

 

鈴仙・優曇華院・イナバは困惑していた。

師匠に姫様と客人にお茶を運ぶ事を指示され、いざ障子を開けようとしたところで、うっかり中の会話が聞こえてしまったのだ。

 

 

 

「行くぞ!」

「来てください!」

 

パシュッ

 

「んっ……まだいけそうですね」

「興味深い。今度は後ろ向きにやってみようか」

 

 

 

 

………入れない。独特の空気感が凄い。姫様があんな男口調でしゃべるのみたことない。一体このお茶をどうしろと?

 

結局鈴仙は逃げた。一声かけてお茶を置いて脱兎の如く。

 

 

 

▽▽▽▽▽▽▽

 

 

 

「ふむ。こんなものかな」

 

 

結局わかったことと言えば、

 

目を瞑っていても発動できたこと。というかそもそもこの能力割合の調整以外に何もできない。常時発動しているようなものだ。幸い0割反射にすれば体が光り輝く事もないようで、こうしてヴィー(目に優しいバージョン)にもなることができた。

 

 

 

部屋から出る頃にはもう夕方に近かった。

結局夕飯までいただいた。何故か鈴仙さんがすっごい見てくる。

 

ただ。いくらお風呂があるからって私を誘うのはやめてほしい。緊張して死ぬ自信しかない。

 

 

 

 

▽▽

 

 

 

「ふぅ……」

 

当然紅魔館にはメイドや使用人用の大浴場があったし、守矢神社にだって日本風のお風呂はあった。しかし、しかしだ。その全てにおいて私は一人で入ってきた。いくつものお誘いを断って、だ。

 

 

お風呂は一人で入るもの、という固定観念のようなものがある。あまり人に肌見られるの好きじゃないし……。

それに、お風呂は考え事にぴったりなのだ。

 

 

 

 

………結局のところ、私が紅魔館から逃げ出したのはもっと異変を間近で見たかったのもあるのだ。当然あの屋敷はプレッシャーが異常なので元日本人には胃がきついのもあるけど……。

 

 

 

で、今。ずっとここにいるわけにはいかないのだ。早めにワイン問題を解決しないと……本当に萃香さんに恨まれそうで怖い。正直何日経ったかも定かではないのだ、なるべく早く紅魔館に行かないと。

 

 

ううむ。真正面から行くのは自殺行為だ。妖精メイドはかなり子供っぽいので餌で釣っても結局口を滑らす可能性が高い。お菓子で釣るのはなし、と。

 

 

 

やはりこっそり行くしかないか……?私が出た裏口なら美鈴さんもいないはずだ。

裏口から入って、地下のワインセラーに忍び込む。紅魔館のワインセラーは温度管理の関係上地下にあるのだ。

 

 

 

 

問題は同じ地下にフラン様の部屋もあるということ。もしかしたら今は地上に部屋があるかもしれないし、なんならレミリア様と同じ部屋かもしれないけど……油断はできない。当日は足音でバレたんだから今回は浮いていこう。

 

 

 

これは希望的観測だけど、妖精メイドのシフトが私がいた時と同じな可能性がある。つまり掃除の時間が決まっているということ。それを使えば地下までは安全に行けるだろう。ただこの場合、危険だった地下を掃除していたのは咲夜さんだったため見つかる可能性がある。

 

 

咲夜さんを何処かに誘き出す?うーむ。正直時間稼ぎは咲夜さんには殆ど意味をなさないんだよね。どうしよう、どうしよう……

 

 

 

結局知恵熱と風呂でのぼせたヴィーを発見し回収したのはこっそり一緒に風呂に入ろうとした輝夜であった。




バレたので書きました。本当です。すぐに反応できなくてごめんなさい、さすがに焦ったんです。というかアレでよくわかりましたね……。



さらにです。こちらも感想で言ったことですが。


私、予測変換に頼りがちなのですよ。スマホで書いてるので。
その為お空さんをお母さんに変換ミスしたりするんです。もしよかったらやってみてください、私のスマホはおくうさんと打つと変換候補に最初に出てくるのはお母さんです。


で、なにがいいたいのかと言うと。
数話にわたってとんでもない変換ミスをしております。ちまちま直していく所存ではありますが、もし気付いた方がいらっしゃれば誤字報告で教えてくれたりすると私が泣いて喜びます。

でもこれで誤字報告が来なかったら誰も気づかなかったと言うことなので直さなくてもいいかなぁ。どのくらいあるか自分でも把握してないし。ダメ?ダメだよね……。


追記:多分直し終えました



次。タイトルは発熱巫女の MAZE という曲から。結局のところ発熱巫女の英語曲しぬほどすきなのでこれからもこんなタイトルになるかもしれません。許して


ではまた。次でどうにか紅魔館へ繋げたいですなぁ。
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