「みんな俺の事変態だと思ってない?」
やったね少年掴みは完璧だね♬
「それを作ったのはお前だろうに」
ジュ~・・・・
「いやー、まさか雪音さんが現代世界に来るとは思わなかったなぁ」
トントントン・・・
「ずいぶんと冷静に言うけどこれ、かなりやばい事だぞ?」
ジュ~・・・サッサ・・
「そうだけど今の俺じゃ考えたところで答えなんて出ないよ。ただの一般ピーポーに出来ることなんてたかが知れてるわけだし」
トロー・・・
「まあ確かにそうだけどさ・・・」
コト・・・
「ハイ、お待たせ・・・」
「・・・ありがと」
気絶から復活した少年は起きてからまだ朝食を作ってなかった為良かったら食べる?とクリスに提案し、クリスはそれに賛成し食卓を二人で囲むことになったのだが。
「なあ、アンタ・・・親は?」
周りを見たクリスはどこかいた形跡はあるのだが少年の親がいないことに疑問を持ち少年に質問をする。
「両親なら今タイにいるよ、母親がタイの人で父親が日本、そして俺はハーフでございます」
「へぇ全然ハーフってのには見えないけど」
「そりゃね、育ちのほとんどは日本だし言葉だってタイ語はからっきしよ。まあ、なんて言っているのかは感覚で分かるんだけど」
「でっなんで両親だけで?」
「ばあちゃんの葬式だよ、俺は幼少期しか関わってないし向こう行ってもなってやめた」
そう言って少年は朝食を持ってきて食卓に置いていく。
朝食メニュー
ご飯・コンソメスープ・チーズハンバーグ
「・・・ごめんなさい」
「・・・?・・・ああ、大丈夫だよ。俺は別に・・・高校もあるしね両親いないぶん好き勝手できるし・・・ほら早く食べて、冷めちゃうぜ」
謝るクリスに平気な顔で答えては早く食べてと催促する。
「わかった・・・いただきます」
「召し上がれ・・・」
食べるクリスを見ながらじっくりと眺めうんうんと笑顔で見れば、少年も食べ始める。
「・・・うま!このハンバーグ凄いうまい!」
「おっホントか!いやあ雪音さんに絶賛されるとめっちゃうれしいねえ!」
もっもっっとハンバーグを頬張るクリスを見てめっちゃ可愛いと思い。
「めっちゃ可愛い・・・」
「・・・また、言ってる」
ジト目で見て来るクリスにあっやっべと笑って見せて、食事をする。
「ほんとに・・・そうゆうのは好きなやつに言ってやれよ・・・」
何度も言われ続けてもまだ慣れないのか頬を赤くしながらスープを啜ってはこの顔も見られたくないとそっぽを向く。
「・・・?俺は雪音さん一筋ですが?」
「・・・!うっさい!静かに食わせろ!」
「へい・・・黙りまーす」
クリスに布巾を顔面に投げつけられ静かに食べることにする少年。
布巾が顔にへばり付いた為、その時のクリスの赤面顔は見れなかった。
頬張って食べるクリスちゃんも可愛い(天を仰ぐ少年
来ちゃいましたシリーズR18欲しい?
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響編
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クリス編
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二人編
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あれ?やらない選択しないんですが