紅の錬金術師   作:おいしい名古屋コーチン

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第13話 人形

エクス「ということで、これから僕達はシフ国内を調査します。」

ベルモンド「それは当に分かってるよ。それに関しては惜しみなく支援を行おう。その一環として、ちょっと情報屋を雇ってみたんだ。」

アルマル「情報屋?」

バーガンディ「お久しぶりですね、アンジュさん、戌亥さん、皇女殿下。」

リゼ「シェリンさん!」

バーガンディ「今回の要件としてはテロリスト...総称を”教会”としますが、その教会が起因であろう自称についての情報をお持ちしました。」

戌亥「その情報って具体的に何?」

バーガンディ「単刀直入に申しますと、エクスさんのような洗脳を受けたような方を目撃した、という情報が多数見受けられるわけです。例えば、性格が激変して攻撃的な性格になった、とか。」

エクス「となると...またあいつらが本格的に動きだしたというわけか…」

カトリーナ「手がかりを掴むためにもその人たちを調査すること今の目標となるわけか...」

ベルモンド「目標も決まったようだし、今は一旦休んでいきな。明日から本腰を入れればいい。」

アルマル「それが一番いいね。よし!ベル君の事だしさぞいい宿を取ってくれてるはずだし早速行こうか!」

ベルモンド「いや今日の宿は僕んちだよ。無駄に広くて困ってるし一室や二室くらいかそうと思ってね。」

全員「えっ」

 

 

 

 

アルマル「すごいねベル君!ヘルエスタ城並の広さじゃないか!」

ベルモンド「そこまで広くないよ。」

リゼ「すごい…至る所にガス灯が灯ってる…」

カトリーナ「リゼんちみたく甲冑が並べられてるんじゃなくて銃器や和刀が並んでる…」

アルマル「名産品だからね。」

エクス「というか建屋新しくなりました?やけに綺麗ですが」

ベルモンド「ちょっとリフォームを頼んでみてね。壁紙の張替えと柱の補強を頼んだんだ。」

カトリーナ「だからやけに錬金術臭いのか…」

リゼ「錬金術に匂いなんてあるの?」

カトリーナ「あるよ。物質を魔力で分解して再構成するから再構成後の物質に若干魔力が残る。日が経てば消えるけど錬金したてだと若干匂いや色が変質する。」

戌亥「へぇ。」

バーガンディ「成程…これからの調査に役立てられそうです。」

アルマル「アンジュちゃんそういうとこ鼻が利くからねぇ。その繊細さが名を馳せる錬金術師になれたと私は見込んでるけど。」

カトリーナ「ありがとうございます。」

ベルモンド「話を割ってすまないね。ここが今回貸す部屋だよ。二部屋用意したから」

リゼ「部屋割りどうする?」

戌亥「男2人はそっちね。私達はこっちにするから」

エクス「やっぱりというか…妥当ですね。」

ベルモンド「じゃあ丁度いいや。思い出話しながら後で呑もうよ。バーガンディ君の事ももっと知りたいし。」

アルマル「んじゃこっちはこっちで女子会でもしますか!」

 

 

 

 

 

 

 

〜翌朝〜

 

エクス「よし!準備も休憩も十分だし、そろそろ行こうか!」

戌亥「さてバーガンディさん、その洗脳を受けたらしい人物の所在は?」

バーガンディ「今明確に判明しているのは3人。家政婦の御伽原 江良に魔術師のニュイ・ソシエール、そして、シフ国議員の娘である鷹宮リオンです。」

カトリーナ・リゼ「!?」

戌亥「やっぱりか。」

アルマル「これは…」

戌亥「私たちのことが完全に相手側に認識されてるみたいだ。完璧に私、アンジュはん、リゼはんの知り合いを狙って来てる。」

リゼ「…」

カトリーナ「…行ってくる。」

リゼ「行ってくるって...何処へ?」

 

カトリーナ「ソシエの工房。 これは私が決着をつけるべき相手なんだ。 一人で行かせて。」

 

 

リゼ「......うん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

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