この素晴らしい月の兎に祝福を   作:キツネくん

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めぐみんさんとカズマさんにおんぶとお姫様抱っこのトラウマをガッツリ植え付けた次の日。

 

「カズマ、今日のばくれて散歩は黒ウサギ抜きで行きましょう、あんな吐きそうになる帰り道は二度とごめんです」

「たしかにアレはもうゴメンだが、爆裂散歩は他の奴と行ってくれ」

 

ギルドでめぐみんさんとカズマさんが私のことをチラチラ見ながらナイショ話をしているのです、気になりますね、それにしても、舐められたものですね黒ウサギの素敵耳はどんな小さな声だって聞き取れる優れものなのですよ。

 

「ちょっと!声が大きいですよ、今日も私が爆裂散歩にいくと知ったら黒ウサギが今日も、私が吐かない走り方の練習に付き合わされて、今日こそあのスピード狂に吐かされてしまいます、なので小声でお願いします」

 

ちょと!スピード狂ってなんっですか!昨日はたしかに飛ばしましたけど、エリス様をおぶったときほど飛ばさなかったのですよ!それになんで皆さん私を狂わせたがるのデスか!

 

「お、おう、でも黒ウサギがワザと吐かせるようなことするか?」

「まあ、私もそう思いますが、でも、あの、吐くギリギリを攻めるようなおんぶはもう嫌なのです!」

「そうか、じゃあ黒ウサギが言うように、爆裂魔法を撃っても歩けるぐらいの魔力を残せるようにスキルを振ろうとか思わないのか」

 

おや、カズマさんには、私の思惑が伝わってるのデスよ、そのまま説得しちゃって下さい!

 

「無理です」

「だと思ったよ、ま、今日は特に予定もないし、爆裂散歩に付き合うよ」

「良いんですか!では行きましょう、すぐ行きましょう!黒ウサギに知られる前に」

 

もう知ってますよ~、カズマさんも説得失敗ですか、大して説得する気無かったみたいですけど、昨日の帰り道も効果なかったみたいデスね、筋金入りですネ、これは作戦をしっかり寝る必要がありますね、しかしどうしたものでしょうか、他の魔法の魅力を知ってもらうとか?無理そうですね、インドラの槍を貸す?いやそれはちょっと、もういっそのこと一回吐かせてしまいますか?一応あの子も女の子ですしそれはちょっと、止めといたほうが良いですよね、難しいです。

すぐには出てこないでしょうし、図書館で魔王軍についてでも調べながらゆっくり考えますか。

 

 

結局いい案が浮かばぬまま、結界の解き方についての進展もないまま、気づいたときには閉館時間になっていた。

 

 

 

数日飛んだある日のこと、めぐみんさんとカズマさんは何時もどうり何時爆裂散歩に行くかを話し合っている、最近はカズマさんも爆裂道の良さとやらが分かってきてしまったらしく、めぐみんさんの、爆裂散歩についていっている、これはめぐみんさんに他の魔法も使ってもらいたい私としては非常に由々しき事態なのですよ、ちなみに魔王城の結界を破壊する方法についての進捗はない、そもそも、魔王軍とは戦争中で、まだ城にたどり着けた人は記録に残っているうちには一人も居ないのだから、この国の王様さえ、結界について知っているか分からない、なので、魔王が出てくる書物の殆どが御伽話で最近の魔王軍についての情報など誰もが利用できる図書館にはある筈がない、これはもう、いま街の近くに居座っている魔王軍の幹部をじんも,,,直接聞くしか無いような気がしてきた、そんな時。

 

『緊急クエスト!緊急クエスト!冒険者客員は直ちに正門に集合して下さい!』

 

 

キャベツの次は何っでしょうか?時期と飛びそうな形で考えるとアスパラガスが有力候補ですかね、でもまあ、畑からサンマが取れる世界ですかれね、サバは足が速いって言いますし、走って来ても驚かない自信があります、さて、今回はなにが来たんですかね?

 

 

 

 

装備を軽く整え正門に向かうとそこには、禍々しいオーラを纏、首のない馬にまたがった、自身の首を小脇に抱えた全身甲冑のデュラハンがそこに居た

 

デュラハンは、スコットランドをはじめとするヨーロッパ北西部一帯で信じられている妖精で、死の気配を嗅ぎつけると、女性もしくは男性で全身を鎧に包んだ騎士の姿で表れ、どんなに逃げようと必ず命を刈り取るとされています、これは、彼ら、彼女らは「死」そのものの象徴であり、死は時と場所を選ばないということを表しているのだと言われています、なので逃げ切ることは死の運命から逃れる事となるので非常に困難なのです、なので、街の前で佇んでいるデュラハンは誰の命を狩りに来ているかはわかりませんが見捨てるわけには行かないので戦うしか無いでしょう。

 

 

「おい、お前たちの中で、俺の城に毎日毎日毎日毎日毎日毎日爆裂魔法を打ち込んでくる頭のおかしい大馬鹿は何処のドイツだ!!!!

 

ま、まずいことになりました、めぐみんさんとカズマさんが、爆裂魔法を毎日撃ちに行く廃城って、もしかして、そう言えば付いて行った二日目の爆裂散歩でもあの城に撃って居て、二回目にしては崩れていないと思いましたがまさかデュラハンが住んでいたとは、もしかして毎日修理してたんですかね,,,なんかシュールですネ、ってそんな事考えてる場合じゃないのデスよ!この感じだとめぐみんさんを殺しに来てるじゃないですか!何とかしてごまかさなくては!

 

「爆裂魔法と言えば、なあ」

「頭のおかしい子っていえば、なあ」

 

まずいのです、秒でバレたのです。

 

めぐみんさんがデュラハンに堂々と近づいていく。

 

「お前が私の城に毎日!毎日!毎日!爆裂魔法打ち込んでくる大馬鹿者か!私が魔王軍幹部だと知ってけんかを売っているのなら、堂々と城に攻めてくるが良い!そその気がないなら街で震えて居ろ!ねぇ何でこんな陰湿な嫌がらせするの?!どうせ雑魚しか居ない街だと放っておけば、調子に乗って毎日!毎日!パーパー!パーパ!パーパ!打ち込んできやがって!頭おかしいんじゃないのか貴様!」

 

今あの人魔王軍幹部って言いましたよね、あの方を捕まえて尋も,,,お話を伺えば結界の秘密も分かるはずなのデスよ!

 

「我が名はめぐみん!アークウィザードにして爆裂魔法を操る者!」

「めぐみんってなんだ、馬鹿にしてるのか?!」

「違うわい!」

 

さすが紅魔族、私達よりこの世界で長く生きて?いるであろう、デュラハンにすら、理解できてないのです、きっと紅魔族は、めぐみんみたいな人が沢山いるんでしょうね、に、賑やかでいいんじゃないですかね?

 

「我は紅魔族の者にして、この街随一の魔法使い!毎日貴方の城に爆裂魔法を撃っていたのは貴方を此処へ誘き出すための作戦、こうしてまんまと一人出てきたのが運の尽きです」

 

「おい、何でアイツ、あんなに強気なんだよ、それに何時から作戦になったんだよ」

と、カズマさん。

 

「うむ、それにサラッとこの街随一の魔法使いと言い張っているな」

と、ダクネスさん。

 

「ちょっと、黙っててあげなさいよ!今日はまだ爆裂魔法撃ってないし、後ろに冒険者が沢山控えてるから強気なのよ、今良いところだから黙ってみてなさいよ」

 

「アクアさん、そこまで分かってるなら言わないで上げましょうよ」

声が大きいせいで、なんか、いたたまれない感じになっちゃったじゃないですか。

 

「まあ良い、私は雑魚には興味がない、これから暫くはあの城に滞在することになるだろうが、爆裂魔法は使うな、いいな」

「無理です、紅魔族は日に一度爆裂魔法を撃たないと死ぬんです。」

 

凄い苦しい言い訳ですネ、もっとうまい嘘はなかったなのでしょうか、ていうかデュラハンさんに怒られたんだから、もう止めておこうとか思わないんですかね?あと、アクアさん、めぐみんさんが挑発するたびにワクワクしないで下さい、コッチはハラハラしてるんですから。

 

「おおい、聞いたことがないぞそんな事!適当な嘘わ付くなよ!どう有っても、爆裂魔法を打つのをやめる気はないと」

「ええ」

 

そろそろめぐみんさんを助けに入れるように準備しといたほうが良いですかね。

 

「俺は魔に身を落としたものではあるが元は騎士だ、弱者を刈り取る趣味はない、だが」

「ふ、余裕ぶっていられるのは、今のうちです!先生ー!お願いします!」

 

此処まで来て、アクアさんに頼るのですか、爆裂魔法しか使えないかそうなるのですよ。

 

「しょうが無いわね~魔王軍幹部だかなんだか知らないけどこの私がいるときに来たのが運の尽きだったわね!アンタのせいでまたもなクエストが受けられないのよ!さあ観念しなさい!」

 

杖を召喚してポーズを決めながら、思いっきり文句を言うアクアさん、さっきまで何事もなく帰っていってくれるはずがったデュラハンさんと、戦う流れになってる気がするのデスよ。

 

「ほう、これはこれは、アークプリーストか、しかし俺は魔王軍幹部、こんな街にいる低レベルのプリーストに浄化されるほど落ちぶれちゃ居ない、どれ、此処は一つ、紅魔の娘を苦しませてやろうか」

「私の祈りで浄化してくれるわ!」

まずい、アレは、ペストさんの黒い風に似ています、きっと死の恩恵を与えるなにかです。

 

って、ダクネスさんがいつの間にか、めぐみんさんたちの方に走っていってしまったのですよ!

私も、疑似叙事詩・日天鎧(マハーバーラタ・カルナ)を召喚して助けに行かないと!

 

「間に合わんよ、

 

汝に死の宣告を、お前は一週間後に死ぬだろう

 

間に合いませんでした、ダクネスさんがめぐみんさんをかばうように前に出て死の宣告を受けてしましました、不味いです、即死対策で、日天鎧を召喚するのにタイムロスしてしまったためでしょう、しかしタダでは転びません、今は、箱庭の成約がないとは言え、インドラの槍と同時に使ってペナルティをくらうわけには行かないので、疑似神格・金剛杵(ヴァジュラ・レプリカ)を取り出し青い稲妻を纏い殴りかかる、

 

デュラハンが腰に下げていた剣を抜き防がれてしまい、そのまま、防がれるとは思っていなかった、神代の縫術で編まれたドレスを身にまとった無防備な私の胸から腹にかけてを切った、痛みを感じたがすぐに日天鎧の伝承どうり不死となり、ドレスも体も再生しているのが分かる。

 

 

「ふむ、なかなかやるようだが、不意打ちで有ったとしても直線的過ぎる、速さとその再生に甘えて技術を磨いていない証拠だな、まだまだ未熟だ」

 

く、言い返せません、たしかにこの脚だけで此処まで戦ってきた感じでしたし、インドラの槍という必殺の一撃があるからと、慢心していたのかも知れません、今のが金剛杵ではなくインドラの槍だったとしても、弾かれてしまって、その上、カウンターを貰ってしまったのだから、箱庭とは違い十六夜さん達はおらず、頼りとなる味方は、何処か残念な人達なのだから私がしっかりしなくては、って今はダクネスさんです!

 

「黒ウサギ下がれ!アクア!黒ウサギの治療を!おい、大丈夫か?!ダクネス!」

「あ、ああ、なんとも無いみたいだが」

「此方も平気なのですよ」

平気みたいですね、では一週間以内に呪いを何とかすれば、ダクネスさんは助かる、まだ何とかなります。

 

「仲間同士の結束の硬い貴様ら冒険者にはむしろ此方のほうが答えるかも知れんな、高魔族の娘よ、そのクルセイダーは一週間後に死ぬ、お前の大切な仲間はそれまで死の恐怖に怯え苦しむ事となるのだ、貴様のせいでな!これから一週間、仲間の苦しむ姿を見て、自らの行いを悔いるがいい」

 

「な、なんてことだ、つまり貴様は、呪いを解いてほしくば、俺の言うことを聞けとつまりはそういうことなのか!」

「ファ?」

ダクネスさーんお話聞いてました?

 

「呪いなどでは屈しない、屈しはしないが、どうしようカジュマ///」

「はい、カズマです」

「見るが良い!あのデュラハンの兜の下のイヤラシイ目を!あの目は、呪いを解いてほしくば、俺の言うことを聞けと、ハードコア変態プレイを要求する変質者の目だ///」

 

そう言えばこの人は頭の中ピンク色でしたね、というか案外元気そうですね~。

 

「ゑ????」

デュラハンさんもう完全に困ってしまっているのですよ。

これは問題をややこしくしないためにも、デュラハンさんをこれ以上困らせないためにもためにも止めたほうが良い気もします。

 

「私の体は自由にできても心まで自由にできると思うなよ//城に囚われ魔王の手先に理不尽な要求をされる女騎士とか///どうしようカジュマ///想像以上に燃えるシチュエーションじゃないか///」

 

チョ、この人ホントに付いていきそうなんですけど!

 

「行きたくはない//行きたくはないが///ギリギリまで抵抗してみるから///邪魔はしないでくれ///いってくりゅ///」

 

「行かないで下さいダクネスさん!」「そうだ!デュラハンの人が困ってるだろうが!」

ちょダクネスさん力強!ホントに呪われてるんですか?!

「はーなーせー///行かせてくれー///止めてくれるなー///」

「ちょっと一回落ち着いて下さいませ、このおバカ様!」

ギフトカードからハリセンを取り出し、思いっきり振りかぶり、ダクネスさんの頭に叩きつける

「ウゥン///黒ウサギ、止めてくれ、今殴られると、気持ちよくなってしまう///」

やっぱこの方おかしいのですよ!なんで今ので気持ちよくなれるのですか!

 

 

「と、とにかく!!もう俺の城に爆裂魔法を撃つのはやめろ!そしてそこの紅魔族の娘よ、クルセイダーの呪いを解いてほしくば、俺の城へ来るがいい」

「なんかこの流れで聞くと、ロリコンみたいだな」

「ちょっとカズマさん!空気読んでください!それに余計なこと言ってややこしくしないでほしいのです!デュラハンさんが困ってるのデスよ!」

話が進みません!なんでカズマさんまで巫山戯だしちゃうんですか!

 

「おい、俺の話を聞け!!良いか紅魔の娘よ、俺の所へ来ることができたなら「ハードコア変態プレイ」やろう、おい、貴様!なぜこの状況で巫山戯られるのだ!解呪だ!解呪!」

ハリセンを大きく振りかぶり今度はカズマさんにフルスイング!

「何なんですか!カズマさん!ちょっと黙ってて下さいまし!」

 

ホントに話が進まないのです!なんかもうアクアさんなんて退屈にいてるのですよ!話をもっとしっかり聞くべきだと思うのデス!結構大事なお話をしてる気がするのに、何で緊張感がないのですか!十六夜さんでもこう言い場面ではもう少し真面目にして,,,居ない気もしますが、あの人は色々考えてるからまだ救いはあるのデス。

 

「いいか貴様等!そのクルセイダーの呪いを解いてほしくば俺の所まで来い!貴様等にたどり着けたのなら、約束どうり呪いを解いてやろ、まあ、たどり着けたらの話だがな!いいな!俺は帰るからな、もう爆裂魔法撃ち込むんじゃないぞ!いいな!」

 

そう爆裂魔法を撃つなと念を押して去って行った、まあ、あの状況なら帰りたくもなるだろう、とりあえずは街が滅ぶようなことに成らなくてほんとに良かった、しかし、ダクネスさんの呪いを 解いて貰う必要があるので城へ行かなくては、でも、あの不意の一撃を防ぐほどの相手です、なんの準備もなしにいくと負けてしまいそうです、スキルだけでなく訓練もしたほうが良いかもしれません。

 

 

 

「おい、めぐみん、何処いく気だ」

「ちょっと城まで行って、アイツに直接、爆裂魔法を打ち込んでダクネスの呪いを解かせてきますよ」

 

めぐみんさんだけでは無茶だ、でもこの子は、仲間の、ダクネスさんのために戦いに行くつもりだ、これは勝てるかどうかは微妙デスが、手伝わないわけには行きませんね、めぐみんさんの爆裂魔法なら脚さえ止められれば、当てられますし、勝てるかも知れませんね。

 

「俺も一緒にいくぜ!大体、毎日一緒に行っておきながら、アレが幹部の城だと気づかなかった間抜けだしな」

「カズマ、では一緒に行きますか、でもアンデットには武器が効きづらいので、私の魔法がメインになるでしょう」

「私もお供するのデスよ!アンデット弱い敵相手に爆裂魔法を撃って終わってしまわないように、私が魔法で支援するのですよ!」

「黒ウサギ、でも貴方は傷が、あれ?」

「そ言えば、黒ウサギお前、切られたよな、アクアのヒールで回復できるのは傷だけだと思うんだが、っていうかそのドレスはなんだ?」

そう言えば、皆さんの前でこれはインドラの槍を使っていたためこれは使っていませんでしたね。

 

「フフン、これは、我が主神、帝釈天様より授かった、神格が宿った鎧、インド神話の黄金の鎧のレプリカ、疑似叙事詩・日天鎧なのですよ!」

「主神?貴方は眷属かなんかなんですか?それに、たいしゃくてん?聞いたことありませんね」

あ、コッチの世界には箱庭の神話は通用しませんでしたね。

 

「インド神話?、そう言えばあの槍、インドラの槍って言ったけか、なら黄金の鎧って確か不死の鎧だったよな、まさか不死になる、なんて事は無いだろうから、再生する服ってことで、黄金の鎧って事だよな?」

「いえ、この鎧は、不死身の英雄、カルナ様の伝承を元にした鎧なので装備者を不死にしますよ」

「嘘だろ?」

「ちょっと刺して見ますか」

「いや、いい」

うむ、信じてもらえてないみたいなのですよ、まあ、いきなり箱庭の外で、私は月の兎で帝釈天様の眷属だ!なんて言っても痛い子ですよね、この感じだと実年齢200歳越えてることも信じてもらえそうに無いですネ。

 

「まあいいや、黒ウサギが付いてきてくれるっていうのなら心強い」

「よくわかりませんが、黒ウサギがちょっと痛い子ってことで納得しときます、あ、トドメを刺すのは私の爆裂魔法ですからね!」

「私もそのつもりですよ、インドラの槍と黄金の鎧は同時に使えませんから、トドメはお願いするのですよ!」

さて、そうと決まれば善は急げです、ギフトカードにある程度保存食が入っているので、このままいちゃいましょう。

 

「待ってくれ、やめるんだ三人とも、私のために、行かないでくれ」

無理な相談ののですよ!

「おいダクネス、呪いのことは俺たちが絶対に何とかしてやる」

「そうなのですよ!なので貴女は城へ行こうとせずに、街で大人しくして居てほしいのです」

「ええ、ですから、安心して待っていて「セイクリット・ブレイクスペル!」」

アクアさんがダクネスさんに向けて魔法ろ使いました、良いことのはずなのにすごく嫌な予感がするのですよ。

 

「ゥ、アアアアーーー、ああ~~~」

なんか浄化されましたね、性癖ですよね?呪いじゃないですよね?いえ、呪いが浄化されたらすごく嬉しいのですけど、なんというか、あの、えーと。

 

「凄いでしょ!私にかかれば、デュラハンの呪いなんてチョチョイのちょいよ、ねえねえ、今すごくプリーストっぽくない!」

 

『うをオオオオオオ』

 

冒険者さんたちの歓声がアクアさんに注がれる、いやこれで問題解決なのデスよ、でもそれでも、そんな凄いことが出来るならもっと早く言って欲しかったといいますか、これでは勝手に盛り上がっていた私達のやる気は何処へ向ければ良いのですか!!

 

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