紅の錬金術師   作:おいしい名古屋コーチン

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Ep8.お留守番

奈羅花「お留守番?」

戌亥「ああ。 久しぶりに本部に顔を出しに行く。 フレンも一緒に行くからお前を取り残すことになるが...大丈夫か?」

奈羅花「だいじょうぶ! いってらっしゃい!!!」

 

 

 

 

 

 

奈羅花「...暇だね。」

 

バンとケンをひざに、阿と吽をあたまにのせてぼーっとてれびを眺める。

 

奈羅花「おなかすいた。 ごはん作ろう。」

 

おねえちゃんが作ってたごはんでわたしでもつくれそうなもの...

うどんかな。

 

奈羅花「バン、火つけて。」

 

おねえちゃんにこんろにふれるなと言われてるから、バンとケンに手伝ってもらう。

 

奈羅花「...阿、うどん、とれる?」

 

...なんか手足が伸びたみたいだ。 ちゃんとお礼しないと。 ...この子たちうどん食べられるのかな。

 

奈羅花「なべに水をいれて...ぶくぶくするまでまつ。」

 

そのあいだにバンとケンにさっきのこときかな...

 

 

バンとケンがおねえちゃんがむりそうって思ってるときのめをしてる。

先生の本で見たような...すなきつね、だっけ。

 

奈羅花「阿と吽は...食べてもらわないとわからないか。」

 

 

水がぶくぶくしてお湯になったら、うどんを入れる。

 

奈羅花「...あちち。 これで2分まつ。」

 

あといるのは...たまごとバター...

 

取り出してないはずなのにもうある。 ...阿と吽がやってくれたのかな?

にこにこしてるし。

 

奈羅花「ありがと!」

 

 

 

 

 

 

奈羅花「うどんできた。 バター入れて...たまご入れて...混ぜる!」

 

せいいっぱいまぜる。

 

奈羅花「食べてみて!」

 

小皿にうつして阿と吽にさしだす。

おいしそうだ。

 

奈羅花「じゃあ、いただきます!!」

 

...おいしい。 こんど色々おしえてもらいたいな。

 

 

 

 

 

ものおとがする。

 

 

盗人「...ここが警備隊の官僚の家か。出払ってるはずだから盗みほうだ...」

奈羅花「...おじさんだれ?」

 

バンとケンが吠えてる。

たぶん悪い人だ。

 

奈羅花「...たぶん悪い人だから。」

盗人「何だこのガキ!? ...脇差まで提げてやがる! ガキに刺されるのは御免だ! さっさとずら...」

 

剣を引き抜く。

バンとケンに手伝ってもらってかげをぬう。

 

奈羅花「おじさん。」

盗人「うわあああああ!? いつのまn...」

奈羅花「ごめんなさい!」

 

はじめてのみねうち。

...うまくいったみたい。

 

手足をしばってげんかん横のごみ捨て場にぽい。

おねえちゃんがこまったらつかえって言っていたお札の数字を押す。

 

オペレーター「ご連絡ありがとうございます。 こちら警備隊相談センターですが、なにか御用は?」

奈羅花「尊お姉ちゃん、いますか?」

オペレーター「...少々お待ち下さい。」

 

尊「どうしたんじゃ奈羅花? 留守番中と聞いたが。」

奈羅花「悪い人捕まえた!」

尊「...家だな。待っておれ。」

 

 

 

 

 

 

 

尊「大手柄もいいところじゃな!!! ここらで連続して空き巣をしていた犯人を捕まえるとは!」

奈羅花「バンとケンのおかげだよ。 私ひとりじゃかてなかった。」

尊「曲者のバンとケンを手懐けられるのも実力のうちじゃぞ。」

 

フレン「奈羅花ちゃん!!! 大丈夫だった?」

奈羅花「へいき。」

フレン「よかった...」

戌亥「初めての峰打ちにしては脊髄の損傷もなし。 上出来だね。 よくやった。」

 

おねえちゃんがあたまをなでてくれた。

 

戌亥「あと...尊。家の中に損傷は?」

尊「浴室の窓のカギが少し歪んでただけじゃ。 何も支障はないよ。」

戌亥「...あとで直しとくか。」

 

フレン「よく見たら奈羅花ちゃんすすだらけじゃないですか!? なにかしました?」

奈羅花「バンとケンに手伝ってもらってかげぬいした。」

フレン「この前戌亥さんが見せただけのモノをもう!? 細かいところは良いです!とりあえず、お風呂!!」

 

戌亥「バン、ケン。 ちょっと来いや。」

 

戌亥「文句有りげな上目遣いすんな。お前らが出したスス、ちゃんと自分で掃除せいよ。 ...こいつら、ほんと奈羅花に甘いな...」

 

 

 

 

 

 

 

 

戌亥「検査の結果は?」

警視正「...相当ひどい。 魔力回路のキャパシティを大幅に上回る量の魔力を生産できるように炉に神性が埋め込んである。」

フレン「...神性? なんですかそれ。」

警視正「神...精霊の力の源だよ。 しかし、それにしては妙だな。」

戌亥「妙?」

警視正「神性にしては再活性化された痕跡も検出されたみたいだ。」

戌亥「つまり、一度灰になった神性って言うわけか。 外部的な魔力で神性にまたエンジンを掛けた。それならそうとしか考えられないな。」

警視正「...200年前のあの事件。関わってると思うか?」

戌亥「まだそうとは断じれないな。 兎にも角にも。奈羅花に魔術は使わせられない。それで良いな?」

警視正「しっかり見てやってくれよ。 俺が前進言してた事。 魔術家電系に近づけるなってことに加えて、図書館にもあまり近づけるなよ。魔導書に反応して回路が破裂したなんてシャレにもならん。」

戌亥「...了解。」

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