紅の錬金術師   作:おいしい名古屋コーチン

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第3話 伝承

リゼ「おはようございます…」

舞元「おはようさん。朝メシ作ってあるから食いな。」

叶「わぁ…」

 

 

 

 

 

舞元「お国の重要人物がまさかウチの民宿に泊まりに来るとはね…」

リゼ「ご迷惑…でしたか?」

舞元「いやいや、そんなことない。というか改めてわかった気がするよ。」

リゼ「?」

舞元「こっちの話さ。まぁ、色々疲れてるだろうし今日は休んだ休んだ。明日、やる事あるんでしょ?一旦休んでから色々話し合いな。」

叶「あざーす。じゃ、ちゃんリゼ、2階に2部屋あるからそこ借りよう」

リゼ「了解です」

 

 

郡道「舞元が皇女殿下泊めるらしいから見に来たけど叶君がいるなら余計なお世話だったみたいね。」

舞元「何しに来たよお前」

郡道「仮にも皇女殿下は教え子の恩人だしね。変なおっさんに変なことされないか見に来たのよ」

舞元「何もしねぇよ 首飛ぶわ」

郡道「…あの子、なにか目的があってここに来たみたいだしなにか力になれたらいいのにね。」

舞元「そうだな。」

 

 

 

 

 

 

 

リゼ「叶さん朝めっちゃ弱いんですね…」

叶「そだね…とりあえずご飯食べよ…」

舞元「こりゃひでぇ」

 

リゼ「そういう舞元さんはめちゃくちゃ朝早いんですね やっぱり早朝の畑仕事とかあるんですか?」

舞元「若干ね。といっても魔術温室があるからそれもほんの少しで済んでるし。」

リゼ「そんなものもあるんですね!勉強になります…」

舞元「3年前くらいに錬金術師さん呼んで作ってもらったんだ。名前は確か…」

リゼ「もしかして…アンジュですか?」

舞元「そうそう。知り合い?」

リゼ「知り合いというか…親友というか…」

叶「アンジュさんってやっぱりすごい人なんだねぇ」

リゼ「いつの間にか治ってる」

叶「牛乳飲むと目が覚めるんだよ」

 

 

 

リゼ・叶 「ごちそうさまでした。」

舞元「あいよ。食器は適当に洗って積んどいて。」

 

 

 

 

 

叶「と、いうわけで、どうやって友達を探すかをまだ聞いてなかったね。」

リゼ「一応、レーダーのようなものは持っているんですが…大まかな位置しか特定できなくて。」

舞元「それなら、そこの図書館を使ってみるといいかもね。」

叶「図書館…?」

舞元「聞く限りその探してるお友達は聖獣の仲間みたいなものなんだろ。だったら図書館でここらの歴史とかを調べてみるといい。聖獣に纏わる祠とか洞穴とか神木とか色々友達が居そうな場所が割れるかも知れないぜ。」

 

リゼ「ありがとうございます。とりあえずそこに行ってみようかと思います。」

舞元「どういたしまして。それと、なんだ。色々気をつけてな。」

リゼ「 はい。行ってきます。」

舞元「いってらー。」

 

 

 

 

叶「ここが舞元さんが言ってた図書館…」

リゼ「入りますか。外暑いですし。」

 

リゼ「涼しっ。」

郡道「そうでしょ?避暑地にちょうどいいのよ」

叶「郡道先生。昨日はどうも。」

郡道「お礼したいのはこちらの方なんだけど。」

リゼ「郡道…先生?」

郡道「私はここの小学校の教師をしててね。呼ばれ慣れてるし郡道先生って呼ばれてるのよ。」

叶「というか郡道先生って歴史の先生なんですしここら辺の聖獣に纏わる伝承とか詳しくないんですか?」

郡道「残念守備範囲外。でも本がある場所は分かるから案内だけはしましょうか?」

リゼ「有難いです。」

 

 

 

 

 

 

 

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