「くそっ繋がらねぇ!」
「ちょっと、おい!」
「え?和君?」
少年の動きは速かった。国際電話で両親につなげようにも案の定繋がることはなく、それでも電話を続ける姿はとてもひどく、それを見た響は察してしまったのかクリスに問いかける。
「クリスちゃん・・・もしかしてニュースにでてた犠牲者って・・・」
「ああ・・・アイツのパパさんとママさんだ」
そう言ってクリスはこの部屋の中にある額縁を響に見せるとニュースで出てきた顔と一致し、驚愕する。
「嘘・・・」
信じられないように見てから響は少年を見ると少年はうなだれるように座り込んでいた。
「・・・なんで・・・繋がらないんだよ・・・」
「和君・・・」
「・・・」
繋がらない携帯を握りしめては俯き、響は少年の背中を優しくさすってやり、クリスは何かと重なる事があるのか何も言わずただ少年を見る事しかできなかった。
「これから・・・どうすればいいんだよ・・・誰か・・・誰でもいいから・・・教えてくれよ・・・」
この時ある異変にクリスと響は気づく。少年の手に握られている携帯、スマホが光りだしていたのだ。
「おっおい・・・それ」
「和君・・・それって」
「・・・え・・うぁ!?」
二人の指摘に気付いた少年は携帯を見ると少年も光に気付き、気付くと同時に強い閃光が三人の視界を真っ白に染め上げる。
「うっなに・・・が・・・!?」
「・・・うそだろ・・・」
「二人と大丈・・・夫・・・え?」
三人の視界が元に戻るとそこに驚く者がいた。
「いたた・・・切ちゃん大丈夫?」
「ぅぅ・・・何が起きたデスかぁ?」
「私にもわかないわ・・・」
「ここはいったい・・・!雪音か!?」
「先輩じゃないか!」
「響ぃ!」
「未来!」
「これは・・・転移、ですか?」
そこにいたのはマリア、切歌、調、翼、エルフナイン、未来のシンフォギアの主要メンバーがおり、この部屋に全員がそろう事となった。
「響!心配したんだよ・・・クリスと一緒に行方不明になったからずっと探してんだから」
「ごめん、未来・・・でも、今はそれどころじゃないんだ」
「え?それってどうゆう・・・」
そう言って響は少年の方を見て未来達もつられて少年の方を見る。
「えっと貴方は?・・・」
「なんで・・・みんなが・・・!?」
少年はなにかに気付いて自分の口に手を当てる
「まさか・・・まさか・・・!」
少年は思い出す。クリスがどうしてこっちに来たのか。
『クリスが欲しい』
響がどうしてこれたのか。
『クリスを一人で寂しい思いさせたくない』
そして最後。
『誰か・・・誰でもいいから・・・教えてくれ』
此処にいる皆ある条件からこちらの世界に来ていた。では条件とは、それは・・・
「もしかして・・・俺が、願ったからか・・・!?」
それに気づいた瞬間ドクンッ!と少年の心臓を掴むような感覚におちいり、その場に倒れこんでいき苦しみだす。
「・・・!・・・和君!」
「あっ・・・がぁ!」
「おい、どうした!」
響とクリスが同時に少年の元に寄りそれに続いて他の者達も近寄る。
「デデデース!?」
「どうゆうことなの二人とも!?」
「いやそれよりもこの少年を!」
他も慌てて少年を見ておりもうこの部屋はパニックにおちいってしまった、そんな中少年は口にできない状態で苦しみ視界が悪くなり、皆を見て
(そうか・・・俺の・・・せいなんだな)
そう意識した瞬間、少年の意識が消える。
ついに全員来てしまった。
林間学校行くならどっち?
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京都
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沖縄