雪音クリスがやってきた   作:白黒犬カッキー

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番外編
マリアの誕生日


「和さん!和さん!」

 

「ぶふぅ!?・・・ってぇ!なんだ突然!?」

 

少年の部屋の扉を思いきり開けて乱入する切歌に優雅にCCレモンを飲んでいた少年は椅子から転げ落ちてそしてCCレモンを全身に浴びて驚きながらも切歌の方に視線を向ける。

 

「聞いてください!今日はマリアの誕生日デスよ!」

 

「マリアさんの?」

 

手をパタパタさせて大袈裟に伝える切歌に少年は起き上がってカレンダーを見る。

 

(そうか・・・今日は8月7日。マリアさんの誕生日だったな)

 

「あ~そう言えばそうだったね」

 

「デス!デス!」

 

そう言って切歌は頷いて少年のベッドに正座して座れば少年は何故そこに座るのか疑問に持つがとりあえずはなしを聞くことにする。

 

「・・・つまり、マリアさんの誕生日プレゼントを用意したいけどあんまりこの町に詳しくないから案内をして欲しいと」

 

「そうゆう事になるデス」

 

切歌からの説明を一通り聞いてから少年は纏めあげて問いかけると切歌は頷くのだが少年は1つ疑問に思ったことがあり、問いかける。

 

「それはわかったけど・・・調ちゃんは?切ちゃんの事だから一緒だと思たんだけど」

 

「あ~・・・調はデスね・・・」

 

「・・・?」

 

いつも一緒にいる調がいないことが気にかかり聞いてみると切歌は気まずそうな顔になり少年は首をかしげる。

 

 

「実はデスね・・・その事で調と『健太』と一緒に相談しててアタシが気を利かせて二人っきりにしちゃったのデス」

 

「・・・え?・・・え!?」

 

モジモジとする答えてくれる切歌に少年は気の抜けた返事をした後驚愕する。

 

「調ちゃんと健太が!?」

 

「そうデス・・・ホントは3人で行っても良かったんデスけど・・・健太と話してる調の顔がとても嬉しそうだったから・・・」

 

 

どうやら切歌は二人の楽しそうな様子を見てそれなら二人でと気を利かせて自分は少年に頼むことにしたようだ。

それを聞いた少年はしょんぼりとした顔でいる切歌のあたまを優しく撫でてあげる。

 

「健太の為にありがとな」

 

「調の為デス」

 

「あっはい」

 

お礼をを言ったつもりが即座に手を払い除けられて少年はしょんぼりするが直ぐに気持ちを切り替える。

 

「じゃあマリアさんの為にプレゼントゲットしにデパートに行きましょうか!」

 

「了解デース!」

 

ポンっと手を叩いて提案をすれば切歌も頷いて手をあげる。

 

「その前にシャワー浴びてきても良い?CCレモンで身体べったべたなんだよ」

 

「なんでCCレモン身体に浴びてるんデスか?」

 

「お前のせいだよ!?」

 

 

 

 

 

 

 

==========そして時は夕刻============

 

「マリアさん誕生日おめでとうございます!!」

 

パァン!

 

っと響の号令によりクラッカーが鳴り誕生日パーティが開催される。

 

「みんな・・・ありがとう!」

 

それぞれがプレゼントを用意していて主人公であるマリアは嬉しそうにしていた。

 

「マリア!これどうぞデス!」

 

切歌の番になりマリアの所に向かうと袋の入った小包用意する。

 

「和さんと一緒に選んで来たデス!」

 

「ありがとう、切歌。・・・へ~和と行ってたのね」

 

「和君?そこんところ詳しく」

 

「あれ?二人ともなんで俺に視線向けてんの?」

 

切歌の発言で二人の視線が少年に集中し、響は少年の後ろから肩を掴んで問い詰めようとする。

 

「なんで切歌ちゃんと二人でぇぇぇ!私も誘ってよおお!」

 

「だってお前呼ぶとめんどくさいってか揺らすな揺らすな」

 

涙目で少年の肩を揺らして抗議する響に少年は揺らされながら答えて離れる。

 

「めんどくさいって言われた・・・和君に言われた・・・」

 

「まあまあ、和雪君もそうゆうときってあるよね」

 

膝をついて項垂れる響に背中をさすって宥めている未来。

 

「あはは・・・ねえ良かったら開けて見ていい?」

 

「良いデスよ!」

 

そんなみんなのやり取りを見て微笑えんでからマリアは切歌に開けても良いかと尋ねて切歌は頷いてマリアはそれを開ける。

 

「あっこれって・・・」

 

小さい包みを開けるとそこに入っていたのはペンギンのぬいぐるみだった。

 

「ペンギン・・・」

 

「デスデス!いつか聞いたときペンギンがどうのって言ってたからこれがいいと思ったのデス!」

 

「まあこれ支払ったの俺ですけどね」

 

マリアはペンギンのぬいぐるみを抱えて切歌の方を見ると胸を張ってエッヘンと答えその横で少年がジト目で見ていた。

 

「二人ともありがとう・・・」

 

「やったデース!・・・」

 

「良かったな」

 

二人にお礼を言って二人はやったねとハイタッチをしてるのを見てマリアは微笑み再度ぬいぐるみを見る。

 

「じゃあ次は俺かな・・・と」

 

「あら・・・なにかしら手紙?」

 

少年がプレゼントを取りに行こうと抜けてその間にマリアはぬいぐるみの手に封の入った手紙を見るける。

 

「あっこれはデスね、マリアが喜ぶと思って用意したデス!」

 

「私が喜ぶ物?・・・!?」

 

そう言ってマリアが手紙を見ると数枚の券が入ってるのを見つけそれを見た瞬間固まる。

 

「あれ?どうしたんですかマリアさん・・・」

 

「お待たせええ!?」

 

響が心配そうにマリアの顔を覗き込んでいるところに少年がやってきて少年が声を掛けるとと同時にマリアの姿が消え気が付けば少年を抱きかかえていた。

 

「良し!切歌ありがとう!」

 

「え?・・・え?・・・いったいなにいいいいい!?」

 

そう言ってマリアは少年を連れて何処かに消え去ってしまいその奥から少年の悲鳴が聞こえてくる。

 

「ねっねえ切歌ちゃんなにを渡したの?」

 

恐る恐る響が質問をすると切歌は笑顔で答える。

 

「なんと和さんを弟にできる券なのデス!」

 

「・・・え?」

 

笑顔で答える切歌に響達は首を傾げてさらに続けて・・・

 

「こうゆうものがマリアが好きと言っていたし和さんもこれが好きと聞いたからお互いにwinwinになると思ったのデス!」

 

「それって・・・和雪君は隠してたやつなんじゃ・・・」

 

姉・妹系の同人誌を良く揃えてた少年の私物をマリアがよく見ていたのでと天才ばりな顔で説明する切歌に未来が答えるがもうマリアを止められるのはいない為、次の日にはやけに肌艶の良いマリアの姿とやつれた少年の姿を見る事となる。

 

 

 

来ちゃいましたシリーズR18欲しい?

  • 響編
  • クリス編
  • 二人編
  • あれ?やらない選択しないんですが
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