くくく、チート転生者のこの俺に勝てるわけが……ぐふっ!? 作:とある達人の筋肉無双
入院中暇なので描き始めました。
プロットも、設定集も、ストックもありません。
エタるの前提でよろしくお願いします。
1.
「と、言うわけでお前さんは死んでしまったのじゃ」
と俺がヤクザにボッコボコに殴り殺されるシーンを丁寧に解説した目の前の爺さんはどうやら神らしい。
なんで俺がヤクザにボコボコにされたかだって?
100%俺の両親が借金を踏み倒そうとしたのが悪い。
600万円もヤクザから借金踏み倒すとか頭おかしいとしか言えない。
「で、お主は特別に何か3つの特典と記憶と知識をもって転生できるが何が欲しい?」
「え? まさか神様転生ってやつですか!? という事は俺って手違いで死んだとかそういう?」
「なわけないじゃろ、そもそもお前さんのいた世界には
お前さんが特典をもって転生するのは全能たるワシが決めた事じゃ、気分での」
「気分かい!?」
さすが神。
気分一つで特典付き転生とかやばいとしか言えねぇな。
「で、何をもって転生するのじゃ?」
「何度でも死の淵から蘇る事で戦闘力が大幅に成長する能力とこれでもかという程の圧倒的な武術の才能と死にさえしなければどんな怪我や病気、毒からも一日で回復できるような超再生力が欲しい!」
もう決まっておりそれはこの3つだ。
野菜人ことサイヤ人の特性と圧倒的な治癒力、ついでに武術の才能さえあれば範馬勇次郎ムーブが狙える。
来世では単身でアメリア合衆国に喧嘩を売ってやるぜ。
「ほう? 要はヤクザだろうがなんだろうがボコボコにできるレベルの力が欲しいということじゃな?」
「成長のしない
「うぬ、では達者でな」
そう神様が言うと俺の視界は徐々に真っ暗になって行った。
2.
「おぉぉぉぉおぎゃァァァァ!」
「よしよし、いい子いい子」
目が覚めたら転生していた。
な、何を言っているのか分かんねぇとは思うが俺にも何が何だかさっぱりだ。
だが、とりあえずこれだけは分かる。
ここは日本だ。
圧倒的日本!
それもちょっと昔の日本で西暦1983年だ。
ビットコインが世に出るのは2009年だったので26歳と普通に仕事もできる年齢なので割と良い年代に生まれたと言える。
今くっそバブルなお陰で両親共にモロに大金持ちなので今のうちに現金で貯金させる習慣をつけさせておきたい。
銀行破綻とかまじで笑えんからな。
まあ、しばらくはバブル景気真っ最中なので両親に頼み込んで伝説の武術家とかそういう人から武術を教えて貰うなんて事も可能だろう。
俺が目指すは流水岩砕拳みたいな感じの攻防一体の戦闘スタイルだ。
最低でもガロウさんみたいに銃弾くらいはヌルヌルと流せるようになりたいところだ。
「オギャァァァ!」
「よ〜しよし」
今は何もできないがな(`・ω・´)キリッ
3.
あれから5年程の月日が経った。
現在の俺は学力大学4年生レベルの天才扱いされている5歳児ってところか?
元々の俺が高校3年生だった事と、子供の頃は記憶力がめちゃくちゃ良いぽいので両親が雇った家庭教師が教えてくれる事は1発で覚えられる事が大きく影響している。
チート無しの転生者でもこれだけあれば十分に活躍できるだろう。
そんな感じで勉強がひと段落着いた事もあり、両親に護身術を習いたいと言えばあっさりとOKされた。
養神館か極真会館が良かったのだがそのどちらもないらしい……なんでさ!?
そんなこんなで加入させられたのはどこにでもありそうな近所のにある空手教室。
毎日15時から17時までの2時間だけやっている子供向けの空手教室だ。
(´・ω・`)
幸いにしてこの体はかなり物覚えが良いし適当に頑張るか。
「君、かなり小さいけど大丈夫かい?」
「あ、お構いなく、素手でアメリカを倒せるくらいを目指してますので全力でお願いします」
「あはは、素手でアメリカを、ねぇ。
君面白いね」
俺の目指すところは『核にも負けず』だ。
核にも負けず、毒にも負けず、病魔にも寿命にも負けぬ。
丈夫な身体を持ち、負けはなく、決して死なず。
いつも笑顔で嗤っているってね。
「じゃあ軽く体験してみるかい?」
「おい、藤村……相手はまだ5歳児だぞ? しかもあの東坂社長のご子息だ、怪我させたらタダじゃすまねぇぞ?」
「安心してください。
傷の治りは早いので、死ななきゃ次の日にはピンピンした状態で復帰しますよ」
神様のくれたチートの内2つは確認済みだ。
腕をへし折っても足をへし折っても一眠りすれば元の通り、いやちょっとだけ頑丈になって帰って来る。
しかも、筋肉痛にもならなければ風邪やインフルにすらかかる事がないとかいうチートスペックだ。
それが分かってからというもの毎晩毎晩ひたすらに自分の体の骨をバッキバキに砕いたりしていたお陰で痛みには慣れた。
最初の一回目が一番怖かったし、その一回が一番痛かったが人間安全だと言うことが分かっていればどうということはないようで今では痛みを食らってもそのまま笑顔でいられる程だ。
ほら、ジェットコースターやバンジージャンプだって最初の一回目は怖いがその1度さえやってしまえばすぐになれるだろ?
腕を折る痛みも、包丁を体に刺す痛みも結局は慣れるものでしか無いわけだ。
「ほら、この子もこういっている事だし良いんじゃないかな?」
「ったく……藤村、てめぇが一番強いんだからしっかりしろよ?」
「はいはい、カッコイイ所を見せて上げますよっと。
それじゃあ君、やろうか?」
「はい、手加減なしでお願いします」
そういうと藤村さんは構えを取ってこう言った。
「好きに攻めてきていいよ」
ならば我が生涯(計23年)の成果を見せつけてやろうではないか!
「てやァァァっ!」
「うぉおっ!?」
体格差があるので打撃面では圧倒的に不利。
つまり、俺が選ぶのは投げや崩し一択。
相手の重心を崩すようにして膝下のあたりに体全体を使って全力で当身を行う。
相手がそれで一瞬でも崩れれば良し、押す力に抵抗しても良しだ。
そして相手が押し返してきたならば、その瞬間を見計らって引っ張る!
4.
手押し相撲を経験した事はあるだろうか?
相手の手を手で押し、そして動いた方が負けという非常に簡単なゲーム。
藤村の受けた感覚はあれで避けられた時に近かった。
そう、一気に重心を崩され一瞬で転びそうになるあの感覚だ。
だが、ここで忘れては行けないのが藤村がそれなりに武道を嗜んだ者であるという事だ。
「ふん!」
「ぐふぉおッッッ!!!」
体格差、体重差があるので多少崩されようが攻撃をして相手を振り払えばいいのだ。
反射で体がつい動いてしまった藤村はそのまま、いやむしろ自分から体を倒しながら掴まれている方とは逆の左足を使って目の前の少年を蹴り飛ばした。
少年はそのまま吹っ飛んでいき壁に当たって床に崩れ落ちた。
「ちょ、おい藤村!? 今モロにアバラに入って吹っ飛んだぞ!?」
「あ、や、やばっ!?」
「やべぇですむかよ! あれじゃあ最悪死ぬぞ!?」
そう言って二人は東坂少年に目を向ける。
するとそこにはぴくぴくと震えるものの、笑顔で立ち上がる少年の姿があった。
5.
い、痛い。
めっさ痛い。
俺以外の5歳児だったら死んでるねこれ。
初めと比べればかなり強化されている筈の俺の肋骨はボッキボキ。
脊髄は辛うじて無事だが、まさに死の淵という言葉がピッタリだろう。
何あの容赦のない蹴り。
手加減なしでとは言ったがあんなに強いのか……。
いや、というかやべぇガチで肋骨がくい込んで痛い。
吐き出しそうな血を飲み込みつつも気合いを振り絞ってそのまま立ち上がるが、もうフラフラでいつ倒れてもおかしくない。
「あ、あは、は……も、物凄くお強いですね」
「き、君……あれ受けて立てるの?」
「ええ、かなりフラフラですが……ちょ、ちょっと今日はこれで失礼します。
特訓して出直して来ます」
意識が朦朧とし始める中、気合いを振り絞ってそう告げるとそのまま200m先にある家のお布団まで走り抜いた。
アンケートが使えるかのテストも兼ねてます。皆様はこの小説をどこで知りましたか?
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5、それ以外