入試試験から1週間程が経つ。
筆記試験は家で自己採点をしたときに、間違いが見つからなくて逆に不安で、俺史上初の40.2℃という知恵熱のようなものを出した。次の日には回復していたから良いのだが、それにしても40℃は辛かった。
今はバンドの新曲のコードをメンバーに渡して、試しに合わせて少し編曲とかをしてきた帰りだ。次の曲のテーマは何にしようか考えながら帰っている。前々から作りたかった、憧れに向かう人の素直な気持ちを描写して寄り添う曲が作りたい。
あれやこれやと悩んでいたら家に着いていた。
「ただいま」
そう言って手洗いうがいをして、自室に向かう。
自室の机の上には母が置いてくれたのだろう、雄英からの手紙があった。緊張してすぐに開ける気にはなれず、キッチンへ行ってコップに氷を入れジンジャーエールを注いだ。
そして深呼吸を一回して手紙を開ける。
この機械はなんだ?
とりあえず机に置いてかんさt…
「私が投映された!!!」
いきなりオールマイトが出てきたぁぁ!
「私は雄英に勤めることになった!
君は筆記試験満点、実技試験67点。文句無しの合格だ!
だがね、これだけじゃないのさ!
先の入試!見ていたのは敵Pのみにあらず!
救助活動P!!審査制さ!
鍵無彗仁、君は50P!まあもともと合格だったがね!
鍵無少年! ここが君のヒーローアカデミアだ!」
……あ、終わりか。 良かった。
早速、色んな人に報告しなくちゃ!
俺は部屋を出た。
ーー 場所は変わり雄英高校 ーー
「実技総合の結果出ました!」
「1位の子、すごいな!合計117ポイントだろ!それにあれを木っ端微塵にしたんだろ、アメージングすぎるぜ!」
「2位の子は救助活動Pが0で77か、タフネス!」
「8位は対象的だけど、ブッ飛ばしたのを見たのは久しいね。」
「思わず YEAH!って言っちゃったからな」
…………
ーー 鍵無家 ーー
「おめでと〜!」
俺の合格パーティー中。パーティーと言ってもケーキを食べているだけだ。
「ありがと」
俺はケーキを食べ笑顔でこう言い、自室に入る。
これから忙しくなる。まずはバンドで出演しているラジオの録音をたくさんする。入学してからの忙しい4月の分だ。そうすれば、公開収録までラジオの用事はなくなる。
それに新曲を作ったり、家から雄英まで遠いので、雄英とスタジオの中間地点より少し雄英よりのところに一人暮らしを始める。そのための荷物整理とか、いろいろやらなくてはいけない。
そして3月にはライブが控えているから、バンドで合わせをしつつ、入学してからのために予習復習、トレーニングをしっかり行う。
てんてこまいだ。
でも俺は忙しい方が頑張れるタイプだ。次から次へとやることがないとやる気が出ない。
あ、新しいバンドTのデザインが送られてきてたな、後で見ないと。
今、すごい忙しい。でも楽しい。
耳郎も合格したかな…?ふと彼女を思い出す。
きっと合格していると信じている。
だから、新曲は耳郎を想って作ろう。
俺はペンを取って、詞を書き始めた。
《バンド設定》
バンド名 jokers
メンバー名
ボーカル&ギター(オリ主) レッドスペード Jack (個性:ロック)
キーボード ブルーハート Queen (個性:花)
ベース グリーンクローバー King (個性:楽器)
ドラム ブラックダイヤ Ace (個性:ディール)
ロックバンド
中1で結成。結成3年目。メジャーデビュー1年目
有名、人気の注目若手バンド
耳郎ちゃんはこのバンドをインディーズの時から応援している。
現在、テレビでの歌番組には出演していない。
基本、CDとライブだけの活動。
デビューして半年、週1で日曜日の14時からラジオ、『jokersのトランプゲーム』というのをやっている。基本は録音放送。
MG、プロデューサーは、ドラムのAceの父親がやっています。